44.ソサル・ドゥローネ・セファンノグル
1781村1995村

名前:ソサル・ドゥローネ・セファンノグル(Sosar Drone Sefannoglle)
性別:男
外見年齢:38歳
身長:178cm
種族:水の精

ハァ…ハァ…遅れてすまないね…
私はソサル・ドゥローネ・セファンノグル…長いね、ソサルでいい…
黒の森の中の川に住んでいるんだ…見てのとおり、体が弱くてね…ハハ、難儀なものだ…
滅多なことでは外に出ないが…時折街に赴くこともある…あぁ、良質な薬を求めてね。薬程度で良くなるものでないと知ってはいるが、まぁ、気休めみたいなものだ…
あぁ…客人が来るならば、歓迎しよう。話し相手に飢えていてね…ハァ…側仕えの魚達は口を利いちゃくれないし、水草に話しかけるだけが日々の楽しみさ…
…ハァ…ハァ…少し喋りすぎた…それでは、よろしく頼むよ。



実年齢:387歳
種族:水の精ヴィズ=エンバー
人間を貪り食うマジャールの水の精。

酷い息切れは環境の不適合(人間が水中で暮らす、の逆みたいなもの)と体質のせい。どっちも体質か()
そもそもソサルの種族は他の種族の血肉臓物そしてそれに付随する魔力を喰らい己の生命力に変換して生きている。獣や魔物系統でも不可ではないが、自分と同じ、つまり人型の種族を食べるのが最も効率よく摂取ができ、それ以外の大地の食物は味は感じるが飢えは満たされない。
ソサルに関しては体質なのか魔力を生命力としてうまく変換ができずにそのまま自分の魔力としてしまう割合が高く、生命力にできる割合が少ない。ゆえに魔力は比較的高いが生命力が非常に弱い。燃費が悪い(?)そのためほぼ常に不調を起こしている。

本人としては人は水を飲むのに何で水は人を喰っちゃいけないのん?くらいの意識だが、人の倫理的には良くないものなのだとも知っているため、普段もギリギリ生存ラインくらいしか食べてはいない。具体的にいうと1年に3人くらい。息切れは優しさのあかし(?)

でも獣とかは軽率に食べちゃう。みんな食べてるし。
川辺の周辺が危険な黒の森の中でも安全地帯なのは近くの魔物はすべて食べてしまった(ので寄り付かない)からだし、側仕えの魚達がろくに口を利かないというのは余計なことを喋れば喰われると怯えられているため。実際おやつ感覚で喰われる。

種族に関しての話だと、村でも言ったけど熱に弱く人肌の温度すらもダメ。すぐ火傷する。ほんとはあったかいお茶とかも苦手()
それと流れる血は青いため、通常ヒトが赤面するような場面では顔が青くなる。血の気が引いた時は真っ白。

*

あとは~~ヒトには殺せないって言ったけどたぶん殺すことはできる。でも実際魔力つよめだからそんじょそこらの傷では死なないのかもしれない。死にそうな顔のくせに()
でもさ~~水霊がたかが絞首とかナイフとか銃弾とかで殺されたくないじゃん~~???なんかすごい魔法とか封印とか水を汚されたとかならいいけどさ~~いや水汚しても死なねーかもしれねーな…()
一番確実に殺せるのは餓死。今回は餓死するには力を蓄えすぎたから、その力を限界まで使い果たすことで自滅した。

ソサル自身の過去は…あんまり決めてねーな…()
シンシアちゃんのご主人カレトヴルッフ氏とは知り合いで、小さい頃遊んでもらってた。今もたまーに挨拶しにいく関係。
あとはカレトヴルッフ氏が封じられた後だと思うけど、魔王軍にいたことがある。志願でなく多分スカウト(?)参加したのはこのままの生活つまんねーし、たらふくご飯食べられそうだし~くらいのノリ。若気の至り。魔王が倒されそうになると見切りをつけて辞めた。
なんか時系列的におかしい部分があったら変えます()

ねねねさんから買ってた魔力増幅薬は、自分に使う用じゃなくて殺して食べる相手にあらかじめ飲ませておくことで少しでも魔力を増やして、魔力の摂取量を多くするのが目的です。自分に使ってもあんまり意味はないし逆に持て余す。

名前のはなし。例によって例の架空言語。
ソサル→魔力・魔術
ドゥローネ→取り込む
セファンノグル→セファンル(sefanl/森)とノグル(noglle/黒)をくっつけた。()

*

一人称は「私」
他者の呼び方は名前呼び捨て。




名前:ソサル・ドゥローネ・セファンノグル(Sosar Drone Sefannoglle)
性別:男
身長:178cm
種族:水の精

ソサル・ドゥローネ・セファンノグル、長いだろうからソサルと呼んでくれ。
黒の森の川に住んでいる。街に出る機会は、以前より多くなっただろうか…前よりも長く水辺を離れられるようになったからな。ヒトの子らの話を聞くのは興味深い。
…ハァ、とはいえ、長く話せば息が切れるのも熱に弱いのも相変わらずだが…以前に比べれば聞くに耐える声になっただろうか?まあ、よろしく頼むよ。

*

似せないのか…もし君が死んだらそれを代わりにもできず寂しくなるな…のきもちと、似せて作ったとしてそれは君自身ではないし似ている分余計似てない部分が際立つだろうから代わりにはできんな…のきもちと、いやそもそも何でそんな感情を抱いてるんだヒトがいつか死ぬのは当たり前の自然の摂理じゃないか。のきもち。

