戦後60年・過去を克服して、共生のアジアをめざす大行動


戦後60年・過去を克服して、共生のアジアをめざす大行動

  実行委員会への参加を心から呼びかけます

                      12月行動実行委員会呼びかけ人一同


日ごろからの皆様のご活躍に心より敬意をこめてご挨拶申し上げます。

今年は戦後60年の節目に当たり各地で様々な取り組みがなされて来ました。あの悲惨で野蛮な侵略戦争によって、日本国民は基よりの事、アジア各国の膨大な人々に筆舌に尽くしがたい苦しみと悲しみを与えました。しかし、この加害に対する償いは一部を除いて為されぬままに今日に至っています。

他方、被害を受けた国々では民衆のネットワーク化が進み、日本政府に対する怒りに燃えた闘いを意気盛んに繰り広げています。

こうした状況の中で、小泉政権はアメリカの戦争政策に追随し、A級戦犯を祀った靖国神社への参拝を繰り返してアジア各国の激しい反撥を引き起こしています。

60年経っても尚、アジアと和解する事も出来ず、アジアの中で孤立したままで日本にどんな未来があるというのでしょうか?

私達は今こそ戦後補償問題を解決して、アジアと和解し、信頼関係を創り上げて21世紀に相応しい日本にしていく為に奮闘したいと思います。

10月4日の最初の会合で以下の事を確認して今後さらに広く呼びかけて運動の成功を目指したいと思います。

1、加害の真相究明のために奮闘している仲間

2、つくる会の教科書採択阻止など侵略の事実を正しく伝える為に闘う仲間

3、再び侵略戦争をする国にさせない為に闘っている仲間

4、こうした人々と結びついて統一行動を実現する

5、11月19日(土)にプレフォーラムを開催して認識の共有化をはかる

6、12月4日(日)に集会とデモを行う

7、12月7日(水)国会議員会館前でスタンデイングデモ、その後に院内集会


さて、次回の実行委員会は10月11日(火)午後6時30分より星陵会館(地下鉄永田町下車)D会議室で行います。是非とも周りの方々を誘ってご参加下さい。

                            2005年10月5日

呼びかけ人氏名(順不同)

信川美津子(ハルモニと共に・チョガッポ) 柴崎温子(フィリピン人元「従軍慰安婦」を支援する会) 三嶋静夫(ABC企画委員会) 大森典子(中国人「慰安婦」訴訟弁護団) 坂倉昇平(海南島「慰安婦」支援する会) 吉田遼(学生)山本直好(日本製鉄元徴用工裁判を支援する会) 木瀬慶子(憲法9条―世界へ未来へ連絡会) 谷川透(金景錫さんの日本鋼管訴訟を支援する会) 森川静子(戦後補償ネット) 坪川宏子(下関判決を生かす会) 御園生光治(在韓軍人軍属裁判を支援する会) 安原桂子(イラク市民レジスタンス市民委員会) 矢野秀喜(強制連行全国ネット) 西野瑠美子VAWW-NETジャパン) 木野村間一郎(中国人強制連行を考える会) 持橋多聞(12月行動実行委員会事務局長)

尚、賛同参加の団体個人とも一口千円として、何口でも可とします。


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賛同団体の皆様に デモ参加のお願い

 秋も深まったこの頃、毎日充実した集会が開かれていますが、いかがお過ごしでしょうか。ご賛同の共同行動も11月19日にプレフォーラムを成功裏に終え、いよいよ本番の

《12・4デモ》が目前に近づいてきました。

私たち、戦後補償支援団体・平和団体・個人が初めて総結集して「被害者が生きている今をおいて他にない!過去を克服して共生のアジアの未来をめざそう!」という切実な意思を政府に、世論にアピールする60年最後の行動です。

是非、ご一緒に、被害者と私たちの気持ちを象徴するような大きな長いデモのうねりを起こそうではありませんか。      (現在、55団体、150人の賛同を得ています)

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つきまして、賛同団体の皆様に次のようなお知らせとお願いがあります。

