メタグロス-v2

メタグロスの負担防止ページ
基礎データ

全国図鑑 No.376→No.0376
ホウエン図鑑 No.192
イッシュ図鑑 No.264
アローラ図鑑 No.280
カンムリ雪原図鑑 No.131
ブルーベリー図鑑 No.139
ローマ字表記 Metagross
ぶんるい てつあしポケモン
タイプ はがね・エスパー
たかさ 1.6m
おもさ 550.0kg
せいべつ 不明
特性 クリアボディ/ライトメタル(隠れ特性)
タマゴグループ こうぶつ

各言語版での名称と由来

言語 名称 由来
日本語 メタグロス metal(英語:金属)+gross(英語:大きな、デブの)
英語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語 Metagross 日本語に同じ
フランス語 Métalosse métal(金属)+colosse(巨人)
韓国語 메타그로스 日本語名の音写
中国語 巨金怪 巨(巨大で)+金(金属製の)+怪(怪物)

進化・強化

600族チャレンジ④
ダンバル → メタング(レベル20) → メタグロス(レベル45)
メガメタグロス(メガシンカ、メタグロスナイト)

概要

初登場は第3世代『ルビー・サファイア』。
ダンバルの最終形態。

ポケモン図鑑曰く、「2匹のメタング、合計4体のダンバルが合体して進化した姿」とされている(後のジバコイルをも思わせる描写である)。
しかし、ゲーム上では普通にレベルアップで進化するが、一体どこからメタングを調達するのかは謎に包まれている。

第3世代でボーマンダに続いて登場した600族のポケモン。
1つの世代で2体も登場したのはこの世代のみであり、怪獣系でもドラゴン系でもない唯一の鉱物系の600族でもある。性別不明なのも20年以上経った今でもこいつしかいない。なお、モチーフは今現在も全くの謎。強いていえば蟹だろうか?
ちなみに俗称として蟹と呼ばれることがかつてあったようだ。

4つの脳が磁力とサイコパワーで連結しており、並列処理を行うことで、無骨な外見に反しスーパーコンピューターを超える計算能力を有するといわれている。
カンムリ雪原ではシンボルエンカウントで出現するが、彼にとって住み良い環境らしく、氷点下になれば磁力が強まって体が活性化されるかららしい。

分類は「鉄脚ポケモン」だが、実際には4つの脚は足ではなくそれぞれが「前脚=腕」である。
なのでアーム部分を使用する攻撃は全てがパンチ攻撃となり、一切のキック技は覚えられないという地味にややこしいこととなっている。
メタングまでの様に腕を畳んで浮遊移動することもでき、連れ歩きモーションがある作品では移動する際にその形態を見せてくれる。
なお当然ゲームでは全く関係ないことではあるが、この脚と体型のせいで頭上部分に直接手が届かず、頭上の攻撃および頭部に取付けられることに対して無防備という体型的な弱点を抱えており、メガシンカしてもこの弱点はそのままである。
アニメではサトシのピカチュウを相手とした際、使用者のメタグロスは無防備な頭上からのアイアンテールで敗北しており、ファンより「サトシのピカチュウはメタグロスキラー」と称されている。

ドット絵のゲームでは見られないが身体の下部に普通に口があり、500kgを超える体重と四本の爪脚で獲物を押さえつけ、その口で捕食するという。
……何を食べているのかは不明だが進化前の図鑑説明を見る限りコイツらなんじゃ…
図鑑の検索の形のジャンルでは、どう見ても1匹のポケモンにしか見えないのに、何故かマタドガスやタマタマなどの複数形の形に載っている(実際4匹のダンバルが合体しているので正しいのだが)。
登場時は一般ポケモンの中では最も体重が重いポケモンであったが、第7世代で更新された。

我が世の春が来たぁ!
色違いはボディが銀色に近い白色、顔の×のパーツが金色となる。通称銀のメタグロス。
色合いが人気なだけでなく、かつて『ORAS』発売時に色違いのダンバルが配信されたことがあり、所有者も多い。

