Qt初級編


Qtのプログラムについて解説します。
ラベルに文字を書く例を示します
コンストラクタはexample_label()とします

例1

Example_label::Example_label()
{
    label=new QLabel(this);  //部品をその数newします
    label->setText(tr("Hello Qt"));  //ラベルに表示したい文字を書きます
}


これでLabelに書きたい文字が表示できます
がしかし、これだけでは、プログラムとして、実行しても何も表示されません


QtはGUI部品を張るとき座標を指定して貼ると言うことはしません
LAYOUTと言う割合で配置します

  水平と垂直に位置を決めます

いかのようにLabelを指定します
例2

Example_label::Example_label()
{
    label=new QLabel(this);  //部品をその数newします
    label->setText(tr("Hello Qt"));  //ラベルに表示したい文字を書きます
    QHVBoxLayout *layout_h=new QHBoxLayout; //水平
    layout_h->addWidget(label);
    QVBoxLayout *layout_v=new QVBoxLayout;
    layout_v->setWidget(layout_h);
    setLayout(layout_v);
}

と言う具合にします


次にボタンを説明します
ボタンはQLabelと同じように定義します
が、定義するだけではボタンを押したとき、何も起きません
Qtの場合、SIGNALが発生し、そのときの動作を記述する必要があります
例3として、Labelと組み合わせた例を書いてみます

例3
Example_label2::Example_label2()
{
    label=new QLabel(this);  //部品をその数newします
     label->setText(tr("Hello Qt"));  
    button=new QPushButton(this);
    button->setText(tr("Push"));
    connect(button,SIGNAL(clicked()),this,SLOT(PushButton_click()));
}
void Example_label2::PushButton_click()
{
     label->setText(tr("Pushed button"));
}

と言う具合にします
つまり、例3の例だとボタンを押したらLabelの表示がHello QtがPush buttonと言う表示に変わるわけです


 と言う風に、Qtは、Labelを貼って、そこに文字を書いて表示させたり。ボタンを押してSIGNALがはっせいし、SLOTの動作の中に実行する操作を書いていきます。
また、そのぼたんやLabelを,QVBoxLayoutya,QHBoxLayout
をつかってWindowに並べます。

 現在2008年5月28日で、最新版はQt4.4です。
Qtのマニュアルはすべて英語です。英語が苦手という理由で敬遠されがちな言語です。
Qtには、コマーシャル版とオープンソース版があります
コマーシャル版は商用目的でソフトが公開することができ。オープンソース版はGPLで使うことにより、無料で使うことができます。

次は、Qtのオープンソース版のコンパイル方法を説明します
Qtには、qmakeと言うコマンドがあります
LinuxではterminalでWindowsでは、コマンドプロンプトで実行します

コンパイル方法はこのqmakeを使います

手順1
qmake -project [Enter]

*.proファイルを作成します

手順2
qmake  [Enter]

Makefileを作成します

手順3 
make [Enter]

Makefileを実行します

これで実行できるバイナリーファイルができます



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最終更新:2008年06月28日 09:29