1、当日のスケジュール(音楽会・デモ)、場所などは添付のチラシの通りです。

2、各団体が、工夫をして個性的なアピールをお願いします。

 (プラカード、横断幕、わかりやすいチラシ、被害者の写真、風船、日傘、衣装など)
3、シュプレヒコールの言葉の要望がありましたら、12月1日までにメールを下さい。

4、遠方やその他で、プラカードが作れない団体のために、実行委員会は多少プラカード  

  を用意します。書きたい言葉があれば、28日までにメールを下さい。当日着色するな

どよろしくお願いします。

5、参加人数が、何と言っても、デモ成功の命運を握っています。是非、可能な限りの参

加の呼びかけをお願いいたします。メンバーの皆様に転送して宣伝をお願いします。 

また、現時点で、何人ぐらいの方が参加していただけるか、教えてください。

       ★∴‥∵:・.☆∴‥∵:・.★∴‥∵:・.☆∴‥∵:・.★

では、4日、日比谷公園小音楽堂でお会いしたいと思います (^^♪

楽しく、有意義なデモになることを祈って

戦後60年過去を克服して共生のアジアをめざす戦後補償共同行動実行委員会

連絡先:戦後補償共同行動実行委員会事務局(TEL)080-1157-6948

(Eメール) asia-kyosei2005@hotmail.co.jp


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**映画「日本の戦争」シリーズ上映会******
上映日時 
       12月3日(土)午後1時30分開場 午後2時上映開始
           太平洋戦争への道 中国大陸侵略(30分)
           太平洋戦争と東南アジア(29分)
            太平洋戦争と沖縄(35分)

上映会場 葛飾区男女平等推進センター 視聴覚室
        京成線 お花茶屋駅・青砥駅 下車7分

入場料 無料
葛飾女性会議・海外派遣かつしかネットワーク共催
問い合わせ 間瀬澄子     tel 03-3601-3686

映画の内容についての詳細は以下まで
http://www7a.biglobe.ne.jp/~jwar/

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『日本と朝鮮半島の「次代」を創る若者フォーラム2005』

              主催
 日本と朝鮮半島の「次代」を創る若者フォーラム2005
            実行委員会
       TEL 03-3818-5359
       FAX 03-3818-5202
       メール niccho_jidai@yahoo.co.jp

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      日時:2005年12月4日(日)
         12時半~20時

     場所:京都大学 法経第7教室、演習室
        (吉田キャンパス 本部構内
   http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map5r.htm

    参加費:1000円(第1・2部合わせて)
    1000円(分科会・パーティー合わせて)
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●プログラム
  12:00  受付開始
  12:30  開会の挨拶
  12:35  パネルディスカッション
    第1部「日朝の次代を創造するにおいて持つべき視点」
     ・藤永壯さん(大阪産業大学教員)
     ・廣岡浄進さん(大阪大学博士課程)
       タイトル未定
     ・李英哲さん(朝鮮大学校教員)
      「朝鮮から見た日本という視点の確立」
     ・鄭栄桓さん(一橋大学博士課程)
      「日朝友好-倫理と論理」
  14:05
    第2部「友好のためのリレートーク」
     ・後藤由耶さん(東京経済大学学生)
     ・櫛渕万里さん(ピースボート共同代表)
     ・HANKNET JAPAN
     ・筒井由紀子さん(KOREA子どもキャンペーン事務局長)
     ・伊関瑞穂さん(平和の糧)
  16:15  パネルディスカッション終了
         集会アピール
  16:45  日朝しゃべりマダン(分科会)
    ①東北アジアの平和構築と日朝国交正常化
    ②日韓基本条約の教訓と在日朝鮮人問題
    ③歴史認識共有へのアプローチ
    ④日朝市民交流活性化のためのアプローチ
   *日・朝の両学生による討論会(朝鮮大学校生も参加します!)
   *事前申し込み制(申し込みは下記フォーマットで)
  18:30  日朝友好パーティー
     立食パーティーにて、日・朝の料理を食べながらトーク
  20:00  終了 

●申し込みフォーマット(分科会/パーティー参加者のみ必要です)

  お名前 : (         )

  学校(または所属など) : (          )

  メール : (       @          )

  電話 : (                   )

  分科会希望 : 第1希望 (①、②、③、④)
          第2希望 (①、②、③、④)
   *分科会テーマは、上記プログラムを参照下さい。

  パーティー参加 : ( 有 、 無 )

* ご記入の上、12月1日(木)までに、
  niccho_jidai@yahoo.co.jp までお申し込み下さい。
* 分科会以降は、学生参加を基本としていますが、
  一般参加を妨げるものではありません。ぜひお問い合わせ下さい。

