名前:アミュレ(Amyure)
種族:エレウーマン
性別:男
年齢:274歳/外見27歳
身長:173cm
職業:旅人
やっほぅ!何だか旅人が多くて親近感が沸くねえ。そう、何を隠そう僕も旅人なのさ!
しかぁし!僕はただの旅人じゃない…世のため人のため、皆に笑顔を届けるために日々活躍するスーパー旅人なのだ! うん、何でも屋って言ったほうが早いかな?
困り事なら何でもござれ、おばあちゃんの荷物運びに猫探し、水道管工事、臨時秘書からダンジョン攻略まで…あ、パクったのバレてる?うんうん、まぁ日々そんなことをやっているよ。
何かあったとき、助けが欲しいときは僕を呼んでくれ!すぐさま君の元に駆け付けるぞぅ!
あぁ、お代はいらないよ。君が喜んでくれたらそれでいいのさ! それが僕の役目だからね。
本名はエナルテ・リュマ(Ennalte Lyuma)。
元は特権貴族でかつ代表者だった。マコトが王であるということを知っている。レスティアナ・ドトゥリーシェ、もといレオナとは従兄妹。
リョースアールヴのソルという名の許嫁かつ幼馴染がいた。彼女も別の特権貴族ではあったが代表者ではなく、部屋に篭ることを良しとせずに人々と触れ合い、常に人々を笑顔に幸せにするという信条のもとに行動する活発で明るい娘だった。
だが20年前に例の魔方陣が現れた時、ソルは呪われた存在となり自らの意思とは関係なく人々を殺害し始める。ソルを含め、呪われた存在を止めなければその悲劇は終わることはない。
エナルテはソルを自らの手で殺めた。
そうして20年前の一件はひとまず幕を下ろした。
…が、彼にとってその精神的負荷は大きく、憔悴しきったエナルテは王と次に代表となる後継の者、そしてごく親しい者達にのみ伝えて特権貴族代表の座から退くように姿を消し、事情を知らない他の親族らは代表が突如失踪し仕事を放棄したという不名誉の悪評から逃れるために彼は死んだものとして偽りの葬儀に出した。
その後エナルテはアミュレという名の旅人として、死んだソルの遺志を継ぐように、ソルに似た姿で人々の笑顔のため幸せのために尽くし生きるようになった。
しかし所詮はそれも仮面で今でも精神はあまり安定しているとは言えず、誰かを庇ったり等ふとした瞬間に自らを顧みないような、命を投げ捨てているとも取れるような無茶な行動をするなど潜在意識での自死願望は強い。
うちのこだから仕方ないね!ギリギリのところで生きている。
エレウーマンはニワトコの木の精、エルフの亜種。背中が木のうろのようにぽっかりと空いているため背中を見られるのが苦手、背中に立たれるとびくつく。(ゆーて服で隠れてるとは思うけど)
そして彼女を殺めた時のことを思い出すから夕焼けも好きじゃない。リョースアールヴは太陽より白くて明るい光のエルフ。白い太陽が紅く染まって落ちていく。
エナルテとして生きていた時は王やレスティアナ含め、周囲の人間に対しては代表として相応しくあれるようにと理知的かつ落ち着いた物腰で接していたが、ごく親しい者の前でのみ見せる本来の性格はふにゃふにゃしており臆病で泣き虫で人見知りで淋しがり屋。ソルにはよく慰められ励まされたり庇ってもらったり尻を叩かれたりしていた。
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エレウーマンは女性は美しいが男性は醜い。現在の姿はソルに似せているが、エナルテだった頃の面影も残っている(髪色は同じ)
太陽を中心とした「星の民」のうちこの星を担う一族で、この星に存在する他星の一族から順に娶ることになっており、エナルテは星の民の中でも大元である「太陽」を担う一族から娶ることになったため特別視されていた。
基本的にこの星、つまり大地に関する魔術を得意とするが、星の民を名乗る以上もちろん天空の星に関する魔術にも造詣が深く、エナルテは特にソルの陽光の魔法に憧れを持っていたため元来の長達と較べてもより星の魔術に長けている。
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名前のはなし。
アミュレ→某架空言語で「懺悔」
エナルテ→同じく「願う・縋る・望む」
リュマ→同じく「星」
王様にリュマの子って呼ばれたとき星の子じゃん~カッコイ~と思うなどした(どうでもいい)ちなみにソルは「(日の光が)輝く・燦々と照りつける」。
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他者の呼び方は名前呼び捨て。
一人称は「僕」、貴族時代は人前では「私」
最終更新:2021年08月18日 13:39