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ねこひろしは走っていた。次回のオリンピックへ出場するために。
しかしその夢は永遠に叶わないものとなる。彼の頭を光弾が貫いた。
ねこひろし(武器:せいぎのそろばん)死亡 残り27名
「よし……やったぞ!」
ねこひろしを殺した本人である海原光貴は入念に辺りを確認し、茂みから出てデイパックを回収しようとする。
が、茂みから出た瞬間に彼の脳天もぶちまけられる結果となった。
海原光貴(エツァリ)(武器:グレゴリオ=レプリカ)死亡 残り26名
今度こそ周りに誰もいないことを確認し、土御門は2人分のデイパックを回収する。
彼の手に入れた武器はテレポートの超能力。遠くから石を体内に転送し、必殺の一撃を与えられたのだ。
一気に三つの武器を手に入れ、土御門が圧倒的有利に立ったように見えるが異能力は一度に1つまでしか装備することが出来ない。
テレポート能力を身に付けている場合だとグレゴリオ=レプリカを使うことは出来ないし、その逆もそうなのだ。
しかし万が一のことも考え土御門は両方のディスクを大切に自分のデイパックの中へとしまった。
深夜だからといって戦いの火が収まるわけではない。
暗闇の中で涼宮ハルヒと白井黒子が向かい合っていた。
「あたし、昔からこういう殺し合いって面白いと思ってたのよね。参加するからには優勝よ!」
「そうですの。でも私は生憎死ぬわけにはいかないんですのよッ!」
その瞬間、お互いの武器がぶつかり合う。
ハルヒは小型機関銃。対して黒子は超電磁砲だった。
無論、機関銃程度が超電磁砲に敵うはずがない。ハルヒが何か考えようとする前にその全ては解け、消えてしまう。
涼宮ハルヒ(武器:イングラム)死亡 残り25名
終わったあとで黒子はため息をつく。
「まさかお姉さまの能力を扱える日がくるなんて……。それにしてもお姉さまは無事なのかしらですの……」
黒子は知らない。
最終更新:2014年03月12日 19:34