インタビュー
作者のH.Ayame様と、偶然に炬燵上でチャットする機会がありましたので、その内容をインタビュー風にまとめてみました(収録日:2009年4月下旬)。
炬燵 Polylogue Online System Ver 2.0.0 Prototype93
CopyRight 2003-2008 H.Ayame
このプログラムは動作テスト版です。
バグ報告や要望などは
http://www.ayamenet.com/app/ で受け付けています。
22:14 === Welcome Message ===
22:14 Welcom to 炬燵公開テストサーバ
22:14 ======================
22:14 『Q-YAN※Wiki管理人です』が入室しました。(Ver2.0.0(P93))
(Wiki管理人が作業中)
22:31 『H.Ayame』が入室しました。(Ver2.0.0(P93))
22:32 (H.Ayame) (・_・)
22:32 (Q-YAN) こんばんわ
22:32 (H.Ayame) こんばんわ~~
22:33 (Q-YAN) あ、Wikiの管理人です(笑)
22:33 (H.Ayame) やっぱりそうでしたか
22:33 (H.Ayame) 開発者のH.Ayameです(^-^
22:33 (Q-YAN) お体の具合はどうですか?
22:34 (H.Ayame) 身体は健康そのものですが、精神面でまだいろいろとありまして。
22:35 (H.Ayame) おかげで、開発に対するモチベーションがあがらないですよ。
22:35 (Q-YAN) 精神面重要ですよねー
22:35 (H.Ayame) ただ、Wikiができたことで、多少なりとも、モチベーションが上がってはきてます
22:36 (Q-YAN) ああ、有難いお言葉ですが、ご無理はされませんよう・・・
22:36 (H.Ayame) 仕事の関係で、いろいろありましてね・・・こんな世の中ですし。
炬燵の歴史について
22:43 (Q-YAN) 前のVersion1からすると開発は何年ぐらいですか?
22:44 (H.Ayame) 炬燵の開発は2005年11月から開発に着手してますが・・・Ver1は・・・いつだったかな
22:45 (Q-YAN) 10周年?
22:45 (H.Ayame) CopyRightみたら2003-2006になってるから
22:46 (H.Ayame) 記憶が正しければ、開発そのものは2002年のはず
22:46 (Q-YAN) そのころからJava環境で?
22:46 (H.Ayame) そうですよ
22:47 (H.Ayame) ただ、Ver1は、クライアントがVisualBasicですけどね
22:47 (H.Ayame) Javaを勉強し始めたばかりでしたから、
22:47 (H.Ayame) いまソースコードみるとひどいですよ<Ver1
22:47 (Q-YAN) VBとかデルファイとかあのあたりが全盛の頃ですね
22:48 (H.Ayame) ただ、炬燵の原型としては
22:49 (H.Ayame) Ver1の前に、公開はしてないですがお絵かきBBSも作ってたので、
22:49 (H.Ayame) いままでに作ってきたものをすべて詰め込んでみたのが炬燵って感じですかね
炬燵の今後について
22:50 (Q-YAN) 今後はどういう方向で機能を拡充させていく予定ですか?
22:50 (H.Ayame) 作り込みたい機能とかはいっぱいあります
22:51 (H.Ayame) すでに実装するつもりでいるものとしては
22:51 (H.Ayame) キャラクター管理機能
22:51 (H.Ayame) 効果音の自由登録機能
22:51 (Q-YAN) キャラクターはルール毎にシートを用意する感じですか?
