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【1日目 夕暮れ】
【リボンちゃん】
[状態]:負傷(左腕) 怒り
[装備]:殺人光弾能力
[思考・状況]
1 装填まで生き延びる
2 かぶるを殺す

【かぶる】
[状態]:健康
[装備]:自動式拳銃 障壁能力(装填中)
[思考・状況]
1 リボンちゃんを殺す


 続けて二発、銃弾が放たれた。
 どちらも当たることはなかったが、リボンちゃんの動きは抑制される。

 当たり所によっては致命傷、腕や足でも襲い掛かる激痛は並大抵のものではない。
 そうなればリボンちゃんも迂闊には動けない。

 だがそれが命取りとなる。

「しまっ――――!」
 かぶるは一気に距離を詰め、素早くリボンちゃんの真横へ回り込んだ。
 ここからなら外すことはない。避けられることはない。

 必中必殺。かぶるは相手の頭へ向けて、引き金を引く!


 だが銃弾は発射されない。

「!?」

 焦るあまりかぶるは残弾を把握することを忘れていたのだ。
 リボンちゃんの口元がいやらしく吊りあがる。

「形成逆転でちゅわね……!」

 盾を呼び出すにはまだ時間がかかる。
 リボンちゃんの攻撃をかわすことはほぼ不可能だ。
 軌道を予測しようにも、光弾は脳が反応するよりも早く襲い掛かってくる。
 それに万が一避けれたとしてもかぶるにはもう攻撃手段はないのだ。

 絶体絶命。


「死んでくださいでちゅわ」

 リボンちゃんが片腕を振り上げた。
 振り下ろされれば光弾が発射され、かぶるは絶命するだろう。

 ハム太郎はほぼ即死だった。もしかしたら痛みすら感じていなかったかも知れない。
 苦痛がないだけマシかも知れないのだが、死というものはかぶるにとってあまりにも残酷なものだった。

 数秒後、自分がこの世から消え去ってしまう実感がどうしても湧かない。
 視界が狭まっていく。息が乱れる。何も考えられなくなる。

 リボンちゃんが今まさに光弾を発射しようとした、その瞬間。

「嫌だああああああああああああああああ!!」

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最終更新:2014年03月12日 15:14