ナレーション | 昔々、魔女の呪いで、永遠の眠りに落ちたお姫様を目覚めさせようと、一人の若者が現れました。 ところが、誰かがささやきます。 「姫を眠りからさますなど、何て残酷な事をするのだろう」 姫が望んでいるのは、目覚めの口づけではなく、このまま永遠に眠り続ける事なんでしょうか? |
ふぁきあ | 起きてたのか。 |
みゅうと | ふぁきあ。 |
ふぁきあ | なんだ? |
みゅうと | 僕はふぁきあの事をどう思っているんだろう? |
ふぁきあ | うっ…。 |
みゅうと | るぅの事を考える時、ふぁきあの事を考える時。それと、チュチュの事を考える時、どれも違う気持ちになる。 でも、それが何という気持ちなのかわからない。 ねぇふぁきあ、僕はそれを知らなくていいの? |
ふぁきあ | くだらん事を考えるな! |
みゅうと | でも…。 |
ふぁきあ | いいか、お前は何も役に立たないクズ。 お前…、震えているのか? |
あひる | あー、なんだか眠れなかった。 みゅうとの笑顔をみちゃった。 るぅちゃんにはあんな表情も見せるんだね。 |
あひる | 心がいらないなんて、絶対そんなことない。 |
あひる | あっ、みゅうと。 |
あひる | こころはあたしが取り戻してあげる。 あっ、ふぁきあ。 あいつってば何を企んでいるの? みゅうとを騙して言いなりにしようっての? それとも、何か別な狙いが…。 |
あひる | 何を企んだって、ダメなんだから。 プリンセスチュチュがみゅうとの心を全部…。 |
あひる | くわぁぁぁ、かぁっかぁっ、くわぁぁぁぁぁぁ…。 |
ぴけ | あひる? あひるー。いくよー! |
りりえ | また時間間違えて行っちゃったのかもぉ。 |
ガヤ | 劇団? |
ガヤ | エレキ座だって。 |
ガヤ | 聞かないなぁ。 |
ガヤ | 眠れる森の美女かぁ。 |
パウラモニ | 巡業バレエ団エレキ座です。 明後日からこの劇場で「眠れる森の美女」を公演いたします。 みなさん、見に来てください。 |
ガヤ | うわあぁぁぁぁ。 |
パウラモニ | よろしくね。 |
ガヤ | わぁぁぁ。 |
ガヤ | あのチラシ見た? エレキ座だって。 街の劇場でやるって。 見たーい。 |
猫先生 | オホンッ。という事でして、本日は男子も女子も特別に エレキ座の稽古を見学させていただく事になりました。 このチャンスに異国のバレエに触れて少しでも成長の足しにしたいとぉはぁ 思いませんか? あひるさん!! |
あひる | あのっ、えとっ。 |
猫先生 | 思いませんか? |
あひる | あ、はい、そうですね。あたしもそう思いません。 |
猫先生 | かっ…。思いませんか? |
あひる | はい、もう猫先生の言うとおりです。ぜんぜん思いません! |
猫先生 | 何を思わないんです? |
あひる | あうぅ…、えと…、だから…。猫先生と結婚したいと…。 って違った、か、な? |
猫先生 | うにゃ、うにゃ、うにゃにゃー。 |
ふぁきあ | みゅうと、お前は寮に戻っていろ。 |
みゅうと | うん…。 |
ぴけ | 猫先生へこんじゃったじゃない。 |
りりえ | 立ち直れないかもね。 |
あひる | うーん…。 |
ぴけ | みゅうと様がいないのが気になるの? |
あひる | うん…。 |
ぴけ&りりえ | まあ! |
あひる | ふぁきあだけ来ている! |
ぴけ | ふぁきあ様の事も気になるの? |
あひる | ぅぅうん…。 |
りりえ | まぁ! |
ぴけ | ふぁきあ様は興味なかったはずでしょ? |
りりえ | いいじゃない、恋する年頃なのよ。 |
ぴけ | だめよぉ、あひるはみゅうと様ラブでしょ? でしょ? でしょぉ? |