●企画趣旨

 戦後60年を迎える今年、アジア諸国と日本の関係は、「韓流ブーム」など
一見好転し
たかのように見える一方、根本問題である日本の戦争責任・戦後補償が蔑ろに
されてきた
結果として、アジア各国での日本に対する脅威とわだかまりは未だに消えずに
います。

 中でも、日朝関係は2002年の日朝国交正常化を目指した歴史的な日朝首
脳会談と「平壌宣言」発表が対話と友好のスタートラインとして生かされるどころか、
「拉致問題」を核とした「反北朝鮮」世論に終始し、「北朝鮮脅威論」を理由とした憲法9
条改正論にまで飛び火しています。再び戦争のできる国になろうとしている日本が今、朝
鮮に対し対話と友好の姿勢を取るのか、はたまた、「経済制裁」を発端とする「戦争」に
向かう姿勢を進むのか……あなたはどちらを選びますか?

 今こそお互いの過去の憎悪と暴力の歴史を克服し、その連鎖を断ち切るため
にも、「友好の哲学」を模索することが私達の使命ではないでしょうか。

 日本中が拉致問題にのみとらわれている間に見落としている中で、地球上最
後の冷戦構造が残ると言われてきた朝鮮半島南北両国の関係は冷戦・分断思考から、昨今
、確実に民族自主・統一思考へと変化を遂げ、北東アジアの平和と安定、ひいては世界の
平和をアジアから発信できる環境は準備されつつある今こそ、「日朝は、平壌宣言に従っ
て過去を清算し、国交正常化のための措置をとる」(6社協議合意文より)ための関係正
常化に向けた実践行動が急務として要されていると言えます。

 私たち日本人と在日朝鮮人の学生は、日朝間に横たわる様々な問題と真摯に
向き合い、過去の歴史の共有と克服、関係の正常化と未来に向けた新たな関係の構築を目
指すために、まず顔の見える対話と交流をしていこうと、8月に「第1回・日朝学生友好
親善訪朝団」を組織し、朝鮮を訪問しました。そして今後の国交正常化の推進と友好を日
本で実践していくために、このフォーラムを企画しました。
また、日朝の学生達による「日朝友好の会」の各地での結成と、その全国的な
ネットワークの構築を最終的な目標としています。

 そして、今回の開催地である京都は、豊臣秀吉が始めた「文禄・慶長の役(
壬申倭乱)」後、「国交断絶状態」にあった朝鮮と日本の関係を、時の徳川政権がその修
復を図る上で重要な役割を果たした地であります。「朝鮮通信使」の前身である使節団は
、江戸への道中、ここ京都の地で京都所司代の丁重な出迎えを受け、滞在中の一日、京都
名所遊覧を楽しみながら「友好」を深めました。そして以後の約250年にわたる期間は「善
隣友好」の関係であったといいます。この史実は今の日本と朝鮮半島の人々にとって大き
な意味を持つのではないでしょうか。

 本企画の賛同者、参加者一人一人が日朝国交を推進するばかりか、国交正常
化した後の「次代」の日朝関係のスタートラインとなるような、パイオニアとなり得るこ
とを確信します。
Love, Peace, Email - http://Jmail.co.jp

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南京大虐殺幸存者の証言を聞く会 in 神戸
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 神戸・南京をむすぶ会は今年も中国より「幸存者」(中国では幸いに生存したという意味でこの言葉をつかいます)をお迎えして証言集会を開きます。むすぶ会は、96年に「南京1937絵画展」を開催したメンバーが作った市民グループで、毎年8月には南京大虐殺の現場等を訪ねるフィールドワークを行ない、12月には南京から幸存者を招いて証言集会を開催しています。

 日本国内では、未だに「南京大虐殺はまぼろし」と主張する人々が、様々な方法でこうした日本軍の蛮行の事実を、歴史の闇に葬り去ろうとしています。歴史をねじ曲げ、侵略を美化する動きを許してはなりません。

 下記のとおり幸存者2名と研究者1名をお招きして証言集会を開催いたします。ふるってご参加ください。

●日時 2005年12月6日(火)午後6時30分
●会場 神戸学生青年センターホール http://ksyc.jp/map.html
     TEL 078-851-2760 阪急六甲下車徒歩3分
●参加費 1000円(学生500円)

