企画もの1



>>393


これは、避難所386における30人目氏の作品に
「勝手に続きを作っちゃえ企画」でつくった作品です。ご注意を。

なぜか酒豪コンビでなくザナたんがメインです。

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そのとき、奇跡が、起こった!

彼女の、独り身を寂しがる気持ちと、
二人の恋する少女が放った、弾幕のエネルギーが
映姫が持つ永谷園っぽいものに、強い、あの力を加え…
吹き飛ばされた彼女は、そのまま、世界を、超越したのだ!

もうここまで来ると、常識なんて、通用しない!
がんばれ、僕らの、ヤマザナドゥ!
彼氏もちに、負けるな、四季映姫!

…つーか、あの力ってどんな力だよ。


『ところ変わって』博麗神社


「ハフハフ…雑煮(゚д゚)ウマー。やっぱ霊夢の作った雑煮は最高だね!」
「何言ってんだか…(赤面)。お世辞なんか言っても、お餅のおかわりは無いわよ?」
「いや? お世辞でなく事実」
「恥ずかしいわよっ! …もう、お昼はあなたの番だからね?」
「りょーかい。腕によりをかけまっさ」
「期待してるわ」

 と、言うわけで朝飯である。
 暮れから年明けにかけて魔理沙を初めとする工事メンバーが、霊夢の監督の元『真面目に』仕事をしたおかげで
如何にか神社は元通りになっていた。

 …そのときの様が、さながら『恐怖政治』であった事については、俺の心の奥深くにしまい、出さないのが賢明であろう。

 兎にも角にも、いつもどおりに戻った神社と幻想郷において、俺達はいつも通りの、春っぽい日常を謳歌していた。
 その時である。

 どっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!!

「!? な、何だ!? 地震!? いや、この破壊音は…敵襲か!!」
「ずずー…どーせ魔理沙がまた着地に失敗したんでしょ?」

 いや、そんな茶ぁすすりながら切り捨てられても。
 つか年明けの工事現場レポートのときといい、霊夢の中で魔理沙ってどんな位置づけ?
 「ひどいぜ…」
 …電波だな、うん。

「それならそれで良いんだけどさ」

 …それで納得してる自分がいるのもなんだかねぇ。
 「…泣くぜ?」
 ご自由に。
 それはともかく

「いいのか? 見に行かなくて」
「いいのよ」
「でもあの音…多分着弾ポイントは賽銭箱のあたりだz「何やってんの○○!! 早く様子を見に行くわよ!!」…了解」

 変わんないなぁ、霊夢のこういうとこ。


 そこでは、何か青っぽい服とミニスカートの女性が賽銭箱に突っ込み、そのままうつぶせに突っ伏していた。

「…映姫さん? 何でこんなところに…」

 …つかよく無事だったなぁ、おい。
 さすがに賽銭箱はご臨終のようだが。

「ああ~っ!! お賽銭箱がぁ~~~っ!!!」

 霊夢が突然叫んだ! つか心配どころはそっちか、やっぱり。

「こら映姫! なんて事してくれたのよ、ちょっと!!」

 霊夢は涙目で映姫さんの胸倉を掴み、気絶したままの映姫さんに突っかかっている

「お、落ち着け霊夢、この賽銭箱はそろそろ古くなったから換えようって話だったんだろ? 良かったじゃないか、
 新しいのが届く前で!」

 ちなみに新しい賽銭箱は明日到着の予定だったり。

「だって…!」

 泣きながらこっちを向く霊夢。その時さっきまで掴んでいた映姫さんの胸倉が離れ、そのまま重力に従い地面に頭を強打。
 うわ、痛そう…

「だってあれは、あなたが帰ってきたときお賽銭を入れてくれた思い出のお賽銭箱なのよ! だから大事に取っておくつもりで
 わざわざ新しいものを頼んだのに…こんなのって無いよ…」

 いいながら俺の胸にすがってなく霊夢。
 そ、それで替えを調達しようと…。やべ、ぐっときた。

「丁度あれが最後のお賽銭だったから、今のうちに今のままで残しておくつもりだったのに…」

 ……。
 うん、気持ちはうれしいけどさ、それってかれこれ一年以上だ~れもお賽銭を入れて無いってことだよね。
 …むしろそっちのほうが悲しく感じるのは俺だけですか?

