企画もの4



>>7


合同企画作品の続きです。

基本ルールについては過去作品をご参照ください

カオスな宴会もそろそろ中盤かな?
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~サイド●●~

●●「大地母神の腕に(ブリスアウト)」

 キーワードの宣言と共に、術式が発動。酔いつぶれて横たわる霊夢(甲)や魔理沙(甲)、そして鈴仙(乙)の顔色が、少しだけよくなる。
 あらかじめカードに登録しておいた『簡易術式』なので、はっきりとしたイメージを描く必要が無いのがありがたい。
 旅の間に培っておいた術のアイディアを、余すところなく活かしてくれたパチュリー達の技術力に、今更ながら舌を巻く。
 …って言うか、酔っ払いの治療術式のイメージってどうすりゃいいんだ?

霊夢(乙)「●●~、終わった?」
●●「ああ、大丈夫だ」

 とりあえず鈴仙(乙)の顔色がよくなったのは幸いだ。この術ってあんまり重症だと効果が無いからな。
 …それでも泡を吹きそうなほどにはやられていたが。月兎って頑丈なのな。

霊夢(乙)「はっやく♪、はっやく♪」
●●「はいはい…」

 せかす霊夢(乙)に苦笑しつつ、正座して膝をぽんぽんと叩く。
 霊夢(乙)は待ってましたとばかりに、横になって頭を膝に乗せた。
 …そう、膝枕である。
 別に嫌というわけではないが、さすがに外でやるには―家の中でもそれなりには―恥ずかしすぎる数々のラブコールを、
 とりあえずでも何とかするための苦肉の策だ。
 酔いつぶれた面々も気になったので、そっちの介抱―といってもさっきので限界だが―もかねて提案してみたのだが…。
 具体的にはこういう感じだった。


霊夢(乙)「●●~、つぎこれ、つぎこれ♪」

 そういって差し出すのは、誰かの持ち寄りと思しきワイン。…待ってください、ここで口移しですか?

魔理沙(乙)「う~…ひっく…やってられるかぁ~…うう…私だって………と…」

 なにやら天狗あたりが聞いたら確実に騒ぎになりそうな台詞? をつぶやきつつ、やさぐれる魔理沙(乙)。
 お前は悪くない。多分悪いのは…誰だろう?
 とはいえさすがにこれ以上は限界だ。死ねる。恥ずかしさで確実に死ねる。

●●「あ~、霊夢、それはちょっと…」

 といおうとした瞬間、霊夢(乙)の目に涙がにじみはじめる。目が零れ落ちそうなほどにウルウルと。

霊夢(乙)「●●…(ウルウル)」

 すてないでーひとりにしないでー、かまってーかまってーかまってー。
 そんなことを必死で訴えかけるようなその表情に、思わず気持ちがぐらつく。
 …って言うか、萌える。

<どうする? アイフル~>

 いや、訳わからんから。
 とにかく、ここでひいては俺が恥ずか死ぬ。俺は断腸の思いで彼女の視線による精神攻撃を跳ね除けた。

●●「代わりといっては何だけど…ちょっと」
霊夢(乙)「え?」

 俺は霊夢(乙)の手を引き、宴会場から出て死角になりそうな所へ行く。…別に変な事をする気は無い。
 ただ先の提案を霊夢(乙)に言ってみるだけだ。…おまけはつけるが。

 ややあって、元の場所に戻る。
 魔理沙(乙)が霊夢(乙)に何をしてたのかと問うたようだが、霊夢の答えといえば。

霊夢(乙)「すごかった…」

 誤解させるようなこと言うんじゃありません! へんなことはして無いんだから! …内容は秘密だけど。

 兎にも角にも霊夢(乙)の許可の下、『後で膝枕してあげる』約束でつぶれた連中の回収をしてきたわけである。
 そのときの鈴仙(甲)のすがるような視線に、苦渋の顔で首を振って返したときの彼女の表情が印象的だった。
 …そして。