●プログラム
■証言① 陳秀華さん(女性・76歳)
陳秀華の母親は陳秀華を連れて、1937年12月8日石地村に逃げた。母親は日本軍に銃でうたれたて死んだ。陳秀華本人も手に一発弾が当った。更に臀部にも一発当った。幸いに生き延びた。現在も背部に傷跡が残っている。
■証言② 陳広順さん(男性・81歳)
1938年農暦の正月9日(2月8日)、日本軍は西崗頭で村民23人を集団虐殺した。全部機関銃で撃ち殺された。陳広順は一人の軍官に引っ張られて虐殺現場に行った。そして、その日で虐殺の一部始終を目撃した。その伯父陳治富、従兄弟の陳広発、三番目の兄の陳広寿(17歳)は逃げ回っている時に前後して日本軍に銃で撃たれて殺された。
■講演 戴袁支さん(南京・湯山砲兵学校教員)

※幸存者招請のための募金をお願いします。送金先・郵便振替<00930-6-310874むすぶ会>
※05年8月南京済南青島フィールドワーク報告集ができました。送料とも500円。上記郵便振替で。

●主催:神戸・南京をむすぶ会(代表/佐治孝典、副代表/佐藤加恵、林同春)
〒657-0064神戸市灘区山田町3-1-1 神戸学生青年センター内
TEL 078-851-2760 FAX 078-821-5878
ホームページ http://www.ksyc.jp/nankin/ e-mail hida@ksyc.jp
●後援:神戸学生青年センター

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水 曜 集 会 in 大 阪 @ 大 阪 駅 歩 道 橋
毎 月 第 1 水 曜 日
19 : 3 0 ~ 20 : 30
↓次回↓
1 2 月 7 日 (第3回)1 月 4 日(第四回)
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水曜集会とは・・・?

 アジア太平洋戦争中、日本は朝鮮半島や台湾を植民地支配し、その中で日本軍によ
る女性への強かんが行われていた歴史的事実があります。沈黙を強いられてきた被害
女性達は、日本政府のあまりに酷い対応に耐えられず、90年代になって勇気をふりし
ぼり、正義と尊厳を取り戻すために、韓国、フィリピン、台湾、朝鮮、中国、インド
ネシアなど、相次いで名乗り出たことで、日本社会においてもようやく日本軍「慰安
婦」の存在が問題化されはじめました。
 そして、被害女性たちは日本政府に真相究明、公式謝罪、国家補償、責任者処罰な
どを求めて声を上げはじめ、韓国では日本大使館前で92年1月8日から14年間に
わたって水曜デモがとぎれることなく続けられてきたのです。現在680回を越える
行動となっています。
 しかし、日本政府はいまだに法的責任を認めていません。
 そして、高齢の被害女性たちは無念の思いで次々に亡くなっているのが現状です。

 今日本は、日本国家による戦争犯罪・戦争責任と向き合わず、扶桑社の「新しい教
科書をつくる会」採択の広がりや、違憲判決をも無視しての小泉首相の靖国参拝、平
和憲法の改悪、イラク侵略戦争への協力など、“戦争のできる国”作りへと歩んでい
るのが実態です。
 今年、すべての中学校教科書から、「慰安婦」問題の記述が消え、「つくる会」教
科書の採択は歴史が4%未満、公民が約2%となっています。これ以上、歴史を歪曲
・修正した教科書の採択を広めていいのでしょうか。今年3月には、韓国・中国をは
じめ激しい反日デモが行われました。日本は過去も現在も何をしてきたのでしょう
か。不信感を抱かせる原因は、日本が自ら作っているのではないでしょうか。
韓国・中国の人々の声に今こそ耳を傾け、この歴史認識の差異をうめることの方が重
要ではないでしょうか。

同じアジアの国同士仲良くするにはどうしたらいいのか考えたい。

水曜集会in大阪はその第一歩です。

「旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画」大阪実行委員会      
MAIL wednesday_osaka@aquarius.livedoor.com
URL http://www.geocities.jp/harumoni2005/
お気軽にお問い合わせください♪

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《日韓/韓日学生のフォーラム2005》
▼日韓・市民の時代をどうつくるか──韓流と「慰安婦」・歴史問題、未来への対話
 主催 アジア女性基金、後援 外務省予定 *日韓友情年2005申請