シリーズではホウエン地方のチャンピオン・ダイゴのパートナーとして知名度が高く、pixivでも彼と一緒に描かれることが多い。
それ以外では他ポケモンに振り回されてたり、簡略化されて萌えポケとされたりするイラストが多く、実は意外と可愛いヤツなのかもしれない…。


ゲームにおける特徴

RSE・ORAS

ダイゴの個体についてはダイゴのメタグロスを参照。

当時はダンバル自体が野生では出現せず、エンディング後(リメイクではエピソードデルタクリア後)にトクサネシティにあるダイゴの家に行くとプレイヤーへのメッセージと共にダンバルが置かれている。
ルビサファ当時はメタモンがいなかったので、まさに一品ものであった。
リメイク版である『ORAS』ではメガメタグロスとメガシンカできるようになった。

DPt・BDSP

クリア後に行ける228番道路にダンバルが出現する。
加えて『BDSP』では全国図鑑入手後に地下大洞窟にもダンバルが出現するようになる。
しかし、捕捉率は驚異の3。
これ以降、トレーナー達は野生のダンバル系統確保に苦心するようになる……。

ハートゴールド・ソウルシルバー

ジョウト地方のサファリゾーンで、もりエリアにいわばブロックを63個設置するとダンバルが、やまエリアにいわばブロックを56個設置するとメタングが出現する。
捕獲率に関してはお察し下さい。

しかし、幸いにも
  • シロガネ山にいるレッドに勝利すること。
  • マサラタウンにある研究所でオーキド博士よりカントー御三家を貰う
  • シルフカンパニーでダイゴからホウエン御三家を貰う
  • ニビシティの博物館でダイゴに話し掛ける。
これだけの条件を全て満たすことで、ダイゴにフォレトスと交換して貰えるようになる。
ちなみに、この際交換に出すフォレトスのなつき度が最大であるとダイゴがはがねタイプについて熱く語る姿が見られる。毎日ぎゅーっとダンバルを抱きしめるらしい。

BW・BW2

本世代ではなんとジャイアントホールの揺れる草むらに野生出現する。
一人のチャンピオンの切札でもあるポケモンが野生で出現するという事実は、初めて遭遇したプレイヤーにとっては、まさに衝撃であったことであろう(ちなみに同じBWで野生のカイリュー(ワタルの切り札)、野生のミロカロス(ミクリの切札)も登場する)。
なお、当然ながら捕獲率はお察し(ry

XY

今回はダンバル系統自体が通常野生出現せず、メタングがフレンドサファリ限定で出る。
出現が3匹になるとたまに「ライトメタル」持ちが紛れて来るため注意。

SM・USUM

ホクラニ岳でダンバルが出現するが、『SM』限定でポニ島到着後にメタングがポケリゾートに遊びに来てくれる事がある。
むしろこちらの方が手に入れやすいかもしれない。

ストーリーにおいては、『USUM』でアローラ四天王となったマーレインの手持ちで立ち塞がる(『SM』でもクリア後のチャンピオン防衛戦で使用していた)。

ソード・シールド

初期では出現せず、『冠の雪原』でようやく復帰。
カンムリ雪原の「雪中渓谷」に出現する。
が、まあ捕獲率は(ry。

ただ、ヘビーボールという観点でいえば体重550kgであるメタグロスは補正が最大となるため、そういう意味では捕獲しやすくは(一応)なっている。

スカーレット・バイオレット

またもや初期の登場を逃しており、これまた『藍の円盤』まで登場お預け。
もはや最後の最後に登場することがお約束になってしまっているまである。

出現場所は寒冷地帯のポーラエリアであるが、今回は野生で出現するのはメタングまで(テラリウムドームの☆5または☆6のテラレイドバトルで粘ればメタグロスも一応出るが)。
勿論捕獲率(ry。色違いを狙うとなると捕獲するまでにパワーが切れるのも覚悟する必要がある。
このため特にボールにこだわりがないなら、道具プリンターでマスターボールを入手して使用するのが望ましい。

