色違いについての基礎知識








野生で色違いに出会える確率は?

スカーレット、バイオレットにおける初期状態での色違いの出現率は1/4096といわれています。
これに、ひかるおまもり、かがやきパワー、大量発生などを組み合わせて、色違いを出やすくすることができます。
後述しますが、大量発生は60匹を上限としてポケモンを倒すたびに色違いの出現率が上がっていくため、レッツゴーで60匹倒した状態での出現率を記載しています。
こちらのサイトでは基本的に、ひかるおまもりあり、かがやきパワーLV3あり、大量発生なしの1/683の環境下で厳選することが想定されています。
ひかるおまもり かがやきパワーLV3 大量発生(60匹倒す) 出現率
× × × 1/4096
× × 1/1365
× × 1/1365
× × 1/1024
× 1/819
× 1/683
× 1/683
1/512
本格的に色違い集めをしたいなら、ひかるおまもりは是非ゲットしておきましょう。
パルデア図鑑を完成させる必要があるので大変ですが、一度手に入れてしまえばその後の色違い探しが大幅に楽になります。

なぜ大量発生を狙わないのか?

(※こちらは管理者の持論になりますので賛否両論あるかと思いますが、このwikiを作成した根幹に関わる自分なりの考え方をまとめておきます。)

色違いの出現率を考えれば、大量発生を狙ったほうが確立が高いのは事実です。
しかし、大量発生を狙った方がよいケースと、必ずしもそうでもないケースがあると考えられます。
大量発生で色違いを狙う際のデメリットとして、以下の3点が挙げられます。
①狙いのポケモンの大量発生を探す必要がある。
②60匹倒す手間がかかる。
③単体でしか湧かない。

①について
大量発生するポケモンは、日付を跨ぐかswitch本体の時間を動かすメニューのOKボタンを押すことで更新されます。
(時間は動かさなくもOKを押せば変わるようです。)
また、大量発生のポケモンが更新された際に、プレイヤーがいる場所によって抽選されるポケモンが変わる仕様になっています。
大量発生を狙いたい場合は、まず目当てのポケモンの生息地へ行き、そこでswitch本体の時間変更を繰り返します。
(この時、目当てのポケモンに対応したそうぐうパワーを発動させておくと、大量発生が出現しやすくなるそうです。)
運が悪ければ数時間かかるということも考えられるため、この工程を無視できるのが大量発生なしで厳選する方法のメリットの1つです。
うっかり大量発生が消えてしまう可能性があるということも注意しなければなりません。
現在の大量発生をキープしたい場合は、レポートを書いてから時間をその日の0時に戻してソフトを落とすことで、現実世界で日を跨いでも継続して厳選ができます。

②について
5分程度で可能なのでそこまで大きなデメリットではありませんが、やはり時間を節約できるに越したことはありません。
ちなみにレッツゴーで倒す際に使用するポケモンは、ブロロンが良いとされています。
移動速度が速いことと、浮遊しているため水上でも活躍してくれます。
レッツゴー用にレベルを100にしておきましょう。

③について
スカーレット、バイオレットにおいて、画面上に出現できるポケモンの数の上限は基本的に15匹という制限があります。
野生ポケモンにおいては群れ出現というものが存在します。
こちらのサイトではその群れをサーナイト+ラルトスというように表記していますが、これはサーナイト1匹、その周囲にラルトスが4匹湧くというものになります。(状況次第で周囲のポケモンの数は変動します。)
群れの最大の特徴は、同時に5匹湧くというところになりますが、大量発生の際はこの群れ湧きが発生しないと思われます。

こちらの動画は大量発生ではありませんが、単体湧きと群れ湧きの比較動画になります。
(今回は単体湧きでたまたま色違いが出てしまいましたが・・・)

単体湧き

群れ湧き

群れ湧きを狙った方が格段に効率が良いことがわかると思います。
群れが湧く時には必ず5匹セットで出現しています。
つまり実質3匹湧いてくるだけの時間があれば画面上に15匹のポケモンが出現するということです。
大量発生の場合はこの群れ湧きがありません。
その差も考慮すると、狙いのポケモンや出現場所によっては大量発生なしの方が結果的に効率が良いこともあると思われます。

大量発生はどんなポケモンの時に狙うか?

