このページは、「「掛け算順序固定」型の指導を行ったときに起こりうる弊害」に関する情報を集積します。
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(最近追記されていた情報は別ページに移動しました。2014年9月17日)

「掛け算順序固定」指導がもたらす弊害リスト

真の算数の力がつかない

■掛け算順序固定型の指導をすると、
  • 答と同じ“単位”がついている数を×の左側に書く
  • 「○○ずつ」と書いてある数を×の左側に書く→事例
  • 「あたり」の後ろに書いてある数を×の左側に書く
といった単純パターンマッチングな方法で掛算の順序でマルをもらおうとする子が出てきます。
これは「算数・数学を自由自在に使いこなす力を育てる」という大事なこととあべこべの方向です。

http://deztec.jp/design/11/06/12_education.html
 ↑引用:"体験的には、私が小学生のとき、先生が語感にこだわって「1あたり量」の指導をした結果、「掛け算と割り算の相互変換問題」でクラスメートが悲惨な正答率を記録したことが背景にあります" (分かってなかったとも言えます)

子供のやる気と先生への信頼を破壊する


一方

「掛け算順序はどちらでもいい」という指導がもたらす弊害リスト

真の論理力がつかない

■掛け算順序どちらでもいい型の指導を安易にすると、
  • 「6×7と7×6はどちらも同じ」という思考停止に陥り勝ち
  • 「◯×3=◯+◯+◯」と書く事にすると「3×5=3+3+3+3+3」であって「3×5=5+5+5」ではないことが理解できない
といったことがあります。これは一度勘違いしたら大人でもなかなか正しく考え直せないようです。(ネット上に多数の例あり。)
これは「算数・数学で基礎的な論理の力を育てる」という大事なこととあべこべの方向です。(そもそも「6×7と7×6はどちらも同じ」は思考停止からくるトンデモです。)

子供のやる気や考える力を破壊する

  • 非論理的な指導をされることで、算数への苦手意識を持つ子が出ます。また論理的に考える習慣のある子どもはたいへん混乱します。
  • 答えがあっていればいいと思う子どもがおそらくたくさん出ます。


情報提供コーナー

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コメント

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  • >「◯×3=◯+◯+◯」と書く事にすると「3×5=3+3+3+3+3」であって「3×5=5+5+5」ではないことが理解できない
    ”=”の定義を「計算結果が等しい」以外の意味で使うなら別の記号にしてその意味を説明しろ。何を言ってるのか意味不明。 -- (nomanaisuke) 2014-06-20 00:00:23
  • 等号確認。よかった♡ -- (nomokata) 2014-06-21 23:27:13
  • 上のnomanaisukeはよくそこらにいるバカの典型。等加速度運動の速度vはv=gtだけどv=(3gt^2-2gt^2)/tじゃない。 -- (neo-nomanaisuke) 2014-09-16 03:42:41
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最終更新:2014年09月17日 02:41