霊夢2



>>131


夜の博麗神社。
今日は宴会も開かれないと言う事で、彼と霊夢は早めに夕食を済ませ
ちゃぶ台で向かい合って食後のお茶を飲んでいた。

「ねえ、○○」
「んー?」

のほほんとした感じで応える彼。

「アレ、して欲しいんだけど…」

そう彼に言う霊夢の声は、普段の彼女とは思えないような、恥じらいを含んでいた。

「えぇ? 一昨日したばっかじゃん」
「だって凄く気持ちよかったし…。お願い、ね?」
「ウム、他ならぬ霊夢の頼みとあっちゃ仕方ないな」



(きっ…、きたきたきたぁ――――ッ!!)


霊夢達の居る部屋の壁一枚向こうで、幻想の突撃取材班・射命丸 文
心の中で雄叫びを上げつつ、Yes!! Yes!! と言わんばかりに
無言でガッツポーズを繰り返していた。

(霊夢さんとこに彼が転がりこんで一ヶ月、そろそろ何か進展があるんじゃないかと踏んでいましたが…)

そう、文は今夜霊夢と彼が二人きりになるのを見越し、張り込み取材を敢行したのだ。

(まさかドンピシャとは…! これは是が非でも明日の一面にさせてもらいますよ!)

鼻息も荒く、文は再び壁に耳を近づけた…



「ん…じゃあ、お願いね」
「了解」


「ねえ、私の…汚くない?」
「大丈夫、綺麗だよ」
「んっ…」


「やっ、くすぐったいっ」
「ほら、もっと力抜いて…」


「んっ! お願い…もっと…奥まで…っ!」





「ってこんな記事が書けますかーーっ!!」



壁一枚向こうで繰り広げられる幻想郷に、完全に平静を失った文が
ばーん!と襖を開け放ち乱入すると、そこには


「…」
「…。」


彼と、彼の膝枕で耳掃除をしてもらっている霊夢がいた。



「あんた、何してるの?」
「ていうか鼻血出てるぞ」



「えーと… ドウモー 文々。新聞でしたー  これからも御ひいきにー」

搾り出す様にそれだけ言うと、文は天狗の鼻よりも赤い顔をして全速離脱していった…。



「何あれ…勧誘?」
「でもあいつ、普段から此処にも新聞届けに来てるだろ」
「まあいいわ…それより続き、お願いね?」
「ああ。奥のがまだ取れてないからな」

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>>142


彼女はちょっと変わった女の子だった。
いつも率先して事件を追って、彼女は事件を解決する為に奔走する。
初めてそれを見たのは、割と最近のことだ。

彼女は花に包まれていた。
正確にはここ、幻想郷が花に包まれると言う事件が起きた。
その時に、ちょうど彼女を知ったのだ。
人里の人間で、彼女を知らない者は居ない。

彼女は巫女である。
既に妖怪と戯れていると噂される、あの巫女である。
何故、既に神社は妖怪の手に落ちたと考えるものばかりなのだろう?
巫女の――友達と言う事を考える者は誰も居ないようだ。
いや、恐らく分かっていて、それを否定しているのだ。

「…慧音様」
無理は承知で、ここの里を守護する慧音様に会いに来た。
彼女と面識がある慧音様ならば、なぜ彼女が妖怪と一緒にいるのか、
ということを知っているのかもしれない。
「博麗の巫女の事か?」
「えぇ」
「物好きだな…。この里であの巫女に興味を持つものが居るなんて
思ってもいなかった」
呆れ気味に慧音様はつぶやくが、どことなく嬉しそうにも感じられた。
そう、例えるなら…失ったものを再び見つけた子供のように。
「…博麗の巫女は自分で好きに妖怪を呼び出している訳ではない。
そうだな、言うなれば引き寄せてしまうのだ」
引き寄せる?
つまり彼女のもとには自然と妖怪が集まってしまうと言う事か。
「異変を解決するたびに、妖怪が増えるのも考えものだがな」
慧音様の苦笑は、ある意味で現実的な気がした。
異変が解決するたびに妖怪が増えると言うことは、やはり
神社は妖怪の手にあるようなものだ。
「…ところで、何故巫女のことなど聞こうと思った?」
それは…自分でも分からない。
「…分かりません」
「そうか」
おかしそうに笑う慧音様に何となく腹がたった。
「博麗神社に行って直接、彼女を見てみればいい」
そう言って、送り出していった。