りりえ | 身の程知らずなとこがかわいいわー。 |
ぴけ | ホントはどっちが好きなの? |
りりえ | どっちも好きなのよ、二股なのよぉー。 |
あひる | 好き!? |
あひる | あぁ、あたしは別にそういうんじゃなくて、つまり…って、 あー、うひゃーーー。 ぇっっ。 えっ!! |
パウラモニ | 元気な生徒さんね。 |
あひる | あぁ…。あの…。 |
ぴけ | あひるってばうらやましー! |
りりえ | ミツマタ? |
パウラモニ | 私はパウラモニ。エレキ座の主演女優。よろしくね。 |
猫先生 | 本日は貴重な時間を割いていただきありがとうございます。ミス…。 |
パウラモニ | かたい挨拶は抜きにしましょ。 |
猫先生 | 賛成です。 |
パウラモニ | みんなも気楽にね。 |
猫先生 | きた! ついにきたぁ、恋の予感~。はーっさっかったっかったいもぉ~(※) |
パウラモニ | こちらが私の旦那様のパウロよ。 |
パウロ | よろしくねぇ。 |
猫先生 | ガーン! |
パウラモニ | さあ、入って入って。 |
男性 | これは今… |
女生徒 | きれいね~ |
ぴけ | あひるったらうらやましー! あんな素敵な人にお姫様抱っこなんて! |
りりえ | いっやーん! 抱っこならあたしがしてあげるのにぃ~。 |
あひる | ぐ…ぐ…ぐるじ…。 |
パウラモニ | ちょっと待っててね。 |
あひる ぴけ りりえ |
はぁ? 電気ウナギ…。 |
パウラモニ | 紹介するわ。 うちの団長兼電力担当よ。 |
あひる | 団長? |
あひる ぴけ りりえ |
ん…? |
パウラモニ | ほらっ!安定供給 気付けは角度が重要なのよね。 |
パウロ | 団長ってウナギ…だっけ? |
パウラモニ | え? そういえばこの町に着く前は…って そんなわけないわよね。 |
パウロ | だよな…。 まいっか、電気代浮くし。 |
パウラモニ | そうね! |
パウラモニ パウロ |
うふふ。 あはは。 |
生徒一同 | わぁ…。 |
ふぁきあ | るぅが…プリンセスチュチュなのか…? |
パウラモニ | なに!? |
パウロ | うん? どうした? |
パウラモニ | あ、なんでもないわ。 ごめんなさい。 |
パウロ | そうか? じゃぁ、続けるぞ! |
パウラモニ | ねぇ! 見学だけじゃつまらないでしょ? 誰か踊って見せてよ! |
パウロ | えぇ? |
女生徒 | え~。 ムリよ。 はずかしい。 |
パウロ | おい、パウラモニ。 そんな急に…。 |
パウラモニ | いいじゃない。 私は見たいの。 |
パウロ | でも…。 |
ねこ先生 | いいですとも! 日頃の『私』のレッスンの成果をお見せしましょう! さぁ、誰かいませんか? |
ぴけ | ポイントアップチャンスじゃん! |
りりえ | ダウンしてもともとでしょ! |
あひる | はぁ~~~~!? ダメダメダメ! ムリムリムリ~!! |
ねこ先生 | 仕方ありません…。 では私が指名しましょう。 るぅさ… |
パウラモニ | あなた! |
ねこ先生 | …にゃ? |
あひる | あ…?ぁ?ぁ? |
あひる ねこ先生 |
えぇええぇえぇぇええ!? |
パウラモニ | どうかしら? |
あひる | あああ、あたしはダメ! っその、はひほひとってかー! ダメです~~~!! |
ねこ先生 | 本人もダメと言ってますし、『アレ』はやめときましょう!! それよりもっと他の生徒の踊りをゼヒ!! なんなら私の踊りをごひっ… |
パウラモニ | あ…。 やっぱり急すぎましたね。 ごめんなさい…。 |
ねこ先生 | いや!踊りますよ! ちょうど踊りたかったとこにゃ |
