本名:ジュネス・アルファ

中の人:ふぇぬりる

性別:男
属性:音・草

経歴:
ダウンタウン上層に住んでいる国語教師。数百年以上生きている。ダウンタウンに長いこと住んでいる為、顔見知りが多い。
生まれは王国。父は植物とのハーフ、母は人間。つまり、植物とのクォーター。博識な父と優しい母親に、愛情を受けて育つ。しかし、物心を覚える前に父親は人間性を捨て、一本の木に成り果てた。彼は残された父親の蔵書に興味を持ち、知識をつけていくことになる。
母の死を見届けたのち、このまま王国にい続けることはできない、と国を出て、父の日記に記されていた、中立街であるダウンタウンを探し出し、居を移す。その頃、体一つでやってきたジュネスは、奴隷以外の方法で身を立てるために教師を始めた。それがきっかけで、今も続けている。
教師以外にも、古文書や一般の書物などの翻訳作業なども行うことができる。彼が報酬で求めるのは、その作業内容の写しと、ほんの少しの金銭である。帝国や王国、どこから来た書物でも作業を行う為、禁書と呼ばれる類のものも時々混じっていることがあるが、本人は全く気にしていない。
考古学などの分野にも明るいため、時々砂漠に入って発掘作業をしている。
今の目的は、はるか昔に王国に置いてきた父親の蔵書、記録、書物を回収する事。数百年前の出来事であり、失われた本や、どこかへと移された本も多く、成し遂げることは難しいが、それを行えるほどの暇は、彼には残されていると言えるだろう。

能力等:
身体能力は普通の人と変わらない程度。植物だが、その能力の使い方を教えてもらう前に父はいなくなったのでほとんど使えない。例外的に、自らの傷から細い根を出して傷口をつなぎ合わせる等の反射的行動はできる。
基本的な攻撃(ほとんどが自衛目的)は、言葉に宿る魔力を利用して結果を発動する、いわゆる魔法。彼の言語知識は太古の魔術言語まで遡る事ができる。長年の翻訳業により語彙力も多彩なため、様々な言葉によって魔法を使うことができる。

  • 口頭による呪文の発動 簡単なものにのみ限って発動できる。本人の魔力を消費する。
  • 書面による呪文の発動 そこそこ複雑なものも発動できる。言葉に宿る魔力を引出し消費する。
  • 本による呪文の発動 大規模なものも発動できる。本人と言葉の両方の魔力を消費する。

性格:
割と行動派。ただし厄介事は勘弁。数百年を生きているとは思えないほど人間らしく、失敗をしたりもする。地頭もいいため、天然要素はゼロ。ダウンタウンで女性に引っかかることが数あったため奥手ぎみ。
書物や、知らない出来事が好き。

特徴:
薄い金髪に緑眼。かなりの短髪でつむじは頭部の後ろの方。おでこが広い。三白眼。サスペンダーを愛用しており、数本常備している。発掘作業なども行う為、白衣や防護眼鏡、つなぎ(作業服)も所持している。ただ、服に気を配ることはあまりない。明らかにダサい服は拒否するが、基本的には快適に過ごせれば問題ないという考え。

その他特徴:
彼は人間と同じように、記憶をなくす、忘れていく生物である。今はもう、過去の教え子の事も、自分の年齢も、母親の事も覚えていない。
王国にも出張し、教師として働いている。リュミエールという不治の病に侵された教え子が王国におり、複雑な感情を持ちながらも、勉学を教えている。

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最終更新:2020年08月14日 14:12