修羅場?7
8スレ目 >>89
外の世界に居る父さん、母さん
あなたの息子、○○はここ、幻想郷でいろいろあったりしますがり立派に暮らしています
しかしその決意も折れてしまいそうです
なぜなら……
レ「霊夢、私はあなたが好きだけど○○のことに関しては話が別よ」
霊「あら、○○は人間よ、それなら人間と一緒になるべきね」
レ「種族の違いなら私が眷属にしてしまえばいいわ、それならずっと一緒に居られるし」
霊「眷属なんて所詮は主従の関係じゃないそれに私のは跡継ぎの問題もあるし」
レ霊「「…………勝負!!」」
すぐ側で物凄い修羅場が発生しているからです
俺としては二人とも好きなんだがそれを言ったら二人から殺されそうだし……
周りにいるほかの皆は笑ってるだけで全然助けてくれないし
えーりん、えーりん助けてえーりん!
永「嫌よ、まだ死にたくないもの」
いや、あなた蓬莱人ですから死にませんやん、ってか心の中を読まないでください
永「八雲紫の能力であなたの心の中ただ漏れよ」
紫「霊夢とレミリア以外全員聞いてるわよ」
まじかよ!?プライバシーもくそもねぇな!
ってかそんなことしないでこの場を収める方法とか考えてよ!
永「えー」
紫「ゆかりんそんなのつまんなーい」
えーって言うな年考えろ年増共、ってすいませんでした!
お二人ともまだピチピチでお美しいです!ですからそのスペカをアーーーーー!!
~少女制裁中~
………返事がないどうやら屍のようだ
紫「意外と丈夫ね」
永「今度解剖してもいいかしら?」
まあここで生きていくためにはいろいろと強くならないと駄目ですし
それと永琳さん、解剖しないでくださいね、おれは普通の人間ですから
ってか霊夢とレミリアまだやってんのかよ、もう30分ぐらいしてるぞ
紫「そろそろ被害が大きくなるいそうだから何とかしないとね
そうね……なにかあの二人にインパクトを与えるようなこと言って気を逸らしたら?」
気を逸らすって言ってもなにを言えば………そうだ!
霊夢!レミリア!聞いてくれ!!
霊「何?○○」
レ「私を選ぶ気になった?」
俺は、俺は胸の大きな女性がすきなんだ!!胸が小さな女の人は女性扱いしないことにしてるんだ!!!
ふぅ、これなら気を逸らせ、ってなにレミリアその大きな槍は霊夢もなんか陰陽玉がグォングォンいってるし
ああ、魔理沙もどうして八卦炉を構えてるんだよ、ってか一部の皆やけに殺気だってない?
ちょ!ま!?助けてーーーー!!!
8スレ目 >>200・201
畜生、ぼっこぼこじゃないですか
ここまですることないんでない?
霊「自業自得よ」
レ「女性の身体的特徴についていろいろ言うほうが悪いのよ」
いや、まあその話云々はお前らの気を逸らすための嘘なんだけど
それより誰か治療してくれない?針やらナイフやらがまだ刺さってて痛いんですけど
霊「しばらくそうしてなさい」
レ「じゃあ本当はどんな女性が好きなの?」
霊「あら、そんなの私に決まってるじゃない」
レ「聞き捨てならないわね」
霊「本当のことじゃない、もしかして○○の好みの女性は自分だと思ってるの?」
レ「当然じゃない」
霊レ「「………………」」
ゴゴゴゴゴゴ
ワァオ、また場の空気がおかしくなってきてるぜ
ってかそろそろ本格的に死にそう、血がだくだく流れてるし
幽「死んだら冥界に来ればいいじゃない~」
絶対にNO!まだまだ死にたくないですよ俺は
幽「残念ね~」
うっわ、この人(亡霊)マジで残念がってるよ
美人でボインな永琳さーん見てて楽しいんでしょうが助けてー
永「まあ目の前で死なれるのもアレだから治療するけどきちんとあの二人止めなさいよ」
止めに入ったら普通に死ねそうなんですけど……
俺が止めるより紫さんとかが止めればいいじゃないですか
紫「嫌よ面倒くさい」
永「それに元凶は貴方なんだから貴方が止めなさい
はい、治療おしまい
それじゃあ頑張ってね」
畜生、死んだら化けて出てやる
レミリア!霊夢!聞いてくれ!
霊「何?」
レ「また胸の話?」
違う!俺はお前ら二人が好きなんだ
胸とか眷属とか跡継ぎとかそんなのは横に置いといて
紫「置いてどうするのよ、置いて」
うるさいな、横から茶々入れるなよ……
俺、○○はただ博麗霊夢とレミリア=スカーレットのことを愛しているんだ!
だから!だから…………俺は二人と一緒に居たい!
