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日朝国交正常化の実現と日韓条約の見直しを求める全国署名

日朝国交正常化の実現と日韓条約の見直しを求める全国署名

日本の敗戦によって朝鮮半島の植民

地支配に終止符が打たれてから半世紀

以上が経ち間もなく21世紀を迎えよう

としています。それは同時に、朝鮮半島

の人々に新たな苦痛をもたらした南北

分断の過程でもありました。


 しかし、日本政府はこれまで、朝鮮半島の厳しい南北分断・対立にかこつけて一切

の朝鮮侵略・植民地支配に対する謝罪と清算を行わないまま今日に至っています。

 それどころか、日本政府はこの間、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する

敵視政策を一段とエスカレートさせ、「朝鮮半島有事への対応」を重要な柱として日米

新ガイドライン防衛協力指針)とその関連法である周辺事態法を成立させるなど、

「戦争のできる国家体制づくりにしゃにむに突き進んでいます。日本政府のこうした

政策は、憲法第9条を踏みにじるものであるばかりでなく、私たちの隣人である朝鮮

半島の人々の頭上に、新たな緊張をもたらす以外のなにものでもありません。私たち

は、このような政策に反対です。

 99年12月、日本の政党代表団が訪朝し、7年にもわたり中断していた日朝国交

正常化交渉の再開に道が開かれました。その共同報道文には「可能な限り早く過去

の不幸な歴史を清算」することが謳われています。

 私たちは、今何よりも、日朝国交正常化を速やかに行うことを強く要求します。何

より半世紀以上にもわたって放置し続けてきた過去の侵略・植民地支配を償い、国

交正常化を実現することによって敵対関係に終止符を打ち、平和・友好関係を築く

ことが必要です。

こうしてこそ朝鮮半島の平和と統一に寄与することができます。これは北朝鮮を

どう見るかという問題とは別個の、日本の責任の問題です。

 そればかりではありません。同時に、私たちは、1965年に締結された日韓条約の

見直しも求めます。この条約こそ、北朝鮮との関係だけでなく、韓国を含む朝鮮半島

全体と日本との関を不正常にしてきた根源だからです。この条約は日本政府が、

過去の朝鮮侵略・植民地支配を正当化したまま、韓国での多くの反対のなか締結

されたものです。つまり日本は北朝鮮とばかりではなく、韓国の人々とも真の和解をな

し得ていないのです。

 日本政府は、91年1月から92年11月まで8回にわたって行われた日朝国交

正常化交渉でも、「正常化」をこの日韓条約との「整合性」の中で進めることを主張

しました。

 これは日朝国交正常化でも、過去の侵略・植民地支配を正当化したまま押し通

そうということです。これらのことは到底許されるものではありません。 南北を問わ

ず朝鮮半島の人々と真の和解と友好を実現する一歩は、言葉だけの「おわびや反

省」ではなく、南北双方に対して日韓併合条約など旧条約が不法かつ無効であった

ことを認め、侵略・植民地支配に対する誠意ある謝罪と清算を行うことが出発点です。

 私たちは、上記の趣旨に基づき、次の要求を行います。
 


要 求 書
内閣総理大臣 森喜朗殿

一、植民地支配に対する誠意ある謝罪・清算を基礎とした日

   朝国交正常化を速やかに実現すること

二、植民地支配に対する誠意ある謝罪・清算を基礎とした日韓

   条約の見直しを行うこと

全国署名運動呼びかけ人
天野恵一(反天皇制運動連絡会)、新崎盛暉(米軍基地に反対する運動を通して沖縄の民衆と韓国の民衆の連帯をめざす会〔沖韓民衆連帯〕共同代表)、伊藤晃(千葉工業大学教授)伊藤成彦(中央大教授)、岩松繁俊(フォーラム平和・人権・環境代表)、上原成信、内田雅敏(弁護士)、大島孝一、太田武二(命どぅ宝ネットワーク代表)、大津健一(日本キリスト教協議会総幹事)、奥村悦夫(自由空間創楽邑)小田実(作家)、片平博(日本カトリック正義と平和協議会会員)、金田誠一
(衆議院議員)、鎌倉孝夫(日朝友好連帯埼玉県民会議議長)萱沼紀子、北川広和(『日韓分析』編集)、北村小夜(元教員)木邨健三(日本カトリック正義と平和協議会事務局長)、金城睦(弁護士)、國弘正雄(エジンバラ大学特任客員教授)、佐方満智子(蓮塾代表)、坂野哲也(前全港湾労組委員長)、笹川紀勝(国際基督教大学教授)、佐々木秀典(衆議院議員)
柴田高好(東京経済大学名誉教授)、壽岳章子、空野佳弘弁護士)、武田隆雄(日本山妙法寺)、谷内真理子(ジャーナリスト)、常岡雅雄(人民の力)、寺尾光身(元大学教員)、田英夫(参議院議員)、富永孝(日本の戦後補償を実現させ朝鮮半島の平和統一を支援する会事務局長)、中北龍太郎(弁護士)、長沼節夫(日本ジャーナリスト同盟議長代行)、西尾正二(カトリック玉造教会)、花崎皋平(ピープルズプラン研究所)、
葉山峻(衆議院議員)、樋口亮一(宇都宮軍縮資料室室長)、藤崎良三(全国労働組合連絡協議会議長)、前田康博(北九州大学教授)、前野良(原水禁顧問・政治学者)、槙枝元文(元総評議長)、三木睦子(三木元首相夫人)、宮嶋信夫(ノーニュークスアジアフォーラム世話人)、武藤一羊ピープルズプラン研究所)、本島等(元長崎市長)、矢田部理(前参議院議員)、柳田真(たんぽぽ舎)、山本みはぎ(不戦へのネット
ワーク)、弓削達(東京大学名誉教授)、横路孝弘(衆議院議員)、吉岡徳次(元全港湾労組委員長・元総評副議長)、吉松繁(王子北教会牧師)、渡辺一夫(韓国良心囚を支援する会全国会議代表)、渡辺健樹(日韓民衆連帯懇談会事務局長)

最終更新:2005年12月05日 14:52
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