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レッド「あいつは……リーフは元気ですか」
セリ「元気だったわ。今も多分元気ね」
レッド「……グリーンは」
セリ「さぁ? ちょくちょくテレビには出てるみたいよ?」
レッド「……」
レッド「……お母さん、は?」
セリ「……お元気そうよ。とってもね」
レッド「……」
セリ「……まぁ、この山から出たくない気持ちは分からんこともないわ」チラッ
ナツメ「何故私を見る」
セリ「それに、聞いた話によれば、最強のトレーナーを目指してるんですってね」
レッド「……」
セリ「……頑張ってね。密かに、だけど応援してる」
セリ「じゃあね。多分動かすの無理だわ。帰りましょ」
ナツメ「何故だ」
セリ「あら、ここで暮らせるの?」
ナツメ「レッドがいれば、私はどうとでも……くしゅんっ」
セリ「はい、帰ろ」
ナツメ「ま、待て、私はまだ……!」
セリ「はい帰ろうねー、風邪ひいたりしないでねー」グイグイ
ナツメ「くっ……!」
セリ「あ、序でに言っとくわ」
セリ「私はロケット団じゃないよ。ポケモンレンジャー。ポケモンレンジャーのセリ」
セリ「忘れたかったら忘れてもらって構わないから」
セリ「じゃあね」
レッド「……」スッ
ナツメ(レッドが手を振ってくれたっ!?)
レッド「……」
レッド「……またいつか」ポツリ
最終更新:2014年03月02日 23:34