霊夢(乙)「く~…むにゅむにゅ」
魔理沙(乙)「寝るの早っ!」
●●「ふふ…」

 実は霊夢(乙)、膝枕された状態で頭を撫で続けられるのに弱い。
 ほんの数分で目がトロンとしてきて、さらに数分で眠りについてしまう。
 今回のように酒が入っているとなおさらである。
 …これでとりあえず、霊夢(乙)、無力化完了。
 …ただし…。

魔理沙(乙)「でもそれって、結局お前は動けないんじゃないか?」

 そう、目下の問題はそこなんだ。
 どういうわけか俺が離れるとすぐぐずるし。
 …なんで?



~サイド○○~

 あれから飲む事ひとしきり。
 心配事が無いではなかったけど、おおむね楽しく飲んでいる。
 …時折弱々しく鈴仙(甲)さんの『た…け…ぇ~』なんて声が聞こえてきたりもするけど…
 そのたびになぜか室内なのに風がふいたり萃香(甲)が酔って大きくなってズシンズシンいわせたり…と、
 微妙にうるさくなってよく聞き取れない。
 …うん。聞き取れない(視線あさって)

萃香(甲)「さーて、次はこれなんかどうかな」
文(甲)「こっちのいかくんもおいしいですよ~」
○○「はいはい…あ~ん」

 ガチン
 食べようと思ったいかくんをさっと引かれ、歯がかみ合う。
 舌噛むかと思った…

○○「…文?」
萃香(甲)「あはははは! ひっかかってるぅ~!」

 もう何でもおかしいのか萃香(甲)は笑い転げている。
 文(甲)はと言うと…何がおかしいのか、とってもイイ笑顔でにへらと笑っている。
 …これは何か考え付いたときの顔だ。
 しかも萃香(甲)もそれに気付いたのか、なにやらワクテカしている。
 …妙な予感が…

文(甲)「…さっき向こうの霊夢さんたちがやってたんです」
○○「向こうの…?」

 いわれて『彼ら』の方を見る。
 なんだか霊夢(乙)が●●さんに膝枕してもらっている。
 それを見て魔理沙(乙)がなにやらからかっているようだ。
 …さっきチラッと見たときは今にも暴れだしそうなオーラをまとっていたような…・
 持ち直したのかな?
 とにかく、警戒レベルを限界まで上げる。
 『あの』霊夢(乙)からヒントを得たというならかなりの…。
 そう思って向き直ったら。

文(甲)「щ(゚~゚щ)カヲーン(カモーン)」
○○「それできましたか」

 ポッキーゲームでくるとは…。いつかやったようなやってないような、とにかくかなり恥ずかしい代物…。
 今ここでやれと、この宴会場で。orz

萃香(甲)「おおお~~~~っ!」
文(甲)「ふぁ、ろーろ(さ、どーぞ)」

 ん~…。と迫ってくる文(甲)の顔。
 めちゃくちゃ恥ずかしいんですけど…どうせいと?

萃香(甲)「いけいけ○○男をみせろ~、次は私が予約だぞ~」
○○「マジですか!?」

 に、逃げられそうに無い…。
 仕方…ないか。

○○「…あむ」

 覚悟を決めていかくんの片一方をくわえる。
 慎重に一口ずつ、ゆっくり近づく文(甲)の顔。
 徐々に徐々にお互いの距離が縮まって…。

???「ふぎゃぁ~~~~~~~~~~っ!!!!!!」

 ゲシ! ゴツ! チュッ

 突然の大声…と言うか悲鳴のようなものとともに、何かが僕の後頭部にぶつかり、直後に今度は額に痛みが走った。

○○「…チュ?」

 唇に残る何かの感触をはた、と思い出し、
 はっとして文(甲)を見ると、文(甲)は額とほほを赤らめ、涙目になっていた。

文(甲)「…もうちょっと…なんか…展開の…ね?」
○○「?」
文(甲)「こんな事故まがいのキスは…さすがに…不本意…かも(パタリ)」

 …ああ、やっぱりさっきのは文(甲)とキスした音か(赤面)

○○「って文グロッキー!?」
萃香(甲)「うわ…すごい石頭…」

 萃香(甲)に言われたくないよぅ…

 と、そこへ何やらどたばたと騒がしい足音が

文(乙)「○○さ~ん!」
萃香(乙)「私~ぃ!」
○○「あ、向こうの文に…」
萃香(甲)「あれ? 私じゃん。今までどこいってたの?」

 なにやらあわてた様子で現れたのはどこかに行ってた向こうの文と萃香。
 ずいぶん急いでるみたいだけど、何なんだ?