ほとんど着の身着のままで博麗神社に向かう。
途中、妖怪に襲われるも何とか逃げ切った。
所詮妖怪相手に、人間が勝てる訳が無い。
逆に勝てる人間の方が珍しいくらいなのだ。普通なら。
とにかく妖怪から逃げ切ると、神社へと続く階段がようやく見えてきた。
本当に長い階段を上りきると、そこに居たのは二人の少女。
片方は誰もが見たことのある巫女、そしてもう片方は見たことの無い
白黒の魔法使いだった。
「おい、参拝客みたいだぜ」
「ん?参拝する人が居るなんて珍しいわね」
巫女がそれでどうする?
という言葉を辛うじて飲み込み、真っ向から彼女を見る。
間違いなく、幻想郷の異変の際に、見かけた紅白の巫女。
博麗…考えてみれば名前は知らなかった。
博麗の巫女の肩書きだけで、名前を呼ぶ人なんて里には居はしなかった。
「いらっしゃい、素敵なお賽銭箱はそこよ」
「あぁ…いや、僕は――」
「ふぅん、どうやら珍しくこの神社に参拝客じゃないみたいだな」
その様子を見てか、白黒の魔法使いが笑いながら物珍しそうに
僕を見る。
「まぁ、博麗の巫女を見に来ただけだし」
「私?」
「見事に見世物入りだぜ。良かったな霊夢」
「嬉しくない」
白黒の反応に、博麗の巫女が返す。
何となく微笑ましいやり取りだった。
「後は慧音様からの預かり物を届けに」
これは本当だ。
『博麗の巫女に会いに行くならばついでに、この手紙を渡しておいてくれ』
と言われたのだ。
何が書いてあるかは、僕も知らない。
「人里の人間だったんだ。とりあえず、ありがとう」
手紙を渡すと、隣に居た白黒もその手紙を覗き込む。
「ふむふむ」
さほど重要ではないのか、博麗の巫女は流し読みをしている。
「へぇ、お仕事ってわけか」
少年のような笑みを浮かべて、白黒が僕を見る。
「ちょっと待ってて、返事くらい書くから」
これでは文通だ。
いや、それで間違っていないのか?
慧音様の手紙を、僕が渡して、その返事を博麗の巫女が書いて、僕が渡す。
うん、これは体よい運搬係だ。
「終わり。じゃ、これ慧音に届けておいて」
「あぁ」
その手紙を受け取る際、彼女の手が触れた。
暖かい。人里では『妖怪と関わる巫女の考えは知れない。きっと身も妖怪だろう』
と身も蓋もないことを子供達に教えていたが、それはどうなんだろう?
「あぁ、日が暮れてきたわね。魔理沙、彼をちょっと送ってあげて」
「面倒くさいぜ」
「いや、そんなハッキリと言われても…僕も困るんだけど」
「大体、霊夢が送っていけばいいじゃないか。私にその役目を押し付けるのは
どうかと思うぜ?」
「いや、まぁ…僕のことは気にしないでくれ。今の時間帯なら、運が悪くない限りは
妖怪に出会うことも無いと思う」
時刻的には今は夕方、急いで走れば夜中ギリギリには何とか人里まで戻れるだろう。
「仕方ないわね。ほら、お札一枚あげるから、これでどうにかしなさい」
本当に一枚だけお札を渡された。
それでも、その一枚のお札が、頼もしく見えるのは気のせいではない。
相当な霊力が、この一枚のお札に詰められている。
下手をすると、これをぶつけて霊力を弾けさせれば、人間にも効果があるのかもしれない。
「それじゃ、確かに受け取ったよ」
手紙とお札を持って、僕は博麗神社を振り返る。

やっぱり博麗の巫女はちょっと変わっていたが、人里の皆が
思っているような冷たい人物でもなかった。
「…手は暖かいし、やっぱり人間だよな」
改めてそれを確認した。
それよりも慧音様に早いところ、この手紙を届けに行かなければ。
せっかく急いだ意味が無い。



「…あぁ、ちゃんと届けてくれてありがとう」
「いいえ、普段から守って頂いているお礼だと思えば安い物です」
結局、受け取ったお札は使う事無く里まで辿り着いた。
もっとも使わない状況に越した事はないのだが。
早速手紙を届けに行くと、慧音様はその手紙を読み始める。
重要な事が書いているようでとても熱心に読み進める。
「ふむ…」
「どうかしたんですか?」
「お前も、少し前から畑を荒らす妖怪については聞いているだろう?」
どのくらい前かは忘れたが、そのことは聞いたことがある。
ある日の朝、収穫しようとした農作物が見事に盗まれており、それなりに
危機が起こった事がある。
里の皆や、僕も山狩りを行ったが、成果はゼロ。
いや、負傷者が居るから、言ってみればマイナスである。
死者が出なかったことは幸いだが、危険があることには違いない。
特徴は不明だが、どうやら爪を使って大人達を負傷させたらしい。
一匹で行動しているらしく、外見が狼ということ以外には分からない。
「それについて、一応専門である博麗霊夢に手伝ってもらおうと思ってな」
「なるほど」
妖怪退治は彼女の専門だ。
それに、慧音様が居れば妖怪の退治など容易いに違いない。
「…ところで、お前は博麗の巫女に会ってどう思った?」
「どうって…」
「そうだな。率直な感想で構わない」
率直な感想と問われてパッと出てくるのは…
「人里の人が思っているような人じゃなかった、って事でしょうか」
「そう感じたか…なるほど」
慧音様は考えごとをするように、僕の方と手紙を見直した。
「何か?」
「いや、そうだな。お前に手伝ってもらうのも悪くは無いかもしれない」
「妖怪退治ですか?」
それなら願ってもない。元々、慧音様を手伝うつもりだったし。
何より、博麗の巫女を再び見ることが出来る。
何かを含んだような慧音様の表情が、なぜか気になった。
僕も、まだ彼女の本質を知らなさすぎる。
「期待している。妖怪退治は三日後だ」
「はい!」
僕は礼をしてその場を後にした。



