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第一話『泥棒少年』


少年。ヤス。もうポケモントレーナーズスクールの6回生で、別に旅に出てもいい年なのだが。彼はまだワカバタウンにいた。

「ヤス!ウツギ博士が呼んでるわよ!」

ヤスのママ、ヤスコ。とても優しい。

「ったく。博士はスクールが休みだとすぐおれを利用するんだよな。」

ヤスは仕方なく外に出た。すると、少女が駆けてきた。

「おはよう。ヤス。」

「おはよう。ヨウコ。、、また、マリル連れ歩いてんのか。」

「当然でしょ。あなたも連れ歩いたら。かわいいヒノアラシじゃないの。」

、、この少女はヨウコ。幼馴染みで、スクールも一緒。

「はあ、しゃーね。ヒノアラシ!」

ポン!!

「ヒノー!」

とてもうれしそうだ。

「ほら。喜んでるじゃない。で、休日は引きこもり気味のあんたがどうして外に?」

「失礼な。ウツギ博士に頼まれたから、研究所に行くんだ。」

「あら、そう。」

「おーー!お二人さんお揃いで!」

また少年がやってきた。

「タダシ、どうした。」

、、こいつはタダシ。おなじく幼馴染みで、スクールの同級生だ。

「レディバ、お前もこい!何!?研究所!おれも行く!」

、、結局三人で行くことになった。

「ん。誰だ?研究所の前に誰かいる。」

タダシが言った。

「おい!何か用か!?」

、、おれは問答無用で聞いた。

「あ!?うるせえ!」

その少年はどこかへ行ってしまった。

「なんだったんだろう。」

ヨウコが言った。

「さあ、中へ入ろう。」

=研究所=

「やあやあ、来てくれてありがとう。今回はポケモンじいさんのいえまでお使いにいってきて欲しいんだよ。」
「嫌です」

、、オレは即答した。

「ちょ、無理って何よ。」

ヨウコは言った。

「ふふふ、今じいさんの家にはオーキド博士がいるよ。」
「行きます」

、、またまたオレは即答した。

「じゃあ、頼むね。」

「三人で行くか?」

「そうしましょう。」

、、そのときだ。研究所のガラスが割れて、ワニノコの入ったモンスターボールが盗まれた。さっきの少年だった。

「あああ、モンスターボールが。」

「博士、もしかしたらこの近くにいるかもしれない。」

タダシが言った。

「行きがてら見つけてきます。」

頼むよ。

=ヨシノシティ=

「いないね。」

ヨウコは言った。

「てか、タダシ。何ちゃっかりコラッタ捕まえてんだよ。」

、、まあ、オレも人のこと言えないのだけど。

「そんなこと言って。お前もポッポ捕まえてるし、ヨウコもオタチ捕まえてんじゃん。」

「さあ、じいさんの家まで行くぞ」

=じいさんの家=

「おお、ヤス。この卵を博士に渡してくれ。」

じいさんが言った。すると、、、

「おお、君たちが。儂はオーキド博士じゃ。ポケモン界の権威じゃ。
宜しく頼む。君たちにお願いがある。ポケモン図鑑を作ってくれんか?」

「「「いいですよ。」」」

「では、ちょうど三人分。」

「じゃ、失礼します。」

=ヨシノシティ=

「図鑑か。」

、、そう、オレらにとっては面倒なことだ。

「あ!!あそこ!」

「さっきの!!」

、、そこには、泥棒少年がいた。

「おい!!!」

少年は振り向いた。

「なんだ。チッ。行け!ワニノコ!」

「やるのか!行け!ヒノアラシ!電光石火!」

「ワニノコ!ひっかく!!、、?」

「おお!煙幕を吹きながら電光石火している!」

「うわっ」

少年は言った。

「トレーナーカード!アキラ、、お前スクールにいただろ!泥棒は悪い奴のすることだって教わったはずだぞ!」

、、オレは言った。しかし、そんな声など届いちゃいなかった。

「ふん。甘いんだよ。ドガース!煙幕!」

「ウエッフゲホ」

、、オレはぜんそくの発作が出てしまった。

「ああ!いない!逃げられた、」

「とりあえず、研究所に戻ろう。」

=研究所=

「ふうん。アキラって言うんだ。警察に言っとくね。で、君たち、そろそろ旅しない?この街で旅でてないの君らだけだし。」

「、、、分かりました。」

「じゃ、親に言ってきなさい。」

=家=

「ママ、、、」
「言わなくても分かってる。行ってきなさい。」

「はい。」


続く

☆あとがき☆

、、が着いた場合、ヤスの呟きになります。

『次回予告』

三人はキキョウシティのマダツボミの塔に登る。しかし、そこにはアキラがいて、、、
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最終更新:2010年01月26日 19:37