ちなみに、水上で出した場合、足を折畳んで浮遊する姿が見られる。

性能

種族値
HP 攻撃 防御 特攻 特防 素早さ 合計
80 135 130 95 90 70 600

特に攻撃・防御が高く、550kgある割には素早さも中程度ある。浮いて移動できるからであろうか?
それ以外の種族値も水準高めとなっている。さすがは600族といったところ。
加えて弱点が少ない(ほのお・じめんのみ)ことから非常に優秀なポケモン。
だが第6世代から弱点が2つ増えてしまった(後述)。

特性は「クリアボディ」。
相手からの「能力を下げる効果」を受け付けないというシンプルかつ強力な効果。
一方、夢特性は「ライトメタル」。
自分の体重が半分となるものであるが、元々の体重が重過ぎて「かるいし」を持たせてようやく「けたぐり」の威力が120から100にまで減るレベル。
「クリアボディ」が強過ぎるのもあるが、それを抜きにしても完全にハズレである。
おまけに第9世代では「ヘビーボンバー」を習得可能になったので本当に邪魔でしかないという結果に。

扱える技は多く、代名詞である「コメットパンチ」が強力。
その他一致技の「しねんのずつき」や先制技の「バレットパンチ」、サブでは「じしん」「アームハンマー」「かみなりパンチ」「れいとうパンチ」、そして最後っ屁の「だいばくはつ」まで覚える。
なお、相性の良い「ヘビーボンバー」は第9世代まで覚えられなかった。こればかりはメガシンカの存在もあるのだと思われるが。

補助技は素早さを補う「こうそくいどう」「ロックカット」。
「トリック」「でんじふゆう」と言った小技も。
BWでは「コメットパンチ」との相性が良い積み技の「つめとぎ」も覚えられるようになった。なお、第7世代で没収されるも第9世代で自力習得技に変更された。中々器用なことで。

大抵の相手を高い攻撃力より放たれる「コメットパンチ」+「バレットパンチ」で落とせるという恐ろしい性能を有する。
物理防御の耐久調整で「(プレート)コメバレ耐え」という言葉がかつてあったほど。
しかしはがねタイプは半減されやすく命中率も低いことから、敢えて「コメットパンチ]を採用せず、受けにくるみずやでんきに強い「アームハンマー」や「しねんのずつき」が優先される場合もある。

種族値の割に技威力のせいで火力が控えめで(それでも高いほうではあるが)、かつ命中率安定技に乏しいのが通年の悩みの1つだったが、第9世代の藍の円盤で念願の高威力かつ命中安定の一致技習得を果たした(後述)。

また、普段使わない特攻に95も入っているが、裏を返せば意表を突いた特殊型も可能。
ただ、技バリエーションが少し浅いため中々頭を悩ませる。
第8世代では無理矢理特殊型も開拓されたが、基本的にはお膳立てが必要となる。

第3世代

初登場にして大いに暴れた世代。
優秀な耐性と種族値、デバフに強い特性と事実上の専用技であった「コメットパンチ」を活かしてシングル・ダブル共に環境の中心に立った。

当時4振りメタグロスの素早さ実数値91は、素早さ調整の有名な指標となった。
このラインに達するかどうかが、低速帯を脱することができるかどうかの分かれ目であった。
同時に準速メタグロスの実数値122は中速帯の激戦区の1つであった。

シングルバトルではパワーを活かした「こだわりハチマキ」型、状態異常に強い「ラムのみ」型、「みがわり」を持った高速無限ハメ型に強い「せんせいのツメ」型が主。
さらにFRLGで「だいばくはつ」を獲得すると、不利対面でも1:1交換に持って行けることから死角がなくなった。