パウラモニ | 本当に。 もういいいですから。 |
ねこ先生 | ふ~にゃ~うにゃにゃごにゃぐにゃぐうにゃにゃ |
あひる | あ~、ピックリした。 …え? みゅうとの心? …あれ? 気のせい? |
パウラモニ | 明日は通し稽古ですから、ゼヒ見に来てください! |
ねこ先生 | はい、喜んで! |
パウラモニ | いつも舞台に上がるときは不安だけど…。 こんなのは始めて。 |
パウラモニ | 子供のころに見たあの目覚めても夢見るようなオーロラ姫に憧れて。 いつか追いつきたくて。 ずっとオーロラ姫を踊ってきたけど…。 どんなに技術を磨いてもダメだって事には、うすうす気づいてた。 もって生まれたものが違うんだから…。 私には叶う事の無い夢。 でも…、どんなに落ち込んでもこんな気持ちになった事は無かった。 どうしたのかしら?演じることが怖いなんて…。 |
パウロ | おーい!パウラモニ? |
パウラモニ | はい? |
パウロ | 団長とみんなの食事手伝ってくれ。 |
パウラモニ | わかったわ。 |
パウロ | チュ!(投げキッス) |
パウロ | ん~、いい匂いだ~。 早く団長に食べさせてやらないと、停電になっちまう! |
パウラモニ | うふふ。 |
パウロ | 初日…、延期しようか? |
パウラモニ | えっ? |
パウロ | 何か悩んでるんじゃないの? |
パウラモニ | 心配してくれてありがとう。 でも…、みんなに迷惑掛けられないわ…。 大丈夫よ…。 ちゃんと、できるから…。 |
パウロ | (ため息) |
エデル | 宝石はいかが~? 素敵な宝石はいかが~? |
あひる | エデルさんって宝石屋さんだったんだ? |
エデル | うふふ。 |
あひる | でね、ふぁきあは心なんかいらないって言うの! そんなわけ無いですよね? あいつ変! 絶対変!! |
あひる | みゅうとはね、好きって気持ちもわからないんだって。 るぅちゃんはみゅうとの事が好きなのに…。 可哀想でしょう? |
エデル | 可哀想? |
あひる | ね、そう思うでしょう? |
エデル | 可哀想なのはみゅうと?るぅ? それとも、あひる? |
あひる | え?あたしは別に…。 だからね、どんなにふぁきあが邪魔しても、絶対心を全部取り戻してあげるんだ。 るぅちゃんはみゅうとを幸せにしてあげられるけど、鳥のあたしにできるのはそれだけだもん! |
あひる | …うん? キレイ!! |
エデル | この宝石の名前は『夢』。 夢を見続ける人と夢から覚めた人はどちらが幸せ? |
あひる | え?う~ん、どっちかなぁ? …それよりコレは何ていう宝石? |
エデル | 希望。 |
あひる | コレは? |
エデル | 冒険。 |
あひる | じゃぁ、コレは? |
エデル | 謎。 |
あひる | ふ~ん、それじゃコレは? |
エデル | 作者の都合。 |
あひる | はぁ…。変な名前…。 とにかく!あたしの願いはまたみゅうとに笑って欲しいって事! それだけ!! じゃ! |
あひる | そうだよ! もっと頑張って、みゅうとの心の欠片、みーんな取り戻してあげるんだ! よーし、頑張れあひるーーー!! |
あひる | はーい!頑張りまーす!! |
ふぁきあ | みゅうと |
みゅうと | なに? |
ふぁきあ | 明日はバレエ見学に行け。 |
みゅうと | いいの? |
ふぁきあ | ただし、るぅの言うことは聞くな。 |
みゅうと | うん。 |
ふぁきあ | 俺も一緒に行く。 早く寝ろ。 |
みゅうと | ありがとう、ふぁきあ。 |
ふぁきあ | あっ……。 …馬鹿! |
パウラモニ | あっ。 |