それからの僕の生活は慌しいものだった。
まずは足手まといになる可能性が、高いため自分に合う武器を
見繕い、それを振って感覚を確かめる。
やっぱり、攻撃を重視して斧を持つことに決めた。
「精が出るな」
「あ、はい」
「山狩りは明日の夜だ…。お前の家に博麗の巫女に迎えに来させるから
ついてくればいい」
「分かりました」
あの巫女が迎えに来るのか…。
そもそも、僕の家も人里から少しだけ離れた場所にあるから
問題は無いのかもしれない。
きっと、人里に彼女が現れれば奇異の視線で見られることは間違いないからだ。
その日はずっと斧を振り続けた。
きっと筋肉痛になるだろうが、その程度なら、身体を解すだけで、
少しはマシになるはずだ。


次の日の夜。
本当に博麗の巫女が来た。
寒いのかろうが暑かろうが、きっとその巫女服を変える気は無いんだろうな。
と考えながら、僕は彼女の後に続いた。
「あぁ…そうだ。このお札」
三日前に借りたままのお札を返したほうがよかった気がし、彼女にそれを渡す。
「ん…あー、それ返さなくてもいいわ」
それを押し返された。
何でも彼女曰く、これからきっと必要になると言うことだ。
「ちゃんと来たな二人とも」
「そりゃね。魔理沙は来れないって」
「そうか…少しは期待したんだが」
魔理沙とは、確かあの白黒魔法使いのことだったか?
彼女も予定などがあってどうやら来れないようだ。
「それで、山狩りらしいけど。どうするの?」
「二手に分かれた方がいいだろう。私は一人でも問題ない。お前は
霊夢と一緒に組んだ方がいい」
博麗の巫女が山の地理を知っているとは思えない。ならば僕に
案内させた方が少しはマシだと言うことなのだろう。
「それじゃ、よろしく」
「あぁ、よろしく」
博麗の巫女の手に再び触れた。
人間の彼女の手はやはり暖かかった。



松明を片手に歩き回る。
弓を背負い腰に斧と言う重装備に比べて、博麗の巫女は巫女服と
札に針に陰陽玉という至って簡単な装備だった。
まぁ、どれもきっと、僕の振るう武器よりも遥かに威力を持った
装備なのだろうが。
「……」
「……」
会話なんてありはしない。
妖怪が蔓延るこの時間で、騒げば格好の的である。
「居ないな」
「…そうね」
正直、拍子抜けした。
山に居るはずの例の妖怪は、何故か姿を現さなかった。

僕たちはそれでも狼の妖怪を探して歩き回る。
子供の頃から住んでおり、それでもなお、この山の深さは分かりきっていない。
…いや、それなりに働けるようになってからは来てないから、うろ覚えな
部分もあるのか。
「…あ」
ほんの少し昔。
洞穴を見つけたことがあった。確かそこを、子供らしく遊び場にした覚えがある。
そこには――
そう、何か居たはずだが、忘れてしまった。
「どうかしたの?」
「いや…隠れる場所の心当たりが思いついただけ」
「そう、なら多分そこね」
博麗の巫女は疑ってすらいない。
きっと知性は高くないだろうが、雨風防げる巣くらいは作っているだろう。
僕達は、早速その場所に向かう事にした。



「…何があったんだっけ?」
洞穴の前まで到着したが、僕はそこに何が居たのか、全く思い出せないでいた。
とても重要な事だった気がするのだが、記憶に無い。
子供の頃の話だと言えばそれまでだが、喉まで出かかっているのに
思い出せないと逆に気持ち悪い。
まぁ、とにかく妖怪退治だ。
「…ここみたいね」
「うん…」
そこら辺に感じられる妖気のせいで、麻痺してしまいそうだが
間違いなく、ここに居ることは分かる。
そう、言うなれば霧の中で煙を向けられているような感じだ。
肌に纏わりつくような感じと、はっきりとこちらに向けられている
妖気が、間違いなく敵がこちらに気付いている証拠だ。
「…来るわよ」
「…ん」
背の弓を持ち構える。狙いは洞穴の中だ。
恐らく、これを打ち込めば即座に戦いになるだろう。
「…撃って!」

