霊夢21



12スレ目>>217-218


   霊夢はどう妄想しても俺にとってツンデレお姉ちゃんキャラになってしまうorz

  宴会にて
  霊「○○ボサっとしてないで料理の追加さっさと持ってきなさいよ!気が利かないわね」
  ○○「う、うん。すぐ持ってくるからね」

  霊「○○~ほら~私のお酒飲みなさい~?ヒック」
  ○○「ぼ、僕未成年だからお酒飲めないよ。」
  霊「あんですって~!ヒック。あんた私の酒が飲めねえっつうの~?」
  無理矢理飲まされ○○ダウン

  2人きり
  霊「そろそろ寝ようか○○?久しぶりにお姉ちゃんと一緒に寝る?w」
  ○○「ぼ、僕もう子供じゃないんだから一人で寝るよ」
  霊「もう照れちゃって。○○かわいいよ○○」
  その後○○を抱き枕にしてイビキかいて寝る紅白

218 :名前が無い程度の能力:2008/01/18(金) 16:46:36 ID:51l.098.O
  霊夢「このお酒おいし・・・」
  パッ
  霊夢「あ!私が取ろうとしたのに!」
  ○○「早いもの勝ちぃー・・・お、なくなっちゃった」
  霊夢「~~~~!!」
  ○○「んっふっふっふっ」
  グイッ
  霊夢「あ!こら、ちゃんと味わって飲みなさい、ってちょっと?!んむっ」



  霊夢「バ、バカッ!いきなり何すんのよ!!」
  ○○「最後の飲ませてあげたんだから感謝しろよな」
  霊夢「せっかくの辛口がなんだか甘かったわよ!バカ!!」
  ○○「そんなにバカバカ言うなよー、おい大丈夫か?真っ赤だぞ」
  霊夢「なんか一気に酔いが回っちゃったわよ・・・バカ・・・」

  ぽふっ

  ○○「よしよし、いい子いい子」
  霊夢「ん・・・・・・大好き」
  ○○「このツンデレめ」
  霊夢「うるさい、ばーか」

  ぎゅっ



  こうですねわかります

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12スレ目>>283


最近霊夢がおかしい。離陸するときや、空を飛んでいるとき、そして着陸するとき
毎回上を見ないでとか、いいって言うまで後ろむいててなど注文をつけるようになったのだ
霊夢「だって、その、スカートの中見られたらいやじゃない」
○○「なんでさ?今まで気にしてなかったし、ドロワーズなんだから見られても平気じゃないのか?」
霊夢「むー、それくらい察しなさいよー!ばかー!」
ぽかぽか
○○「うおっ!?なにすんだ霊夢!?痛いってば!」
霊夢「うるさーい!○○のばかばかばかー!」
ぽかぽかぽかぽか

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12スレ目>>284


外の世界に、二人でこっそり出掛けるのも良いか。
勿論、霊夢は鍔付きZUN帽被った、あの格好で。

「そんな服持ってたんだな」
「似合わない?」
「いんや、可愛い」
「っ!真顔で即答するなー!?」

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12スレ目>>314


「霊夢はさ、博麗の巫女であることに不満とか疑問とか思ったこと無いのか?」

「何よ、藪から棒に」

「いやちょっと気になっただけだ
 俺だったら博麗の巫女なんて大役、お断りだからな」

「別に、私は生まれたときからそうだったから疑問なんて持ったこと無いわよ」

「じゃあ不満も無かったのか?」

「不満ねぇ……お賽銭が入らないことぐらいかしら」

「軽いなぁ」

「私にとってはそんなもんよ、まあきちんと仕事はするけど
 それに不満や疑問に思ったことはないけど感謝してることなら一つあるわね」

「なにが?」

「○○に会えて恋人になれたこと、私が博麗の巫女だから○○と出会えたんだしね」

「霊夢……」

「そんなわけだから、ずっと一緒にいてね○○」

「ああ!勿論だ!!」

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12スレ目>>352


○○「お湯」
霊夢「夕焼け」
○○「・・・毛虫」
霊夢「じゃあ・・・塩ジャケ」
○○「け、鍵盤ハーモニカ」
霊夢「ふふ、かみのけ」
○○「・・・。」
霊夢「もうないでしょ?」
○○「・・・いや、あった」

