名前:シウ・チァンフー(Shù Chénghè)
年齢:25
身長:174cm
特に自己紹介するようなこともないんだけど。各地を放浪している、さすらい人といったところか。理由?俺の心を奪ってくれる愛らしい女の子を探すため、かな。
家は中国だけど、世界中を回っているから中には以前会ったって人もいるかもね。いつでも何処でもこんな格好してるから、まあ目立つだろう。
1年くらい前に世界的に有名な雑誌に載ったことがあるんだよね。そういうの、よく読んでる子なら見たことがあるかも。内容が知りたいって子は教えてあげるからおいで?特に可愛い子なら大歓迎。
別に野郎でもいいけどな。
そんなところか。それじゃあ宜しく。
シウ・チァンフー(树 城贺)。本名は城賀樹(ジョウガ イツキ)。母親は中国人だが父親は日本人、自身の国籍も日本。
職業:ヒモ。世界各地で数多の女性を誑かしては家に転がり込み、満足したら出て行く。
女性に優しい人物かと思いきや内実はその真逆で、女性の人生を破滅させることに悦びを覚えている。常套的な手段としては、出会った女性に甘い言葉を囁いてその心を掴み、さんざん貢がせたり自分以外との関係を断たせたり、兎にも角にも自分に依存しきらせたところで別れを告げる。まさにクズオブクズ。トップオブザクズ。
*
幸賀美月の双子の弟。二卵性双生児。
しかし美月は彼の存在を知らない。
格式高く、昔からの因習にとらわれる家であったがゆえに、双子の弟として生まれたイツキは忌み嫌われた。
生まれた直後には亡き者にしようと手すら下されかけたが、その際に美月が大泣きしたため死は免れる。
しかしその存在は無き者とされ、分家である城賀の姓を名乗って、別棟に疎外されながら不自由に育てられてきた。
そんな10歳のある日、イツキの居住する区画に美月が迷い込んできてしまったことにより二人は邂逅する。
その直後から幸賀の家では様々な不幸に見舞われるようになり、多数の人間が亡くなっただけでなくイツキも自身の唯一の世話役だったじいやを喪った。
しかしそういった不幸は双子が出遭ったせい・ひいてはイツキが居たせいだとして、イツキは仲の良かった友人達と別離されて母方の者達が暮らしていた中国へと強制的に行くことになった。無論言葉も何も分からぬまま。
そんなこんなで自身の境遇を一変させた美月には並々ならぬ感情を抱いている。
ゆえにその腹いせが如く女性達の人生を滅茶苦茶にして、消えることのない鬱憤を晴らしていた。
ターゲットは黒髪であったりイニシャルがMKだったり、美月と共通する点が多い者がよく選ばれていたが、まあ基本的に寄ってきた女性なら誰でもという感じ。
*
生きてて良いことなんてなかった。家族には除け者にされた、大切にしてくれたじいやは死んだ。碌な人生にならないならどうしてあの時俺を殺しておかなかった?
