段階変化

本名:孝太郎

中の人:とりもち

読み:こうたろう
性別:雄
属性:風

能力
人の姿と烏の姿を自在に変えることができる。
半人にしては珍しく段階的に姿を変えることが可能。

経歴にある経験が生き、飛行能力はたいしたもの。
スピードこそそこまでではないものの、
考えられないようなルートや小さな隙間を縫うように飛び抜ける。

天敵をあしらうための能力と頭脳が高く、
相手に合わせて飛ぶルートや使う仕掛けを計算しながら逃走する。
本気を出せば複雑な地形でも小さい猛禽類くらいなら振り切れるスピードが出るが、
その後翼や古傷に響くのであまり速くは飛ばない。
トリッキーな飛び方でルートを予測させないので、銃や魔力等の遠距離攻撃も当てづらい。
金属製のものの隙間を飛ぶことが多いので、簡単な雷属性への対策はできている。
ただし障害物無視全体攻撃には負ける。

暗殺の方法は結構単純。
まさかこんな場所に烏は現れないだろうという場所からの奇襲が基本。
持って飛んできたナイフやダガーで急所を狙ったり、
誰も見ていないところで仕掛け付の物とすり替えたり、
食事に持参した毒を混入させたり。

自分から向かって倒すということはまずないが、
戦闘時は当然頭脳戦か暗殺にもつれ込ませる。
烏の状態でも人間の筋力を温存できており、
ちょっとした道具なら持ったまま飛ぶことができる。
が、普段から装備しているのは嘴と爪のみである。

魔力は宿しておれど扱い方を知らない。
彼がその気になれば魔力を増幅させ、風の力でさらなるスピードを出し、
もっと極めれば他の属性の魔法を使うか風の防護壁で音速が出せるかのどちらかまで強化できるのだが、
本人が自分の魔力自体に気付いていないうえ、魔法には興味がないようだ。
ふと、誰かと組んで水と組み合わせれば、某地獄の門番のような技も
夢ではないのではないかと電波を受信するように閃いたがすぐ忘れた程度である。


経歴
仲間と共に烏として平和に暮らしていたある日、猟師に撃たれる。
傷は浅かったものの危険な区域に落ち、地獄を見る。
それ以来人に慣れない。
やっとの思いで閉鎖区域を抜けた先で帝国民に保護される。
以降は仲間に会うこともできなくなり、帝国からは礼として盗みの仕事を引き受けるようになった。
将来の目標は自分を撃った猟師を殺すこと。
助けて貰った帝国民には、姿は見せないが今でも定期的に無償で良い品を届けている。


特徴・備考
基本的に戦争ごとに興味は無く、帝国寄りの中立くらいの立場にいる。
職業は知る人ぞ知る盗人。
依頼でのみ動き、普段は消極的。
腕は確かなので国からの指示もなくはない。

盗賊以外でもやれそうな仕事は基本的にこなす。
例を挙げれば、その擬態っぷりからスパイ活動なんかも得意とする。
が、仕事を選ばないわけではない。
とはいえ、権力に押されると逆らえない傾向にあるが…。

よっぽどのことがない限り断ることはない。
例えば屋内の厳重な警備を抜けて国家機密を盗み出せとかいう怪盗ばりの仕事や、
幹部レベルのエリート相手に戦闘して勝て等の力仕事はだいたい他の人に頼んだほうがいいと言われる。
微妙なラインならばしつこく頼めば承諾してくれることも。

人間時身長168cm、体重35kg。4歳(烏年齢)独身童貞。
烏時ハシブトガラス目安。
痩せているわけではなく、彼の種族の特徴。
烏か人間が100%の状態だと、潜在魔力でも見ない限り見分けが付かない。
右肩胛骨辺りに銃痕があるのが唯一目視できる目印。
髪は無理矢理押さえつけて作っているので、放っておくとアホ毛だらけ。

ツッコミ気質の常識人。
別にボケッ!ツッコまずにはいられないッ!という性格ではなく、
たまに斜め上の方向から乗っかったり「ツッコケ」なる新しいボケの方向に投げることもある。
そのためか話術スキルは高く、一番優れているのは言い訳と命乞い。

速く飛ぶことにこだわりはない。
飛ぶ速度を上げる暇があったらルート計算の解析処理速度を上げる。
そのための偵察をしに王国に出向いていることも。
障害物飛行という競技種目があったら、おそらく優勝を狙うのも難しくはないだろう。

雷も確かに属性持ち相手とは絶妙な距離感を保ち笑顔を引きつらせる程度には苦手なのだが、
実は個人的な天敵のトラウマから闇属性のほうが苦手。
属性をもたない夜の闇は平気。

烏として生活していることが多く、人間時はぎこちない動きを見せることも。
決まった住処を持たず、適当な場所でしのいでいる。
フリー時の行動範囲はたいてい帝国地上・共同墓地・ダウンタウン一層。
半人・人間の姿を見せたがらない傾向にあるので、行動範囲も相まって狙って見つけるのは困難。
依頼があるときは好物の特産黄金林檎を用意しておこう。
幸せそうにがっつく烏が来たら名を呼んでやれば、見事なツンデレと言い訳を披露してくれる。

共同墓地で羽をむしられかけてからあまり行っていない。
他の盗賊仲間のことは嫌いではなく、たまに話をすることも。
別に盗賊仲間をライバル視しているわけではないが、
常識人なので「なんだコイツ」という目を向けることもある。
本音を言うと静かに暮らしたい。

どこに仕舞っているのか実は結構な金持ち、交易商人な面があるため、
盗賊達と盗品の交易を行ったり、何も知らない一般人に盗品を売りつけることがある。
人間に化けて王国民とも交易することがあるので、知らない間に特産品を仕入れてきて
帝国で売りさばくことがある。
人間は重いので仕入れないが、なぞの肉なら持っていることがある。
その「どこに持ってるの?別の空間?」ぶりから、潜在魔力は「インベントリ」ではないかと噂されている。
商売人は旅人のオトモってな。俺はアンタの行く先々に、どういったわけか先回りしているのさ。

(あんまり関係無い小ネタ情報)
出張先は船6、バウンサー。
コスチュームはジントクバオリ夜。
もうボスはいやでち

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最終更新:2016年12月27日 04:35