電脳戦隊

デヴァレンジャー

種族:聖獣型
段階:完全体
属性:データ
地形適正:地上
デジソウル:セイ
好きなもの:ラブ&ピース
苦手なもの:悪の組織
※上記では代表してマクラモンのデータを記したが、以下の記述はデヴァレンジャーに含まれないアンティラモン、チャツラモン、マジラモン、ミヒラモンも含んだ「十二神将」全体としての内容にも多少なりとも触れている。


= 人物 =
 夏P(ナッピー)作『ルイ☆ジェネ』及び『With the HERO』に登場。
 デジタルワールドを守護すべく結成された天下無敵の戦士達。一体を除く全員がアーマー体から進化した十二神将(デーヴァ)という肩書きを持っており、本来なら四聖獣に仕えるべき存在である。だが夏P世界では四聖獣の存在が表に出ることは殆ど無いので、実際にはかなり自由気ままに行動している。また『With the HERO』の時代になると既に四聖獣が姿を消しているため、事実上のリストラ状態。本人達が必要以上に正義に固執しているのは、仕えるべき主を失ったヤケクソな思いもあると思われる。
 十二体存在する中の八体は電脳戦隊デヴァレンジャーを結成、デジタルワールドに巣食う悪を駆逐すべく日夜活動している。残る四体は別の任務に就いているようだが、両者の間に交流が全く無いわけではなく、互いに盟友として協力し合う関係にある。実際には馬鹿をやっている八体に愛想を尽かして離れたという噂もあるとか無いとか。
 


= 本編での活躍 =
 初登場した『ルイ☆ジェネ』において、マクラモンとシンドゥーラモン、パジラモンにサンティラモンにヴァジラモンの五体が登場。当初はマクラ特戦隊を名乗っていたが、竹中穂波に「甘い!」と断じられ苦心の結果としてデヴァレンジャーに改名した。ふざけた部分の多い連中ではあったが、穂波が率いる「白の騎士団」の中核として最後まで戦い抜くことになる。
 司令官のクンビラモンやロボであるインダラモンやヴィカラーラモンも僅かながら登場している。全員が合体して放つ必殺技「四聖獣アタック」でスーツェーモンを召喚し、ヴェノムヴァンデモンを見事に撃破した。この戦いもあってか、穂波には強い恩義を感じているらしく、彼らがとにかくヒーロー行為に固執するのも彼女に対する思いから。
 後に『With the HERO』にも登場。谷河内葉月とドゥフトモンの前に現れ、完全体の身の上でありながら彼女達を翻弄する強さを見せる。しかし長内朱実の乱入、更なるロイヤルナイツの参戦により敗退、深い傷を負う。渡会八雲の連れていたボコモンのコテツと戦った後、傷付いた肉体でスレイプモン相手に四聖獣アタックを放ったことで限界を迎え、消滅する。その直前、皆本環菜に何かを託していたようだが――?
 残りの四体もまた『With the HERO』で登場及び活躍。富士山での戦いで奮戦するも、激しい戦闘の末にアンティラモンとチャツラモンを残して全滅した。


= メンバー =
1.クンビラモン(子)
 プレイリモンから進化した。常に冷静な判断を下すデヴァレンジャーの司令官。語尾に「~ッチュ」と付ける独特の口調が印象的。他のメンバーからはクンビラ隊長と呼ばれている。
2.ヴァジラモン(丑)
 ブルモンから進化した。密かにデヴァレンジャーのリーダーの座を奪おうと企んでいる隊員。ヴァジラ宝剣を用いた剣技は確かに驚嘆に値する冴えを誇る。
3.ミヒラモン(寅)
 ランクスモンから進化した。『ルイ☆ジェネ』には登場せず『With the HERO』にのみ登場する。その戦闘力は後述するマジラモンと共に十二神将の中でも最大級。
4.アンティラモン(卯)
 トゥルイエモンから進化した。ミヒラモンと同じく『With the HERO』にのみ登場。本編後半にて重要な役割を果たす。十二神将の中では小柄だが意外なパワーファイター。
5.マジラモン(辰)
 フレイドラモンから進化した。ミヒラモンと双璧を成す十二神将随一の戦闘力の持ち主と呼ばれている。『With the HERO』後半で猛威を振るう。
6.サンティラモン(巳)
 クアトルモンから進化した。デヴァレンジャー最年少の隊員。素質はあるが己の力量に自信が無いらしく、どこか不覚を取りがち。だが一度決めたことはやり通す頑固さもある。
7.インダラモン(午)
 サジタリモンから進化した。デヴァレンジャーの巨大戦の戦力の要。またの名をデヴァレンジャーロボ1号。インダラ宝貝は対空用の武器としても重宝。
8.パジラモン(未)
 シープモンから進化した。デヴァレンジャーの紅一点。穏やかな性格で決して戦いを好まないが、遠距離攻撃を可能とするパジラ宝弓で後方からの援護を主として行う。
9.マクラモン(申)
 オポッサモンから進化した。デヴァレンジャーの実質的なリーダー。熱血漢で平和を愛する心は誰にも負けない。素早い動きが最大の武器。
10.シンドゥーラモン(酉)
 スワンモンから進化した。貴重な航空戦力にてデヴァレンジャーのサブリーダー。冷静な判断で各隊員に指示を飛ばす縁の下の力持ち。だが少々口が悪い。
11.チャツラモン(戌)
 ライドラモンから進化した。後に『With the HERO』で重要な役割を果たす一体。かつて自分を救ってくれた「誰か」に強い恩義を感じているということだが――?
12.ヴィカラーラモン(亥)
 ボアモンから進化した。攻撃力または防御力に優れた敵に対して運用される、通称デヴァレンジャーロボ2号。生半可な攻撃を受け付けない半面、素早さに難がある。


= プレ・ジャム内の設定 =
 謎の敏腕プロデューサー、ほなみ♀により設立・組織され、プレ・ジャム学園の近隣に出没すると噂されている正義の味方集団。平和を愛し弱き者を助け悪き者を挫く、まさにヒーローの鏡である。付近の住民からは大変慕われており、加賀美冬梧を筆頭とするファンクラブまで設立されているとのこと。しかしその存在は飽く迄も都市伝説の域を出ず、実在は危ぶまれているのが現状である。かつてTV番組「奇跡体感アンビリーバブー」で特集が組まれたが、その実態は知れなかった。
 平時におけるデヴァレンジャーの面々はそれぞれがアーマー体の姿でプレ・ジャム町のどこかで暮らしている。緊急の事態が起きた場合にのみ進化(変身)を行う。
 ちなみに他の四体の行方は不明。


= 関連キャラ =
竹中穂波
 彼らが所属するレジスタンスのリーダー。また同時に彼らをプロデュースした張本人でもあり、強く慕っている。
ルーチェモン
 本編・プレ・ジャム共に倒すべき敵。
加賀美冬梧
 ファンクラブ筆頭会員。

最終更新:2018年04月28日 07:02