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第二章【TWCR始動】


第六話【予選開始】


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 「そう・・・それは危なかったわね。そんな危険な所にあの子達を行かせちゃったのね、私・・・」
アラララギ博士は落ち込んだように言う。
 「まさか街全体が占領されてるだなんて誰も予想しないさ。仕方ないよ」
裕貴が彼女を励ます。
 「そうそう。それに結果的には皆無事帰ってこれたんだし良かったじゃん。アジトの場所も突き止められたし」
翼が呑気そうに言う。
そんな彼に対し奮起する者が出るであろうという予想は現実となった。

 「無事だなんてよく言うわ、美音は気失ってたのに。まさかあんたが何かしたんじゃないでしょうね?」
紫音が鋭い目付きで翼を睨む。
 「気失ってたというか、疲れて寝込んじゃってただけだよ。そして俺は何もしてない」
 「美音を背負ってニヤつきながら俺らの前に現れた癖に」
 「あ、彰それは・・・!」
その場にいた全員が翼から離れた。
 「翼君・・・」
 「サイテー」
 「お前そーゆー奴だったのか」
 「この年頃は仕方ないよ」
つきさっきまでハイテンションだった翼は急激に沈んでしまった。

 「まぁその話は置いといて、今日あった出来事をもう一度最初から最後まで話してくれるかしら? 話を整理したいの」
と、アラララギ。
 「はい。まず僕達は3チームに別れ、ブラックシティの北側、東側、西側をそれぞれ探索しました。
北側へ向かった自分は黒の摩天楼付近で大勢の下っ端に見つかり、逃走。
振り切るのは容易でしたが、後の2チームが心配だったので撤退信号を出しました。
一応、下っ端があんなに溜まってた時点でアジトが近くにあるのは確定しましたしね。
しかし、彼らが中々ブラックシティのゲートに来ないので、最初に西側を探しにいったら丁度翼が美音を背負って東へ向かってるところでした。
僕も彼らに合流して東へ向かったら残りの二人がいた。そして、ここへ戻ってきました」

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最終更新:2014年02月27日 20:54