《日時・会場》
▼12月9日(金)
 11:00~11:30 準備会議(直前)
 13:00~17:00 公開フォーラム
 *参加無料*日韓同時通訳 ○代々木「JVCホール」
 入場参加席は50~100用意

《参加学生》 学生38人のパネル、円卓
▼韓国の学生15人、「在日」コリアン学生3人、日本の学生15人=予定
 大学─韓国・関東大、西江大、梨花大、漢陽大、建国大、延世大、聖公会大、ソウ
ル女子大
 日本・中央大、十文字学園女子大、法政大、早稲田大、東京大=予定

《主題》
▽分科会1.
 韓流、市民交流~生活・文化の接近と歴史問題──政治と市民生活の構造変化
▽分科会2
 「慰安婦」問題とアジア女性基金──事実の「理解」と「対立」の整理
▽(共通)日韓・市民の時代をどうつくるか──市民交流、市民社会の役割と課題

【開催趣旨】────────
日韓双方で、「市民生活、市民社会」を確固とすることを、今回の主題とした。 
「ワールドカップ」、「韓流」以後、日韓では互いへの興味、関心が高まり、相互往
来、実体験が進んだ。報道、情報はインターネットや体験で検証され、日韓関係は生
活・文化次元で変わりつつある。この“新しい風”を定着、深化させるために、どう
すればよいか。
──自ら従来型の情報と思考を更新していける環境で、国家・社会を問い直すととも
に、人びとが信頼関係を築いていくことが大切になっている。その主体は未来を担う
学生。このフォーラムは、日韓学生たちの直接対話と共同行動として実施する。

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■アジア・太平洋戦争を忘れない
     泰緬鉄道(死の鉄道)元ロウムシャ    
             マレー系マレーシア人の証言集会 ■
……………………………………………………………………

マレー系マレーシア人は、戦後60年の今まで、沈黙を続けてきました。 
今年マレーシアで、華人系8・15集会に、マレー系の方々が同席(初めて!)、

30年マレーシアに通って、初めての光景だった!(高嶋伸欣先生談)
そんなドラマから証言集会が生まれました。
  
■日 時 12月10日(土)午後3時(2時半開場)

■場 所  神奈川県民サポートセンター2階ホール(横浜駅西口徒歩4分)
■証 言 アフマド・ハムザさん(マレーシア)&ワン・ママさん(マレーシア)
■講 演  高嶋伸欣さん(琉球大) 
       永瀬隆さん(元通訳)
■資料代  1000円(高校生以下無料)
■呼掛人  石田甚太郎・笠原十九司・川田龍平・信太正道・高嶋伸欣
       高良真木・俵義文・中原道子・西野瑠美子・林博史・前田朗(敬称略)■主 催  アジア・フォーラム横浜         http://www.geocities.jp/afyokohama128/        連絡先 090-9346-5884(吉池) ■協 賛  『週刊 金曜日』泰緬鉄道は、枕木1本に死者1人といわれた地獄のような状況で、捕虜と労務者を使役し、特に労務者が悲惨でした。鉄道建設の実態を目撃してこられた永瀬隆さんも講演されます。  戦後60年の節目にふさわしい内容です。ぜひ、横浜まで足をお運び下さい。 また、この集会を広めるためお力をお貸し下さい。チラシを配布していただける場合はお送りしますので、メール等でご連絡下さると大変ありがたいです。………………………      吉池 俊子yoshiike@f2.dion.ne.jp   090-9346-5884………………………

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第49回 不戦のつどい   御案内

今年度のテーマ 「元日本兵達が語り続ける戦場の真実」

 憲法9条改悪を頂点とした戦争への道を、日本社会は急速に駆け上がっています。
中国や韓国での反日デモは、そうした日本への警鐘です。私たちは、この警鐘を受け止め、
侵略戦争を美化する風潮に対して、真実を語り続けなければなりません。
そこで、今年度のテーマは、「元日本兵達が語り続ける戦場の真実」としました。
私たち「不戦兵士・市民の会」には、元日本兵の会員が大勢います。
今年度3回の「不戦のつどい」には彼らの戦争体験を語ってもらいます。
 第1弾は、中国山西省から沖縄へと転戦し二つの戦場を体験した近藤さんでした。
第2弾は、国内の飛行隊や高射砲隊に所属していた花房さんと池田さんでした。
そして、シリーズ最後も3人の会員から戦争体験を語ってもらいます。
(なお、高齢のため当日欠席の場合もあります)


