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ブースター「わふっ」
サーナイト「マスター、ブースターが何か見つけたみたいですよ」
セリ「なになに?」
ブースター「わふぅ」つ[赤い上着]
セリ「……レッドが旅の最中着ていた上着みたいね」
ナツメ「なんと」
ナツメ「……確かにレッドのものらしいな」クンカクンカ
セリ「匂いで分かるのか……」
サーナイト「末期的ですね」
セリ「ところどころぼろぼろだから、きっと新しいものに代えたのね」
ナツメ「これなら分かるかもしれない……!」
セリ「でないと困る」
ナツメ「……!」キィィィン
ナツメ「……真っ白な、細かい粒……これは、雪か?」
セリ「雪……?」
ナツメ「……吹雪のようだ……その中で修行をしている……」
ナツメ「……駄目だ、これ以上は分からん」
セリ「でも吹雪が吹き荒れる場所ってことは分かったわね」
レッド母「どうかしら、何かヒントになるものは……」
ナツメ「お義母様、この上着を譲っていただいてもよろしいでしょうか」
レッド母「え、えぇ、結構よ」
レッド母(お義母様……)
ナツメ「ありがとうございます」
セリ「……」
サーナイト「……」
最終更新:2014年03月02日 16:11