ププリン虐
ある日の夕暮れ。
ポケモン勝負に自身のミスで負けたルビーは苛立ちながら帰路についていた。
今日はもう何もする気になれない。早く帰ろう―
そう思っていた矢先、彼の目の前にピンク色の球体が現れた。
「ぷぷぷーぅ♪ぷぷぅ♪」
気分が悪くなるような甘ったるい鳴き声をあげ、ルビーの前に現れたのはププリンだった。
ピンク色の丸い体、頭、頭部の渦巻き、そして真っ赤な巨大な目。
それを見て、ルビーは今までにない嫌悪感を抱いた。
ルビーの心が恐ろしい感情に捉われていく。
はやる気持ちを抑えながらルビーはププリンをゲットし、家へ戻った。
家で自身のことを済ましたあと、ルビーはププリンの入ったモンスターボールと袋を手に持って
庭へ向かった。
ルビーはププリンをモンスターボールから出した。ぷぷぅ、とププリンがまた声を上げ庭を跳ね始めた。
しかしその刹那。
「ぷぷぷぅーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!????????」
ププリンの足に突如重いものが圧し掛かった。
ブロックである。ブロックの重さにププリンの足は耐えられなかったのか、足からは肉と骨が覗いている。
ププリンには何が起こったのか分からないようで動かない足をバタつかせようと必死になっている。
ルビーがそれに気付き、ブロックを退かす。ププリンは何が起きたのか涙目で問いかけようとした。
しかしルビーはそれを無視し、ペンチを袋から取り出した。そして―
「ぷぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
なんと、ルビーはププリンの見えていた骨をペンチで引き抜き始めたのだ。
ププリンは痛みで泡を吹き、そのまま白目を剥いた。ルビーは猶、骨を引き抜いていく。
見えていた骨がなくなった所で今日は一旦自分の部屋に戻った。ププリンは庭の目立たないところ
に隠しておいた。明日も楽しみだ。
翌日早朝。
ルビーは両親に気付かれないよう、例の袋を持ってププリンの元へ向かった。
ププリンは生意気なことにもう気がついていた。だが、それならもっと楽しめる。
ルビーはププリンを人の通りの少なく住宅もない近くの森へ連れて行った。
ププリンが足が痛む、と悲しげな表情でルビーを見た。その原因が僕だと知らないとは馬鹿な奴だ・・・
ルビーは薬をやる、と語りかけた。ププリンはそれに安堵したのか。表情が和らいだ。
ルビーがその「薬」を袋から取り出し、ププリンの足の傷口に付けた。
「ぷh巣亜ヒアcklsん;あーーーーーーーーーーーー!」
ププリンは絶叫した。ププリンの足には辛い匂いのする、真っ赤なペースト状の物が塗られていた。
豆板醤である。ププリンはひくひく痙攣していたがルビーがこれは痛むけど聞く、と言うとププリンは
大人しくなった。
「ぷぷぅ・・・」
ププリンが元気のない、擦れた声を上げる。喉が渇いているようだ。
ルビーは飲み物を持ってくるから待ってろ、と声をかけ家へ向かった。
数分後―
ルビーはペットボトルを手に持ってププリンの元へ戻ってきた。
ルビーはそれをププリンに渡す。ププリンはそれを飲んだ。だが・・・
「ぷぷッ!?」
ププリンは即座にそれを吐き出した。どうしたんだ、お前が好きな甘い物と高級なものを使って作ったのに。
ルビーはそう声をかけた。しかしププリンは首を横に振り、震えている。
実は、ルビーはドリアン(甘くて高級)、鰻(高級)、砂糖(甘い)、桃(甘くて高級)をミックスさせたものを
与えたのだ。ルビーは嫌悪感が更に込み上げ、ププリンに無理やり飲み干させた。ププリンの腹は膨れ上がっている。
なんせ、2?のペットボトルだったからだ。ルビーはププリンが汚物を吐かないよう、口にガムテープを貼った。呼吸ができるよう、
彼方此方に空気穴をキリで空けた。キリが口に刺さり、ププリンの口内は出血するが声を上げることが出来ない。
また肛門にも貼っておいた。
もうそろそろ、一旦家に戻ろう。ルビーは一旦ププリンを戻し、家へ戻った。
暫くした後、ルビーはまた例の森へ戻ってきた。
今度は袋の他にホースを持っている。
ルビーはププリンをモンスターボールから出した。大分衰弱しているようだ。
腹が痛いらしい。
ルビーは肛門のガムテープを剥がした。今にも爆発しそうである。
ルビーは急いで持ってきたホースを近くにあった水道に繋いだ。
ププリンはそれに恐れの表情を抱いていた。また何かされる・・・
しかし足が動かず逃げられない。足からは膿が湧いてきた。
そのままルビーはホースをププリンの肛門に差し込んだ。ププリンが苦痛の表情を見せる。
ルビーはそれを物ともせず、蛇口を回し水を勢い良く放射した。
ププリンが暴れる。ププリンの風船のような体が更に膨らんでいく。
破裂寸前というところでルビーは水を止めた。その瞬間、ププリンの肛門から
「ブブブブブブーブリブリ!」
という軽快な屁の音と共に茶色い液体が土石流のように勢い良く噴射された。
ルビーはそれをかわせず攻撃をまともに受けた。
この野郎・・・ルビーの怒りが頂点に達した。
ルビーは思いっきりププリンの口のガムテープを引っ剥がした。ププリンは苦痛の表情を浮かべた。
ルビーはまずププリンの頭部の渦巻きに沿って袋に入っていたカッターナイフを動かした。
一周、また一周とする度にププリンは苦痛の表情を浮かべた。大分深く切ったところでルビーは
今度は頭の上を少しずつ削り始めた。ププリンは叫び声を上げた後歌声を上げるが予め耳栓をしていた
ルビーには何の意味も無い。ププリンはあっというまに真ん丸い、無様な姿になった。
頭からは脳が僅かに見えていたので頭部を切るのは一旦止めた。
次にルビーはププリンの耳の所に取り出した鉛筆を思い切り突き刺した。
一瞬にして脆いププリンの体の鼓膜は破れ、ププリンのは音を失った。
ププリンには何が起きたのかさっぱりだ。次にルビーはププリンの口をこじ開け、その中に尖った部分の多い
石を入れた。大きさはププリンの口と同じくらいだ。ププリンは声を上げることもできなくなった。
ルビーは持っていたカッターナイフでププリンの皮を剥いでいった。ププリンは涙を流していた。
声をあげることすらできない。ほぼ完全に剥き終わり、ププリンの体が真っ赤になった後も猶、ププリンは
生きていた。ルビーは塩水を作り、ププリンにかけた。ププリンがもがく。ルビーはもうこいつは駄目だな、
と思いながらも最終兵器を取り出した。紙粘土にタバスコを練りこみ、針を無数に刺したものである。
ルビーはこれをププリンの肛門に差込み、そのまま回し始めた。どんどん重くなる。直腸壁が巻き込まれているのだろうか。
数分後ププリンの体は糞尿と共に飛び散った。ルビーは直前にププリンの体を投げ飛ばしたので被害は少なかった。
また一つ、この世から生命が消えた・・・
ルビーは上着を脱ぎ捨て、そのまま家へ向かった―
FIN
最終更新:2011年03月24日 18:16