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どうすることも出来ない。
そう、諦めた瞬間。
「きゃあああああああああああああ!!」
耳をつんざく程の悲鳴が一帯に響き渡る。
「ッ!?」
(…………今やッ!)
こうしが声の方へ顔を向けた一瞬の隙をついて、まいどは全速力で駆け出す。
住宅街エリアで辺りが入り組んでいたのが幸いだった。
十秒と経たない内にまいどの姿は路地の中へと消えてしまっていた。
「…………まぁ、いいでしょう」
殺す順番が変わっただけだ、とこうしは心の中で呟く。
それよりも気がかりなのはさっきの悲鳴。
こうしは拳銃に弾を装填しつつ、悲鳴が聞こえた方向へ歩き出す。
最終更新:2014年03月12日 14:51