そうぐうパワーを発動させた場合に、狙いのポケモン以外も出現してしまう場合に、大量発生を狙うのがオススメです。
例えば「イーブイを狙う際にそうぐうパワーノーマルを発動させたら、他のノーマルタイプも出現してしまった」というような時は、イーブイの大量発生が出ている状態であればイーブイだけを狙いやすくなります。

また、色違いの最大サイズや最小サイズのポケモンを狙いたい場合は、「かがやきパワー」「二つ名パワー」「でかでかorちびちびパワー」を発動させることになり、そうぐうパワーをつけることができません。
その場合は大量発生を狙うことでそうぐうパワーなしでも狙いのポケモンに絞れるため、野生厳選よりも効率が良いです。

大量発生のポケモンを一定以上倒すと、画面右上にメッセージが出ます。
大量発生によってメッセージの出るタイミングにバラつきがあるようですが、2回目のメッセージの「大量発生した〇〇はさらに少なくなってきた」のメッセージが出るまで倒しましょう。このメッセージが出てからさらに10匹程度倒せば大体60匹到達になります。
あとはレポートを書いてからかがやきパワーを発動させて色厳選をしましょう。
色違いが出現しなかった場合にリセットすることで、スパイスの節約が可能です。
※スパイスが余っている方は、60匹倒す過程で色違い遭遇率を上げるために、かがやきパワーを発動させても良いです。


倒し続けていると・・・

更に倒し続けると・・・

固定シンボルとテラレイドバトルについて

結論から言うと、固定シンボルとテラレイドバトルにはひかるおまもりやかがやきパワーの効果が乗らないようなので、色違い厳選の難易度はかなり高いということになります。

固定シンボルとは、通常の野生ポケモンと少し違う扱いを受けている個体のことで、マップの特定の場所に固定で出現するポケモンのことです。
今作においてはテラスタルしている野生のポケモンが固定シンボルとなりますが、その他にも配置されています。
例えばミカルゲポケモン図鑑では生息地不明とされていますが、ナッペ山の特定の場所に行くと戦うことができます。
しかし、他の野生ポケモンのようにたくさん出現するわけではないので、特定の手順でリセットを繰り返すかタマゴで色違いを狙うしかないということになります。


固定シンボルの特徴は以下の通りです。
  • 対象のポケモンが画面から一度消えても個体がリセットされない。(往復による厳選不可)
  • 日付を跨がないと復活および個体リセットがされない。(ただリセットをするだけではダメ)
  • ひかるおまもり、サンドイッチの効果がない。(色違い出現率1/4096で粘ることを強いられる)
色違いを狙う手順としては、
①狙いの固定シンボルを一度倒す。
②狙いの固定シンボルが出現する場所でレポートしてソフトを落とす。
 (少し前に出ると固定シンボルが出現する位置がベスト)
③日付変更をする。
④ソフトを起動し個体を確認して、色違いでなければリセット。以下リセットを繰り返す。
これで"日付を跨いでから初めてゲームを起動する"環境になるので、個体のリセットが行われます。

タマゴで色違いを狙う場合

言語の違うポケモン同士のタマゴの場合、色違いの出現率が上がります。
日本語×英語、ドイツ語×フランス語など、組み合わせはどの言語のものでも良いです。
ポケモン界隈では俗に「国際孵化」と呼ばれているもので、海外メタモンを欲しがる人が多いのはこのためです。
色違いの出現率は、ひかるおまもりありの場合は1/512、なしの場合は1/683になります。
かがやきパワーの効果はありません。
野生で出現しないポケモンなどはこの方法で色違いを厳選することになります。
今作においては野生での色違い厳選が容易なため、相対的に時間がかかる方法となっています。
主には御三家の色違いを狙いたい場合や、ボール遺伝を利用してオシャレなボールに入れたい場合に採用します。
ポケモンホームが解禁されていない現状では、通常のウパーやガラルニャースなどもこちらの厳選方法のみになります。
タマゴが見つかりやすくなる「タマゴパワー」を活用しましょう。
もちろんLV3が一番効果が高いですがスパイスを消費するため、スパイスに余裕がない場合はLV2を発動させましょう。
LV2であればサンドイッチなしでも作れるし、町にあるレストランの料理でも発動できます。

日本産の例
※自分のポケモンの場合は表記されていません。
 画像は日本産の他人のポケモンです。

フランス産の例

色違いが出現しないポケモンは?

携帯機においては過去作のブラック・ホワイト以降、"通常プレイでは色違いが出現しないように設定されているポケモン"が登場しました。
文字通り、何度ソフトリセットをしても色違いが出ないポケモンになります。
基本的には幻、伝説、準伝説、一部固定シンボルのポケモンが出ないようになっています。
過去作については割愛しますが、本作では現状、以下のポケモンの色違いが出現しないように設定されているようです。
色違いが出現しないポケモンは、公式が開催するイベントにて配布されたり、期間限定でふしぎなおくりもので配布される傾向にありますので、色違いコレクターの方は見逃さないようにしましょう。
最終更新:2023年08月27日 09:55