ポケモン裁判
「被告人●●を死刑とする」
裁判官の声が冷たく響く
俺はこうして刑期を待つ身となった
罪はポケモンの密売、虐待、洗脳そんな所だ
「ではこれから君に対する刑を行う」
「…」
執行人の言葉に無言で答える、出来れば一瞬で死ねればいい
それだけがせめてもの望みだ
「ピッピィ」
目の前にいるのはピッピだ、ずいぶん乱獲したなぁ…
虐待ビデオも作った、俺のチームの数少ない収入源
こんな弱っちいポケモンで…
「ピッピ、はたく攻撃」
「ピッピィ!」
ビッ
「あぁあぁぁぁぁぁぁがあぁぁぁっぁぁ!!???」
びちゃ…
肉片が飛んだ、ピッピの手のひらのサイズの俺の肉
ビッビッビッビッビッビッビッビビびちゃびちゃびちゃびちゃ
ピッピがはたく度に俺の肉が飛ぶ
ふっ・・・・と意識が消えた…のも束の間
バシャァ!
水鉄砲で目を覚まされる
「うわぁぁぁああん」
思わず泣いた声を上げて
「ピッピアンコール」
俺の鳴き声は止まらない…もうすぐ止まる
高固体値、努力値MAX、レベルMAXなピッピにぬっ殺されてみた
ポケモン裁判少しできあがりましたので公開します。
ポケモン裁判。
それはポケモンが絡んだ事件を裁く裁判を指す。
そして刑の執行は優秀なトレーナーのポケモンが行う。
「これから、ホウエン地方裁判所ミナモ支部第103ポケモン法廷にて裁判の判決を始める」
裁判長の大きな声が法廷を静かにした。
「被告人ヒロユキを極刑に処す」
判決事由
「罪状:性的なビデオ及び出版物を作ったことによるポケモン健全育成法違反、イーブイの密輸密売による希少ポケモン取引禁止法違反。」
「被告人は反省の色もなく、酌量の余地もない」
突然、法廷の真ん中がバトルフィールドに変わった。
法廷に着ていた観客(?)が歓声をあげる
ポケモンリーグなどの観戦は金がかかるが、法廷の裁判はタダだ。
しかもここで唯一人間とポケモンのバトルが見れるのだから人は入ってくるはずだ。
被告人はバトルフィールドの真ん中にいる。
被告人は息を飲んだ。
「うっ・・・」
間近にいるトレーナー。
「いけっ!ラッキー!!」
モンスターボールをバトルフィールドに投げた。
「ラッキー、捨て身タックル!」
ラッキーはその指示を聞いて被告人に向かって捨て身タックルをした。
「ぐはぁぁぁぁぁ」
避けるすべもなくラッキーの捨て身タックルが命中した。
普通の人間なら立てなくなってるか失神しているはずだがこの男はしぶとかった。
観客の興奮は最高潮に達している。
「殺せ!!殺せ!!殺せ!!!」
人によってはビデオカメラで録画している人もいる。
トレーナーはしぶとい奴めと思いながらもラッキーに指示をした。
最終更新:2011年04月16日 14:47