ポケモンリーグ2005中学生以上の部では決勝進出者9人中8人が使用。
環境に多かったカビゴン・ラティ兄妹にも強かったのがウリであった。
この全国大会で使われたかどうかは不明だが、ダブルでは「いわなだれ」の威力分散を嫌って「めざめるパワー(いわ)」を使う事例も一定数見られた。

ただ、当時は厳選が非常に厳しく、効率的に通常のプレイヤーは実質的にトクサネシティのダイゴの家のダンバルでしか厳選できなかった(しなかった)。さらに、エメラルド以前はシンクロも存在しなかったため、ダイゴの家のダンバルはようき最速かいじっぱりA31が出れば、後は他個体値に一切関係なく厳選成功まであった。

なお『ルビー・サファイア』の公式攻略本には「サイコキネシス」「コメットパンチ」両採用の両刀で「たべのこし」所持というバトルタワー用型が掲載されていた。
当時発展途上であったポケモンバトル研究のレベルがうかがえる。

第4世代

「しねんのずつき」、「アームハンマー」、「バレットパンチ」を獲得し、「ほのおのパンチ」、「かみなりパンチ」、「れいとうパンチ」の物理技化により実用化している。代わりに「シャドーボール」と「ヘドロばくだん」は特殊技化し、事実上の没収となっている。

天敵ガブリアスが登場して勢いが多少衰える。
しかし、そもそも耐性が強いこともあり世代末期のバトレボに存在した「結論パ」にも普通に使われた。
ガブリアスとバンギラスのコンビがバトレボ環境で良く用いられたが、その内バンギラスに強かった。
この世代でも有利対面であるラティオスが良く使用されてていたのも追い風であった。

新規習得技では「バレットパンチ」が一番優秀で、メタグロスの「コメットパンチ」+「バレットパンチ」は数多くのポケモンの耐久調整の指標となった。
また、第3世代のカビゴンよろしく、素早さいたちごっこの前線にも立った。
ダブルバトルでは「だいばくはつ」のダメージが0.75倍に分散する仕様となったがまだまだ十分使えた。

ポケモンリーグ2007決勝大会中学生以上の部では「じこあんじ」型が使われ、見事日本一に導いた。
WCS2009優勝パーティには最速「こだわりスカーフ」+「トリック」型がエントリーされた。

GSダブルでは最遅90族抜かれ「おいかぜ」込み最速100族抜きの、素早さ無振り無補正で個体値18から19、実数値85という特殊な調整がメジャーな型の1つであった。
また、「アームハンマー」でのバンギラス処理と爆破処理が出来れば十分ということから、Aを極力削ってカイオーガのC特化「しおふき」を耐えられるぐらいにHDに厚くした型も主流であった。

バトレボで手堅く勝ちたい場合、DPtの野生乱数で手に入るいじっぱり5Vダンバルがおススメであった。マスターボールさえ用意できれば乱数部分は楽であった。

第5世代

新規に強力なほのおポケモンが続々追加され、既存のほのおポケモンも大幅強化。
弱点が突かれやすくなった。
また、「だいばくはつ」の防御を半減する仕様がなくなり、ダメージソースとしては実用外に。
しかしその一方、「ふうせん」登場や相性補完に優れる相方サザンドラ追加など得るものもあった。

シングルバトルでは「シュカのみ」を持たせつつ耐久調整してドリュウズやガブリアスの「じしん」に備えつつ、一般的なガブリアスを「れいとうパンチ」+「バレットパンチ」で落とせる程度の火力を確保した型が用いられた。
ボルトロスの「10まんボルト」を意識した特防振り型、ラティオスを意識した「おいうち」型も使われた。

ジャパンカップ2012オンライン大会(ダブルバトル)では使用率1位を記録している。

第6世代

ここに来て厳しい調整がメタグロスを襲う。

「コメットパンチ」威力低下に加え、ゴースト・あくに弱点を突かれるようになってしまった。
フェアリータイプの弱点を突けるようになった、「コメットパンチ」の命中率が微上昇したという強化を差し引いても大幅な弱体化で、使用率は急降下。
歴代唯一といって良いほどの冷遇期であった。

