作者:湯浅桐華(投稿開始時は湯浅凍葵)
執筆開始:2008年8月28日
テーマ:「世界を越えて紡ぐ絆の物語」
「連綿と受け継がれる悲劇」
= 世界観/あらすじ =
Salusの世界を語る際、その物語はデジタルワールド編と現実世界編の二方向から進んで行く。
デジタルワールドには、主人公たちだけでなく、他の人間も存在し、またデジヴァイスのような物は存在しない。
現実世界は読み手である我々の世界に酷似。因みに主人公たちが住んでいるのは千葉県の実在する市。
物語としては、DW編はシリアス&冒険譚、RW編はミステリ調で進む。
あらすじ
無愛想で口の悪い、しかし顔貌は何故か整っている西黒高校二年生、海山煌麒(みやま こうき)。彼は過去に両親を失ったトラウマから、親友以外とは滅多に交流しない人間になっていた。
ある日、その親友の1人、同い年の陰山龍介(かげやま りゅうすけ)から、彼女の義妹であり、やはり親友でもある中学二年生、陰山奏(かげやま かなで)を迎えにいってほしいと頼まれる。特に断る理由もなかった彼は、彼女を迎えに行った。
久しぶりに会った彼女を誘い、家へと向う煌麒。家に着いてみれば、そこには奏の姉のような存在であり煌麒の従姉でもある高品紗綾(たかしな さや)の姿があった。
煌麒には両親がいないが、10歳年上の姉と8歳年上の兄がいた。姉は今現在香港へ出張中、兄は数ヶ月前に倒れたまま意識不明。その為、時々こうして紗綾が家事を手伝いに来ていたのだった。
三人で談笑しながら過ごしていると、パソコンに煌麒宛のメールが届く。其処に記されていたのはただの一文。
『デジタルゲートを開きますか』
3人は迷いながらも、其処に記されていたYes、をクリックする事に決める。
それが彼らを運命の渦に巻き込むとは、露も知らず。
彼らがたどり着いたのは異世界「デジタルワールド」。常識とは異なる生物に驚く彼らだが、パートナーを得た事により、この世界から帰る為の旅を決意した。
デジモンに襲われながらも歩みを止めずにいた彼らにやがて、最悪の悲劇とこの世界の現実が襲いかかる。それを目の当たりにし、彼らの心は揺れてゆく。
一方現実世界では、煌麒達3人は意識不明の重体となっていた。
両親と潤一を失ったことによるトラウマから塞ぎ込む吹雪だったが、ある切っ掛けから警察よりこれが病気ではない可能性があるという情報を得る。
それを聞き、歩み始める吹雪と龍介。たとえどんなに小さなことでも、自分たちが彼らにできる最善を尽くすのだ、と調査を始めた矢先、自分達が警視庁公安部に狙われている可能性があることを知る。
二つの世界で語られる、別々の物語。
それは交差し、交錯し、重なり、やがて、やがて、やがて――
終幕に向け、急加速を始める物語。
彼らの目の前に広がる世界、迫る危機。
そして何より――絆。
世界を超える絆が、彼らの物語を紡ぎ出す。
= 登場人物 =
・海山 煌麒:DW編主人公。
・海山 吹雪:煌麒の姉。RW編主人公にしてヒロイン。
・陰山 奏:龍介の義妹で、煌麒達の幼馴染。DW編ヒロイン。
・陰山 龍介:煌麒達の幼馴染にして親友で、奏の義兄。
・高品 紗綾:煌麒の従姉で、龍介や奏の幼馴染。DW編ヒロイン。
・橘 薫:悲劇の少女。
・美咲 神無:謎の人物。究極体をいとも容易く葬れる力を持つ。
・海山 潤一:煌麒の兄、吹雪の弟。現在意識不明。
・御神楽 俊基:謎の人物。Before the storyに登場
= 用語解説 =
デジタルワールド編
・パートナー
Salusでのパートナーは、デジタルワールド召喚の際に決まると思われる。
デジタルゲートをくぐっている際に、人間には映像が、デジモンには名前が頭に響く。
・<<
読み方がしほう、ではない点に注意。テイルモンが話題に出す。
四方の守護者として挙げたのがスーツェーモンであった事と『四』という共通点から四聖獣の事だと思われるが……?
・<<
デジタルワールドに存在する聖騎士型の13体のデジモン。
テイルモン曰く、誤解を承知で言うならば世界のセキュリティ、ひいては平和を司るらしい。
・三大天使
<<
<<齊天>>のセラフィモン、<<審判>>のケルビモン、<<慈愛>>のオファニモンが属する。
・<<
詳細不明だが、わざわざ守護者として三大天使が付いている事から、重要な何かであると思われる。
・『闇』
詳細不明。オファニモンを葬った元凶。
現実世界編
・メール
『デジタルゲートを、開きますか?』と記されているメール。それにYesかNoで回答する事なる。
今デジタルワールドにいる者達は、全員Yesと答えた。
メールの内容や意味こそつかんでいないが、吹雪と龍介はその存在を掴んだ。
・警視庁公安部
吹雪と龍介の周りで動いている組織。当然実在のモノがモデル。未だ吹雪と龍介をマークしている理由は不明。
その他
・紋章
龍介の腕に宿る紋章。29話現在、友情、純真、愛情、知識が発現している。詳細不明。
= 今後の展望 =
デジタルワールド編
より一層、シリアス方向へと突き進んでいく。
しばらくは旅を続ける。
近々、新キャラ登場の予定。
現実世界編
今までに得た情報から、真実を求め動き始める。
二章の終りが、大きなターニングポイントとなる