パウロ | 昼間君が指名した女の子、僕も彼女の踊りが見てみたかったよ。 周りを照らすような、なんかこう、もって生まれた不思議な魅力があった。 |
パウラモニ | もって生まれた……、そうね。 |
パウロ | きっと、素敵な夢を追いかけているんだろうな。 それと、たぶん……、恋をしているね。 僕にはわかる。 |
パウラモニ | ずいぶんよくわかるのね。 |
パウロ | ああ、だって、昔の君と同じだからね。 |
パウラモニ | え? ……ああ。 夢はいつか、覚めるものよ。 いいえ、覚めなくちゃいけない。 |
パウロ | 今の君に、オーロラは演じられないな。 |
パウラモニ | はっきり言うのね。 |
パウロ | ああ、だって、君があこがれているオーロラは、夢から覚めてもまだ夢を見続けるような、そんな女の子だろう? |
パウラモニ | あっ……。 |
パウロ | それなのに、君は夢を見ることさえ怖がっているじゃないか。 |
パウラモニ | だって、私はあのオーロラにはなれないから……。 |
パウロ | そりゃ叶わない夢だってあるさ。 でも夢は一つでなきゃならないって決まりはないだろ? |
パウラモニ | え? |
パウロ | 僕の夢はね、世界中の人々を君の踊りのとりこにする事! そのために君にぴったりの演目も考えてあるんだ。 |
パウラモニ | 私にぴったりの? |
パウロ | ねえ、パウラモニ、どうかな、僕のこの夢に乗っかってみない? |
パウラモニ | あなたがそんな事考えていたなんて…! |
パウロ | 僕の夢も、恋もまだまだ覚めちゃいないんだぜ! |
パウラモニ | パウロ……! ああ、ありがとう、パウロ。 私、この街で最後のオーロラを踊るわ。 |
パウロ | ああ、最高のオーロラをね! |
パウラモニ | 心配ありません! 魔女がどんなに呪ったとしても、私が針で指を刺すことはないでしょう! だって私は踊ることと夢見ることはあっても、糸車を手に取ることは決して無いんですもの! |
るぅ | あの笑顔は…。 相手がわたしだから? それとも…。 |
パウロ | ん? 団長しょうがないなあ。 よーし、みんなもしばらく休憩! |
パウラモニ | あの、先生。 |
猫先生 | ハッ、なんでしょう? |
パウラモニ | 折り入ってお話が…。 |
猫先生 | ええ? この私にお話! |
パウラモニ | ええ。 |
猫先生 | い、いけません! し、しかし、あなたがそこまでおっしゃるというなら! 私も男として…。 |
パウラモニ | 昨日の彼女の踊りを、見せていただけないかと思って。 |
猫先生 | え? |
パウラモニ | 私、自分に足りないものが何なのか、どうしても確かめたいんです。 |
猫先生 | マジですか!? |
あひる | まじですか? つか、なんであたし? |
猫先生 | 同感です。 |
あひる | 他の人のほうが……。 |
猫先生 | 同感です。 |
あひる | あたしへたくそなんですけど。 |
猫先生 | 知ってます。 これはパウラモニさんのたっての願いなんです。 大丈夫、思う存分踊ってください。 たとえそのせいで私の恋が終わったとしても、決してうらんだりはしませんから……。 |
ぴけ | あひる、久々のピーンチ! |
るぅ | ねえ、みゅうと。 パ・ドゥ・ドゥのお相手、してあげたら? |
あひる | えっ、みゅうとと? |
ふぁきあ | いや、みゅうとはだめだ。 俺が行く。 |
るぅ | ……くっ。 |
あひる | な、なんであんたが出てくんの!? |
パウロ | おっ。 団長の目利きゲージが反応してる! |
ふぁきあ | るぅ、何を考えている……。 |
あひる | うわ、ふわぁああ! ……うっ、ひっ! |