霊レ「「………………」」
…………押し黙られるのも怖いな
まあ俺の言ってることは無茶苦茶だからな
そ、それで返答のほうはいかがでしょうかお二人とも
紫「なんか卑屈ねー」
永「男だったらもっと堂々としなさい」
うるせー!こちとら普通の人間なんだ!
変なオーラビンビンですっごいこわいんだぞー!
いっぱいいっぱいだっつーの!!
霊「……正直まだ色々納得できないところはあるけど私はいいわよ
レミリアはどうなの?」
レ「そうね、このままやっても平行線だし
私も霊夢ならいいわ」
マジか!?言ってみるもんだーーー!!
やったぜ父ちゃん!今夜はステーキだ!
レ「ただし、これ以上増やしたら
…………分かってるわね?」
イ、イエス、マム、分かりましたです、はい
レ「で、○○はどこに住むの?」
霊「ここに決まってるじゃない、紅魔館に住んだら命の危機よ」
レ「あら、私いるのよ命の危機なんて起こるはずがないわ」
霊「どうだか、フランだって居るじゃない」
霊レ「「…………………」」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
うわぁーい、折角問題が解決したと思ったのに一難さってまた一難だよ
俺これからの生活が不安だよ……
12スレ目>>547
レミィが寝付けないと言うので仕方なく
一緒のベッドで寝てた所を脱獄してきたフランちゃんに見られてしまったorz
レーヴァテインを構えてぶつぶつ逝ってるフランちゃん。怖いよ~
フラン「今そいつ(レミィ)殺すから」
○○「違う!誤解だよフランちゃん?」
レミィ「そうよ!私たちはただ一緒に添い寝してただけなのよ?やましい事はまだしてないわよ」
そして振り下ろしてきたレーヴァテインをとっさにレミィを抱いて避けたんですが
俺がレミィをかばった事にかなり憤激のご様子で
フラン「○○お兄ちゃんどいて!そいつ殺せない!」
うpろだ1263、1264
脇巫女VS手癖の悪い魔法使いVS人形オタクVS引き篭もり魔女VSロリっ子吸血鬼VSキチ○イ妹VSPADなメイド長VS境界婆VS変態狐
対
不良VS引き篭もり姫VSきもい先生VS出歯亀天狗VSわんこVSロリっ子蛙VSガンキャノン婆VS影薄い現人神VSドSVSつるぺた幼女
対
食いしん坊万歳VSみょーんVS薬師婆VS穿いてない兎VSドM絶壁VSサタデーナイトフィーバーVSくるくる厄神VSきゅーかんばーVS中国
による
第1回幻想郷(ほぼ)オールスター○○争奪戦!彼の明日はどっちだ!
「あっきゅんです…題名が長すぎるとです…」
「みんなそろったわね」
あたりを見回し、霊夢が口を開いた。
「どうしたんだよ霊夢。大事な魔法の実験中だったんだぜ」
「私だって、人形のお洋服作ってた最中なのに」
「テラ豚丼まだ残ってたのにー」
「微妙なネタはやめてください幽々子様」
「もうすぐでサカタハルミじゃんだったのに。永琳が私を引きずっていくから…」
「ゲームは1日2時間までですよ姫様」
「ハリ○タ、もう少しで読み終わるとこなのに…」
「そんなん読んでたのかパチュリー…」
「あら、そんなに馬鹿にするならあなたが全巻強奪していった指輪○語今すぐ返してもらおうかしら、魔理沙?」
「二人ともそんな子供の読み物なんて読んじゃって…」
「リュックサックに鉄○ファンと軍事○究を忍ばせてるお前には言われたくないぜにとり」
「ええいうるさいわね!これ以上はページの都合で割愛よ!ついでに存在自体も割愛されたくなければ黙りなさい!」
それぞれが勝手に騒ぎ出したところを、霊夢がドン、とテーブルに両の拳を叩き付け、一喝する。そのあまりの殺意の波動に、
辺りは静まり返った。どこかの国の国会議員とは大違いである。ちなみにテーブルは、拳の型を取ったようにくっきりと凹みました。
「わ、わかったけど霊夢、一体なぜ私たちを呼んだのかしら?」
「そ、そうだな。そろそろ説明してもらいたいんだが」
額に冷や汗を浮かべながら、紫と慧音が口を開いた。
「…この面子を集めて話すことといったら、一つしかないじゃない」
わずかに口元を歪めて、霊夢はその名を口にした。
「…○○のことよ」
きゅぴーん。
その瞬間、この神社の一室──正確には襖を取り払って二つ繋げて使っている宴会仕様なので二室か──の空気が、いや、
幻想郷そのものの空気が変わる。衣玖さんにはそれが痛いほど感じ取れます。
はっきりいって、ヘビーな空気です、はい。(衣玖:談)
「○○が、どうかしたのかしら?」
先程まで、輝夜を苦笑しながら宥めていたのはどこへやら、まるで獲物を狙う猛禽のような目で、永琳が霊夢を見遣る。
他の人妖も、一様に同じ雰囲気の視線やオーラが滲み出ていた。
いうんだ?
