ゆっくりと女の尻に手を這わす。
引き締まりキュッと上がった美尻はそれだけでふるふると震えた。
「まだ…終わらないのか…?」
熱を帯びた声音が耳から脳を刺激する。
顔を上げれば木にしがみつき尻を突き出す女の顔が見えた。
「まだです」
丸みを指先で優しくなぞったり、少し強めに揉みしだけば甘い吐息と共に太腿へ蜜が伝う。
「……っ…」
尻ばかりを弄られてじれたように腰をくねらせる女が、
方々まで名を轟かす百戦錬磨の猛者だとは誰も気付くまい。
くすりと男は微笑んで女の耳元でそっと囁いてやる。
「まだまだこれからですよ、少佐」
(了)
最終更新:2011年04月16日 16:51