『ORAS』でメガシンカを獲得したものの、当時はまだ素早さ反映が遅く、そもそもはがね・エスパーが刺さりにくい環境であったということもあり余り伸びなかった。
とはいえ、ホウエン限定大会ではしっかり活躍するなど、全くの日陰者になっていたという訳でもない。

第7世代

フェアリータイプが大幅に増えたことや、メガシンカ仕様変更で素早さがいきなり反映されるようになり、(メガシンカ込みであれば)第一線に復帰するようになった。
だが「コメットパンチ」の威力は戻らず、「バレットパンチ」も無効化される手段が増えた。
そのためこの世代では「コメットパンチ」は捨てられ、高い素早さと好相性な「アイアンヘッド」が主軸となる。「バレットパンチ」「アイアンヘッド」両採用型も珍しくなかった。

一応USUM期のダブルバトルではカプ・テテフの「サイコメイカー」で「しねんのずつき」を強化するコンビも使われることがあり、第6世代よりもエスパー枠としての性質が若干強まったといえる。
また、耐久に厚く降って技の追加効果の試行回数を稼ぐ型も見られた。

第8世代

初期の登場を逃してしまいしばらくHOMEでお休みになってしまうが
「冠の雪原」で遂に解禁。

新たにアイアンローラー・ボディプレスを習得。
しかし、ボディプレスはともかくアイアンローラーは素では使いにくく、専らダイマックス前提の物理技としての採用が主。
特殊技ではてっていこうせん・ワイドフォース・メテオビームを習得。
特にメテオビームで特攻を強化すれば物理型にも負けない火力を出せるようになるので、不意を突ける。

高い耐久・耐性とダイマックスとの相性は良い。
じゃくてんほけん・とつげきチョッキを持たせたダイマックスエースとしての適性は非常に高く、さらにダイマックス技の能力低下を「クリアボディ」で受け付けず、バンギラスのような4倍弱点もないため、対面性能は群を抜いて高い。
そのおかげで、使用率は10位台をキープし続けた。

ダブルバトルでは自身はダイマックスしつつ、味方にじならしを撃って貰うことで「相手全体に素早さ低下+タスキ潰し」「メタグロスは小ダメージでじゃくてんほけん発動+素早さ低下はクリアボディで無効」という強力なコンボも生まれまれた(メジャーとなり過ぎたため読まれやすいという欠点もあるが)。
ガオガエンの「すてゼリフ」対策としても有効である。

何気にこの世代ではこうこうのしっぽトリック型まで登場。
メガシンカを失った代わりに型の選択肢が増えたといえる。

第9世代

今回もまたもや初期参戦を逃し、ジャラランガにも先を越される中
ようやく「藍の円盤」において復帰。

この世代では遂に待望の「ヘビーボンバー」を習得。
ついでに「サイコファング」も習得し、命中不安が改善されて使いやすくなった。
その他新登場の「ハードプレス」、念願のいわ高火力の「ストーンエッジ」、あく打点兼妨害手段の「はたきおとす」も獲得している。
何気に「シャドークロー」「くさわけ」「きあいパンチ」まで増えている。それで良いのかてつあしポケモン。
特殊技であるが「みらいよち」もしれっと新規習得。

なお、この世代では「だいばくはつ」が自力習得技に変更されている。
確かにメガメタグロスは手がなくなると相手に張り付いて自爆する習性があったが、そこまでして自爆したいのだろうか……?
因みにこの「だいばくはつ」は、A特化して「こだわりハチマキ」を持ってノーマルテラスタルを切ると、HB特化ヘイラッシャが1/2の中乱数1発。ここに「ステルスロック」のダメージが加わると、最低乱数でも104.7%入る。