つまり『私の○○に、何しようというの? 』ということです。
いうんですか?
ちなみに渦中の人、外界からの迷い人である青年○○は、ここのどなた様の所有物にも、というか、イチャイチャな関係にも
なっておりません。すべてここにおわします人、妖、神の勝手な妄想と決めつけです。おんなのひとってこわいね!
「いい加減、雌雄を決するべきだと思うのよ」
「決着をつける、と、いうんですか」
霊夢の言葉を反芻する鈴仙の目は、うわその目キモっ!なう○みちゃん状態になってます。
「今まで幾度となく、闘いは行われてきた、が…」
「それはすべて、勝利者のいない不毛なものだったわ」
遠い目で、過去を振り返る藍とアリス。
「全く、あの時もう少しで○○に口付けできたのに。しかも唇狙いで!いい線いってたのに!」
怒りとカリスマに満ち溢れた視線を、神奈子にぶつけるレミリア。こういうところでカリスマが溢れ出るのって、
どうなんでしょうね。
「それをあんたが!変な柱背中にぶつけて!よくも邪魔してくれたわね…!」
「ふん。そんな出るとこも出てない貧相な体で迫られても、○○が可哀想なだけだね。大人の魅力溢れる私こそ、○○に相応しいのさ」
「ただの年増なくせに…」
八重歯を剥き出しにして、並みの人間なら視線だけで殺せそうな形相で神奈子を睨むレミリア。対する神奈子は、その様子を一瞥し、
鼻で笑う。その隣でぼそりと呟く諏訪子。
ちなみにレミリアの悔恨の記憶となっているのが、数日前に繰り広げられた夜這い戦争と銘打たれた騒動である。○○への夜這いを画策
した永遠に幼きこの吸血鬼幼女が、咲夜やパチュリーや美鈴を出し抜き、彼の家を急襲した…まではよかったものの、同じことを考えていた守矢
神社組、スキマ妖怪、魔理沙、霊夢と鉢合わせ、いつもの如く壮絶な弾幕戦に発展し、うまくこっそりと抜け出し、彼の寝室へ忍び込み。
すやすやと眠る彼の寝顔に500年生きて初めてのときめきを感じながら、ゆっくりと顔を近づけ──事態を察知した神奈子が、河童達の協力を
経て開発した01式軽対人妖誘導御柱弾を発射、彼と寝室ごとレミリアを吹き飛ばし、事なきを得たという顛末。○○は思いっきりとばっちり。
ちなみに吹き飛ばされた寝室は翌日他の面々の監視のもと、当事者達で直しました。
このように、事あるごとに○○を(性的に)狙う者達同士で何度も闘いが繰り広げられ、その都度勝者なしというベタなラブコメ
合戦を、彼女達は続けていた。おんなのひとってこわいね!
「そう。だからこの際はっきりしましょう」
部屋の視線全てが、霊夢に注がれる。
「誰が○○の伴侶として、相応しいかを。ま、私に決まっているけど」
一言余計な巫女。
「おいおい、冗談は腋だけにしとけよ。恋色の魔法使い、舐めてもらっちゃこまるぜ」
霊夢に向けて親指を下に伸ばす恋色の魔法使い。
「○○の伴侶…○○の恋人…○○のお嫁さん…○○の子供…」
うつむいて顔を真っ赤に染め、お供に連れて来た上海人形をぎゅっと抱きしめうわ言のように呟くアリス。ちょっと抱きしめ過ぎて
いるのか、上海人形が「シャ…ン…ハ…」と苦しそうを通り越して虫の息になっています。
「そこの紅白にやるくらいなら、私が…ぶふぉっ」
何を想像したのか、鼻血をアグニシャインの如く噴き出して、テーブルにもたれかかるパチュリー。鼻血を垂れ流しながらウフフ笑いの
彼女は、とっても気持ち悪いです。
「ふんだ。霊夢にもお姉さまにも、誰にも渡さないんだから。○○は私と一緒になるの」
無邪気な笑みのフランドールですが、伴侶としては犯罪の香りが漂います。見た目的に。
「○○と飲む酒って、うまいんだよね」
言いながら、瓢箪をあおって酒を流し込む萃香。伴侶としてはやっぱり犯罪の香りが漂います。見た目的に。
「○○…さん」
両手をぎゅっと握り締め、何かを決意した顔の妖夢。一番反応がまともです。
「○○、橙、待っていてくれ。3人で幸せな家庭を築こう!橙に弟か妹が出来る日も近いな!」
気が早い上に、主を意識的か無意識的にカウントしていない藍。本音が滲み出ています。
「これは私と○○様が夫婦となる空気…」
どうみてもそういう空気ではありません、衣玖さん。
そのほか、それぞれの決意や妄想や幻覚を胸に、立ち上がらんとする彼女達。
──知らぬは本人ばかりなり。
────────
腋巫女VS(ry
争奪戦2~全てを、終わらせるとき~
「みすちーです。私も争奪戦に参加しようとしたら『からあげクンREDにしてロー○ンに卸すぞ』って脅されたとです…」
「ところで、どうやって相応しいかを決めるのかしら」