しゅっ

軽い風切り音が鳴り、吸い込まれるように洞穴へと矢が飛んでいく。
二つの開かれた目が、飛び出した。
それは間違いなく、狼の妖怪で、里の人間を傷つけたものだった。
「お出ましね」
札と針を持って博麗の巫女も構える。
「パスウェイジョンニードル!」
針を投げつけ、それは真っ直ぐ妖怪を狙いつける。
だが妖怪はそれを回避しようともせず、その身体で受け止めた。
「…!?」
その異常な様子に気付いたのか、彼女も一旦様子見とばかりに
攻撃の手を休める。
「……」
妖怪は僕たちの方を睨みつけるだけだ。
「どういうことだ?」
「…さぁ、それでも油断はしないように」
彼女の警告を受けながら、何故か、僕はこの妖怪に違和感を感じていた。
無論、この奇怪な行動もだが、どこかで見たことが――

何となく一本の線で繋がった気がした。

「…博麗の巫女、僕が洞穴に入るから…援護してくれないか?」
「何か分かったの?」
「多分」
確証は無い。それでも少しは『ある事』を期待しているのだ。
「それと悪いけど…あの妖怪を生かしておいてくれないか?」
「難しい注文ね」
「…信じてるから」
多分、彼女なら殺さずに無力化することも無理ではないと信じている。
「それじゃ、始めましょうか」
札を取り出して、投げる体制に入る。
恐らく、あの妖怪は何か守っている。そして、それも博麗の巫女は勘付いているだろう。
「夢想封印――集!」
放った札は、空に舞い大きく螺旋を描き、一つの球体を生み出した。
そして一つが二つに、二つが四つに、四つが――八つに。
そのまま妖怪に向かって、その球体全てが集まってくる。
無茶苦茶だと思いながら、僕も走り出す。

――やはり居た。

妖怪狼の子供だ。
「…弱ってはいないけど」
眠っているようで手を出しても気付かれていないが
こんな環境では弱るのは目に見えていた。
とりあえず抱きかかえて、外に出る。
「やっぱり居たよ!」
彼女の方に大きな声で声をかける。
こちらの方に気付いたのか、警戒したように、妖怪は唸る。
子供を人質に取られた親だ。
警戒するのは無理もない。
「…子供に餌をあげるために、畑を荒らしたってわけ?」
「妖怪は何でも食べるからね」
「はぁ…色んな意味で無駄骨だった気がするわ」
がっくりと肩を落とす。僕は子供を地面に降ろし、手を上げて離れる。
それなりに距離を取ると、妖怪は子供に近づいてきた。

「それで、どうするの?退治する?」
「…いや、これから山の向こうに行くように説得する」
「…相手は妖怪よ?」
「それでも」
あの妖怪は聞いてくれる気がした。昔の事を覚えていれば、だが。
僕が子供の頃に、あの妖怪狼は確かに居た。
僕と同じように子供で、ただの狼だと思って遊んでいた。
大人になってからは来ることはなかったけど。
まさか、妖怪だったとは…
「…はぁ」
その事情を聞いて、博麗の巫女は本当に呆れたようにため息をつく。
「ま、いいわ。それじゃ後は任せるわよ」
と呟きながら、彼女は空へと舞う。
「慧音には事情を言っておきなさいよ」
分かっている。
心配をかけたとは思えないが、一応言っておかなければなるまい。




二日後、僕は再び博麗神社を訪れた。
博麗の巫女に礼を言うためだ。
あの後、朝日が昇るまで説得をして、理解したかどうか知らないが
子供をつれて妖怪は洞穴を離れていった。
畑も荒らされていないようで、ちょっとだけ安心した。
「あら、いらっしゃい」
掃除をしていたのか、巫女は手に箒を持っていた。
「…とりあえず、お礼に来たんだけど」
風呂敷包みを降ろして、中から野菜を取り出す。
「畑は荒らされなかったから、多分もう大丈夫」
「あの妖怪は?」
「どこか別の所に移動したみたいだ。あ、これ慧音様からの礼状」
それを受け取る博麗の巫女は、年相応の表情で満足そうに頷いた。
…それを不覚にも、可愛いと思ってしまった。
「どうかした?」
「や…何でも」
慌ててそっぽを向く。
「それじゃ博麗の巫女、ありがとう」
「あ、待ちなさい」
去ろうとした途端に呼び止められた。
「博麗の巫女って言い方、止めてもらえない?」
「…分かったよ。霊夢」
にこりと笑う。やはり彼女も年相応なのだろう。
そして僕も…どうやら、彼女に好意を持ってしまったらしい。



「それで帰ってきたと?」
神社から帰って報告をすると、慧音様は不服そうに唇を歪める。
「…それ以上に何をしろと?」
「いや、非常に残念だ」
何が残念なのか分からないが、とっても良くない予感がした。
慧音様も、ちょっとだけ変わっているのは、この時解った。
「…こうなれば、全員に招集をかけて…ぶつぶつ…」
なぜか考えごとに突入した。
「それじゃ、失礼します」
僕は礼をして、いつものように去る。
家に帰ってから、畑を見なければならないからだ。