○○「結婚しよう」
霊夢「・・・。」
○○「う、だぞ」
霊夢「・・・うん。」
○○「よし、俺の勝ち」

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12スレ目>>663 うpろだ867


「うっ、ごほごほっ、げほっ、うぇっぐえっ」
 生木やらいろいろなものをむりやり燃やしているためものすごい煙が立ち昇る。
 しかしこの煙を必要としているので煙くても我慢するしかない。
「ちょっと!? ○○なにやってるの!? うっ、ごほごほっ」
 あまりの煙の量に霊夢が注意しにやってきたみたいだ。
「あぁ、ちょっと上を見てみて」
「上?」
 俺が指差した方向に霊夢が視線を向けるとその先になにがあるのか気がついたようだ。
「……蜂の巣?」
「うん。結構みごとな大きさですごいなぁと思ったんだけど、ちょっと危ないかなって」
「それでこの煙と何が関係あるの?」
「何かの本で読んだことがあるんだけど、煙で燻してしまえばほぼ無害化できるって書いてあったから
 その後叩き落そうと思ってね」
「ふーん。で、今はその燻製の真っ最中って訳ね」
 人の頭くらいの大きさのある巣なので入念に燻っているのだけれどほとんど蜂も出てこなくなったので
 そろそろ叩き落そうと長い竹ざおを用意した。
「霊夢、そこいると危ないから少しさがってくれる?」
「わかったわ」
 竹ざおをふりかぶり、ポカリポカリと叩きつけるが軽く揺れるばかりで一向に落ちる気配がない。
 更に力を込め竹ざおを振り下ろしたらバキリと音をたて蜂の巣は落っこちたのだが
 勢いがつきすぎて予想していた場所より遠くに落ちてしまい
「あっ、霊夢危ないっ!」
 ぐしゃりと見事に霊夢の頭の上に命中した。
「えーと、だ、大丈夫?」
「あんた、この姿をみてよくそんなこと言えるわね。あーもう体中ベトベト」
 蜂の巣にはかなりの量の蜂蜜が入ってたらしく霊夢の姿は蜂蜜まみれになっていた。
 それにしても黄金色にかがやいている霊夢の姿をみていると俺の中のいたずら心がむくむくと膨らんできた。
 俺はおもむろに霊夢に近づくと――
「え? ○○?」
 霊夢のほっぺをぺろりと舐めた。
「きゃっ!? ちょっといきなりなにするの!?」
「うん、甘い」
「そういうこと聞いてるんじゃなくて!」
「いや、蜂蜜まみれの霊夢をキレイにしようと思って」
「だからってもっと他に方法あるでしょー!? しかも腕がっちり掴んでるし!」
 ふふふ、この状態ならさすがに逃げられまい。今日のおやつは紅白の巫女蜂蜜和えかぁ。
「それでは、いただきます」
「いただきますって言った!」
 ――ぺろぺろ、ぺろぺろ、ちゅっちゅっ。
「あははは! くすぐったいってば!ちょっ、ちょっといい加減にしなさいよ! さすがに怒るわよ!
 ふああぁ……く、首筋舐めるなぁっ! ひゃあっ! 腋の下なんて舐めないでよぉっ! ばかぁ!!」

 ――ひあーん

「うぅ……けがされた……けがされちゃったよぅ……もうお嫁にいけない……」
「れいむー、悪かったてばー」
 あのあとキレた霊夢に夢想封印を連続で叩き込まれ蜂の巣があった木の天辺にぶら下げられています。
 しかもご丁寧に砕けた蜂の巣を頭に乗っけて。
「髪がまだべとつくなぁ。お風呂入らないとだめかぁ」
「聞こえてるんでしょー? 謝るからーもうゆるしてー」
 しかもうぞうぞと蜂の子が這い出てきてかなり気持ち悪い。
「あーもううるさーい!縛り付けているわけじゃないんだから自力で降りてきなさい!」
「イエスマム」
 お許しが出たためするすると木から下りていく。
「それじゃお風呂入りたいから沸かすのよろしくね」
「あのー俺も入りたいんだけど」
「ふーん、あんなことしておいてよくそういうこと言えるわね」
 うわぁ、笑顔なのに恐ろしいまでの殺気……
「すみませんでした。水かぶるだけで我慢いたします」
 とぼとぼと湯を沸かすための薪を取りにいこうとした。
「……しょうがないわねぇ、私が入った後なら使ってもいいわよ」
 あぁ、やっぱり霊夢はやさしかった! ありがとう霊夢! これからもそのままの君でいて!
「はいはい、お世辞はいいから早くしてね。…………はぁ、私も○○に対して甘いなぁ。もうちょっと厳しくしないとだめかなぁ……?」
 最後のつぶやきは聞かなかったことにした。
 そして俺は風呂を沸かしてさっぱりしたあと霊夢と一緒に本当のおやつを食べた。
 もちろんあの蜂蜜を使ったおやつをね。

