3-20

―トキワシティ―
4人のトレーナーが旅立とうとしていた。
オーキドは、4人に渡すポケモンを探していた。
だが、何かのはずみで、一人のポケモンを用意するのを忘れてしまった・・

そして、次の日。
4人のうちの三人、アン、クロウ、リナは、少し早く研究所へついた。
そして、それぞれフシギダネ、ゼニガメ、ヒトカゲを貰い、
さっさと先へ行ってしまった。
それから、遅れて残りの一人、リネが研究所に訪れた。
「あの・・オーキドさん。私のポケモンは・・・」
リネが恐る恐る聞く。
「いかん・・用意するのを忘れておった・・」
オーキドは、ずっとボックスにあずけっぱなしだったピカチュウのモンスターボールを
リネに渡した。
リネは、「有難う」というと、駆け出していった。


数日後、ニビジム。
リネはニビジムに挑戦することにした。
何日も森で特訓したから、楽勝だと思っていた。
そのとき、あの三人の声が聞こえた。

「俺のヒトカゲ、アイアンテール使えてよかったな・・」
「フン、バーカ!うちらは楽勝だもんねー♪ね、リナ!」
「今頃どっかの馬鹿は負けてんじゃない?w」

三人の手には、しっかりとバッチが握られていた。
「絶対、負けないよね?ピカチュウ。」
そういうと、リネはジムに入っていった。


結果はボロ負けだった。
突然、リネのピカチュウへの態度が急変した。

「この糞鼠が・・なんで負けんだよ!!
そうだな・・・一日だけ時間をやるよ。
もしまた負けたらぶっ殺すぞ?」
そういうとピカチュウを地面に叩きつけた。
「ヂィッ!!」
ピカチュウは、苦しそうな表情で、こちらを見た。
「うぜえんだよ!!早く特訓して来いボケ!」
ピカチュウは仕方なく、特訓をした。

次の日。
タケシに再挑戦した。イシツブテは倒したものの、
イワークに殺されそうになった。

そのとき、リネはマスクを装着した。バッグからシュー
という音が聞こえてきた。
催涙ガスだ。

タケシがうごけなくなっているとき、リネはイワークに近寄った。

ブチィッという音とともに、イワークから血が噴出した。

リネが岩と岩のつなぎ目を引きちぎったのだ。
イワークは痛みのせいで口が聴けなくなっていた。
最終更新:2021年05月25日 13:56
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