そういえばソは自然の精霊だけど、ディエゴくんのそういう…ある意味自然の摂理に反してるような研究についてどう思ってるのかってちょっと考えて(マンモスを現代に蘇らせるみたいな研究だと勝手に仮定して)、
ゆーて水も雲→雨→海→雲…みたいなある意味復活のサイクルみたいなのを辿ってるとこあるし、あんまりそういうのに抵抗ないかな??とおもった。大変そうだなとは思ってる(こなみ)
なんならいろんな種が復活してくれたら昔懐かしい味珍しい味が楽しめそうでよいな〜と思ってるまである(怒られそうなのでディエゴくんには言わない)。

ところでソはいつも同じ(恐らく/改良はされてるだろうけど)レプリカくん達を食べてて飽きてないのかな?
もしかしたらたまにつまみ食い程度に違う種を喰ってるかもしれないし、でもそもそもほぼ常に満たされてるって状況が幸せだから味は二の次かもしれない。
まだ飽きてないの可能性も…多分きっと恐らくまだレプリカくん達が作られ始めてからそんなに経ってないし…数年程度ならソにとって秒だし……数十年って続いたらかな(?)

*

人間を貪り食うマジャールの水の精ヴィズ=エンバー。
主食はヒトガタの血肉や魔力の根源。動物の血肉も可だけどあんまりエネルギーにはならない。植物類は完全に嗜好品の類。
けれど体質により食べてもあまりエネルギー(=生命力)にならず、己の魔力ばっかり増える。
というのとヒトの倫理観を尊重しようとあまり食事をしてこなかったため、以前は毎日ほぼほぼ瀕死だった。水が近くにないとより酷い(地上の魚みたいなかんじ)。熱にもすこぶる弱い。
が、最近はディエゴくんが作ってくれるレプリカのおかげでお腹いっぱいになることができ、体調はとてもよい。
↑以前の村はここまで

最近は満たされるようになって、街によく出てヒトの話を聞くようになって、ヒトの文化を営みを知ってしまって、ヒトが喰いづらくなっている……かも。罪悪感を多少なり感じるようになってきてしまっている、っていうのはあると思う。

極端な話、以前のソだったらディエゴくんにだって「喰わぬよう気を付ける」なんて言わない。
ソにとってその"食物"がどんな役割を持っていようが、どんな人生を送ってようが知ったことではないから。我々が豚やら牛やらのバックグラウンドに思いを馳せて食うか?って話。
感謝はする、悲しみもするかもしれないけどその程度。ソも今までそうだった。体質のせいで街にもあまり赴けなかったからヒトがどんな風に暮らしてるかなんて知らなかった。
けど我々と違ってなまじ"食物"の言葉を理解できてしまうせいで、コミュニケーションが取れてしまうせいで、多少なりヒトの生活を知ってしまった。それらが失われる悲しみに同情するようになってしまった……かも。

だからたぶん、レプリカくん達の供給がなくなったらソは何も喰えずに死ぬんじゃないかな〜〜。とおもうなどする。

*

同種たちで構成された集落に生まれ暮らしていたが、いくら食べても満たされないコスパ悪男のくせに力ばっかり強くて(この頃はまだ自分でも制御し切れていなかった)(ついでに感情も抑えられてなかった(?))怖がられ迷惑がられて、お前がいると喰いすぎでヒトが近寄らなくなる!という名目のもと集落を追い出された。
という過去がある。

その後…かな? カレトヴルッフ氏に会ってちょっとお世話になったり(見た目8歳のころ)、ごはん欲しさに魔王軍に入ったりした。
魔王軍では虐殺して暴食の限りを尽くしていたが、根は悪人ではないため(たぶん)ヒトの悲鳴をたくさん聞くうち罪悪感が芽生えてきちゃって、ヒトの倫理観を尊重する(=最低限しか食べない)ようになった んじゃない、かな……。

ソの種族は、子供が生まれたとき最初に父母を食べる。だからソに父母はもういないし、自分も食べられるはずなので、子供を作るとしたら寿命も迫った死に際にだろうな~と思っている。
ので、まだ自分は縁遠い話だと思っていた性行為にはとても疎い。集落で学ぶ?はずだった知識すらもない。まぁそれに限らず自分の種族についてすら後に本で知った知識のが多い(あとは本能で動いてる)
もちろんヒトに対する性交方法や愛情表現に関しても無知。とりあえずちゅっとぎゅっとなでなでとクッキングは愛情表現ってことだけ覚えたのでそればかりする。バリエーション増やしたいのでもっと教えてください(?)

*

ディエゴくんに関しては…
ソにとって怖がらず自分の傍に居てくれるってだけで(あと自分にご飯くれるってだけで)だいぶ特別な存在なので、交尾しなきゃ出られないって状況でさえなければ番になろうとは言い出さなかった とおもう。(言い出したのはソの認識にとって交尾=番だから)
ディエゴくんの言葉がなければこの館きりの関係でいるつもりでいたし、だからどちらかといえば「ディエゴくんの願いを叶えてあげたかった」って気持ちのがつよい。

まぁ、それでも特別な存在には変わりない。
番という形にこだわってないだけで、ディエゴくんとはずっとずっと一緒にいたいと思ってる。
いなくなったら死んじゃう。レプリカの供給が途絶えるから、って理由だけじゃなくて、きっと寂しくて死ぬ。たぶん元々寂しがりなので……
そのくらいにはもう入れ込んでる。

ちなみにソにとってヒトと交尾するっていうのは獣姦キメるに等しいのでああみえて大分覚悟はキメてます。(?)
性器の形状はヘミペニス+イルカのそれ という感じ。

*

ヴィズ=エンバーがヒトの姿をしているのは、油断させ近付いてヒトを喰らうため。
その歌声を聴いた者は自ら水中に飛び込みたくなる。
最終更新:2021年08月10日 14:32