ドS…もとい幽香さんが、ごもっともな疑問を口にしました。
「そうだな。出来るだけ有耶無耶にならない方法で、決められるなら一番いい」
慧音先生も同意します。
「決まってるじゃない」
少し温くなったお茶を湯飲みで啜りながら、霊夢がこともなげに言い放ちました。ちなみに湯飲みは霊夢の元にあるだけで、
呼び集められた他のメンバーにはなにもありません。全員分の湯のみが無いからという理由で、彼女は用意もしませんでした。
もちろん茶菓子もありません。お茶が無いのに茶菓子を出しても仕方ないじゃない、とは霊夢の弁。ドケチです。
「弾幕ごっこよ」
「だな」
霊夢にすかさず同調する魔理沙。勝ち誇ったような朗らかな笑みを浮かべています。
「却下」
「却下ね」
「却下です!」
「問題外だわ」
「却下よ」
以下略。要するに反対多数で否決されました。ここの面子は霊夢と魔理沙に弾幕ごっこでギッタギタにされている経験がある
ので、当然です。誰も不利な土俵に上がりたくはありません。
「なんでよ」
「これが私たちの在り方だろ?女は弾幕だぜ」
膨れっ面の二人に、紫が妖艶な笑みを浮かべながら口を開きます。
「弾幕に強いだけで、殿方の心を射止めることは出来やしないわ。虜になるような体躯、いわゆるぼでぃの持ち主こそ、相応しいのでは
ないかしら?」
そういって、わざとその鎖骨の下の大峡谷を魔理沙と霊夢に見せ付けるゆかりん。
「ふむ、一理あるな」
納得する慧音先生。自分の胸元と、隣の妹紅のそれを見比べて一安心のご様子。
「さすが紫様。聡明なご意見です」
いつも以上に畏まる藍。現金ですね。
「ふふふ。その通りよ。たまにはいい事言うじゃない」
パチュリーが不敵な笑みを浮かべますが、鼻血を止めるためとはいえ、両方の鼻穴にティッシュを詰めているその顔では絵になりません。
「あらあら。これなら私も立候補できちゃうわね」
扇子を口元に当て、本当にうれしそうに微笑む幽々子。こんな笑顔は、前に妖夢と二人で訪れた名古屋の喫茶マ○ンテンで、試しに
頼んだコーヒーフロートを見た時以来です。
「不肖、美鈴!咲夜さんやお嬢様の分まで、幸せになりますっ」
結婚式の新婦のスピーチみたいに、目元に涙を浮かべて感極まる中国こと美鈴。気が早すぎです。すると突然。
女の価値はぼんきゅっぼんという空気の流れに傾きかけたこの場を切り裂く、抗議の声が響きました。
「却下だー!」
「却下よ!」
「女の価値は体じゃないっ!断じて、胸の大きさなんかじゃない!」
「そうよ!価値観の多様化した現在、むしろ小さい方がいいという人もいる事実を知らないのかしら!?」
瓢箪を振り上げる萃香と、涙目で半狂乱になって叫ぶレミリアが、ちょっと可哀想に思えてきます。さらに同調者が出てきて、場は
ヒートアップ。
「そ、そうよねお姉様!○○はロリコ、いやぺドよ!そうに違いないわ!熟女なんてアウトオブ眼中にないのよ!」
何気にひどいフランドール。動揺が言葉をおかしくさせています。しかし、さすがありとあらゆるものを破壊する程度の能力。
この場に本人がいたら完膚無きまでに破壊されていたでしょう。いろんな意味で。
「そうだそうだー!神奈子みたいにムダにおっきくても、歳取ったら垂れるだけで汚いんだぞー!」
「あん!?やんのかこの俎板蛙」
「おう!?丁度ええ!この場でケリつけたろうか注連縄ババアァ!」
「お二人とも落ち着いてください!」
普段は仲睦まじい守矢家ですが、食べ物と色恋が絡むと家庭崩壊寸前です。荒ぶる神々を宥めるのは最後の良心、早苗さん。
「女は胸じゃない、ハートだっ。私はこの格差社会に反旗を翻すぜ!」
「格差社会はんたーい」
先程の「女は弾幕」という主張はどこへやら、変わり身の早い魔理沙と、いつものやる気のない声でシュプレヒコールを上げる
霊夢ですが、内心は相当必死です。
「あらあら。持たざるものの嫉妬は醜いわねえ」
「そうねえ。挟んでご奉仕もできないような貧しい体では、○○がかわいそうだわ」
紫と幽々子は、これ以上ないくらいに嫌味に顔を歪めた笑顔。幽々子さんのグレイズワードに、何人かが顔を赤らめました。
「はぁ、はぁ、もっと、もっと罵って…」
「総領娘様、お気を確かに」
別の意味で顔を赤らめてる方もいらっしゃいます。何しに来てるんでしょうかこの人。
そしてさらに、事態は迷走を始めました。
「お、女は料理です!家庭的なところに、男の人は惹かれるんです!」
立ち上がり、声を張り上げたのは妖夢です。その熱い主張を印象付けるかのように、半霊もせわしく飛び回ります。
