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With the HERO

作者:夏P(ナッピー)
執筆開始:2007年3月
テーマ:「ギャルゲとデジモンの融合!」及び「家族、恋人、友人との愛」



=世界観/あらすじ =
 2008年。突如として関東地方の上空に闇を纏う巨大な怪鳥が姿を現す。その鳥に様々な形で関わりを持つ少年少女達は十闘士と呼ばれる存在を知ることになる。
 やがて起きる【反転】によって彼らは出会うはずの無かったモンスターとの邂逅を果たし、十闘士との戦いに身を投じることを余儀無くされる。そこで起きる多くの出会いと悲劇を経て彼らは如何なる未来へ辿り着くのか。

 実質的にデジタルワールドの「最後」を飾る物語である。そのため、作者が今後如何なるデジモン小説を書いたとしても、それは結果としてここに帰結することになる。
 作中では基本的にデジモンという呼称すら用いられず、既に弱肉強食の“理”が存在するのみで、ロイヤルナイツやオリンポス十二神、七大魔王など数多の勢力の大半が姿を消した時代。前作に当たる「デジタルイナーズ」や「ルイ☆ジェネ」の数万から数億年後の物語であるため、それらの物語を反映して人間はデジモンにとって英雄的な存在である。
 なお本作には構成上三つの物語が存在するため、以下にそれを記す。


・Flashback
~憧れの人と一緒なら、あなたはどこまでも飛べますか?~
 長内朱実をヒロインとするルート。副題は劇場版「仮面ライダー響鬼」の主題歌より。
 便宜上の名称は「十闘士編」。デジタルワールドの現在を描く物語。主人公達の戦う敵には随一のヒロイックな設定を有する十闘士を選び、三つのルートの中で最もオーソドックスな少年漫画の様相を呈す。作者の理想とする「強さ」を最大限に追求した。
 現在投稿中の本編。全100話(予定)。

・Circle of Life
~世界の全てを敵に回しても、あなたは好きな人を守れますか?~
 皆本環菜をヒロインとするルート。副題は劇場版「仮面ライダーキバ」の主題歌より。
 便宜上の名称は「ロイヤルナイツ編」。デジタルワールドの過去が明かされる物語。また同時に八雲は世界の根源にも直面することになる。最も著名だろうロイヤルナイツを敵に据えながらも、作者の趣味から少女漫画的な要素が強く、新たに「愛」または「優しさ」を追い求めるルートである。
 前ルートと並行して密かに執筆を開始した。全100話(予定)。

・ONE LOVE
~かつて守ると誓った人を、あなたは否定できますか?~
 香坂琥珀をヒロインとするルート。副題は劇場版「仮面ライダーカブト」の主題歌より。
 便宜上の名称は「オリンポス十二神編」。デジタルワールドの未来に待つ悲劇を突き付けられる物語。更には前ルートと違った形で世界の根源にも迫る。前述の二つのルートを発展、昇華させた真実の「勇気」が主題。
 構想だけは完了している。全100話(予定)。


=登場人物 =
渡会 八雲:17歳の高校二年生。主人公。
 ・ウィザーモン:八雲の契約者。次第に八雲に影響され――?
長内 朱実:16歳の高校二年生。ヒロインその1。
 ・ケンタルモン:朱実の契約者。少々頭が固い。
皆本 環菜:17歳の高校二年生。ヒロインその2。
 ・ブラックガルゴモン:環菜の契約者。能天気ながらも残虐さも併せ持つ。
香坂 琥珀:17歳の巫女服の少女。ヒロインその3。
 ・アヌビモン:琥珀の契約者(?)。永遠にも近い時を生きている。
園田 靖史:17歳の高校二年生。八雲の親友。
 ・デビドラモン:靖史の契約者。狂的な面を持つ強力なモンスター。
館林 暁:19歳の大学一年生。中盤以降のライバル。
 ・クレニアムモン:暁の契約者らしいが――?
谷河内 葉月:19歳のフリーター。物語の賑やかし。
 ・ドゥフトモン:葉月の契約者らしいが――?
二階堂 昴流:15歳の中学三年生。詳細不明。
 ・???モン:詳細不明。
クラウド:年齢不詳、炎の闘士。
 ・グラウモン:炎の契約者。本作の主人公デジモンの一体。
ジャンヌ:年齢不詳、光の闘士。
 ・ブイドラモン:光の契約者。タ“イチ”がいないから勝率00(ゼロマル)%。


=用語解説 =
●D-CAS
 この時代のデジヴァイス。初出は「ルイ☆ジェネ」だがこちらに記す。人間とデジモンの繋がりを示すデヴァイスなのだが、それ以上の意味は持たない。クロンデジゾイド製で非常に頑強なため、作中では朱実がベルゼブモンの爪を受け止めるために利用するなど、防具としての使用が目立つ。

●契約
 かつての電脳大戦後に何者か(恐らくはオファニモン)が設定した特殊なシステム。人間の精神力でデジモンを強化するテイマーシステムとは異なり、人間をこの世界で生き長らえさせることに特化したシステムである。作者のデジタルワールドは元々の設定上、人間はそのままの状態では生存できない世界であるため、現在ではデジモンと契約しなければまともに行動することも覚束無いとされる。
 デジモンから人間への強いバックアップが存在し、例としてミスティモンがデュナスモンへと進化したことで八雲は身体的に大きなパワーアップを遂げた。

●デジソウル
 アナログな存在である人間がデジタルな世界に入り込んだ際に手に入れる力。限られた人間のみが覚醒させる力とされ、本来はデジモンを進化させる力と言われていたが、八雲は何かを創ること、朱実は何かを壊すことに特化したデジソウルを操る。
 本作オリジナルの設定として、十闘士と同様の属性を持つ。また基本的に作者のデジタルワールドには「何かを創る」という概念が存在しないため、八雲や穂波のような創造の力を持つ者は一般に“召喚士”という名で呼ばれることもある。

●【反転いれかえ
 2008年10月24日、何者かによって引き起こされた出来事。人間界と電脳世界、二つの世界に生きる者を全て入れ替えてしまう事象である。これによって人間界には異形のモンスターが溢れ出ることになった。なお、本来なら全ての人間が電脳世界のダークエリアに転送されるはずだったが、渡会八雲・長内朱実・園田靖史・皆本環菜の四名が人間界に残されていることが現時点で確認されている。
 ただし【反転】後の人間界は電脳世界と同じデジタルな世界へと変貌するため、人間が生存するためには上記の契約が必要不可欠。
 ちなみに【反転】の記憶はダークエリアに転送された人間には全く残らず、この【反転】が終わった後に最も自然な形で処理される。そのため【反転】中に死んだ者は最初からいなかった存在として扱われることになる。
 また無関係の人間には全く記憶に残らないことから【反転】が今まで何回、いつ行われてきたのかを知る術は無い。


=今後の展望 =
 闇の闘士として暴走した靖史の死と共に第一部は幕を閉じる。
 間髪を入れずに始まる第二部では長らく秘密とされてきた炎の闘士と光の闘士の正体の判明に端を発し、電脳世界の歪な成り立ちが明らかになると共に、十闘士を従える魔王ルーチェモンが遂にその姿を現す。
 究極体同士の戦いが主となるが、加速するインフレに対処すべく様々な新キャラも登場してくる。また現時点では殆ど本筋に関わっていない朱実がようやくヒロインとしての本領を発揮し始める。
 それと同時に残る二つのルートへ向けた伏線も張り始めているので、そこに注目して頂ければ幸いである。

最終更新:2010年04月03日 16:45