このページは、「「掛け算順序固定」型の指導を行ったときに起こりうる弊害」に関する情報を集積します。
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「掛け算順序固定」指導がもたらす弊害リスト
真の算数の力がつかない
■掛け算順序固定型の指導をすると、
- 答と同じ“単位”がついている数を×の左側に書く
- 「○○ずつ」と書いてある数を×の左側に書く→事例
- 「あたり」の後ろに書いてある数を×の左側に書く
といった単純パターンマッチングな方法で掛算の順序でマルをもらおうとする子が出てきます。
これは「算数・数学を自由自在に使いこなす力を育てる」という大事なこととあべこべの方向です。
子供のやる気と先生への信頼を破壊する
- 本来不要な指導をされることで、算数への苦手意識を持つ子が出ます。→東北大学大学院院生による学習支援事例 、メタメタさんによるその解説
- 親が「順序はどうでもいい」と正しく教えようとすると、先生の言うことと違うので混乱します
一方
「掛け算順序はどちらでもいい」という指導がもたらす弊害リスト
真の論理力がつかない
■掛け算順序どちらでもいい型の指導を安易にすると、
- 「6×7と7×6はどちらも同じ」という思考停止に陥り勝ち
- 「◯×3=◯+◯+◯」と書く事にすると「3×5=3+3+3+3+3」であって「3×5=5+5+5」ではないことが理解できない
といったことがあります。これは一度勘違いしたら大人でもなかなか正しく考え直せないようです。(ネット上に多数の例あり。)
これは「算数・数学で基礎的な論理の力を育てる」という大事なこととあべこべの方向です。(そもそも「6×7と7×6はどちらも同じ」は思考停止からくるトンデモです。)
子供のやる気や考える力を破壊する
- 非論理的な指導をされることで、算数への苦手意識を持つ子が出ます。また論理的に考える習慣のある子どもはたいへん混乱します。
- 答えがあっていればいいと思う子どもがおそらくたくさん出ます。
情報提供コーナー
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後ほど
@kmic67 が整理します。
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最終更新:2014年07月21日 00:43