プルプル・・・・プルプル
ピピピッ
えーあーもしもし?この前電話貰ったもんです。
え?今はダメ?あ、そう。じゃあこれる時にまた電話してください。
ピッ
全く・・・・
プルプルプルプル......
ピピピッ
えーあーもしもし、え?
『こんなに待たせて何やってた』って?
オレが飯食うのがそんなに悪いのか?
『書いてる途中で一回抜けるなら最初から書くな』だあ?
オレは何も書いてねえよ。
ああ、もう来るのか。分かった。待ってる。
ガチャッ
おう。わざわざご苦労さん。
んで?殺したいのは..ああ、このトゲピーか。
あんたはここで待ってろ。
じゃあ。
あ、コーヒーはセルフだからな。
バタンッ
『トピートピー。』
ああ、まだ幼いな。生まれて数ヶ月ってとこだ。
えーっと、今回は、、ああ、ヤミラミ。
お前に任せる。
《ヤミミミッ!》
<ギラッ>
『トピイ!』
(まずは〔黒い眼差し〕か。)
《ヤーミッ!》
<ビチャアア・・・・>
『トピッ!』
(次に〔毒ヾ〕・・・)
《ヤミィ・・・》
<ザシャ・・・ザシャ・・・>
<ズ・・ザ・・ザ・・・ザ・・ザ・・>
『ピギャアアアア!!!』
(鋭い爪を突き刺して少しずつ切り裂いていく)
<パリ・・・・ペキピキ・・・>
この音は殻ごと突き刺してるからか。
『ピイイイイイイ!!』
<ポトッ・・・ポトッ・・・>
まあ、生まれて数ヶ月しか経ってないんだから殻が
脆いのも当たり前か。
滴る血も綺麗な紅をしている。
《ヤミミミミ!!》
<キリキリキリ・・・>
ん?何をやってるんだ?
<ぺキッ・・ペリペリ・・・メキャッ・・・・>
ああ、殻と本隊を爪で切り落とそうとしてるのか。
<ペキペキペキ・・・・>
<カパァ・・・ヌチャッ・・・・ズルンッ・・・・>
これでトゲピーの体を守る殻はもう無いな。
あるのは殻と体をつなぐ役目の保護液だけだ。
これは搗き立ての餅みたいだなあ。
その色に真っ紅な血が滴る様は正に
「穢れ無き者が汚されて行く」ようだ。
《ヤミィ。》
<ザシャッ!>
『トピイイイー!!』
あいつは腹の部分を切り裂いて、内臓をだしたのか。
切り裂かなくても〔引っ掻く〕だけで良かったと思うが。
『トピイイイイイ!!』
トゲピーは泣き叫んではいるが、まだ自分の内臓が出てるって言う
自覚は無さそうだ。
ドクン・・ドクンと心臓が動いている。
もうこれじゃあ血で本来の体の色が分かんないな。
《ヤミッ》
<グチャ>
トゲピーの目を潰した。
心臓がきちんと動いているので多分死んではいない。
プラ・マイの時もそうだったけど、猛毒はじわじわ
効いて来てこのぐらい経つと泣き声も出せない程効くんだな。
目も潰れて体は傷だらけ。
段々心臓の動きがゆっくりになって行く。
血は殆ど出てしまったみたいだ。
じゃあ、ヤミラミ、最後だ。
スッ
《ヤミ。》
<グシャッ>
有難う。ヤミラミ。
《ヤミィ。》
終わったぞ。
・・・ってお前コーヒー何杯飲めば気が済むんだ。
ああ。じゃあな。
おっと。恒例の、ヤミラミ。〔猫だまし〕
《ヤミッ!》
<パーンッ>
ギイイイ・・・バタン。
最終更新:2021年05月25日 14:02