小鈴(レス)1


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小鈴ちゃんからは小動物的な可愛さを感じる
膝の上に座ってもらいたい、そんでもって一緒に本を読みたい

飴あげるからこっちにおいで小鈴ちゃん


34スレ目 >>334
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幻想入りして人里で暮らすうちに、鈴奈庵に入り浸るようになりたい。
「あっ、こんにちは○○さんっ!」
と、いつもニコニコ笑顔で迎えてくれる小鈴ちゃん。本を借りに来る度、外の世界の話に華を咲かせる二人。
やがて、そんな日々を過ごすうちに、どちらからともなく互いに想いを意識しはじめてしまう二人。
ギクシャクとした感じになり、自然と鈴奈庵への足が遠のいてしまう○○。
そして、そんな気まずい状況と、秘めたる想いを友人の魔理沙に相談したい。
「ふむふむ」と一連の話を聞き終えるやいなや
「成程な、おーい○○はこう思ってるみたいだぜ!」と、誰かに合図する魔理沙。
見るとそこには、近くにて会話を聞いていた小鈴ちゃんが。
思わぬ人物の登場に驚きつつ、魔理沙の策に嵌ったことを悟る。
顔を赤くし俯き加減だった小鈴ちゃんだが、ふと顔を上げ真剣な眼差しで
「もっと、貴方とお話がしたいんです。もっと貴方の事、見てきた世界の事を教えて下さいっ」
と告白されたい。
こっちも「俺も、小鈴の事、小鈴が好きな本の事たくさん知りたい。こんな俺で良ければ一緒に居てくれ!」
と返事をしたい。
お互いの想いが通じて、照れあう二人。
「霧雨魔理沙はクールに去るぜ」と踵を返す魔理沙。
彼女に心の中で感謝しつつ(後でお礼をせびられる事を考慮しつつ)
小鈴と博麗神社に能を見に行くデートを取り付けたい。
小鈴ちゃんかわいいよ小鈴ちゃん

34スレ目 >>934
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小鈴が想いを告げる話し。


「んしょっ……あれ、届かない…つま先立ちならっ…!」
んっと息を吸い、勢いよく身を伸ばすが、どうにも書物にまで手が届かない。
「椅子を持ってこなきゃ…」
はぁ、と溜息をつき、店の奥へと入っていく。

「これなら届くかなーよいしょ…」(あ、これなら届く…)
そう思い手を伸ばしたが、その手は書物を掴むことはなかった。何故ならば…

「小鈴、困ったのなら俺を呼べと再三言ったはずだろう。全く、聞かん坊な奴だな」
「ま、○○…でも、私はこれが仕事だし、もし○○が妖魔本とか開けたら大変じゃない?だから…ね?」
○○、人里のはずれに住んでいる人間で、よくこの鈴奈庵に足を運んでは色々と手伝いをしている。

「いいか小鈴、確かに俺は鈴奈庵の書物の並びや、どんなものかも完全には把握していない。だがな、妖魔本等の怪しい書物はちゃんと識別できているんだ。だから小鈴は床でゆっくりしてこい」
安心しろ、と小鈴の肩を優しく叩く。
「で、でも……」
小鈴はどうしても仕事がしたいが為、なんとか言い返そうとするも、全て○○に丸め込められてしまう。
「でももストもない。とりあえずお茶を淹れたから休もう」






「…○○、いつもありがとね」
休憩の間にポツリと小鈴呟く。
「何故そんな改まって言うんだ?お前と俺の仲じゃないか!そんなの気にせずさ、もっと明るくいようぜ?」
いつもよりしおらしい小鈴を見たせいか、少し明るく振舞う○○。
だが、小鈴はそんな姿勢とは裏腹に、自分の思いを○○に今告げようと強く決心していた。


少し間を置き、小鈴がいつもより重く、固くなった口を開き、自らの想いを紡ぎ出す。
「私、さ。前から思ってたんだけど、ずっとこのままでいれたらなぁって。こうして○○とお店の事して、他愛ないこと話して、お茶とか飲んだりして」
「ずっと、想ってたの…」
「だからその…私と……」
ここまで来たが、緊張のあまり俯いてしまう。
後一歩が踏み出せない。あと少しなのに、もう目の前なのに。

「小鈴…」
名を呼ばれ、顔を上げようとしたとき、小鈴の体は○○の方に引き寄せられ、気付くと○○に抱きしめられていた。

「○、○…?」
「小鈴…その…遅くなってごめん…俺は小鈴が好きだ。だから俺と…その、付き合ってくれないか…?」
「○○ぅ…えぐっ、ひっく…嬉しいよぅ…ひっ○○ぅ○○ぅ……」
「小鈴…これからよろしくな…」


小鈴はそのまま○○の胸の中で泣きじゃくり、ずっと○○の名を呼んでいたという。




「……っていうのが俺たちの付き合い始めた訳ってことさ」
「へぇ…小鈴も中々やるじゃない。このこと、幻想郷縁起にでも加えておこうかしら?」
フフ、と小鈴を見てニヤリと阿求が嗤う。

「ちちちょちょっとぉ!じょ、冗談でもやめてよねそんなことは!!それと○○も!!そんなポロっと言い出さないでよね!!」
「はいはい、分かりましたよ小鈴ちゃん」
「ぜぇえーったい分かってなぁいぃいいいい!!!」


この2ヶ月後、鈴奈庵に訪れた魔理沙に○○を借りられてしまうが、それはまた別のお話。


すっごい勢いで書いてしまったので、メチャクチャな部分が全体的にあると思いますが、どうかご勘弁を…

小鈴ちゃん可愛いよね!!早く鈴奈庵第三巻をください!!

35スレ目 >>184
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最終更新:2021年02月08日 22:11