文(乙)「そんなことはどうでもいいんです!」
萃香(乙)「猫見なかった、猫! 紫色の!」
○○&萃香(甲)「「ねこ?」」
文(乙)「あの人にお酒を飲ませたら猫になっちゃったんです!」
萃香(乙)「しかもなんだか暴れ始めて、逃げちゃったんだよ!」

 それって…××!?
 お酒がダメってこのことか…。

○○「…って、じゃあ探さなきゃ!」
文(乙)「だから探してるんです!」
萃香(乙)「うー…ただのスピリタスでこんな事になるなんて…」

 マテ

○○「スピリタス…?」
文(乙)「ええ…でも一杯きりですよ!? たった一杯であんなになるなんて…」
萃香(乙)「ちゃんと果汁といち・いちで割ってあげたのに…」

 いやいや萃香(乙)、それ濃い。それかなり濃いよ?
 …いつかの入院騒ぎを思い出して、なんだか頭が痛くなってきた…。

○○「あのさ…」

 僕がその事を注意しようと思って口を開いたとき、一瞬早く萃香(甲)が言った。

萃香(甲)「その猫なら多分、向こうへ行ったんじゃないかな?」

 そういって部屋のある出口を指差す。そこには…ふすまに穴が開いていた。(汗)

萃香(甲)「○○にぶつかっていったちっこいのがたしか紫色してたから…多分そうだと思うよ」
萃香(乙)「ホント!? ありがと!」
文(乙)「ご協力感謝です!」

 言って二人はお急ぎで部屋を飛び出していく。
 …ぶつかったって…ああ、あれが。
 …でもさ。

○○「…あの、僕らは行かなくていいの?」

 二人の出て行ったほうを呆然と見ながらそうポツリと呟くと

萃香(甲)「大丈夫だよ。あの二人なら」

 なにやらごそごそしながらそういった。
 大丈夫かなぁ…

萃香(甲)「あ、○○ー」
○○「なに?」

 ふりむいたとき、萃香はいかくんをくわえていて

萃香(甲)「щ(゚~゚щ)カヲーン(カモーン)」
○○「…」

 …ダメダコリャ orz




~サイド××~

 頭が朦朧とする。
 えっと、僕は今何してるんだっけ?
 走ってる気がする。
 何で?
 なんとなく。
 どういうわけか体が熱い。
 ついでに言えば

××『最高に…ハイってやつだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!(←心の声)』

 だから僕は走り出す
 そうだ、風になろう。



~サイド??~

???「ふう…、やっぱり適度に涼むのはお酒をおいしくする秘訣の一つよね」

 少し時間を戻して永遠亭の中庭。古きよき時代をそのまま切り取ったかのような純粋な『日本庭園』と呼べる一角。
 その少女は宴会の席を離れ、そこでひと時の夕涼みを楽しんでいた。
 宴会場はいまだに騒ぎが絶えない。
 なにやら爆発音のようなものが響いているのは、大方酔ってリミッターの外れた兎が弾幕でも出したのだろう。
 そんな喧騒もそれはそれで、風情あるものに思えてしまうから不思議だ。