「…様子は良し。あと少しで他のも収穫できそうだ」
霊夢に渡した野菜は、里のみんなのと大半が僕の畑からだ。
別に深い理由は…ないはずだ。霊夢から貰った札を見る。
結局貰ってしまったが、使う機会はほとんどない気がする。
「とりあえず、今日も日課の修行をしよう…」
自分の無力はよく解っている。
だからこそ、資本である身体を鍛える事にした。


そして、その辺りから、唐突に僕の日常は変化した。


なぜか、慧音様が博麗神社への用事を、執拗に僕に言い渡すようになった。
まぁ、それくらいならば問題はないのだが、そのおかげで霊夢と関わっている
人間や妖怪の知り合いが増えた。
霊夢と二人っきりになる機会がなぜか増えた。
嬉しい事は嬉しいのだが、どうしてそう言う時、他の妖怪達が訪れないのかも
疑問になってきた。
「さーて、今日は楽しい宴会よ。あなたも参加するんでしょう?」
楽しいと言っても、彼女の場合、準備片づけを全てこなすのが面倒だ
とも言っている。
「…どういう心境の変化?」
「あなたが片付けと準備を手伝ってくれるでしょ?」
いや、確かに手伝うつもりだけど。
「人数結構来るから、大変よねぇ」
「…その分、片付けも準備も時間が掛かる、と」
まぁ、霊夢と居れる時間が増えるのはありがたいと言えばありがたいのか?
彼女は、やっぱり人間である。
あの妖怪を逃がしたように人間味はとてもある。
だが、時々物憂げな表情になるわけも分からない。
「さ、準備しましょう」
お酒、食べ物。準備しなければならないものは沢山だ。



みんな、唐突に現れて唐突に去っていく。
嵐のような集団だった。
無論、嵐なんだから片付けるのも人間だ。
そして、この日僕は初めて片付けと準備の重労働を感じた。
よくも毎回毎回こんな事が出来るな、と半ば感心してしまった。
「お疲れさま」
「あぁ…ありがとう」
お茶を差し出されて、受け取る。
湯気が出るほど熱いお茶だった。
「大変だね。これは」
「分かってくれる?」
「まぁね」
…そこから会話が途切れる。
空に月は浮かび、雲すら出ていない。
見えるのは夜空と、星と満月。
「……」
「……」
息の音が響く。
「…あのさ」
「ん?」
「僕は…霊夢が好きだから」
「…ありがと」
こんな幻想的な雰囲気だから、僕はこういうことが言えたのかもしれない。
「霊夢は――」
「…あなたのこと、嫌いじゃないけどね」
それはイコール、どちらでもないだ。

『む、いけないぞ。○○、押し切らねば』
『霊夢にも春が来たかな…と思ったんだが。これじゃ遅そうだぜ』
『春はとっくに返したでしょう』
『幽々子様、分かってボケているでしょう?』
『いい雰囲気なんですけどねえ…シャッターチャンスがきません…』

「…?」
「どうかした?」
「誰かに見られている気がしただけ…気のせいかしら?」
視線は確かに感じるが、きっと気のせいだろう。
虫とか鳥とか、きっとそのあたりだと思う。
霊夢がすぅーっと息を吸い込む
「…いい?私は博麗の巫女なの…私の子供はこの先、ずっと幻想郷を守らなければならない」
「…だろうね」
「だからこそ、よ」
きっと、強靭な子供が必要となるだろう。だからこそ、貧弱な僕は対象に入らない。
「さ、お話は終わり」
「…それでも、僕は諦め切れない」

僕は…想っている。

「いいんじゃない?」
突然、そんな声が響いた。
「紫!?」
「…どういうことですか?」
現れた妖怪――八雲紫に対して、僕は疑問をぶつける。
本当に、どういうことだろう。
「必要なのは、気持ちでしょう?」
「…あんたが言う台詞じゃないでしょ?」
「あら、これでも人の気持ちくらいは分かりますわ。霊夢の偽りもね」
偽り、その言葉を聞いた途端、霊夢は紫を睨みつけた。
「偽ってないわ」
「恐れているんでしょう?いつか自分が、関係を崩壊させるかもしれないと言う事を」
「恐れてない!」
紫の言葉に霊夢は語気を荒くして、答える。
いや、もう既にそれは叫びだった
「霊夢、僕は…」
「想いが人を強くする…。子供とか、そんなことは関係ないでしょう?
愛しているか、どうか。貴女は…どっち?」