「そうね。家事も出来ない女なんて女じゃないわ。女の皮を被ったバケモノよ。ましてやそんな化け物が○○を娶るなんて笑止千万」
スタイルの話で随分旗色が悪かった咲夜さんが、ここぞとばかりに反撃を開始。自分の主をも平気でこき下ろす恐ろしい子になりました。
「家事出来ないが許されるのは、小学生までですよね」
最後にプッと噴き出す鈴仙。万人をイラつかせる顔ですね。
「あら、優曇華。それは誰の事を言っているのかしら?」
「別に輝夜様の名前なんて出してませんけど。自覚あるんですかぁ?」
こうなると収拾がつきません。燻り続けた火種が、あちこちで燃え上がり始めました。
「家事も碌に出来ないお二人では、○○さんがかわいそうです。よって私が、○○さんの良妻となります!大丈夫ですよ、神奈子様に
諏訪子さま。ちょっとだけなら○○さんを味見させてあげますから」
「何言ってるのかしらこの乳臭い娘は。御柱でお仕置きが必要かしら」
「あーうー、ミシャグジさまを舐めると後悔するよ、早苗…」
「咲夜、メイドの分際で言うようになったじゃない。その偽乳を外して500年後に出直してきなさい」
「色恋沙汰には主従関係ありませんから。永久に育たぬその体では、○○さんも飽きてしまうでしょうね、お嬢様?」
「こればっかりは譲れません、幽々子様」
「残念ね、私もよ、妖夢」
「明日の一面、『清く正しい射命丸 文、○○氏との婚約を発表!』で決まりですね!」
「○○さん、獣耳フェチだったらいいなぁ。犬とか好きだったらいいなぁ」
「今こそ盟友○○と、E231系について語り合いたいな。あ、ADT-Xでもいいね!」
もうめちゃくちゃです。
「テンコぉぉぉぉぉぉっ!」
「手加減はなしだぜ、女狐ぇぇぇ!」
「貧乏巫女では満足に○○を養えない。諦めなさい、霊夢」
「冬眠中に浮気されるのがオチね。熊とでも結婚したら?」
「○○が主人…○○が旦那様…○○が夫…」
「○○と初夜…○○と同衾…ぶふぉっ!」
そしてついに、臨界に達し。
「おらぁぁぁぁぁぁぁ!てめえぇぇぇ!表に、出ろやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
厄神、雛の雄叫びを合図に。
夜の闇の中の博麗神社は、太陽より眩しい七色の閃光に包まれました。
一方、渦中の○○は。
「綺麗な花火だなぁ…」
自分を巡る一連の騒動にも気付かず、縁側で美しい『花火』を見ていましたとさ。
そして翌日。
『幻想日報 号外』
『博麗神社、またしても壊滅!』
『周囲数キロ、更地と化す』
『テロ?事故?深まる謎』
『被害者は口をそろえて叫ぶ!「最後に勝つのは、私だぁぁぁ!」の意味とは!?』
こんな号外が、幻想郷を賑わしていました。
投げっぱなしで終わり
うpろだ1420
何の変哲もないはずのその日、僕は唐突にこう思った。
『僕が記憶喪失になったら、皆はどんな反応をするんだろう?』と
いきなり突拍子もない思いつきで申し訳ないが、人間なんて所詮そんなモンである。
ともかく僕は一度でも頭に浮かんだ疑問は晴らさなければ気が済まない性分。
アホな事に時間を費やすなと怒られそうだが、僕は迷わず行動する事にした。
驚愕の事実が多数待ち構えているという事も知らずに……
ちょうどよい具合に今日は霊夢さんから昼食に招待されていた。
僕以外に来客がいるという話は聞いていないが、おそらく魔理沙や萃香辺りは必ず居るだろう。
一対一の状況でやってしまうと何らかの旗っぽいものが立ちそうな気がするので好都合と言える。
「でも、上手く皆を騙せるかな?」
博麗神社へと続く石段を登りながら最大の問題について再度考える。
この疑問を晴らす上で重要になってくるのが『僕が記憶喪失になった』という点だ。
本当に記憶喪失になるわけにはいかないので、この点に関しては上手く演技しなければならない。
一時は永遠亭に行って永琳さんに頼んで薬を作って貰おうとも思ったが、
これをやってしまうと取り返しのつかない致命的な事態に陥る気がしたので却下した。
「まぁ、みんなそれがどういうものか直接知ってるわけじゃないし、それっぽくしてれば大丈夫か」
それに万が一バレたとしても、すぐに謝れば許してくれるはずだしね。
そう結論付けた僕だが、まだ問題は残っている。
「あとはどのタイミングで記憶喪失のフリをするかだけど……」
さすがに何の前触れもなく記憶喪失のフリをするのには無理がある。
ありがちな状況としては何処かに頭をぶつけるとか衝撃を受けるとかだろう。
そうすれば自然な?流れで記憶喪失の演技に入る事が出来る。
でも、本当にぶつけたりしたら痛いし……ん?
