34.ツィラ・フェルゼンシュタイン
1684村

(…えますか…きこえますか…今…あなたの…心に…直接…呼びかけています…

#設定
名前:ツィラ(Zilla)
性別:女
年齢:11歳
身長:142cm
出身:ドイツ

遅くなってごめんなさい…!はじめまして、ツィラです。
わたしは目がみえません。それから声も出せません。だから本当は、こんなふうにおしゃべりもできないんですが…オトナノジジョーというやつらしいです…!
耳はちゃんと聞こえるので、お話を理解することはできます。なのでもし会うことがあれば、たくさん話しかけてくれるとうれしいです…!
よろしくお願いします。)



名前:ツィラ・フェルゼンシュタイン(Zilla Felsenstein)
種族?:メデューサの子孫

メデューサの血を引く子供。視界に入ったもの全てを、見つめ続ける限り石化させてしまう能力を持つ。
そのため普段は瞼を開くことはないが、視力がないわけではない。

本来であればこの血筋の者は、互いの目が合わない限り石化させることは出来ないはずだが、突然変異かツィラの場合は目を開けただけで無機物・有機物かかわらず全てが石化する。
他の一族の者とは違い、「見つめ続ける限り」つまり目を離せば・視界を奪えば解けるというごく短時間の効果しかないものの、何の予備動作もなく相手の動きを完全に封じることができるというその能力は非常に強力で、成長した暁にはメデューサの一族と対立する者達(ペルセウスの子孫とか…?)への秘密兵器として用いられようと画策されている。

それにあたり、その効果を確かめるための実験台として、一族の中でもツィラをそのように利用することを快く思わない・できれば対立も望まないという穏健派の者に矛先が向けられた。
ツィラとも親しかった穏健派だが、過激派の者に巧みに誘導されて目を開けたツィラの能力により石化し、その隙を狙った過激派の者達に粉々に砕かれ殺害された。その後は山中かどこかに埋め、失踪事件として処理。
しかし親しい者が亡くなる光景を目の当たりにしたツィラは強いショックを受け、失声症となった。つまり声が出ないのは後天性のもの。

……ってまぁ現代にそぐわないくらいバチバチなバトル系だけど、いいよね現代だってそのくらいの内輪揉めはあるよね(ない)
ホントはなかよしの友達と遊んでたところウッカリ目を開けちゃって石化させちゃったショックで失声くらいにしようかと思ったけど、効果永続じゃないみたいなのでやめました。だってすぐ解けるのに失声するほどショックって…なんかアレじゃん、ネッ(?)

*

その後ツィラは親しくしていた者の死、そして一族への不信により、僅かの間でも距離を置いていたいと全寮制の学校に入ることを希望する。
しかし児童はまだしも、教師達はツィラの能力のことを知っているため、彼女を恐れてあまり関わりたがらない。
そして現在に至る。

ツィラ自身は兵器という言葉とは全く結びつかないほど穏やかで優しく、人懐こい性格で、自分は話せないが人の話を聞くのは大好き。感情表現も豊か。
点字は読めるが手話はまだ拙い。というか盲目の人がどうやって手話覚えるんだろうね…手にぎにぎするのかな…?(?)

ツィラ→「盲目」
フェルゼンシュタイン→「岩」+「石」

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一人称は「わたし」
他者への呼び方は、20歳以上に対しては名前+さん、20歳未満に対しては名前呼び捨て。
最終更新:2021年07月15日 12:03