PSoCは、サイプレスの非常に特徴的なマイコンです。 基本的には、フラッシュメモリ搭載の組み込みマイコンですが、ディジタルPSoCコアとアナログPSoCコアというコア部をツールで好きな機能にコンフィグする事が可能です。 デバイスにより、このコアの個数は異なり、個数が異なると、そのデバイスに設定できる機能の個数が異なります。
詳しくは、沢山のサイトで紹介されていますので、そちらをご覧ください。 PSoCチュートリアル
パステルマジックの桑野氏がサイトで販売されているCY8C24794マイコンボードを購入してみましたので、環境構築から実際のモジュール作成まで順を追って書き留めていきたいと思います。
マイコンボードのそのものは、PastelMagicで入手可能です。型番はPS-USP01です。2007/01/01現在、ボード完成品で2500円です。ただし、このボードには開発環境が添付されていませんので、別途入手する必要があります。
PastelMagic CY8C24794-24LFXIボードPS-USP01紹介ページ このサイトでオンライン注文可能です。
このマイコンにはUSB I/Fが搭載されていますが、マイコンのファームウェアの書き換えには使用できません。書き換えには専用のシリアル通信を使用します。
安価で使用しやすいものは、Cypress MicrosystemsのPSoC MiniProgです。
秋月電子で[[購入可能:http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?p=1qプラグインエラー: 表示する内容がありません。="M-01574"]]です。こちらで4000円でした。
PSoCの開発には、Cypressの統合開発環境PSoC Designerを使用します。 PSoC Designerそのものは、サイプレスからフリーで入手可能です。コンパイラもこのパッケージに内蔵されておりますが、但し使用するにはライセンスキーが必要です。
試用版のライセンスが安価に売られているのですが、これらはPSoC Designer 4.2以前のバージョンでのみ使用可能です。 しかし、CY8C24794-24LFXIは、PSoC Designer 4.3以降が必要である為、試用版ライセンスが使用できないため、正規版のライセンスを使用します。
秋月電子では、PSoC MiniProgと正規版ライセンスをまとめて購入すると、-1000円してくれるようですので、まとめて購入しました。 [[正規コンパイラ販売ページ:http://akizukidenshi.com/catalog/items2.php?p=1qプラグインエラー: 表示する内容がありません。="S-01575"]]
コンパイラのライセンスは、単なる往復はがきサイズのカード一枚です。ここにライセンスキーが印刷されています。
コンパイラ本体は、PSoC Designerに既に含まれていますので、登録する事でそれを使用可能にするという流れです。
カード上に、登録用URLhttp://www.cypressmicro.com/licensemeが印刷されているのですが、どうやら現在は使用できないようですので、以下で登録します。
http://www.cypress.com/c-compiler
こちらは日本サイプレス(株)津田氏にサポートいただきました。
登録手順は、簡単で、このページで登録すると、ライセンスキーがメールで送られています。その後、そのキーをPSoC DesignerのTools→Options→Compilerの中に書き込むだけです。問題なければ即座にコンパイラが使用可能になります。
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