「あ~、霊夢、確かにそれは悲しい事だけど…」

 霊夢はまだ俺の胸の中でぐすぐすいってる

「形あるものはいつか壊れるわけで、それが今日か百年先かの違いだろ? 霊夢には他でもない、俺がいるんだから…
 それで代わりにはなんないか?」

 霊夢は少し落ち着くと、顔を上げ、そして一言

「なんない」

 さいで。
 と一寸落ち込んでると…。

「あんたの代わりなんて…いるわけ無いよ…」

 そのままぎゅっとされました。
 そうこうしている内に

「うー…ここにもバカップルが一組…って霊夢? と…誰?」

 映姫さん、復活。

<いっぽうそのころ>

「どうしてあなた達はいつもいつも…(頭痛)」
「面目ないです…」
「うう…」
「まあいいわ。すぐに手当てするから、ウドンゲ、手伝って」
「ハイ・シショウ・スグニ」

「…メカ鈴仙さん?」

<(=゚ω゚)ノぃょぅ>

「だから、何度も言っているように私と彼とは初対面で…」
「去年の秋ごろ会ったじゃないの! 何いってるのよもう…」

 ただいまもめております。
 そりゃそうだよなぁ…仮にも顔見知りに『あんた誰』なんていわれた日には…
 って言うか、何でいわれた俺でなく霊夢がヒートアップしてんの?

「大体分からないのはあなたもです! いつの間にそんなに成長したんですか! 私なんてこんなちんまいままで…(ジト目)」
「成長って…毎年見てるじゃないのよ!」
「いーえ見てません! 少なくともこの前会ったときには、あなたはこんなにスタイルも良くなければ背も高くなかったです!」
「一体いつの記憶よ!」

 なにやら変な方向に話が進もうとしている。
 内容から察するに、映姫さんはどうも俺と会った事も無いどころか、霊夢ともかなり前に会ったきりという事になるのだが…
 さっきの賽銭箱への激突で記憶喪失にでもなったか?
 お酒も飲んでるようだから、そのせいという事もあるか…

「兎に角、私の前でそんなスタイルは罪悪です! よこしなさい! 可及的速やかによこしなさい! それがあなたに出来る善行です!」
「できるかぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

 どんどん横道にそれていく…って、あれ?
 よく見れば映姫さんの服が一寸違うような…? 背格好も微妙に…あれ?
 …。
 ……。
 …まさかね。

 突如浮かんだ愚にも付かない考えを頭を振って否定する。
 目の前の光景は何やら男としてとっても嬉しい、しかし理性の試されるものとなっていた。

「あー、お二方、とりあえず目の毒だからさ、一寸落ち着いて…」

 理性のバカヤロー! という本能の叫びを無視して止めに入る。いや俺死にたくないし。その時…

「ごめんください、ここに『私』は来ていませんか? って…、…何を、やって?」

 突然現れた『もう一人の映姫さん』が、部屋の中を見て固まる。
 映姫さんが二人いることに驚いた俺も固まる。しかし、ついでに青ざめたのは別の理由だ。
 なぜなら、丁度彼女の角度からは、俺が、二人を、襲ってるように見えt

「天罰!」

 ラストジャッジメント全弾被弾。
 ずっと鍛え続けていて良かった。まだ…死には…しな…

<いっぽうそのころ>

「あだだだだ! 鈴仙さん痛い! しみて痛いから!」
「ガマン・シテ・クダサイ」
「つかなんでメカーーーーー!!?」

「永琳さん、あの、鈴仙さんは…?」
「何いってるの? 鈴仙ならそこにいるじゃないの」
「いや、あれメカ…」
「そこにいるわよ」
「「…はい…」」

「…ししょ~… …出してくださぁ~い… …助けてぇ~…」

<がんばれうさぎ>

「すみません、気が動転してしまって…」
「いえ、誤解が解けたなら幸いっす」
「全くもう…揃いも揃って迷惑ばっかり…」
「すみません…(しゅ~ん)」

 とりあえずの応急処置のおかげで事なきを得た俺。
 あの後すぐに霊夢が二人目の映姫さんを怒鳴りつけてくれたおかげで致命傷は避けれたわけだ。
 しかし新型のカードはすごいな、まさかアースヒールもどきができるとは思わなかったぞ。…試す俺も俺だけど。