日時 12月11日(日) 13:00受付 13:30開始
場所 名古屋市教育館 第8研修室
    (地下鉄栄駅下車3番出口北へ徒歩すぐ)
資料代 500円


証言者(年齢順)

野村健司氏 (1918生まれ 岐阜県揖斐郡在住)
 内地勤務を経て、43年ラバウル防空隊に勤務し、敗戦を迎える。
「捕虜の扱いは文明の尺度」と捕虜問題をテーマに語り部の活動をする。
著書に「孫にする夜話 戦争体験を語る」(岐阜郷土出版社)
「人道のひとつの側面 捕虜の虐待と優遇」(平和文化社)がある。

赤羽寿行氏 (1927生まれ 長久手町在住)
 現地召集1週間前ハルビンで敗戦を迎える。難民収容所に入り、
翌46年日本人の帰国が始まったが、八路軍に強制留用、国共内戦に参軍させられる。

各地を転戦し、ハルビンで除隊。そのまま留用日本人子弟のための日本人小中学校が
作られ教師となる。1953年帰国。

仲田文之助氏 (1928年生まれ 飯田市在住)
 43年10月、15歳で甲種飛行予科練習生合格。12月には三重海軍航空隊に
少年兵として配属、44年には上海に転属し偵察術を専修。しかし、45年2月に隊が

閉鎖され高地の航空隊へ転属し、陸戦のための陣地を構築し敗戦を迎える。
戦後は教員を勤める。

主催 不戦兵士・市民の会 東海支部(代表:安川寿之輔名古屋大学名誉教授)
連絡先 090-2184-9078(小島さん)

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8月1日、東京西早稲田に、
「女たちの戦争と平和資料館」がオープンしました。
松井やよりさんが病床で、女性国際戦犯法廷に証拠提出された資料や被害者の
証言を記録する資料館の建設を遺言されてから2年半。建設にはまだまだ資金が
足りませんが、「慰安婦」問題が消し去られようとしている今、とにかく第一歩を踏
み出そうと、小さいながら「慰安婦」問題を記録する記憶の拠点を立ち上げました。
 資料館の母体はVAWW-NETジャパンやアジア女性資料センター、松井さんの友
人などのメンバーがコアとなり2003年6月に設立したNPO法人「女たちの戦争と平和
人権基金」です。バウネットは資料館建設委員会の「慰安婦」チームとしても協力し
てきましたが、今後も、資料収集やボランティア要員など、できるだけの協力を行っ
ていきます。

 オープンから今日で6日め。この間、国内外から多くの皆さんが資料館に足を運ん
で下さっています。
 まず、資料館に入る入り口の壁には、アジア10カ国(地域)の被害者のポートレート
が張り巡らされています。韓国・北朝鮮・中国・台湾・フィリピン・インドネシア・
マレーシア・東ティモール・オランダ・日本の被害女性たちです。現在、143名の被
害女性の顔写真が並んでいますが、今後、更に増えていく予定です。
お一人お一人の
写真に見入ると、一人ひとりの人生や生活が、そして、被害体験を語り、正義を訴え
続けてきた彼女たちの声が聞こえてくるようです。対面の壁の3枚の年表は、これまで
歴史の襞に隠されてきた「慰安婦」問題が、くっきりと歴史に刻まれています。
 展示室の中には、各地で初めて声を上げられた女性たちや「慰安婦」裁判、証言集
会など、被害者や支援者たちの「闘いの記録」、慰安所マップの展示や、「慰安婦」
関連書籍や関連資料、裁判資料の展示・閲覧コーナー、松井さんが使っていた机や椅
子、本棚が置かれた松井やよりコーナーがあり、また、たくさんのビデオが用意され
ており、自由にビデオ視聴をすることができます。
 資料館は年に何回か特別展示を行います。第一回の特別展は「女性国際戦犯法廷の
全て」展です。特別展は3つの小部屋を使って行われています。現在、第一の部屋は
「法廷」の「起訴」の部屋、第二の部屋は被害者の証言の部屋、第三の部屋は「判
決」の部屋」になっており、ここを回ると、女性国際戦犯法廷が何であったのか、ど
のような被害がどのように裁かれ、どのような判決が下されたのかを知ることができ
ます。
 また、語らいのコーナーを見守る壁には富山妙子さんが女性国際戦犯法廷のために
描かれた『菊花幻影』の大きな絵と4枚のコラージュが飾ってあります。