???「さすがは幻想郷…よね」

 そう独り言を呟く少女。その視線は宴会場の方に向けられている。

???「やってはみるものね、まさかこんなににぎやかになるなんて」

 喧騒をBGMに、上機嫌に中庭を散策する少女。
 やがて気が済んだのか、再び部屋に戻ろうとしたところへ

???「あら?」

 それを見つけた。
 それは…

???「猫…? 珍しい色ね。…あらあら、酔っ払っちゃってるのかしら」

 なにやらぐでっとしているその…紫色の猫を拾い上げる少女。

紫(乙)「…あらあら」

 少女…紫は、自らの名と同じ色のその猫を抱き上げながら、楽しそうに笑うのだった。



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~あとがき録音室、兼、男性キャラ控え室(107氏風)~

 …と言う所で引き。

 ××君の出番が少ない…orz
 展開の関係上仕方なかったとはいえ…

××「いつの間に僕の世界はジョジョワールドになったんでしょうか…」

 なんとなく。スピリタスが見せた夢という事で。影響が残るかは…次の人しだいかな?

××「怖い事言わないで下さいよ…」

 まあ、祈ってて。
 次は○○ね。

○○「ポッキーゲームって…僕の世界の語り手(107氏)の二番煎じじゃ?」

 いいじゃんか、最初のあらすじすら無いネタ段階では、萃香&文&○○のトライアングルポッキーゲームだったんだぞ。
 恥ずかしさが微妙に減るだけましだろ?

○○「…文から伝言があるんだけど」

 え?

○○「『後で行きますから覚悟しといてくださいね♪』だって」

 …ガタブル
 つ、つぎ!

●●「動けないんだが…」

 まあ、その分おとなしいでしょ?

●●「それはまぁ…だが魔理沙にからかわれるんだが…」

 そこは我慢して。

●●「……。『風精よ遊べ(エリアル・スネア)』」

 <すかっ>(転び)
 あれ?(立ち)

 <すかっ>(転び)
 あれ?(立ち)

 <すかっ>(転び)
 あれれ?(立ち)

●●「しばらくそのままこけまくって遊んでろ。霊夢がおきない範囲で」

 そういわれても~~~~<すかっ、すかっ、すかっ、すかっ、すかっ、すかっ>



~業務連絡用ノート~

 個人的な事情で申し訳ありませんが、ここからしばらくペースがかなり落ちます。
 新年も一週間以上を過ぎ、だんだん忙しくなってくるためです。
 この企画の作品についても、自作の霊夢ものについても、書くスピードがかなりゆっくり目になってしまうと思います。

 企画をともに盛り上げてくださる107氏、A氏には特にご迷惑をおかけします。
 できる限り暇を見てしっかり続けていきたいと考えています。

 勝手な話で申し訳ありません。
 37でした。

~ノート終わり~


>>12


合同企画続きー(適当


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~サイド紫(乙)~

 戻ろうと考えていたけど、寝てしまった猫を放って置いて行くわけにもいけないし、
 結局私はこのまま猫をひざの上に乗せて空を眺めるのであった。

紫(乙)「まぁ、ここで飲んでても良かったんだけどね」

 只、何もしないと暇なので猫の観察でも始めようと思った。

紫(乙)「っていっても、色が変わっているだけの猫だけなのよねぇ…」

 どうやらお酒が入っている用に見えるが、普通の猫はお酒は飲まないだろう。

紫(乙)「橙もお酒飲まないしねぇ…」

 猫といったら考えるのは式の式のこと。といっても尻尾は二本なのだが。
 …あのせいで式が壊れ始めたのはいうまでも無い。

紫(乙)「…まぁ、いいわね」

 さて、またお酒でも飲もうとした時、

紫(乙)「…え?」

 太ももに来るいきなりの圧迫感。変だ。乗っけていたのは猫のはず…。
 そう思って下を見てみると、人の頭があった。ただし猫耳つき。

紫(乙)「……ふふ」

 勿論、長年生きていた私ならこの程度の事は簡単にわかる。それに向こうの私から既に事情は聞いていた。
 それよりも、やけに安心した顔の少年に思わず笑みが零れてしまったのだ。

