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「おや、タイショーさんではありませんか」

 聞き覚えのある声を耳にし、タイショーはそちらへと顔を向ける。
 声のした方向にはメガネが立っていた。

 タイショーは警戒を解かず、メガネに尋ねる。

「まさかとは思うが……殺し合いには乗ってないよな?」

「当たり前じゃないですか! ほら!」

 そう言ってメガネはデイパックをその場に下ろす。
 見たところ武器も手にしてはおらず、丸腰の状態だった。
 その様子を見てタイショーはひとまず安心する。
 ここで仲間と会えたのはかなり大きい。

 タイショーは警戒を解き、メガネへと近寄る。

「メガネ、なんとかみんなでここを……」

 その言葉が最後まで紡がれることはなかった。
 タイショーが大きく目を見開く。
 彼の心臓部分はメガネの腕によって貫かれていた。

「馬鹿ですねぇ、タイショーさん……」
「おま、え……!」

【タイショー 死亡】

 死亡を確認し、メガネは腕を引き抜く。
 彼の得た武器は『肉体硬化』の能力。範囲は腕一本と狭いが殺傷力に関しては一級品だ。

「くくく……生き残るのは、私ですよ」

 タイショーのデイパックを回収し、メガネは他の参加者を探して歩き始める。

【1日目 朝】
【メガネ】
[状態]:健康
[装備]:肉体硬化能力・散弾銃
[思考・状況]
1 生き残るため、殺し合いに乗る

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最終更新:2014年03月12日 14:41