【神器伝説】

 天櫻國に伝わる八つの神器に関する伝説。それぞれが特別な力を持つという曰くつきの品で、全て揃えると強大な力が得られる、というもの。
 しかしこれらの神器が天櫻國の何処に存在するかは不明。

【石楠花一族】

 神器伝説には表で語られていない物語がある。実はこれらの神器は生きた存在であり、その正体は神器を司る魔獣が憑いた、とある一族の人間達である。
 彼らは近かれ遠かれ、ある一族の血を引いている。それが神器を管理する宗家・石楠花一族である。
 宗家と言ってもその戒律は決して厳しいものではなく、分家や種族も多数存在する。

+石楠花一族の特徴
  • 本家は魔獣に憑かれた者がどこに生まれたか把握することができる。
  • 定期的に一族で会合が行われる。目的は主に近況報告・主従の安否確認。宴会なども催し、その内容は穏やかなものである。
  • 姓には必ず花の名前が入る。

【魔獣に憑かれし者】

 魔獣と同じ種族であるためか、石楠花一族の中で魔獣に憑かれる者は全てイーブイ系の者に限られる。彼らは皆共通して、身体のどこかに呪印のような痣を持つ。
 魔獣が憑いた者は一定の条件を満たすと自らに憑いた魔獣の姿に変化する。また伝説の根源である神器にも変化するのだが、それぞれが選ばれた者にしか使うことができない。
 また、魔獣が憑いた者は選ばれた者と主従関係を結ばなければならない。
 なお、変化条件、呪印は個人によって異なる。またイーブイに憑かれた者は本家にしか生まれない。

 ちなみに魔獣は輪廻転生する。魔獣に憑かれた者が死んだら、一族の中からまた新たな呪いを受けた者が生まれる。

+魔獣に憑かれた者の体質
-デメリット-
  • 一定の条件を満たすと原形の姿になってしまう。
  • きっかり1時間経つまで元の姿に戻れない。
  • 原形姿では言葉が通じなくなる(※例外あり)ため、獣扱いされる。
  • 自分の意思で他のブイ系に進化できない。
-メリット-
  • 身体能力や魔力が生まれつき非常に優れている。
  • 場合によっては原形姿の方が戦闘が有利。
  • 原形姿では他の原形の言葉が分かるようになる。

【神器に選ばれた者】

 神器に選ばれた者は魔獣に憑かれた者と主従関係を結ぶという特徴がある。魔獣に憑かれた者は神器に選ばれた者を主とし、自らを従者として、生涯を通して守る契約が存在する。この者達には石楠花家より、主の証として従者の呪印が縫い付けられた御守袋を渡される。
 主は従者とは何の魔法も特殊能力もなしに原形姿でも会話が可能。 主が従者に触れ念じると、従者は主の意のままに変化することができる。(人間→原形、原形→人間)
 また、主と従者の心が完全に同調した場合、主は従者を神器に変化させ、使用することができる。

 この主従関係は運命でつながっているものであるため、互いが遅かれ早かれ出会うことになっている。
なお、主従関係とはあるものの、下剋上は可能。対等な立場であることも多い。
 主に逆らったら原形にさせられちゃうよ、程度の力関係。

 彼らと石楠花一族との関係は一貫しておらず、従者と血縁であれば赤の他人である者もいる。
 出自にも一貫性がなく、種族や貧富、国籍も様々である。

主従リスト(敬称略)
従者姓 従者名 原型 性別 神器 変化条件
石楠花 大護 イーブイ ---- 左目を直接見られる 黒風コア エルレイド♂・耀/紅咲佐久弥
睡蓮 シャワーズ ---- 水を被る 伊達 ブースター♂・煉華/みつ子
夕菅 サンダース 御名を呼ばれる chun* ★サンダース♀・暦/はくら
薺沢 香澄 ブースター ---- ---- 砂月 ・----/[[]]
宵待 天河 ★エーフィ 水晶の首飾り 太陽or月を直接見る 310/0 ブラッキー♂・天眼/剣崎龍水
月来 玄次郎 ブラッキー ---- 呪印に光を当てる 壱屋 サンダース♂・河骨/羊羹
唐草 雛路 リーフィア 木に素手で触れる ゆっこ ロコン♀・かぐや/きてき
九葵 出兎 ★グレイシア ---- 主と手を繋ぐ 朝凪風雨 ユキノオー♀・ざらめ/芭月梢






最終更新:2011年04月19日 01:23