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12スレ目>>580、589、590


○「おーい霊夢、迎えに来たぞー」
魔「おうおう、愛しい彼氏がお前のこと迎えにきたぞ」
霊「なっ、なにいってるのよ!まったく○○もこんな通り雨で迎えに来なくてもいいのに」

霊「……なんで傘一つしか持ってこないのよ」
○「この傘結構大きいしくっつけば濡れることもないだろ?」
霊「まあそうだけど」
――ぎゅっ
霊「えっ、急になに?手なんかにぎったりして」
○「いや、霊夢の手真っ赤で冷たそうだったから。嫌か?」
霊「ううん、そんなことない。ねぇ、もうちょっとくっついてもいい?」
――うしろすがたのしぐれていくか
相合傘は男のロマン


──────────

○「いや、霊夢の手真っ赤で冷たそうだったから。嫌か?」
霊「ううん、そんなことない。ねぇ、もうちょっとくっついてもいい?」
   相合傘は男のロマン
   ――だがしかし
○「魔理沙、お前メシまだだろ? よかったら家に寄って喰ってかないか?」
魔「はぁ? おまっ、せっかく、霊夢が……。い、いや誘いは嬉しいけど…
  馬に蹴られたくないからいいや。それに今、傘壊れてるから無理だぜ」
○「何遠慮してんだ? らしくない。それに傘は結構大きいって言ったろ?
  ちびっ子のお前くらい余裕だって。ほら」
魔「わわっ、本人の同意確認無しか!?」

  と、ぐずつく魔理沙をとりあえず傘の下に引っ張り込む
   女の子二人と一人の男ではいくら大きい傘とはいえ、いささか心許ない
   すると、雨に濡れないようにするには必然、傘を持つ俺にそれぞれが抱きつく形となり…

魔「お、お邪魔するぜ」
霊「・・・・・・」
魔「(わっ、やっぱ○○って大きいんだな。体も私と違ってゴツゴツしてるし)」
霊「・・・・・・」
魔「(それに…なんか温かい……)」
霊「・・・・・・(じ~)」
魔「(っと!)お、お邪魔するぜ霊夢。でも、やっぱ悪いよな」
霊「別に…」
○「そーだぞ魔理沙。メシはみんなで喰った方が上手いんだから」
霊「!!!(この○○の鈍感!唐変木!)」
魔「いやいや、しかしだな…」
○「まーだ言ってんのか、こいつは。俺に拉致られたんだからもう諦めろ。
  それに結構来たけど、今更帰るのか?客は客らしく大人しくしてろって」

   まだブチブチ言う魔理沙に諦めさせるための一言を加える
   でも、それだけじゃ反感を買うかもしれないので頭をワシャワシャ撫でてみる
   すると――

魔「…乱暴な理屈だぜ」

  良かった
   魔理沙は納得してくれたようだ
   気恥ずかしいのか、少し赤らめた顔を隠すように頭ごと俺の体にくっついてきた
   さて、一件落着…かと思えば俺を挟んで魔理沙と反対側ではものすごい気配が…

霊「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
○「霊夢さん?」
霊「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
○「おーい」
霊「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
○「…あのさ霊夢」
霊「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
○「そんなしかめっ面ダメだって。もったいない。いつもの可愛い霊夢を見せてくれよ」

   機嫌が悪いようなのでとりあえず誉めてみる

霊「!! バカ!知らないっ!」

   せっかく長い沈黙を破ったかと思えば罵倒かよ…
   でも、効果はあったようで幾分、笑顔を取り戻した霊夢は俺にくっついてきた
   元気になった霊夢は俺を挟んで反対側の魔理沙と小声で話を始める

