「うぐっ……ごぉ……ぐっ……」
喉の奥から、声とは言えない苦悶の音が発せられる。
もちろん、こんな声を出しているのは自分の意思ではない。
牢獄の壁に据えつけられた手錠、それを両手首にかけられたまま、床に両脚を投げ出している。
着衣は無く、全身を様々な体液によって濡らしたまま、今は咽頭部を犯されていた。
「……へえ……触手獣の陵辱にも耐えてるんだ。人間にしては出来がいいね」
牢の外側で誰かが話している。
今まで気がつかなかったけれど、ずっとその場にいたのかもしれない。
「確かこの前は獣人に抱かれてたよね。たしか――王国の騎士団長とか言ってたっけ。名前は?
……ああ、そうだったね。始めは――負けた相手に犯されるのを嫌がっていたみたいだったけど?」
「はい。6日目まではそれなりに抵抗しましたが、今は――」
「へえ、素質があったのかもしれないね。まあ人間の女にしてはよく頑張ってるほうだよね。
このぶんなら、他のよりももう少し役に立つかなあ」
「うぐっ、く……、んっ、うっ、んっ……」
触手の動きが速くなってきた。
唇から入り込んだ太い幹が、喉を擦り、食道までも入り込んでいるのだ。
しかしそれが心地いい。
(あっ……もっと……!もっと来て……!)
顎が悲鳴を上げるが、もはやそれすらも快感だった。
「ぐっ……!うぐっ!むぐぅ!」
涙に濡れた蒼の瞳が虚ろになっていく。
(もう……イ……くっ……!)
異までも届かんとするほどに触手が押し込まれ、喉を擦りあげた。
その瞬間、手枷の鎖が張り詰めて、盛大に金属音を立てた。
彼女がその身体を引き攣らせたのだ。
「むぐううぅぅぅ!!」
びゅぶっ、びゅく、びゅくっ、びゅるううぅ!
奥まで挿入したまま、触手もまた彼女と同様に痙攣を始めた。
通常の女性ならば、最低でも咳き込み、拒絶するはずの行為だが、彼女は余韻にすら浸っている。
(ああ……お腹が……熱い……)
身体の中にぶちまけられたものも、全て腹の中へ落ちていった。
「喉でイくようになったんだ。王国随一の戦士とかいってたけど、調教してみれば可愛らしいもんだね」
「ご興味をもたれましたか。では、これのお相手をなさりますか?」
「いや、ボクはまだ遠慮しておくよ。これだとまだ壊れちゃうかもしれないからね。
それに先客もいることだし……またヒマなときに見に来るよ。
……あ、でもボクに手傷を負わせた分の刑は緩めないでね。アレはちょっと痛かったんだから」
「承知しました」
カシャン、という音とともに、囚人の手枷が外れ、新鮮な精にまみれた身体が崩れ落ちた。
その上に、筋肉の鎧に包まれた雄の肉体が覆いかぶさる。
褐色の肌を白い女にすりよせ、待ちきれぬように下半身をせわしなく擦り付けた。
(オー……ク……)
彼女はいまだ陶然としたまま、次の相手を迎えることになる。
触手の次は、自分を捕らえたオークとの性交。
これが、今の世界の支配者に逆らった、かつての騎士の日課であった。
「……よし、ヤれ……夜明けまで存分に注ぎ込むんだ……」
(省略されました・・全てを読むには妄想で補完してください)
最終更新:2009年05月06日 15:15