「……どうやら悩む必要はなさそうだ」
石段を登っていくにつれて上の方から爆発音のようなものが聞こえ始めた。
どうやら弾幕ごっこの真っ最中らしい。
僕は石段を急いで駆け上がり、鳥居の柱に素早く身を隠して状況を窺う。
もはやごっこの域を超えた凄まじい弾幕の応酬が目の前で繰り広げられていた。
「霊夢さんに魔理沙に萃香、あとアリスさんと……えっ、映姫様?」
想定していたメンバーに加えてさらに2人。
しかしアリスさんはともかく、普段滅多にここへは足を運ばない映姫様までいるとは驚いた。
そもそもなんでこのメンバーで弾幕ごっこをしてるんだろう?
『隣に座るのは私だ!』や『膝の上は譲れない!』や『家主に逆らう気ッ?!』など、
聞こえてくる台詞が断片的で何の事だかさっぱり意味がわからない。
ともあれこのチャンスを逃すわけにはいかないな。
適当な流れ弾に当たった事にして気絶したフリをしよう。
お、ちょうどいいのが近くの地面に!
「うわぁ~~~~~~」
流れ弾が地面に当たった瞬間、僕は大げさに悲鳴をあげてその場に倒れこんだ。
……これをやった直後に気付いたんだけど、
もし僕の悲鳴に皆が気付かず弾幕ごっこを続けてたら確実に死んでたよね。
そんな恐ろしい想像に不覚にも怯えてしまったけど、どうやら皆気付いてくれたらしい。
「「「「「○○(さん)ッ?!」」」」」
まさか僕が居るとは思わなかったのだろう、大慌てでみんながこちらに駆け寄ってくる。
おっと、いつまでも薄目を開けていてはダメだな。
しばらくは目を瞑っておこう。
「○○さん、大丈夫?!」
最初にやって来たのは霊夢さんか。
今まで聞いた事のないような余裕のない声で必死に呼びかけてくる。
「○○ッ!」
「そんな、○○が……」
「○○さん、しっかりして下さい!!!」
「○○、目を開けてよッ!!!」
魔理沙、アリスさん、映姫様、萃香も酷く動揺してるみたいだ。
しかし皆のこんな声を聞いてると非常に快感を覚え……ゴホン、もとい心苦しくなってしまう。
残念だが当初の目的を果たすためにさっさと目を覚ますとしよう。
「………うっ…………イタタッ……」
「「「「「○○(さん)!」」」」」
仰向けになった状態で改めて目を開くと、目の前には5人の顔。
僕は上半身だけを起こあい、演技を開始した。
「……あれ? あの……皆さん誰、ですか?」
って、いきなり何を言ってるんだ僕ッ!!!
自分で言っといて何だけど、いくならんでもこの反応はいきなり過ぎるだろ!?
もうちょっと混乱してるのを装うとか、それっぽい独り言言ってみるとかあるのに。
これじゃあ、変に怪しまれてすぐに嘘だとバレるに決まって……
「えっ……○○さん、なに言ってるの?」
……あの、どうして皆そんな深刻そうな表情なんですか?
もしかしてバレてない? ひょっとしてこのままいけそうだったりする?
よ、よし! それならこのまま続行だ。
「○、○? それは……僕の事、なんですか?」
「「「「「ッ!!!」」」」」
少し冷静に考えてみれば絶対ありえないだろう強引な展開だが、
たぶん僕を弾幕に巻き込んでしまったというショックで皆気が動転してるんだろう。
僕の言葉を疑う素振りなど微塵も感じられず、全員が息を呑んで絶句する。
「○○さん、本当に私の事忘れちゃったの?」
呆然としたまま僕に問いかけてくる霊夢さん。
記憶喪失設定として、会話の前にまず名前を聞いておくべきだな。
「…ごめんなさい。あの、貴女は?」
「私は霊夢。貴方の恋人だった霊夢よ」
「霊夢さん、ですか………ん?」
何か今の霊夢さんの台詞の中に妙な単語が盛り込まれていた気がするけど、聞き違いかな?
「おい霊夢! どさくさに紛れてデタラメ言うんじゃない!!!」
どうやら聞き違いではなかったらしい。
茫然自失状態から立ち直った魔理沙が顔を真っ赤にして怒鳴りつける。
「○○は私の恋人だぜ!」
そうそう、僕は魔理沙の…ってオイ!? 魔理沙も十分にデタラメな事言ってるじゃないか!!!