××「……うぅ、先生ぇ…」
紫(乙)「あらあら、どんな夢を見ているのかしら」

 暫くはこうしておこう。ここに突然現れて色々と大変だっただろうし。
 そう考えて変わった少年の頭に手を置いた。

文(乙)「あ! 紫さん!」
萃香(乙)「この辺で猫見なかっt」
紫(乙)「シーーーー」

 突然の『黙れ』に首をかしげている二人をよそに、
 月を見上げながらのんびりお酒を飲む私だった。

××「う~ん先生…湖にマグロは居ませんってぇ…。たとえ召還したって一本釣りは無理ですぅ…」

 …本当にどんな夢を見ているのだか。



~サイド○○~

 萃香(甲)のいかくん作戦を噛み千切る事で回避した僕は、久々に二人で酒を飲む事になった。

萃香(甲)「そういえばこんなこと無かったねぇ…」
○○「まぁ、いつも三人で飲むだけだったしね」
萃香(甲)「そのせいで一歩前に踏み出せないっていうか…」
○○「なんか言ったか?」
萃香(甲)「え? いや、なんでもない」

 気絶している文(甲)はとりあえず端っこに避難させている。
 ……あとでなんか言われるけどその辺は気にしない。

萃香(甲)「…そーか、今は二人っきりだし…なにしても…」

 なんか萃香(甲)が物々喋っているよ。
 なんていうか…怖い。

萃香(甲)「ねぇ○○~?」

 そう言って近づいてくる。どう見ても企みの目です。本当にありがとうございました。
 かといって退ける訳にもいけないのが今のご時世。男は辛いよ一本背負い。

○○「な、なんだ?」

 ―――ドンッ

○○「おわっ!!」

 思いっきり程では無いが後ろに倒される。
 そのときの萃香(甲)の顔が―――――

<髪型決めて生きていきましょ~♪>

 えー、なんだよそれ。聞いてない。


~サイド●●~

 霊夢(乙)を何とか膝枕で寝かしつけた俺だがその分動けなくなってしまった。
 それでもなんとか魔理沙(乙)と飲み続けているが。

魔理沙(乙)「でさぁ~、アリスったら…」
●●「まて、それはさっき聞いた」
魔理沙(乙)「そんあことはどうでもいいのよ~」
●●「……はぁ」

 どちらかというと魔理沙(乙)の愚痴を聞くといった感じになっている。
 …正直、酔えない。

<人生楽しむだけ楽しんだら~、ハイ♪>

 なぜか魔理沙(乙)は目の前にいかくんを持ってきて猫じゃらしの様に構ってきている。
 釣られて目が寄ってしまうが、

魔理沙(乙)「だめ~、あげないわよ」

 やっぱり食べられてしまう。
 解っていたけど涙が出ちゃう。なぜだろう。

●●「ところで魔理沙(乙)」
魔理沙(乙)「なによ~?」

●●「何で普通口調なんだ?」


~サイド鈴仙(甲)~

 ああ、なんで私はこんなところに居るんだろう。
 お酒が入っているのになぜか意識がはっきりしている。

輝夜(甲)「ふははははは! 月下戦士もここまでだな!」

 ああ、何やってるんですか姫様。腰に手なんかあてちゃって高笑いを。

輝夜(乙)「くぅ…強い!! どうすれば!」

 ああ、何やってるんですか姫様その二。どうすればじゃないんですよ。

永琳(乙)「早く! 新しい能力を!」

 ああ、何やってるんですか師匠。新しい能力とかいわないでくださいよ。

永琳(甲)「ニーーートォォォ! 新しいハードディスクよぉぉぉ!!」

 ああ、何やってるんですか師匠その二。新しいハードディスクとか言っておきながらお皿投げないでください。