「…で? どういうことなの? 映姫が二人なんて…」

 憮然とした顔で聞く霊夢。

「私にも分かりませんよ…」

 ばつが悪そうな顔で答える(酔いがさめた)一人目の映姫。

「…まあ、おおむねの予想はつくんだが…なんで?」

 4分の1ミイラな俺。

「ええ、実は、例のスキマ妖怪に聞いたのですが…」

 そんな俺らを前に、二人目の映姫は話し始めた…。

<いっぽうそのころ>

「バカにしたものじゃないわよ、ウドンゲは生まれ変わって、新しい事が出来るようになったんだから」
「新しい事…?」
「ええ…ポチっとな」

 カタン、ガラガラガラガラ…コト、コロコロコロ…コン、パタパタパタパタ…
 永琳さんがなにかのボタンを押すと共に、メカ鈴仙さんがなにかの配置につき、部屋中に仕掛けられたギミック…
 小さな台車やらビー玉やら積み木のドミノやらといった、何かご家庭にありそうなあり合わせの材料で作った仕掛けが
次々作動していく。そして…

 コン

 メカ鈴仙さんの頭に、最後のビー玉が落ちたと思ったら…

「ロボ チガウ ロボ チガウ ロボ チガウ ロボ チガウ ロボ チガウ ロボ チガウ ロボ チガウ」

 なんて紙テープを口から吐き出し始めた。
 ……。

「「「ロボだこれー!」」」

<ピタ・ゴラ・スイッチ♪>

「…つまり、要約すると…

 紫は突如、結界を始めとする様々な『歪み』を感知した。
 それがどのようにして齎されたかは判らないが、とりあえず急を要する事であるらしいので、仕事疲れで面倒だけど起きた。
 よくよく確かめてみるとそれは『世界』をまたぐものであり、何者かが世界を飛び越えてここにやってきた事を示すものだった。
 これが『外の世界』であるなら、単に結界で隔離されているだけで本質的には同じ世界であるからまだ問題は無いのだが、
 これは『世界』を…次元も時間軸すらもまたいでの転移であるため、可及的速やかに元に戻す事が必要とされた。
 幸い、飛んできたのは幻想郷の住人、しかもその中でも分別のある映姫だったので、
 混乱しているだろう彼女に手っ取り早く信じてもらう意味もこめて、その保護を『こちらの』映姫に依頼した。

 …と、こんなとこ?」
「はい」

 霊夢のまとめに頷く映姫さん。成程…。

「ようはパラレルワールドって事か…。まさかとは思ったが、ねぇ」
「パラレルワールドって何?」

 腕を組んで考え込む俺に聞いてくる霊夢。
 どうでもいいけど裾引っ張るな、かわいすぎるから。

「平たく言えば『もしもの世界』だよ。現実には起こらなかった『もしも』が実現した世界。例えば、俺があの時外の世界に戻らず
 ここに居座った世界とかな」
「ハクタクの歴史を食べたり作ったりする能力のようなもの?」
「近いような遠いような…。こういう歴史の分岐は、例えば今日のお茶菓子に饅頭を食べるかせんべいを食べるか、
 そういったことでも発生し、しかも一度分岐したらその後がどんなに同じでも二度と一つには戻らない。
 そういった世界もあることから、俗に『平行世界』なんて言われてるんだ」
「ふーん」

 なんだか『?』な顔で首をかしげる霊夢。
 まあそうだろうね、俺も完全に理解してるわけじゃないし。

「…つまり私は、その平行世界から来た四季映姫だという事ですか?」
「そういうことになるね。少なくともこっちの(二人目の)映姫さんは、俺のことを知ってたし」

 一人目の(以下向こうの)映姫さんの問いかけに、そう答える俺。
 釈然としない様子ではあったが、とりあえずよしとした様だ。

「それで向こうの私、一体何があったのですか? 下手な事故でこちらに来たというわけでも無いでしょうが…」
「……」
「…映姫さん?」
「どうしたの?」
「うっ…ううっ…私ぃ~っ! 小町が…小町がぁぁぁぁぁっ!!!」

 そういうと、向こうの映姫さんはこっちの映姫さんにすがり付いて泣き出してしまった。
 何なんだ?