「霊夢も魔理沙も嘘ついちゃダメだよ。○○は私のなんだから」
萃香まで!? てか萃香って嘘つけないんじゃなかったのか!?
ああ、そんなこと言ってる場合じゃない。
3人を取り巻いている空気が段々とドス黒く変色してきてる。
「○○。あの3人の言ってる事は嘘だからね」
不意に僕の耳元で囁くアリスさん。
その甘さを含んだ声と息遣いを直に感じ思わず身体を硬直させる。
「あ、あの、ア………ナタ、は?」
いかんいかん、霊夢さん達の雰囲気に呑まれてつい冷静さを失い名前で呼んでしまう所だった。
アリスさんの名前の最初の文字がアで助かっ…………
…ってない!? 恋人の流れから一気に所有者?! 僕物扱いですか?!
「だって貴方は私のお人形なんだもの。
私の許可がなければ何も出来ない操り人形。
貴方だってあんなに喜んで受け入れてたのに、本当に忘れちゃったの?
でも大丈夫よ、また一から教えてあげるから……ウフフフフ」
怖ッ! アリスさんがまさかの覚醒?!
綺麗な筈の瞳が言い知れぬ何かで濁ってる、濁ってますよ!
「いい加減になさいッ!!!」
そんな混沌としてきた場に一筋の光が差し込んだ。
睨み合いを続けていた3人も、不気味な笑みを湛えているアリスさんも、そして僕もその人を見た。
決して無視する事の出来ない強い意志を宿した映姫様を。
「貴女達は一体何をしているのですか!
今、私達が優先しなければならないのは記憶をなくしている○○さんです。
○○さんの事を心配し労わるのならばともかく、
自らの欲求や願望を満たすためだけに行動している時ではないでしょう!」
ああ、さすがは映姫様。
実は誰からも心配されていないという状況にちょっと凹んでたんですけど、貴女だけは別だったんですね。
しかも一喝しただけで他の4人の動きを封じるなんて凄すぎです。
さすがは幻想郷の法を司る閻魔様!
四季映姫・ヤマザナドゥ!!
「そもそも○○さんは私の夫です。ありもしない事実を捏造するのは止めてもらいましょうか」
……そうやって期待した僕が馬鹿でした。
結局は映姫様も同じ穴のムジナでしかないんですね。
「こうなったら仕方ないわね」
「どの道、話し合いで解決できる問題じゃないしな」
「さすがにこれは譲れないよ」
「待っててね○○、すぐに邪魔者を排除するから」
「夫を支えるのは妻の役目。常識を弁えない泥棒猫にはお仕置きが必要です」
そして全員の意思が明確になったこの瞬間、もう言葉は意味を成さない。
代わりに大きな意味を持ったのは純粋な力。
自然界の大原則とも呼べる『焼肉定食』…じゃなくて『弱肉強食』が唯一無二の正義となったのだ。
それから数時間後、僕は激戦を勝ち抜いた勝者に美味しく頂かれてしまったのでした。
もはや記憶喪失関係ないな。
新ろだ561
いつもの日々が流れていた幻想郷。
そんなある日の幻想郷に大事件が起きる。
人里に住む、○○が攫われたという事件が起きた。
驚愕する幻想郷の住人達、○○を助ける為に立ち上がった大勢の女性達。
見え始めてくる○○を攫った謎の敵は、なんと博麗神社の創造主である初代巫女!?彼女の目的とは・・・
様々な思惑が交差する中、遂に初代の博麗巫女との戦いの火蓋が木って落とされる!!
紫「今こそ話すわ、初代巫女の目的を・・・」
大妖怪、八雲紫が語る初代巫女の目的とは!?
レミリア「楽に死ねると思わないことね、貴女は私を怒らした・・・○○は返して貰うわ!!」
フラン「二度と立ち上がって来ないように壊してあげる!!」
レミリアの神槍が唸りをあげ初代巫女を突き刺す!
フランドールの神剣が熱を持って敵を焼き払う!唸れ!!神剣神槍!!
紫「私、○○の事が好きなのよ。でも止めるつもり無いのなら・・・私は本気で貴女を・・・殺すわ」
紫と初代巫女。一体二人はどんな関係がるのか!?
美鈴「助けに行かないと・・・○○さんは・・・私の・・・大切な人なんだからっ!!」
美鈴の叫び、愛する人の思いを震い立たせる!
アリス「・・・え?」
魔理沙「嘘だろ・・・」
霊夢「・・・○○?」
○○「・・・」
見る影も無いほど変わり果てた○○と相対する霊夢達。
○○に一体何が!?
初代巫女「・・・霊夢」
霊夢「○○を返させて貰うわよ。嫌だと言うのなら・・・たとえご先祖様でも・・・殺すわ!」
初代巫女「完全なる幻想郷計画を理解して貰えないようね・・・所詮は現代の巫女!なんと愚かな!・・・仕方がないわ・・・即刻駆逐してあげる・・・」
博麗の力同士ぶつかり合う!そして初代巫女の目的・・・完全なる幻想郷計画とは!?