ふぁきあ | ふん、情けねーな。 |
あひる | う~! |
ふぁきあ | この際、はっきり言っとこう。 |
あひる | え? |
ふぁきあ | みゅうとに近づくな。 |
あひる | あ、あんたこそみゅうとに…。 へ……。 はあああ! うわあああっ! |
ふぁきあ | めざわりなんだよ。 |
パウラモニ | そう、この子の踊りは決してかっこよくないけど、自分らしさにあふれているんだわ! |
あひる | うわったたたたたたた、いたたた! はっ! みゅうとの心! |
パウラモニ | 大丈夫? |
あひる | え。 あ、はい! |
パウラモニ | ごめんなさいね、無理に頼んじゃって! すばらしかったわ。 怪我はない? |
あひる | え、いや、全然平気です! あ、あのトイレどこですか!? |
パウラモニ | 向こうの扉を出て、左に曲がって突き当たりを……。 |
あひる | わっかりました! |
ドロッセルマイヤー | おや、王子の心が逃げていくよ。 いったい何におびえているんだろうねえ、プリンセスチュチュ? |
チュチュ | まって! なぜ逃げるの? さあ、あなたのいるべきところへ戻りましょう。 |
心のかけら | いやだ、怖いよ! |
チュチュ | だめよ、戻らなきゃ。 |
心のかけら | どうして? |
チュチュ | どうしてもよ。 |
心のかけら | なんのために? |
チュチュ | みゅうとが笑顔を取り戻すために。 私がもどしてあげる。 さあ、手を。 さあっ! |
心のかけら | いやだ! |
チュチュ | さあ、戻りなさい、みゅうとのところへ。 |
みゅうと | わーーーーっ! |
ふぁきあ | みゅうと! |
るぅ | 心を戻されたのよ。 |
ふぁきあ | なに!? |
猫先生 | みなさん、落ち着いて! |
あひる | なに? へ? |
ふぁきあ | しっかりしろ、みゅうと! プリンセスチュチュめ! |
あひる | くわっ! |
みゅうと | 怖い、怖いよ! |
ふぁきあ | おちつけ! |
あひる | どうしちゃったの、みゅうと? |
ふぁきあ | 大丈夫だ、ここには俺しかいない。 何だ、何が怖い? 言ってみろ。 |
みゅうと | チュチュ……。 |
あひる | え? |
みゅうと | 怖い、プリンセスチュチュが……。 プリンセスチュチュが怖いんだ。 |
あひる | え、そんな……! |
ドロッセルマイヤー | 不安、恐れる心、またひとつかけらが戻った。 しかし王子は悲しげだ。 いったいこれからどうなっていくんだろうねえ。 はっはっはっ、はっはっ! |
あひる | どうして…? 心のかけらを戻したのに、みゅうとどうなっちゃうの? どうしてみゅうとは苦しんだの? どうしてみゅうとは泣いてたの? あたしただ、みゅうとに笑ってほしくて。 ただ、それだけで……。 いけないの? あたし、間違ってるの? あたし、みゅうとにひどいことをしてたの? |
ドロッセルマイヤー | そうそう、そうして物語は進んでいくのさ。 誰にとってももっとも望ましくない方向へね。 |
あひる | プリンセスチュチュなんて意味ない。 やめちゃっても……。 |
るぅ | 私はずっとみゅうとだけを見つめてきたの。 まだまだ愛し足りないわ。 |
チュチュ | もうあなたの前には現れないから、安心して。 |
みゅうと | これは寂しい気持ちと、悲しい気持ち。 |
チュチュ | 誰? |
クレール | プリンセスクレール! |
ふぁきあ | そうか、とうとう現れた。 ということか。 |
クレール | あなたには何もあげない。 あなたには何もさせない。 |
ドロッセルマイヤー | お話の好きな子供はよっといで。 |