<テッテレッテ、テッテッテー♪> ―――ゴスッ…

 ああ、なんですかこの子供向けの音楽は。一部リアルな音が入りましたけど。

輝夜(乙)「来た来たぁ!! 領域100倍、月下戦士ニート!! 許さないぞ御代官!!」

 ああ、お皿が頭に激突したのに『来た来たぁ』じゃないですよ。
    っていうか元々許す気無いじゃないですか。

輝夜(甲)「く、このぉぉぉ!!」

 ああ、負けを表現する敵のセリフですね、もう学習しすぎましたよ。

輝夜(乙)「必殺!『永夜返し』っっ!!」

 ああ、なんでそこだけスペルカードなんですか。
    師匠達は二人で何かをやり遂げたような顔して握手してるし。
    っていうか師匠たち村人の役でしょう。


 ああ、なんかもうなにかといやです。

    この寸劇も何かと付けて似たような展開が続いて役どころぶち壊しですし、
    いつの間にか変な曲が出てくるし。自分のスペルカードが出てくるところとか。

 ああ、もう何かが嫌です。吹っ切れたいです。吹っ切れますか。やりますか。
    ぶち壊しでもやってみますか。お酒入ってますし、ね?

<ごっきげんよう♪>

 今 宵 、 お 嬢 ち ゃ ん 達 は ト ラ ウ マ に な る よ フ ゥ ー ハ ァ ー ハ ァ ー




――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

~あとがき室 兼 少女控え室~

 …またまた引いてしまいました。

萃香(甲)「ねぇ~、○○となにがあったのよ~?」
魔理沙(乙)「私と●●は~?」

 まぁそれは次の人に聞いてくださいな。

萃香(甲)「わかった(ステコラ」
魔理沙(乙)「よっしゃー(ギュイーン」

 あーあ、いっちゃった…。

輝夜(乙)「はぁぁぁぁぁ………!!」
輝夜(甲)「ふぅぅぅぅぅ………!!」
永琳(甲)「石破!」
永琳(乙)「○驚…!」

 まぁ、この四人組はスルーして…。

鈴仙(甲)「な、なんで私が吹っ切れる必要あるんですか?」

 ああ、それは壊すには丁度良かったからです。

鈴仙(甲)「じゃ、じゃあ私以外でも?」

 ええ、関係ないです。

鈴仙(甲)「しくしく…。もういいです、吹っ切れますよ…」

 さてと、このぐらいですかね?

紫(乙)「…私を忘れてない?」

 何言ってるんですか、ここは 少 女 控え室ですよ?
 あなたは―――

紫(乙)「最後に言い残す事は?(ギリピキィ」

 え、ええとですね。××君が起きるかどうかはお任せします。
 個人的には起こす方法を考えていますがh(スキマ


>>13


さぁ、カオスの時間だ!(何
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

~サイド××~

紫(乙)「かわいいわね…この子…」
文(乙)「ですよねぇ~…」
萃香(乙)「なんだか見てて和むもんねぇ~・・・」
××「うーん…先生~…尻尾を引っ張るのはぁ~…そんな~…」
紫(乙)「…なんだか悪夢にうなされている様ね…」
文(乙)「尻尾か…(ニヤリ)」
萃香(乙)「尻尾ねぇ…(ニヤリ)」
××「うう~…やめてくださいよぉ~…ぁぅ~…」
文&萃香(乙)「せ~の…えいっ!(尻尾引っ張り)」

♪ラララ○じんくん、ラララむ○んくん、ララララ(CM)