――霊夢は言葉に詰まる。

「…好きよっ…!好きに決まってるでしょ!」
「なら、よし」
にこりと、不敵な笑みを浮かべて、紫は浮かび上がる。
「ついでに、デバガメをしているのも、暫くスキマ送りにしておくから
あとは二人で楽しみなさい」
ふふふ…と怪しい笑い声を浮かべて、境内の裏に向かった。

『ぎぃやぁぁぁぁ!』

そこから、断末魔が聞こえた。

「…ホントにデバガメしてたんだ」
何となく予想はついてたけど。
もしかしたら、僕は最初から彼女に惹かれていたのかもしれない。
「…なに、笑ってるの?」
「いや…一生涯の宝物が…手に入って嬉しいんだ」
僕は、彼女を抱きしめた。



既にお茶は冷たくなっていた。
だけど僕の気持ちは熱く、暖かかった。




後書き

===社会の裏===

自分の為に長文妄想すると…
やっぱり、色々おかしくなるなぁ

===社会の裏ここまで===

この530(仮名)の長文妄想に書ける物などあんまりない!

と、まぁ…霊夢ですね。
始めはこんなに変になるなんて思ってなかったんです。
…すいません。お目汚しです。

シリアス文章(?)なんで後書きもあまりネタに走らず…
普通に…終わらせます。
読んでくれた方、ありがとうございました。

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>>172


1日目
気が付けば私は見知らぬ土地に立っていた。
とりあえず近くにあった鰻屋で1杯やることにした。
隣に座っていた女性がいきなり、
「人の話を聞くことが、あなたに積める善行です。私の話しを聞きなさい!」
と言われて説教が始まった。
5時間ほどで女性は満足して帰っていくが…女性は金を払っていなかった。
歌が下手な店主に2人分の金額を請求されるが当然払えるわけでもなく…
『あっUFOだ!』
と指差し、振り向いてる隙に逃げた。

何が悲しくてこんな事をしなければならないのだろう。


2日目
夜の川原を歩いていたところ、触角をつけた少女を発見する。

→つかう
→さとうすい
→セルフ

わたしはぜんしんにさとうすいをかけ、さけんだ!
『おれのむねにとびこんでこい!』
しょうじょはわたしをいちべつすると、
「キモッ」
とびさっていった。

ざんねん!!わたしはきらわれてしまった!!

冷たい水の中で体を洗いながら私は泣いた。


3日目
風邪を引いてしまった私は永遠亭でお世話になった。
薬師の技術に感心しながら内部を散策する。
『せっかくだからこの赤の襖を選ぶぜ!』
開けないように注意された襖を開ける。
「MVPが取れなかったじゃない、あのBOTの所為で…あら……お客様かしら…」
あまりのプレッシャーに私は襖を閉め、自分の愚かさを呪った。
しかし神は私を見捨てた、襖が開き私を中に引きずり込んだ。

単なるNEETとか、カリスマ不足だとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしい恐怖の片鱗を味わったぜ・・・


4日目
森の中にある謎の店に入る。
すると中に居た男が褌一丁で飛びかかってきたので、
『君がッ 泣くまで 殴るのを止めないッ!』
三日分の思いを男にぶつけた。
しばらくすると落ち着いたらしく話を聞くと、
「久しぶりに客が来て、嬉しくなってやった、正直反省している」
その言葉にカッとなった私は地獄突きをかました。

ここは地獄なのだろうか…


5日目
辿り着いた神社で巫女さんにお茶をご馳走になる。
そんなささやかな事で涙した。
「大丈夫?」
『ちょっと辛いことがあって』
「そう、お替り要る?」
『もらえるとありがたい』
安らぎの時間を過ごした。

賽銭を奮発しておいた。


6日目以降
あれから私は神社にお世話になる事にした。
隣にはいつも彼女がいる。
ただそれだけでいい。

賽銭から始まる恋もあるのかもしれないな……

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>>218


初冬の朝。
突然障子が開かれ、部屋に光が差し込む。
「起きなさい!何時だと思ってるの?」
霊夢だ。心なしか怒っている様にも見える。
「ああ…おはよう、霊夢。」
「おはようじゃないでしょ?今日は朝から境内の落ち葉を掃くって言ってたじゃない。」
そう言えばそんな事言っていたな…。
だが、この布団の心地よさは捨てるのは実に惜しい。
「ああ、そうだった。」
俺は手を差し出す。
「何?」
疑問に満ちた目で俺を見る
「起こして。」
「はぁ…。まったく…。」
霊夢はため息を吐き、俺の手を掴んだ。手の感触が伝わってくる。
俺はそれを…力を込めて引く!
「きゃっ…!」
バランスを崩した霊夢が倒れてくる。
丁度霊夢が俺に覆いかぶさっている形になる。
「な、な、何するのよ!」
霊夢の頬は赤く染まっている。多分、俺の頬も赤い。
「ん、春度補給。」
「もう…そんな事言って…。あっ…。」
俺は霊夢を抱きしめてキスをした。

「ぷはっ…。」
流石に苦しくなり、唇を離す。
「このまま時間が止まればいいのに…。」
「メイドにでも頼んでみるか?」
「バカ…。」

結局、二人で布団から出たのは昼になってしまった。



霊夢とイチャつきたかった。後悔はしていない。
…しかし描写下手だな俺。


テンコー!

