主要キャラ


勇者

種族:人間 性別:男
主人公の1人 魔界の奥、魔王城へ一人と乗り込んだ戦闘能力の持ち主。
魔王を倒しても戦争は終わらずより酷い結果になると説得され魔王の仲間となった。
女の子が周囲に集まってくるギャルゲー体質の持ち主。しかし童貞。
黒髪(この世界では珍しいらしい)だが、それは先祖に侍がいるかららしい。
一族全員が戦士という家庭で生まれ育った。
魔王と過ごした時間や、一人で行動する時間が次第に彼を「ただの無敵勇者」から別の存在へと進化させてゆく。
正体を隠すために人間界では「白の剣士」、魔界では過去の魔王が使っていたという鎧兜を身に纏い、「黒騎士」と名乗る。

魔王

種族:魔族(図書館族) 性別:女
主人公の1人。魔界の端っこで経済学を研究していた学者。150歳。
歴代の魔王と比較すると圧倒的に戦闘能力が劣るが、その分を知識でカバーしている。
広範な知識を持ち戦争を経済的観点から分析、戦後処理を含めて「まだ見ぬ未来」を模索しようと勇者に持ちかける。
星の最果てにあると云われる『外なる図書館』で育ち、この世界ではまだ誰もたどり着いていないような高度な知識をもつ、
勇者と並ぶ『世界の特異点』の片割れ。
長い間待ち焦がれていた勇者と相互所有契約を交わす。
人間界では「紅の学士」と名乗り、農法の改善や馬鈴薯の生産などで目覚しい功績を挙げる。
また、南氷海での戦いにおいては流氷を船代わりにするという冬寂王の考えを事前に見抜き、塩を提供した。
しかし、その功績が仇となり中央聖教会から異端扱いされてしまう。
地味に巨乳。

メイド長

種族:魔族(図書館族) 性別:女
主人公の1人。「メイド道」を追求している。これでも魔王より年上。魔王軍の指揮も任されたことがある。
眼鏡っ子。

メイド姉

種族:人間 性別:女
元々は隣村から逃亡してきた農奴。冬の寒さに耐え切れず、妹と共に魔王の邸宅に逃げ込んできた。
その後、妹と共にメイド長からメイドとしての指導と魔王の教育を受ける。
思索的な性格で、書類の扱いに長ける。
当初はメイド長の下でメイドの仕事全般をおこなっていたがその能力を見いだされて魔王の秘書のような仕事もすることに。
メイドとして雇われるきっかけともなったメイド長の問いかけから自分がいかなる存在なのか、人間とは何なのかを常に悩んできたが、
異端審問騒動を契機に思想家としての側面を見せ始める。
亜麻色の髪を持つ。7人兄妹の3番目だが、生き残ったのは彼女とすぐ下の妹だけだった。

メイド妹

種族:人間 性別:女
姉と共に逃亡してきた農奴。姉共々メイドとしての指導と魔王の教育を受ける。
料理の才能があり、将来は料理人になるのが夢。

女騎士

種族:人間 性別:女
元聖銀冠騎士団所属で、現在は湖の国に本部を構える「湖畔修道会」のトップにして勇者の仲間。
勇者に惚れているが、中々行動に出せない。
冬越し村修道院へと居を移し、魔王と勇者の屋敷に足繁く通う。
さっぱりとした性格。 気性の娘。魔王の正体や勇者との関係を知り、それでも友情を結ぶ。
貧乳がコンプレックスで、その件で時々魔王と揉める。
勇者と共に旅をしていた頃は「勇者の右の翼」「鬼面の騎士」「怪力皇女」「石壁しぼりの女夜叉」などと賞されていた。

女魔法使い

種族:人間 性別:女
勇者の仲間の1人。よく眠る電波系キャラだが、魔法の腕は確か。
妖精族の魔法を学んだ後、「外なる図書館」へと向かう。
勇者と共に旅していた頃は「出来の悪い悪夢」「昼寝魔道士」と賞されていた。

同盟


青年商人

種族:人間 性別:男
主人公の1人。「同盟」に所属する若き商人。南氷海西方を担当している。
改良型羅針盤を巡る交渉で魔王の元を訪れた際、強い感銘を受けて、取引相手としての関係を結ぶ。
『同盟』の最高幹部10人委員会の一人に出世した彼は勇者とも語り合い、商人として新しい境地へ。
三国通商同盟と大陸中央部、聖王国との軋轢を利用した 巨大な商戦をしかけ、その規模は、この時代には珍しく経済戦争の域に達する。
利にさとい辣腕商人として巨額の富を扱いつつも、ポーカーフェイスを崩さない。
父親も商人だった。

辣腕会計

種族:人間 性別:男
青年商人の補佐役。

中年商人。

「同盟」の商人。


人間界


冬の国


冬寂王

種族:人間 性別:男
主人公の1人。冬の国の王。父である先代王を魔族との戦いで亡くした。槍武王の末裔。
登場時にはまだ王子であったが、南部諸王国の会議の席で即位を宣言。
開明的な思想の持ち主で、鉄の国、氷の国との連合国家を目指すことを表明。魔王に興味を持つ。
王としての初陣は極光島奪還作戦であり、その時は戦場の地の利を知り尽くした地元であることを生かし、流氷を連結し海峡に陸を作ることで、海上戦を避けるという知略を見せる。
その後、南部諸王国のうち3カ国をまとめる通商同盟の締結など様々な改革で王としての頭角を現してゆく。