どうせ不幸を呼ぶ人間なのに、それでも俺を生かしておいたなら、そのことを後悔するくらい周りにいる人間全員不幸にしてやる。幸賀の家に泥を塗ってやる。
全部お前のせいだ美月。
…というのが元々のコンセプトのつもりだったんだけどね…()逆恨みスリザリン奴。けど途中からブレにブレたのでこじつける。こんな死にたがりにするつもりは……なかったんだ……
何にしたって周りを不幸にさせた、死に導いたという自身の存在は心苦しかったし生き辛かった。ゆえの自死願望。
なのに何故今まで生きていたのかといえば、自分で死ぬのが怖かったから。あとは自分の存在を認知されたかった。
幼い頃に悪戯を繰り返したり、いま女を弄んで愉しんでいるのも、突き詰めていけば自分の存在を認知させるため。自分は誰からも必要とされない存在だと痛いほど感じてきたからこそ、自分が存在することでの影響を確かめたかった、んだと思う。
まぁ何でそれが社会的貢献の方に向かなかったの?というのはありますが…()基本的に過去の件がトラウマで、自分が関わると碌なことがないと思い込んでいたんじゃないかな。
あとは家族に愛されなかったから別の人の愛を求めたってのも多少ある。いらない子だとされてきた自分が必要とされる状況を一瞬でも感じたかった。
結局それは本当に求めている愛ではないので満たされることはなかったけどネ。
美月自身と会えば少なからず状況は変わるであろうのにそうしないのは、「あんな奴の顔も見たくない」と口では言うけどそれ以上に「双子が顔を合わせたがゆえに誰かしらが不幸になる」というのを怖れた結果でもある。
美月に対する「姉様」という呼び方はほぼほぼ皮肉だけど、超えられない壁というか、どうやっても届かなくて敵わなくて成れなかったモノ、に対する畏敬の念が多少なりともそこに込められている。
さらに言えば美月があの時泣き声を上げなければほぼ確実に間引かれていたので、家族に愛されない人生を送る羽目になったのも彼女のせいであれば楽しい小学校生活を送れたりサクと出会えたりしたのも彼女のおかげなので、それに対する感謝…なのかな…まあ愛憎入り混じった気持ちみたいなのは抱いている。
んでも総合的に見て生きてて幸せだったかと聞かれれば答えはNOに近いので憎が9.5割くらいだ。
その憎も羨望が転化したものだけど。
*
クリスなんかは死は救いだって思ってたタイプだけど、イツキは死にたがりでも「自分は死ななきゃいけなかった存在だから死んだ」ってかんじ。生きててもいいなら生きたいし、自分の存在を知って欲しかった。
けど過去に大切なじいやが死んだってことと、今回も自分のせいで?人が大勢死んだから自死願望が深まった。…という事にしておこう…
あとは細々とした設定。
全く存在を無き者とされる、無視される、といったことが苦手。あとトラウマで雷。
それと生い立ちがこんななので見かけ女誑しのわりには自己肯定感は途轍もなく低い。「俺なんか」「俺みたいな奴」という言い方をよくする。
女性に対する「俺みたいな奴に引っかかって可哀想」というのは愉悦ではなく本当に哀れみなので、まあなんというか。
それから名前のイツキ。
本来つけられた字は忌月という字。中国に行ってから樹という字に改名したけど、その前はずっとそのままだったので名前で呼ばれることがあんま好きくなかった。今は多少マシ。
ついでに言えば名字は、美月のほうの元ネタが
コウガ(姮娥)→幸賀だったので今度はジョウガ(嫦娥)→城賀。
*
女性遍歴→
ミラ・カルタショフ(27)
黒髪のポーランド人。リュカの元カノ。
イツキとはイギリスで出会い、仕事で多忙なリュカに愛想を尽かして?6年前に付き合い始めた。その時にリュカに関することを色々聞いている。
性格は明るく活発でいろんな所に行きたがる今どき女子…だそう。付き合ってた頃はそんな旅行にも快く付き合ってあげてたりしたんじゃないかな。フったけど。
ミレイラ・コーエン(38)
1年ほど前に付き合っていた、世界的に有名なスペイン人の大女優。グラマラス黒髪褐色美女。
旦那と子供が居たが不倫しイツキと熱愛に走り、最終的に離婚した。そしてその少し後にイツキにもフられた。
このスキャンダルはプラーダの記者アリョーシャ、およびエリックにも知られている。
尚、彼女はスキャンダルがあって以降は芸能界から姿を消さざるを得なくなり、また膨大な慰謝料の支払いのため苦境に陥っている。
ミケーラ・コンテ(30)
黒髪長髪のイタリア人。多忙な仕事に疲れ果てていたところにイツキの甘い口車に乗り、そのまま夢中になって付き合い始めた。生活のやり繰りが難しくなるほどに膨大な金をイツキに貢いだが一昨日フられた。
他多数。10年間での被害女性者数は179人にのぼる。
*
☆虫の自問自答コーナー☆
Q.そもそも最初もっと離れたところに暮らさせとけよ
A.うるせーカス!大人の事情ってやつだよ!