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>>363


「霊夢…」
「ん……」
霊夢の細い身体をしっかりと抱き締め、柔らかな唇を奪う
さらりとした黒髪を弄りながら、舌を滑り込ませて吸上げる
「ん~~」
声にならない声を挙げるも、悦に浸ってるのか抵抗の様子は無い
「ぷはっ……」
息が苦しくなりそうなところで、糸を引く唇を離す
「ちょ、ちょっと……新年の挨拶ぐらいできないのあんたって人は」
ぶぅ、と紅い頬を膨らませながらの抗議
「おお? 挨拶なら今しただろ。俺はどうも定型の挨拶が嫌いでな。一年で最も白々しい一瞬と言っていい」
「もう……莫迦…」紅潮しつつ微笑を浮かべる霊夢。嫌がってるようには見えない
そう、今は午前零時──新年を迎えた丁度その時である
「それでだな…」
上着のポケットから小さい包みを取り出し、霊夢に差し出す
「これ、受け取ってくれないか。クリスマスの代用って言っちゃ何だけどな」
「え……いいの?」
如何にも期待感満々な笑みを浮かべ、包みを開ける霊夢
「あ……」
淡いピンク色のリボン。霊夢の知己だという古道具店で偶然見つけたものだ
霊夢は物思いに耽るかのようにそっと目を閉じる
「ありがと……大切にするわ」
身体を寄せてくる霊夢を、優しく抱き締める。互いに無言のまま、しばし静かな時が過ぎていく


 就寝の準備をすべく布団を敷く
厚手の式布団に、毛布、柔らかい掛布団。これなら寒くは無いだろう
後は等身大の霊夢抱き枕でもあれば、朝をも忘れる夢心地に間違いは無いが、無いものは
仕方あるまい
横になり、毛布に包まった時、静かに襖が開いた。隣部屋の霊夢が顔をのぞかせる
「…ねぇ」少しの沈黙の後、もじもじとした様子で霊夢が切り出す
「ん?」
「……一緒に、寝ていい?」
ドキン、と俺の心臓は早鐘のように鳴り始める
「あ、ああ…構わないとも」
返事をする前から霊夢は一方的に布団に入ってくる
「左腕、横に出して」
霊夢の求めに応じ左手を伸ばすと、霊夢は頭を乗せて枕代わりにする
「腕枕なんて…迷惑かしら?」
「…別にいいさ。おやすみ、霊夢」
「はい、おやすみなさい」



 聞こえるのは冷たい風の音と、軽やかな彼女の寝息
冬の静かな夜は、時間まで積もる雪の中に埋没してしまったのだろうか
左腕は肘の先からもう感覚が薄れ、手の部分が完全に冷たくなってしまっているのがわかる
腕が壊死するとはこういうものなのだろうか
だが、眠れない原因はそれだけではあるまい
自分の愛した少女が、真横で無防備な寝姿を晒している
霊夢と恋人関係になってからまだ日が浅い。同じ布団で寝るのも今夜が初めてだった
なのに、霊夢は──
…何とも思っていないのだろうか?
…信頼してくれてるのだろうか?
……全てを承諾しているのだろうか
俺の中で、暗い何かが燃えあがる
──我慢できない
霊夢の身体を求め、空いてる右腕を差し出した時
「○○……」微かに聞こえる、自分の名前
その一言ではっと我に返る
寒いのか、霊夢は寝返りをうつと背中を丸めて布団の中に潜り込む
起きてしまった様にも見えたが、またすぐに軽やかな寝息を立てる
自分のことを──夢見てくれている
俺は拘束の解けた左腕を布団に入れる。暖かい毛布と冷たい手で奇妙な感覚を覚える
空が白み、部屋の中が少し明るくなったように感じる
「おやすみ…」小声で、そっと囁いた



 ──寒い
身を切るような冷たさに思わず目を覚ます
隣にいるはずの霊夢の姿は無い。もう起きているのだろう
懐中時計に目をやる──九時
霊夢は寝坊に煩い。正月から怒鳴らせるのも嫌なので起きる事にする
 襖を開けると、部屋には紅の大輪が咲いている──紅白では無く、紅い着物姿の少女がそこにはあった。頭の上には淡いピンクのリボン──
霊夢は俺の姿に気づくと、振り返って膝を正す
「明けましておめでとう御座います」霊夢は手を畳に置き、深々と礼をする。普段からは想像
の付かない可憐でおしとやかな姿に、思わず目を奪われる
「あ、ああ…おめでとう」眠い目を擦りながら、返事を返す
「お雑煮、出来たわよ」はぁ、と霊夢は溜息を付きながら促す



