ネムノ1
37スレ目>>525
ネムノさんに引き取られた孤児の○○
○○「母ちゃん!」
ネムノ「なんだ○○?」
○○「はいこれ!」
ネムノ「この花は?」
○○「カーネーションだよ。今日は母の日だから、母ちゃんへのプレゼント!」
ネムノ「○○…ありがとな。 大事にするべ」
○○「えへへ…」 ナデナデ
37スレ目>>786
ネムノ「端午の節句だなぁ」
「里のもんなら一年病気にならんように菖蒲湯に入るとこだけんど」
「山姥は菖蒲だめだからなぁ……すまねえがうちのとこでは菖蒲湯なしだ」
「心配すんな。病気になったりしねえようにうちが守ってやっから」
38スレ目>>225
僕は○○。人間の子供だ。
僕は今、ある事で悩んでいる。
「どうした○○?」
「はっ!か、母さん!」
僕が母さんと呼んだ女性は、坂田ネムノさん。山姥と言う妖怪だ。
小さい頃に、火事で本当の両親を失った僕を助けて養子にしてくれた、命の恩人。
母さんは僕に厳しくも優しくこの幻想郷で生き残る術を教えてくれる、師のような存在でもある。
「何か悩みでもあるんだべ?」
母さんは僕を心配していくれている。
それは嬉しい事なんだけど…
「そ、それは…その」
僕の悩みは、母さんにすら言えないものだ。
別に悪い奴に弱みを握られているとかではない。
「ま、言いにくい事なら無理には聞かねえべ。その気になったら話してくんろ」
「ご、ごめん…母さん」
母さんには言えない…いや、母さんだから言えない悩み、それは…。
母さんが、『好き』と言う事だ。
家族としての『好き』という気持ちだが、それだけじゃない。
10代の真ん中あたりになってから、僕は母さんを、一人の女性として見るようになってしまったのだ。
母さんは綺麗で、強くて、優しくて、常に僕の事を気にかけてくれる。
さらに、毎晩のように母さんが一緒にお風呂に入ろうと提案し、美しい裸を平然と晒すのだ。
おかげで、母さんの…その、胸が、腰が、お尻が…頭にこびりついて離れなくなってしまった。
血は繋がってないとはいえ、母にこんな気持ちを抱くようになるなんて…
「僕は…どうすればいいんだ?」
母さんが家族として好きだ。一人の女性としても好きだ。
でも、今の関係を壊したくない。
誰か、教えて欲しい…
38スレ目>>556
ネムノ「妖怪といえど無理なことちゅうものはある。
どうにもならんことはどうにもならんべな」
○○「ネムノさん――」
ネムノ「と、いうわけでな。そこの壺の薬をさっき採ってきたホオノキの葉っぱに塗って、
うちに貼っつけてくれ。背中の、ここの真ん中と、腰のここと、ここな」
○○「……よっ、と。こんな感じ?」
ネムノ「ん、そこだそこだ――よしよし、ちゃんと効いてるみてえだな。
背中に使う膏薬作ったはいいけんど、一人だと手の届かねとこにきちんと貼っつけるのは無理でな。
おかげで初めて効き目を試せたべ。ありがとなあ○○」
○○「どういたしまして。
でも迷い込んできた人とか異変解決に来た人に貼ってもらえばよかったんじゃないの?」
ネムノ「ばかいうでね。こんなところの肌身をおいそれと晒せるもんでねえ。
……あんたはうちの、つ、つがい、だからな? 特別、だべな」
○○「…………うん。ありがとう」
最終更新:2021年06月05日 21:36