Q.中国に行ったイツキのそれから
A.たぶんあんまいいものではなかった。美月への恨みが消えなかったくらいだし。
日本人だし言葉うまく話せないしで虐められたりしたんじゃないかな。それから女誑しに成長…何があったの…?(?)
Q.虫が女誑しとか無理だろ
A.無理だったよ(ブチギレ)
Q.結局なんで世界各地旅してるの?
A.幼少期にわりと不自由な生活を強いられてたから…?外に飛び出したいという願望があったのかも。中国での生活も上記の通り良くなかったし。
ちなみに旅人なだけあって日本語と中国語の他に英語、西語、 が喋れます。
Q.10年間で179人女性を落とすって可能なんですか?
A.ラ神に言ってください……絶望村はファンタジー。
なんつーかまあでも、付き合ったのは最高5股だし最長1ヶ月だけど、多分付き合う以前からそれ以上に掛け持ちしてもっと長い時間をかけて着々と心身を掌握していった…こうなんか…アレなかんじの…()
あとイツキのオリエンタルな雰囲気に最初から惚れた人が多かったんじゃない?(適当)
Q.和食和室嫌いなのに何で和服?
生い立ちのアレコレがあって基本的に目立ちたがりなので…あとそういう目立つ格好して色々悪さ(?)してればいつか美月の耳に届くかなっていうアレ?(?)
あとはそういう装いをすることで由緒ある幸賀の一員なんだって思いたい気持ちが強いのかもしれない。
Q.opで出てきたリュウって誰?
A.イツキの今の付き人。たぶんじいやの孫かなんか。
Q.雪って…
A.あの人(悪霊のすがた)。あの人自身ではない。
Q.どうやったらHEになれるの?
A.どうやったらHEになれるの…?()
とりあえずイツキが求めているのは家族に必要とされること、家族愛と自身への認知なので、まあ父母はアレなんで美月に自分の存在を知ってもらうこと…ですかね。
ただイツキは上記したように美月と会うことを怖れているので、それを説得する第三者が必要というか。
恋愛的な愛情だけではイツキにとってのHE要素とは成りえない…んだ。私は軽率に靡きそうになるけど。()それは過去に付き合ってきた179人の女性達が証明している。
あとは過去に起こった不幸は全て偶然の産物で、彼は決して不幸を呼ぶ存在ではないのだと安心させてくれたら嬉しい。私が。(くそ)
*
他者の呼び方は、5歳以上年上(30↑)の男性に対しては名字+氏、それ以外の男性は名字呼び捨て。年上女性は名前+さん、年下女性は名前+ちゃん。
年上に対しては敬語を使う。
名前:幸賀 唯月(こうが いつき)
性別:男
年齢:25
身長:174cm
出身/在住:日本
どうも。幸賀唯月、由緒正しき幸賀家の……なんて、まぁそんなのはどうでも良い。
折角来たってのに、こんな男ばかりのむさ苦しい場所じゃあな…あぁ、それでも花の可憐さが一層際立つと考えれば悪くない。
出身と呼べるものは無いけれど、強いて言うなら1568村か。それじゃあ宜しく。
この世界での幸賀家では、双子は忌み子とされなかった。
そしてそこでは家は男が継ぐべきものとされた。
「幸賀」の跡取りだから、「城賀」にはならなかった。
「忌月」ではなかったから、「樹」にもならなかった。
中国に渡る必要もなかった。
だからイツキはシウ・チァンフーにはならなかった。
イツキにとっての不幸がなかった世界。
双子の間に確執がない平和な世界。
*
確執はない、といっても、美月から見て唯月に対するモヤモヤは少なからずあったり。
それに対して唯月も思うところがあったり。
そんなかんじ。
そしてこの世界でも女遊びは変わらずなのでクズ度は上がった。()
前村によると94人だそうです。(1d100ランダムの結果)
けど、シウと違って跡取りなので、金目当ての女が多そう。
そんな彼女らに辟易していそう。
本当の愛を探してそう(?)
どうでもいいけど男に襲われかけた(未遂)ことがあり、それ以降男からの強い好意には嫌悪を示す。
ゲイは死ね。
*
このシウは全員に対してタメ。
最終更新:2021年09月06日 22:19