~サイド○○~

○○「またもう放映してないようなCMを…」
萃香(甲)「どうやらいいかげん作者のネタも尽きてきたっぽいけどね」
○○「で…萃香(甲)…これは何の悪ふざけだい?」

今の状況?…何故か萃香(甲)に押し倒されてるんだよね…

萃香(甲)「ふっふっふっ…文も気絶してるしねぇ…ここはひとつ○○を愛でてあげようかなって思ってね」
○○「…な、なんだか貞操の危機を感じるんだが…」
<イチャスレはネチョ禁止です>
○○「うん…それはわかってるんだけど…はたしてこの天真爛漫鬼っ子娘が守るかどうか…」
萃香(甲)「んふふ~…んむ~…(Kiss!)」
○○「んむっ!?むーっ!んーっ!」
萃香(甲)「んん…ぷはっ!やったぁ!○○のFirst Kissもーらいっ!」
○○「いや…正確にはThird Kissだけどな…」
萃香(甲)「えーっ、なんでーっ?」
○○「年の初めに君たちが僕の布団に進入したことあっただろ…その時に萃香(甲)に寝ぼけてキスされたんだよ…それが僕のFirst Kissさ…(夢語り>>367参照)」
萃香(甲)「うそっ!私そんなことしてたの!?」
○○「ああ…ちなみにさっきのいか君ゲーム(?)で文ともキスしちゃったんだよね…うう…恥ずかしい…」
萃香(甲)「ふぅーん…じゃあ今度は○○の初めt「何やってるんですか?萃香(甲)さん?」げっ…」
○○「おお…文、起きたのか」
文(甲)「人がちょっと目を離すとすぐに抜け駆けしようとする…今度という今度は許しませんよ!」
萃香(甲)「あは…あははははははは…○○~!助けて~!」
○○「…まぁ、頑張りな…」
萃香(甲)「うわーん、見捨てられたーっ!」
文(甲)「覚悟はいいですね…」

♪ゼロイチニーゼロサンサン○ンノーキューレイロクーゥ(0120-33○-906)

~●●サイド~

●●「ギリギリだな…」
魔理沙(乙)「確かにね…」
●●「しかし…魔理沙(乙)の昔の口調なんて久しぶりに聞いたぞ…」
魔理沙(乙)「うふふ…(はぁと)」
●●「…なんだろう…今とっても慧音を呼びたくなった…」
霊夢(乙)「うぅーん…さっきっからうるさいわねぇ…」
●●「あ…霊夢(乙)が起きちまった・・・」
霊夢「むぅーっ…●●、添い寝して!」
●●「・・・へ?」
霊夢「いいから一緒に寝るのぉ~(引きずり倒し)」
●●「おわっ!れ、霊夢…」
魔理沙(乙)「ふふふ…(はぁと)アツいわねぇ…」

~鈴仙(甲)サイド~
鈴仙(甲)「あははははははは!正義のニート仮面がなんぼのもんじゃぁ~!」
輝夜(乙)「きゃーっ!(被弾)」
輝夜(甲)「あ~れ~(被弾)」
永琳(甲)「う、ウドンゲが…ウドンゲがぁぁぁぁぁっ!」
永琳(乙)「ダメよ!もうあれは昔のウドンゲではないわ!」
鈴仙(甲)「あーっはっはっはっはっはっ!次はあの二人(文&萃香(甲))だぁぁぁぁぁぁ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

後書きの名を借りたキャラ控え室

はい、どうも107です。
今回は…まぁ、各セクション共々すごい引き方をしていますw

鈴仙(甲)「っていうか私って壊れるとああなるんですか…」

まぁ、あれだね。後々の宴会のネタになること請け合いだねぇ。

鈴仙(甲)「しくしく…」


●●「で、また俺を困らせるのか…霊夢を起こすなよ・・・」

いや、だって面白くないでしょ?

●●「落(ヴォルク)…」

いやすみません。マジごめんなさい…


××「いきなり尻尾ですか…」

いや、尻尾を引っ張られると…ってのはネコミミのロマンだと思うのよ!

××「…痛いだけですってば…」

いーやっ、何かが起こる!37氏かA氏が何とかしてくれる!

××「…えーっと…グリモワールはどこだったかな…」

何気に攻撃する気満々なのかよぉ!みぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁっ!
<しばらくお待ち下さい>


○○「…なんでいきなり修羅場が展開してるんだ?」

いや、一回やってみたかったのよ。こういうのもいいなぁって

○○「また苦労が増えそうだな…」

頑張ってね~♪

○○「お前の(右フック)せい(左フック)だろうがぁ!(アッパー+炎)」

ぶきびっ!ひでぶっ!あべしぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!

○○「…ったく…こんな作者ですが…37氏、A氏、共に勘弁してやってください…」



最終更新:2010年06月06日 20:03