執事

種族:人間 性別:男
冬寂王に仕える執事で、勇者の仲間。
現在おそらく60代であるが、まだ背はしゃっきりと伸びた変態ヒゲ紳士。既に白髪。
常にタキシードを着用し、現在では冬寂王の執事としてことあるごとに「若、若」と呼びかけている様子。
どうやら勇者パーティーでは男二人(勇者と)でさんざんな悪さをしていたようで、勇者からはパフパフの師匠と呼ばれている。
勇者と共に旅をしていた頃は「黒点の射手」「突然死」「弓兵」と賞されていた。

商人子弟

種族:人間 性別:男
冬の国の商人の三男坊。魔王の教え子であり、経済・金融に強い。
商会と金貸しを上の兄が、交易を下の兄が継いだせいで仕事がなく、魔王の紹介で城に来たところ官吏としてこき使われる羽目に。
将官とのやり取りの中で官僚制を発案する。

従僕

種族:人間 性別:男
商人子弟の助手。泣き虫。ショタ。

将官

種族:人間 性別:男
冬の国の将官。商人子弟の話し相手。商人子弟が官僚制を発案するきっかけを作った。

鉄の国


鉄腕王

種族:人間 性別:男
鉄の国の王。優れた軍人でもある。

軍人子弟

種族:人間 性別:男
軍人の息子。魔王の教え子であり、女騎士の弟子。軍事に強い。何故かござる口調。
最初は女騎士のことを馬鹿にしていたが、その剣の腕前を見て恐れをなした。
後に鉄の国の国境守備隊隊長に就任。

氷の国


氷雪女王

種族:人間 性別:女
氷の国の女王。既婚者。巨乳。

貴族子弟

種族:人間 性別:男
氷の国の貴族の息子。魔王の教え子であり、外交分野に強い。宮廷に叔父がいる。
宮廷で暇を持て余していたところ、中年商人と共に他の10人委員に接触することに。

白夜の国


白夜王

種族:人間 性別:男
白夜の国の王。后を中央から迎え入れる。
パーマ頭。司令官の叔父に当たる。

司令官

種族:人間 性別:男
聖鍵遠征軍の司令官。
開門都市に駐留していたが、勇者と羽妖精、夢魔鶫の作り出す幻影に怯え逃亡。
軍事裁判の結果、極刑の判決を受けるが白夜王の策略により脱獄。その際の拷問で片目を失った。
東の砦長と冬寂王に強い恨みを持つ。
霧の王国の王家の血筋を引いている。

魔界


火竜大公

種族:魔族(火竜族) 性別:男
紅玉神殿に住まう火竜族の族長。竜族全体を束ねている。
火竜公女の父でもある。

火竜公女

種族:魔族(火竜族) 性別:女
火竜大公の娘。時代がかった口調で話す。紅玉髪に薔薇水晶の角を持つ。
黒騎士(勇者)との賭けにやぶれた火竜大公がその男気に惚れて嫁でも妾でも、とさしだした。
公女本人はそのつもりなのだが、勇者の方がヘタレで色っぽい関係にはならずにいる。
現在は開門都市の自治委員の一人として内政を見ているが、元来は好奇心が強く多少驕慢な性格。おてんば娘だったようだ。
魔界のではあるが、高等な教育を受けている、この時代では進歩的な女性。

妖精女王

種族:魔族(妖精族) 性別:女
妖精族を束ねる女王。

夢魔鶫

種族:魔族 性別:不明
勇者の使い魔。幻影を作り出すことが出来る。

開門都市


東の砦長

種族:人間 性別:男
開門都市東の砦を担当する傭兵。茶髪巨漢。
歴戦の勇士。どうやら東方出身の血を引くらしい。
人間統治下の開門都市にあり、東の砦を治める士官の一人だったが、無能で横暴な司令官の夜逃げ同然の退却を受けたった500の手勢で開門都市の維持を引き受けることになる。
魔族に対しても公正な視点を持つ好漢だった彼は、いち早く周辺魔族との交渉を開始。
開門都市の自治独立を目指す非凡な統治センスをも見せつける。

副官

種族:人間 性別:男
東の砦長の右腕として開門都市を取り仕切る。

酒場の主人

種族:人間 性別:男
開門都市で酒場を営む。人間も魔族も隔たりなく扱う度量の良さを持つ。

魔物娘

種族:魔族 性別:女
酒場の使用人。聖鍵遠征軍の兵士に絡まれているところを勇者に助けられる。
その後、勇者を神殿に案内した。
聖鍵遠征軍撤退後は火竜公女に仕える。

南氷将軍

種族:魔族 性別:男
南氷海を支配する魔族で強硬派。銀鱗族、飛魚族、鉄亀族、巨大烏賊族、歌姫族を率いる魔界屈指の実力者。
武器は銛。
女騎士と一騎打ちを繰り広げ、武人として散る。

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最終更新:2010年03月30日 23:53