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 「・・・お疲れ、スターミー」
二匹目のポケモンが私のモンスターボールに吸い込まれた。
これで残るは一匹・・・・
この子にかけるしかなかった。
 「お願い、ヘラクロス!」
 「ヘラクロース!」
最後の希望、ヘラクロスは猛々しくフィールドに立った。

 「おやおや、これは厄介な相手だ。ノクタスじゃ倒しきれないな。
だがこれならどうだね。道ずれ!」
ノクタスはの廻りを黒い影が覆い始める。
恐らく相手は道ずれの準備を始めた。
しかし・・・。
 「ヘラクロス、メガホーン!」
先制したヘラクロスのスピードには敵わず、道ずれは失敗に終わる。

 「チッ、失敗か。戻れ、ノクタス」
一撃で瀕死状態になったノクタスは、持ち主のモンスターボールに吸い込まれた。
 「これで一対一。なんとか最初の失敗は取り戻せたわ」
次の相手のポケモンによって勝敗が決まる。
緊張感が更に増した。

 「行け、デスカーン!」
小次郎の最後のポケモン、デスカーン。
それはヘラクロスの苦手なゴーストタイプを持つ。
格闘、虫タイプの技はどちらもゴーストタイプには相性が悪いのだ。
太刀打ちできそうな技はストーンエッジ一つしかないが、それだけではデスカーンを倒すことはできない。
デスカーンというポケモンは耐久に長けていて、生半可な技―――タイプ不一致の技じゃ相手を倒すことは難しい。
しかし、希望はあった。相手があの技を使ってくれれば――――。

 「とにかく今は攻撃しまくるしかなさそうね。ヘラクロス、ストーンエッジ!」
ヘラクロスの放ったストーンエッジはデスカーンの棺に当たり、簡単に砕け散る。
ほとんどダメージは与えられてない。
 「ふふん、効かないねぇ。これで更に攻撃力を半減してあげよう。鬼火だ!」
―――――来た!
デスカーンの蒼白い炎がヘラクロスに襲いかかった。
ヘラクロスの体が赤く染まり、視覚だけでも熱が籠っているのが分かる。


 「・・・勝った」

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最終更新:2014年02月27日 22:17