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PSoCのUSBユーザーモジュールについて

PSoCには、標準でいくつかのユーザーモジュールがついていますが、USBに関しては、PSoC Designer 4.3では「USBFS」というモジュールのみの提供です。

しかし、CypressのUser Module Extension Packをインストールする事で、USBUARTという新しいモジュールが追加されます。

USBUARTについて

USBUARTは、その名の通り、USBでUARTを実現するものです。といっても、FTDI Chip FT232*M*1のような、USB-UART変換をするわけではありません。 このユーザーモジュールを使用すると、PCからはCOMクラスのデバイスとして認識され、COMポートがアサインされます。PCでは通常のUARTへのアクセス(例:TeraTermからのアクセス)をすると、PSoCマイコンでPCとのデータ送受信が可能です。

したがって、以下のような用途に最適です。

  • PCのUSBのデバドラを作成せず、お手軽に通信したい場合
  • 既存のUARTを使用して通信する機器をUSB置き換えする場合(PC側のソフトを流用したい場合)

USBUARTユーザーモジュールの使用で、USBUARTの使用実験手順を解説しています。




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最終更新:2014年01月31日 23:48

*1 [[FTDI Chips社:http://www.ftdichip.com/]]のUSB-UART相互変換チップは、この手のICの中でも比較的メジャーで、市販のUSB-RS-232C変換ケーブルにも搭載されているものがあります。USBのプロトコルを意識せず、UART搭載マイコン(例えばAVRやH8など)と直結させることでお手軽にPCとのUSB通信可能化を実現します。