6ページ目

ブースター「わふっ」

サーナイト「マスター、ブースターが何か見つけたみたいですよ」

セリ「なになに?」

ブースター「わふぅ」つ[赤い上着]

セリ「……レッドが旅の最中着ていた上着みたいね」

ナツメ「なんと」

ナツメ「……確かにレッドのものらしいな」クンカクンカ

セリ「匂いで分かるのか……」

サーナイト「末期的ですね」

セリ「ところどころぼろぼろだから、きっと新しいものに代えたのね」

ナツメ「これなら分かるかもしれない……!」

セリ「でないと困る」

ナツメ「……!」キィィィン
ナツメ「……真っ白な、細かい粒……これは、雪か?」

セリ「雪……?」

ナツメ「……吹雪のようだ……その中で修行をしている……」
ナツメ「……駄目だ、これ以上は分からん」

セリ「でも吹雪が吹き荒れる場所ってことは分かったわね」

レッド母「どうかしら、何かヒントになるものは……」

ナツメ「お義母様、この上着を譲っていただいてもよろしいでしょうか」

レッド母「え、えぇ、結構よ」
レッド母(お義母様……)

ナツメ「ありがとうございます」

セリ「……」

サーナイト「……」

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2014年03月02日 16:11