○○は取り戻せるのか!?全ては・・・君達の手にかかっている!!
戦略シュミレーションゲーム『スーパー東方大戦』 2009年、7月30日発売予定
新ろだ2-128
ある日、友人である妹紅と竹林を散歩していると、永遠亭の姫様とばったり顔を会わせた。
輝夜「あら? またあなた達一緒にいるのね」
○○「ああ。今日は散歩に来てるんだ。妹紅に誘われてね」
輝夜「へえ、妹紅がねえ」
妹紅「……」
何も言わずに輝夜を睨みつける妹紅。しかしそれ以上何もしようとしないのは、これが散歩の途中だからか。
突然喧嘩が始まってもおかしくない間柄の2人。ぴりぴりとした緊張感すら感じられる。
ただし、ただ1人輝夜だけは、この雰囲気の中でもさぞ面白そうにしていた。
輝夜「ねえ」
○○「なんだ?」
輝夜「あなた達、本当に仲いいわね」
○○「そうかな」
輝夜「ええ。いつも一緒にいるじゃない」
そう言われて俺は振り返る。確かに妹紅は親友だし、一緒に遊びに行ったりすることも多いので、いつも一緒にいると思われてもおかしくない。
妹紅といると楽しいのだ。本当に。色々話して色々聞く。おしゃべりがこんなに楽しいのは初めてだった。
それに、こんな美人さんと友達付き合いができるだなんて、俺としては願ったり叶ったり、なんて下心もある。
それ以上の関係を望まないと言えば嘘になるが、まあ、妹紅みたいな美人さんが俺を選ぶことはないさ。
と、そんなことを考えていた俺だったが。
輝夜「もしかして恋人同士にでもなったのかしら?」
○○「いやいや、まさ「いいや、私は嫁だ」」
ぽかーん
○○「も、妹紅?」
輝夜「ぶふっ! あはははは! も、妹紅、いきなり何をっ、くくくっ! よ、嫁って!」
突然真顔で嫁宣言した妹紅に、俺は呆然としてしまった。
一方で腹を抱えて笑っている輝夜。今にも笑い死にしそうな勢いだ。
妹紅はそんな俺たち2人の視線を憮然とした表情で受け止める。
いや、輝夜に対する敵意があからさまに湧き出ていた。
妹紅「何がおかしい! 私は○○の嫁だ! 伴侶だ! 家内だ!」
輝夜「あ、あんた何言って、ふ、ふふふふっ、も、妹紅からそんな単語が聞けるなんて、あははは! お、お腹いたーい!」
妹紅「う、うー! それ以上笑うと今すぐ炭にするぞ!」
輝夜「ふふふ、OK、OKよ。その炎をしまいなさい。ちょっと聞きたいことがあるわ」
妹紅「……なに」
ようやく笑うのをやめた輝夜。
機嫌の悪い妹紅に真正面から向かい合って腰がひけないのはさすが。
俺はとても怖いです。
輝夜「そこの男のこと、好きなの?」
妹紅「何を今更。もちろん」
輝夜「ふーん……あの妹紅がねえ」
チラリと俺を見る姫様。なんだかその視線は艶やかで、怪しい。嫌な予感がする。
輝夜はしばらく考え込んだ後、ニヤニヤとした笑みを浮かべながらこう言った。
輝夜「だったら私もその男の嫁になるわ」
○○「は、はい?」
また変なことを言い出したよこの姫様。
輝夜「あら? あなたがどうしてそんなに不思議そうな顔をしているのかしら?」
○○「いやだって、そんな簡単に言うもんじゃないよ、嫁だなんだって」
輝夜「簡単? あらあら、私の気持ちに全く気付いてなかったのね。あれだけ粉をかけてきたのに」
○○「こ、こな?」
輝夜「竹林を散歩している時に私と出会う回数、多いと思わなかったのかしら?」
○○「……そう言われると」
輝夜「紅白巫女の宴会で一緒の席になったり、吸血鬼主催のパーティで一緒にワイングラスを傾けたり、永遠亭の食事に招いたり。
全て私からのモーションだったんだけど、どうやらその様子だと気付いていなかったようね、鈍い人」
○○「なんてこった」
妹紅「輝夜、本気なんだな?」
輝夜「ええ、本気よ」
妹紅「お前と殺しあう理由がまた1つ増えたよ」
輝夜「奇遇ね。私はあなたをからかう種がまた1つ増えたわ」
「「ふふふふ」」
ニコリと笑い合って対峙する2人。
1時間後、竹林の一部と俺の服の端が消滅したのを皮切りに、俺の平穏な日々は終わったりしたのだが、それはまた別の話。
最終更新:2011年02月27日 00:11