 外は昨日から変らず大雪。正月としての風情など何も無い 
だが暖かい雑煮を食べ、甘酒を口にすると正月らしい気分にはなった
だが睡魔には勝てそうも無く、盛んに欠伸が出ては涙目を擦る
「何であんたそんなに眠そうなのよ」
誰のせいだ、とも思った
「霊夢こそ、よく寝てたな…」
「おかげさまで、ね」



「うー……」
満腹になり、酒が入ったせいだろうか。急激に眠気が襲ってきた
「ここで寝たら風邪引くわよ。ちゃんと布団で寝なさい」
「うーん、正月の昼から寝るなんて何か申し訳無いんだよな」
「まぁそうだけど…こんな大雪じゃ誰も来ないわよ」
確かにそうだろう。今日は誰もがこたつむり化してるに間違い無い
「腕……痛かったでしょ」
「あぁ…」
ちゅっ、と唇が触れ合う
「おやすみなさい。今度はいい夢見てね?」
「物足りないな。また添い寝でもしてもらおう」霊夢の腕を引っ張り、寝室に連れ込む
「も、もう……着替えるの時間かかるのに……」



 布団の中でお互いに寄り添う。寒さを凌ぎ、互いに確かめ合うように
「さっき、言い忘れちゃったわ」
「ん?」
「今年も…宜しくお願いします。って」顔を赤らめながら微笑を浮かべる
「いや…今年からだ」華奢な身体を壊さぬように抱き締める。
「霊夢……俺……お前が……」
霊夢は一瞬驚愕の表情を見せるが、俯くように小さく頷く
「うん……」
その言葉を聞いた途端、俺は半ば飛び掛るように霊夢の唇を奪う


忘れることの出来ぬ、記念すべき新年が幕を開ける

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>>370


霊夢「あけましておめでとう」
○○「おめでとうございま~す」

○○「新年を迎え、心機一転の幻想郷」
霊夢「今年もよろしくお願いします」
○○「さて、年をまたいでなんか書いてみようと頑張ってみる件、正しくはなぜか俺達に代理でしゃべってもらおう企画。後半になりましたが…」
霊夢「何しようかしらね」
○○「…は?」
霊夢「考えて無いらしいのよ、どうも」

○○「うちの作者って…」
霊夢「行き当たりばったりよねぇ…」

霊夢「とりあえずSSの感想をば」
○○「>>363氏の霊夢もの~」

霊夢「…(真っ赤)」
○○「…(真っ赤)」
霊夢「…○○?(もぢもぢ上目遣い)」
○○「だめ(真っ赤)」
霊夢「…なんで?(涙目)」
○○「絶対理性がもたないから」
霊夢「うー…(しょんぼり)」
○○「というか今仕事中だし、ね?」
霊夢「うん…」

○○「…>>363氏、GJ! …しかし、なんだかこっちめちゃくちゃあてられて…。あー、顔が熱いっす(真っ赤)」
霊夢「これからの暮らしのいいお手本として、参考にさせていただきます。あの…ありがとう!(真っ赤)」
○○「新年早々出勤という事で、ご苦労様です」
霊夢「お仕事頑張ってね!」


霊夢「…後で添い寝、絶対添い寝(耳うち)」
○○「マジ?…って言うか、マイク音ひろってる、音ひろってる!」
霊夢「え!?え、あっ…あう…(さらに真っ赤)」
○○「あはははは…(汗)」
霊夢「う~!(コタツもぐりこみ)」
○○「って、おい、恥ずかしいからってコタツの中なんかに入ってどう…何やってるか中でぇぇぇっ!?(混乱)」

(しばらくお待ちください)

霊夢「…っぷはぁ!(飛び出し)」
○○「…またこうなるのかよ…(げっそり)」
霊夢「だって私達の場合これが基本だもん(ぬくぬく)」
○○「…また四十八手がどうとか言われるぞ?」
霊夢「いいの! あったかいから」
○○「……あ~、何か続行困難になってきました。まことに勝手ながら、この辺でお開きに…」
霊夢「え? 続けないの?」
○○「ネタも無い上にこの体勢でどうやって?」
霊夢「む~…しょうがないか」

○○「>>365(95)氏もあけましておめでとう! あなたにもいい年でありますように!」
霊夢「まとめ人さんもおめでとう! 今年もよろしく!」
○○「>>368氏、>>369氏、そして職人の皆さん、ROMの皆さん」
霊夢「改めて…」
○○&霊夢「あけましておめでとう! 今年もよろしくお願いします!」

○○「じゃ、初詣に行くか」
霊夢「すぐそこだけどね(べったり)」

○○「……」

○○(何でかな?急に「にわやえ」なんて単語が浮かんだ…)




というわけで、今年もよろしくお願いします。

今回の実験・・・・・・・・・・多分失敗

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最終更新:2011年02月26日 23:32