舞1
37スレ目>>519-520
519: 名無し妖精 :2018/05/06(日) 22:35:34 ID:eb/e6Tso0
舞ちゃん、例大祭お疲れ様
舞ちゃんの同人誌いっぱいあったね
でも、本物の舞ちゃんが目の前にいたのに誰も気が付かなかったね
まあ、舞ちゃんの可愛さを知ってるのは俺一人で十分だからこれで良いんだけど
…あれ?舞ちゃん顔赤くしてどうしたの?
ひょっとして照れてる?
あははは、やっぱり舞ちゃんは可愛いなぁってちょっと待って暴力はやめて舞ちゃんの全力で殴られたら俺死んじゃグワーッ!
520: 名無し妖精 :2018/05/07(月) 17:19:04 ID:hmU7XsoM0
舞ちゃん照れ屋のおこりんぼさんで可愛い
38スレ目>>7
自分の家でもないこの部屋に、僕の物が増えるのを不思議に思わなくなったのはいつからだっただろう
なんとなく彼と仲良くなって
なんとなく彼のアパートに遊びに行くことが多くなって
なんとなく、彼の部屋に僕の物が多くなって
なんとなく、自分の家に帰るより彼の部屋に帰ることの方が多くなって…
いまいちピンと来なかった。こんなものなのかなって
思い描いていたような、きらびやかなものじゃなかった。
ただ、ただあの人が笑うのを見るとほんの少しだけ嬉しかった
案外こんなものなのかなって、思いもした
思い返すような思い出もないけれど、いつもの日常に彼がいて、そこに僕がいて
このまま、なんとなくいつの間にか『そんな仲』になって
ずっと一緒にいるのも悪くないかもって
本当になんとなく、なんとなくそんなことを考えていた
そんな時ふと彼が、言ったのだ
舞、引っ越さないか。って
二人で住むには手狭になってきたって
僕は、その言葉の意味がよくわからなくてほんの少し口を閉じた
『今まで』ずっとそうだったから『これから』もそうだなんて考えてて
踊ることもできないような狭い部屋だと思ってた
この部屋のことを名残惜しく感じる時が来るだなんて思いもしなかった
変わらないと思ってた
僕と彼の関係も、この部屋も。
まるで小さなジオラマみたいにそのままにしておけると勘違いしていた
彼が初めて僕の手を握った星の綺麗な日のことを思い出す
そっと僕の手に重ねた彼の温もりを、そうやってほんの少しだけ微笑んだ横顔を
気恥ずかしさと戸惑いは全部その笑顔に吸い込まれて、ためらいがちにそっと彼の手を握り返していた
舞「…それ、あれじゃん」
○○「『あれ』?」
舞「『あれ』」
○○「『あれ』って?」
舞「だからその」
舞「ど、同棲」
○○「うん?」
舞「『うん』って」
○○「?」
舞「嫌じゃないけど、なんかほら…それって…」
○○「今も半同棲みたいなものでは」
舞「まぁそうかもしんないけど」
もっとドラマチックだと思っていたのだ
同棲って『そういうこと』だし
こんな話が出るということはそれなりの思い出を積み重ねているものだと思ってた
思ってた、思っていたけど
別に嫌じゃないのだ、待ってたなんて乙女のようなことを言うつもりもないけれど
たったひとつ、今まで不確かなままにしていたものをはっきりさせる必要はあると思う
舞「その前に、あるじゃん?なんかほら……」
○○「あ、指輪?」
舞「それもっと先、まだ先」
○○「あぁ、うん。え?なんかある?」
舞「……」
○○「部屋選び?」
舞「それもあるけど……」
○○「オッキーナに挨拶しとかないといけない感じ?」
痺れを切らして、口を開こうとした
だけどなんだか馬鹿らしくなってため息混じりに笑ってしまった、これでいいのかもって
僕のなんとなくは彼の中では確認する必要もないくらいはっきりと象られていたという事実がほんとうにおかしくて
「好き」とか「愛している」だとか、多分これから口にする機会は何度もある、何度でも
蒸し暑い夜の風がまとわりついて苦しさも迷いも連れていってはくれないけれど、きっと明日も踊るだろう。
僕は布団の中で新しい部屋について思いを巡らせる、そこで彼とどんな風に生活していけるのか。まだなにも未来は見えないけれど今宵はいい夢が見れることは間違いなさそうだとちょっとだけ微笑んだ
変わり続ける幻想郷で見上げた夜空には、あの頃と変わらぬ星が並んでいた。
視界の幕を降ろす、舞台の上には僕と彼がいて手を取り合っている。互いに見つめあったまま踊る為の曲が流れるのをじっと待っていた
38スレ目>>312
舞「舞にできることはまだあるかい。僕にできることはまだあるかい」
38スレ目>>407
舞「ほんと言うと僕、『ダンスパーティ』ってさ」
○○「え?」
舞「一人とかチームとかでステージに上って、ダンスの腕を競い合う感じだと思ってた」
リリカ「次のナンバーは恋人たちへ、『Earth Angel』です」
舞「いつもみたいな踊りなら慣れてるんだけど、
こんな風にその……男の人とくっついてゆっくり踊るダンスって初めてで。
○○だからかろうじて気にならないけど、他の人とは無理」
○○「お前、自分から誘っといてそれ言うか」
舞「じょーだんだよ。……一緒に来てくれてよかった。ちゃんとリードしてくれて助かってるし」
○○「言っとくけど、俺だって全然慣れてないぞ。……お前が行こうっていうから必死で覚えたけど」
舞「へへ、ありがと。○○はこういうものだってわかってて、
僕が相手だってわかった上で、それでもOKしてくれたんだよね? ――嬉しいよ」
○○「…………付け焼刃で、うっかり足踏むかもしれないからな。気を付けててくれよ」
舞「大丈夫だよ。だから、しっかり抱き寄せてて」
メルラン「サンキュー! それじゃここで特別ゲスト! 景気のいいのをよろしくぅ!」
クラピ「じゃあちょっとしたOldies……あたいのいたとこでの、だけどな!」
○○「ずいぶん激しい曲だな」
舞「僕らにはこういう方が合ってるかもね。さ、○○、楽しもう!」
○○「おう!」
最終更新:2021年06月14日 21:02