<いっぽうそのころ>

「一体鈴仙さんはどこに…」
「あ! てゐさ~ん!」
「なに?」
「あのさ、鈴仙どこいったか知らない?」
「…」
「…てゐ?」

「えーりん、やめて、とめて、もっと、やさしく」
「て、てゐ?」
「ごめんなさい、すみません、だめ、死にます」
「だ、大丈夫ですか?」
「ああ~、れいせんが、れいせんが」
「ちょ、ちょっと」
「にげてー!!!」
「てゐ! てゐしっかりしろ!」

<あ!>

「それは何というか…」
「う~ん…」

 その『○○』って奴(こんがらかるので『』でくるんでいます)すごいね…よりにもよってあのお騒がせコンビとくっつくとは…
 俺なんかむしろ引っ掻き回された記憶しか無いよ(泣)
 そう思っているとこっちの映姫さんが何か身もふたも無いことを言った。

「めでたい事ではないですか?」
「そんな!? 何故ですか私! 私のこんな寂しい思いをよそに小町は毎日イチャイチャイチャイチャ! それがめでたい!?
 何故です! どうしてそんな事が!」
「だってこっちの小町は一人身だもの」

 時間停止。ややあって、向こうの映姫さんがこっちの映姫さんに突っかかる。

「…え?」
「むしろ映姫のほうが恋人いるわよ。そのせいで小町がやさぐれちゃって、何度か相談受けてたくらいだもの」
「ええ!?」
「一寸恥ずかしいですね」
「一寸待って私、え? 何それどういうこと!? 恋人!? 私にはいないのに!? ずるくないそれ!?」

 霊夢の補足に、それぞれ別の意味で顔を真っ赤にする二人の映姫さん。
 何か展開がおかしな方に行きそうだったので、とりあえず助け舟を出す事にした。

「いやいや、可能性の一つとしてはありえますよ? どんな事でも、最低二つは選択肢というか、パターンがあるものですからね」
「で、でも…」
「それに、お話からするとそちらの時間軸は、この世界よりも結構前のようです。という事は、これから、俺達の世界の時間軸に
 追いつくまでの間に、いい人が現れる可能性はあるということでしょう?」
「あ…」
「たしかに」
「ありえますね…」

 とたんにぱあっと明るい表情になる向こうの映姫さん。
 だからとりあえず、『そうならない可能性』については言及しなかった。

「そ…そうですよね、私にもきっといつか…」
「そうですよ、きっと大丈夫です」
「ありがとう、ありがとう…」

 感涙と共に手をとってくる向こうの映姫さん。いや、怖いから、霊夢の視線が怖いから!

<いっぽうそのころ>

「○○さん! 鈴仙さんを発見しました!」
「まさかあんなところであんな目に…う、何か気分が…」
「お、おい大丈夫か!? 一体何が…!?」
「思い出させないでください!」

<さてさてなにが、あったかな♪>

 そんなこんなとしている内に紫さんが到着、映姫さんを元の世界に送り返す事となった。

「ごめんねー、向こうの私と話が弾んじゃって…」
「いえ、おかげで少し気が楽になりましたから」
「そう? ならいいけど」

 そしてスキマが開く。
 俺があの時通ったのとよく似た、しかしつながる先は全く違う扉。
 それを前に、向こうの映姫さんは振り向いて聞いた。

「…この世界の私、あなたは今…幸せですか?」
「…ええ」

 笑顔で答えるこちらの映姫さんの答えに、向こうの映姫さんは笑顔になり、

「なら、私もがんばります。いつか、あなたもうらやましがるようないい人を見つけますから!」
「ええ!」
「そして○○さん、あなたも、霊夢と幸せにね。それがあなたに出来る一番の善行です。」
「もちろん! そっちの『○○』さんにも、がんばるように伝えといて」
「判りました。後、霊夢」
「何?」
「その…お賽銭箱の事、済みませんでした」
「気にしないで。私は気にして無いから」
「ありがとう。では…もう会うことも無いでしょうが、お元気で」
「「「お元気で!」」」
「では、一名様ごあんな~い」


「…いっちゃったわね」
「ああ」
「…では、私はこれで。どうもお騒がせしました」
「いえいえ」
「別にいいわよ」
「ありがとう。それでは」

 そういって、映姫さんは帰っていった。

「じゃあね~。ふぁ、ねむ…」

 紫さんも、あくびをしながら戻っていった。

「…さて、○○」
「ん?」
「ちょっと耳貸して…(ごにょごにょ)」
「…ええっ!? …マジでそれやるの?」
「当然。あなたに出来る善行よ(うきうき)」
「あー…(赤面)」

 なんて言われたかって? …内緒。


 …こうして、ある日の不思議な事件は幕を下ろす。
 この後、この話を聞いたらしい小町が、やる気になって更生したとかどうとかいう話を聞いた。
 文や萃香は、相変わらず飛び回ったり酒を飲んだりしている。

 まあ、とりあえずは、これで一件落着…かな?