22:52 (H.Ayame) いえ、もっと汎用的なものを用意して
22:52 (H.Ayame) 各自で、フォーマットを作ってもらって使ってもらう形になると思います
22:52 (Q-YAN) フォームエディタ的な? それはいいですね
22:53 (H.Ayame) ただ、最初にSW2.0とかのサンプル的なフォーマットはつける予定ですが。
22:53 (H.Ayame) エディタで文字や入力欄を配置してフォーマットを作れるようになります
22:54 (H.Ayame) 簡単なマクロ機能もできるようにしようと考えてます
22:56 (Q-YAN) マクロ!それは楽しみですね。
22:56 (H.Ayame) 一番良いのは、IRCとして使われてるLimeChatのマクロをそのまま使えたりとか・・・できたらいいなぁ
22:56 (Q-YAN) なるほど<LimeChat
22:57 (Q-YAN) 期待しております~。僕としては駒を動かしたりできるマクロがあると汎用性が高いかなと
22:58 (H.Ayame) まぁ、まだ構想の段階なのでどうなるかわかりませんが
22:58 (Q-YAN) はい
22:59 (H.Ayame) ただ、チャットでダイスの制御ができるようにはしたいと思ってます
22:59 (H.Ayame) IRCとかでオンラインセッションやるときは、チャットで「1D6」とか発言すれば触れるわけですから。
23:00 (Q-YAN) なるほど。
23:01 (Q-YAN) IRCのマクロは種類も豊富ですからね
23:01 (H.Ayame) えぇ
23:01 (H.Ayame) そのまま流用できれば、炬燵の普及に拍車がかかるでしょうし
23:02 (Q-YAN) 期待しておりますです
23:02 (H.Ayame) あー、あとカード管理機能もつけようと仕様を作りかけのままだったりしてるなぁ
長期開発の困難さ
23:03 (Q-YAN) ここまで出来ていればプラグイン的なものを準備して
23:03 (Q-YAN) 誰かに作ってもらうというのも手ではあるとは思いますが
23:03 (H.Ayame) それも考えたことはあるんですが、
23:04 (H.Ayame) なかなかセキュリティ的なこともあっていろいろ大変なんです
23:05 (Q-YAN) なるほど…
23:05 (H.Ayame) けっこう無理矢理拡張してきた機能もあるので、
23:05 (H.Ayame) 新しい機能追加もかなりシビアな部分があったりしますから(汗
23:06 (Q-YAN) かなり完成されてますからね
23:07 (H.Ayame) 完成に近づいてるように思われますが、
23:07 (H.Ayame) 逆に機能的に破綻しようになりつつもあったり・・・しますが・・・
23:08 (Q-YAN) 機能的に破綻というと、どのへんが?
23:08 (H.Ayame) 炬燵の開発しはじめたころは
23:08 (H.Ayame) まだJavaについて完璧って訳ではなく
23:09 (H.Ayame) そのころに間違って実装した部分が結構のこってるんですよ
23:09 (H.Ayame) 機能追加するたびに、それが原因で固まることもあって
23:09 (H.Ayame) それを無理矢理回避してきたので
23:09 (H.Ayame) それらが積もり積もって・・・
23:10 (Q-YAN) うーん
23:10 (H.Ayame) ただ、このままだとまずいとは分かってましたから、昨年の夏頃から、一つ一つの機能を作り直してたりするんですけどね
23:11 (Q-YAN) そういう作業だと機能を追加という感じではなくなってしまうわけですね
23:11 (H.Ayame) そうなりますね
23:11 (H.Ayame) だから、アップデート履歴みると
23:12 (H.Ayame) ほとんと更新されてないようにみえる履歴もありますが
23:12 (H.Ayame) そういうところは大幅な作り直しがあってアップデートしてたりします
23:13 (H.Ayame) それにともない、ちょっとしたバグが治ってたりして、それが履歴にのってるって感じですかね
23:13 (Q-YAN) お疲れ様です・・・
23:14 (H.Ayame) 大幅に修正しても見た目とか操作性が全然変わってないと、アップデートしても、「何が変わったんですか?」ってツッコミ入りますから(笑
23:14 (Q-YAN) 辛いですね(涙)
23:15 (H.Ayame) まぁ、ちょっとづつやっていきますよ
以上、インタビュー(と称した単なるチャット?)をお届けしました。
炬燵の今後の展開などを語っていただき、大変嬉しかったです。と同時に、ここまでのソフトをつくりあげるのには大変な苦労があったようで、そのお力と努力に頭が下がる思いがします。
体調にはお気をつけて、これからも頑張ってください!
(完)
- こたつっていつから使われているんですか? -- 久冨莉夢 (2011-11-15 20:39:28)
最終更新:2011年11月15日 20:39