環境としては補完が効いた600族ドラゴンが全員揃っていること、ハバタクカミという絶好の役割対象の存在が追風。
その一方環境に多いあく・ゴーストの存在が重く、エスパー複合がよりデメリットとなってしまっているのが痛い。

解禁早々ダブルの主戦力の1体となっていた。ダブルではパワーと耐久を活かしたいじっぱりHAdベースの「とつげきチョッキ」型が主流。エルフーンやガオガエン、ゴリランダーといったサポーターで攻撃を通すのがメインの使い方。シングルでも「とつげきチョッキ」型や「じゃくてんほけん」型として早速そこそこ使用されている。
だがこの世代でははがね枠のフィニッシャーとしてサーフゴーやブリジュラスの壁が厚く、このインフレし切った2体と比べると陰りの見えるスペックと見做されるようになり、何より同複合タイプによりサイクルや崩しに長けたテツノカシラが台頭したため、往年ほどの使用率とはならなくなった。シーズン15よりシングル・ダブル共に早速勢いが衰えている。

準伝説・パラドックスポケモン以上が使用不能なレギュレーションHでも、競合するはがね枠のアタッカーであるブリジュラスやドドゲザンが目の上のたん瘤となり、エスパー枠としてもクエスパトラやイエッサン♂に枠を追われるケースが激増。
それでもクエスパトラの「ルミナコリジョン」を「クリアボディ」で無効化できること、「サイコファング」でアローラキュウコンの対策ができることなどから、シーズン24から使用率が若干上がっている。「サイコファング」と「はたきおとす」による妨害性能を軸とした型が主流となっている。
あまりに浮いていないはがねがブリジュラス諸共じめんウエポンで包囲されたため、次第に「シュカのみ」型がメジャーとなった。要するに「ふうせん」だけではじめんウエポン対策が足りず、2枠目の「ふうせん」として「シュカのみ」が動員されているということである。ゴースト打点対策の「カシブのみ」もこのレギュレーションではメジャー化しているが、これら半減きのみの需要は後述の通り元のタイプが優秀寄りだからこそテラスタルを切りづらいメタグロスならではの事情だろう。
シーズン24最終8位構築には、王道の1つとなっている「サイコファング」「はたきおとす」「じしん」「バレットパンチ」という技構成の「とつげきチョッキ」型がエントリーされていた。

テラスタルとの相性は要考慮。
4つある弱点の補強と見るか、高い耐性を捨てると見るかはトレーナー次第であろう。
幸い、元の複合タイプを維持しつつ火力を補強するステラも登場しているため、その辺りも念頭に入れると良いであろう。
参考までに、シングルでは弱点僅少でほのお対策になるみず、「じしん」を増強するじめん、一致を増強するはがね、ゴーストやあくへの対策となるあく、じめんを露骨に対策するひこうがメイン。ダブルではシングルと同じようにみずやはがねも使われるが、ゴーストウエポン対策になるノーマル、ほのお対策になる上に雨パのごり押しやゴリランダーのくさウエポンにも強くなるドラゴンも使われる。








使用トレーナー

ゲーム版(本編)
ダイゴ:ホウエンチャンピオン※1
ヒース:ドームスーパースター
ゲン:ポケモントレーナー
ミカン:ジムリーダー(ジョウト)※2
カトレア:四天王(イッシュ)※3
アクロマ:プラズマ団
ナツメ:ジムリーダー(カントー)※4
マーレイン:ポケモントレーナー・四天王(アローラ)
トウガン:ジムリーダー(シンオウ)
ネリネ:ブルベリーグ四天王
※1:ダイゴのメタグロスも参照
※2:強化後及びPWT
※3:強化後
※4:PWT



『ポケモンマスターズ』

ダイゴのバディで実装(ダイゴのメタグロス)。
メインストーリー・キリヤ編では、作中のストーリーのみであるが、キリヤが強いポケモンをレンタルしており、その中にメタグロスがいた。






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最終更新:2025年03月19日 08:06
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