 資料館はアクティブ・ミュージアムです。これは、資料館が「記憶の拠点」である
と同時に、「慰安婦」問題を考え、行動していく「活動の拠点」であることを意味し
ています。
資料館を育てるのは「一人ひとり」です。
 どうぞ、是非とも一度、資料館に足を運んでください。

 交通はJR高場の馬場駅(早稲田口)から出ている「学02 早大正門行き」のバスに乗
り、「西早稲田」で下車。そこから徒歩2分です。地下鉄の場合は東西線「「早稲
田」駅下車。バス停から徒歩5分です。降りたら「早稲田奉仕園はどこか」と尋ねて
ください。資料館は早稲田奉仕園に近接のアバコビルの2階です。素敵なチャペルの
右隣のビルです。
 問い合わせ:03-3202-4633です。

 皆様の来館を、心からお待ちしております。

 もう一つ、ホットラインのお知らせと、転送のお願いです。

アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」企画

            「女たちの戦争と平和資料館」
             問い合わせ:03-3202-4633

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中国撫順では「平頂山惨案幸存者対日訴訟声援団」という
10以上の民間団体が集まって組織された裁判支援の団体が
結成され、2月の結審時には報道番組が中国全土に裁判の
ことを報道しています。
5月の判決の時にもクルーが来日するようですし、1時間の
特別番組(私もビデオのことで取材されてます)も組まれて
いる、とかなり中国では熱くなってきています。
が、日本ではほとんど知られていない状況・・・。
ぜひぜひ事件のこと、裁判のこと、生存者の苦しみ、
一人でも多くの人に知っていただきたいのです。
よろしくお願いします。
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 ビデオ「未だ癒えぬ傷 ~平頂山事件生存者の今~」
 (2005年23分 2,500円(ビデオ2,000円 送料500円)上映権付き
 販売のお知らせ
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平頂山事件とは、1932年に日本軍が中国で行った住民虐殺です。
多くの住民が虐殺された中で、生存者はごくわずか。その中の3人が日本政府を相手
に裁判をおこしています。このビデオは、裁判官に事件の現場と生存者の今もなお続
く苦しみを知ってもらうために作られ、東京高等裁判所の最終弁論(2005年2月18
日)の時に法廷で放映されました。(判決は2005年5月13日です。)
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平頂山事件
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1932年9月15日夜、満鉄が経営していた中国東北部の撫順炭坑を抗日軍に襲撃
されたことへの報復として、翌16日に、日本軍が平頂山の住民を虐殺した事件。
日本軍は住民を一カ所に集め、機関銃掃射した後に、生存者がいれば銃剣で刺し殺し
た。その後遺体に石油をまいて焼却し、さらにダイナマイトで崖を爆破して死体の山
を埋め、事件を隠蔽した。現場は発掘され「平頂山殉難同胞遺骨館」として展示されている。
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生存者の生活
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1932年、楊宝山さんは10歳だった。家族を殺され住むところも失った。「学校
に行っていないから読めない字があるんだよ。」と新聞を持ち切なそうに笑う。楊さ
んは足を引きずるように歩く。事件の時脇腹に受けた銃弾は、2年後右足から出てき
た。その傷が年をとるごとに痛み、膝のサポーターはかかせない。手術をしても治らない。
事件で家族を奪われ、自らも傷を負い、小学生位の年齢でたった一人で生きていかな
ければならなかった生存者たち。70数年もの間、心と体の傷に苦しめられてきた。

監督・撮影・編集・・・高部優子    企画・協力・・・・・・平頂山事件弁護団

ナレーター・・・・・・遠藤理     反訳・字幕・・・・・・吉原雅子 向蕾蕾

撮影(2000年)・・・・豊田直巳
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 お申し込み方法
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お申し込みは、郵便振込、またはファックス、メールでお願いします。
「未だ癒えぬ傷」○○本
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を明記の上、下記のところへお申し込みください。

*郵便振込
 口座番号 00120-7-704827
 口座名  ビークリエイト
*ファックス、メール

 平頂山事件の勝利を実行委員会   ファックス03-3304-0046
 中国人戦争被害者の要求を支える会 ファックス03-5396-6068
E-mail:suopei@suopei.org

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最終更新:2005年12月07日 17:30
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