<いっぽうそのころ>

「あら、見つかっちゃったのね」
「見つかったのねじゃ無いですよ、一体なんであんな事を…」
「そうそう、鈴仙すっかり脅えちゃってるよ?」
「ガクガクブルブル」
「気にしないで」
「いや気にしないでって…」
「…まあ、百歩譲ってそれは良しとします」
「するの!?」
「しないで!」
「まあまあ」
「で?」
「あのロボはどこにいったんです? 鈴仙さんが見つかったあたりから見かけなくなったんですが」
「さあねぇ…」
「こたえてください! 気になるじゃないですか! 下手をすればスクープですよ!?」
「記事にする気!?」
「さあ~ねぇ~」
「えーりん、おしえてよー」

 てくてくてく

「あー、せまかった…」

 てくてくてく

 ……。

「今、何か輝夜さんが…」
「ええ、確かに姫が何か…」

「答えてください!」
「おしえてー」
「さあ~ねぇ~」
「「スルーですか!?」」

<どっとはらい>

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

…(。∀ ゚)アレレレレレレレ?

今回スポットが当たったのは何ゆえか酒豪コンビでなく
ゲスト出演のザナたん…

いつもの面々は中休みのミニコントでのみの出演となりました。

って言うかいいのかこの形…orz

いろいろな期待を思いっきり裏切る形になってしまいました。スマソ

後、このとき霊夢に要求された事については皆さんのご想像にお任せという事で。
自分全く考えてません…orz

ロボウドンゲはメカ沢型な方向で。




>>400



 >>37氏に書いていただいた続きの設定に惚れ込んで、その設定で更に一つ話を作るって言う暴挙を(ヤメレ
ちなみに今回から誰がしゃべってるかわかるように台本風にいきたいと思います。
で、こちら側の主人公が○○、37氏側の主人公が●●です。

映姫さんのワールドスリップ(?)事件から一週間。紫さんが向こうの幻想郷一のバカップルを連れて来るから酒盛りの支度をしておけとの連絡が来た。
幻想郷一のバカップルか…どれだけのモンなんだろ?
ちょっと…楽しみだな…

紫「○○、連れて来たわよ」
○○「お疲れ様です。…う、うわぁ」

その二人はなんと手を繋いで体を密着してやってきた。
霊夢(にしては大人っぽい様な…?)と…知らない人だな…
…なんかすごいな…

文「むぅ…○○さん、こっちも負けてられません!」
萃香「○○っ!腕組もっ!」
○○「いや、ちょっと待て!恥ずかしいから!あー…(赤面)」

…結局腕を組まれてしかも密着されて…
人前だって言うのに…恥ずかしい…

霊夢「●●、私たちも腕組みましょう」
●●「えっ、ちょっ…恥ずかしいだろ…(赤面)」

…向こうも大変そうだ…
ふと向こうの男の人と目が合った。
…直感で、同類だと確信できた…
…向こうも同情するような目でこっちを見ていた…

紫「じゃあ、知らない人同士で自己紹介からね」
○○「僕は○○、まぁ…見ればわかる境遇にいます…(げっそり)」
●●「俺は●●、こっちも見ればわかるよな…お互い苦労するな…」
○○「ですね…(握手)」
●●「ああ…(握手)」

この瞬間…男同士の友情が誕生した…

文「そっちの世界ではこちらより少し時間が進行してるんですね。霊夢さんが少し大人っぽいですし」
萃香「なんかあれだね、大人の女性って感じ」
霊夢「そっちは二人とも変わらないわね。やっぱり妖怪と鬼だから?」
文「でしょうね…(これはうまくでっち上げればスクープに…)」

こっちはこっちで女性同士で話に花を咲かしている。
…文の目つきがなんだかハイエナっぽいな…

○○「おい文、言っておくがスクープにしちゃ駄目だぞ」
文「えーっ、何でですか?」
○○「…このことを他の妖怪が知ってみろ…向こうの世界にまで迷惑がかかるぞ…」
文「わかりました…」
○○「わかってくれたところでさて!宴会といきましょうか!」
全員「おぉーっ!」


いったん終了です。
…いや、続きは実はまだ考えてないんですよねw
…出来れば>>37氏に書いていただけr(夢想封印 瞬


最終更新:2010年06月06日 19:54