霊「ちょっと、魔理沙、○○に抱きつきすぎよ。限度ってもんがあんでしょ」
魔「これ以上、離れると雨に濡れてしまうぜ。それに限度なんてものは無いな」
霊「なんですって? ○○は私の彼s…」
魔「まだ、彼氏じゃなかったよな? ちゃんと告白したか?告白されたのか?
  ○○を保護して以来、神社で一緒に暮らしてるからといって、それだけじゃあな」
霊「…だったら何?あんたには関係ないでしょ?」
魔「大アリだぜ」
霊「!」
魔「先を越された上、なし崩しに同居。さらに○○もまんざらじゃなさそうだったから
  今まで諦めていたけど……もう止めにするぜ!」
霊「……」
魔「私は恋の魔法使い! 図書館の魔導書と同様、私が恋した獲物は逃がさない!
  それが私の矜持であり、何より私の生き甲斐だからなっ!」
霊「言ってて恥ずかしくない?」
魔「……少し」
霊「それに傍若無人。歩くワガママ。あんたどこの夜の王よって感じよね」
魔「……」
霊「でも、あんたと本気でやり合うってのは悪くないわよね」
魔「!」
霊「魔理沙が腑抜けたまま不戦勝だと私も何か調子狂うのよね。
  だ・か・ら、真っ正面からかかってきなさい。博麗霊夢の力、見せてあげる」
魔「ふんっ余裕ぶって後悔するなよ!本気でやってやるからなっ!」
霊「ふふ…望む所よ」
魔「へへへ」

   霊夢と魔理沙の会話は最初こそ雨の音と小声のせいで聞こえなかったものの
   話がヒートアップするにつれて、実は途中から筒抜けだったりする
   まぁ、会話の前後での二人の行動で聞こえなくとも容易に想像はつく
   なにより、こうなる通りにし向けたのだから

   ――つまりは

   相合傘は男のロマン
   ――だがしかし

   真のロマンはキャッキャウフフを一対多数で行うこと
   そのハーレムこそが男の命題
   永遠の究題
   その実現のためひたすらに走り続ける
   それこそが真の『男道』な の だ

○「さ~て、明日はどこへ行くか…。紅魔館の咲夜さんと美鈴でもいいし…。
  永遠亭の主従二組でもいいな。山の上に出来たっていう神社も狙ってみるかな…」

   だから○○は今日も走り続ける
   主人公二人組のフラグ立ちを確認したために
   新たなるロマンを探し求めて

   ((「○○の生きる道」  第 一 部    完    ))

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12スレ目>>790


百万ツンver

「吐きなさい」
「は?いきなり何を・・・」
「いいからさっさと吐きなさい。今ならまだ罪も軽いわよ?」
「だから何を」
「これに決まってるでしょう!」
「これって・・・ちょwwwそれ俺の賽銭wwwww」
「嘘つかない!一体どこから盗んできたのよ。紅魔館?それとも永遠亭?香霖堂・・・はあえりえないわね、うん」
「こーりんカワイソス。じゃなくて!それ本当に俺の物で・・・」
「この期に及んでまだ嘘つくなんて、本当、誰に影響されたんだか・・・」
「いやいやいやいや、まずは落ち着いて俺の話をちゃんと聞いt」
「少し反省してらっしゃい。夢想天生!!」
アッー!



「まったく、魔理沙じゃないんだから・・・ほんとにこれ、何処に返せばいいのかしら」
「(返事がない。只の屍のようだ)」
「私が貧乏だからってこんなことしてまでお賽銭入れてくれなくてもいいのに・・・」
「(返事が(ry)」
「(チラッ)ま、まあこれだけのお金を見れる事なんて多分ないだろうし、私の為にお賽銭入れようとしてくれた訳だし・・・・・・」
「(ピクッ)」
「・・・・・・す、少しくらいサービスしてもバチは当たらないわよね?前に○○が霊夢に絶対似合うから着てくれって言っていた衣装、どこにしまったかな・・・・・・」
ゴゴゴゴゴゴゴ
「(おや?○○の様子が・・・・・・)」



(省略されました。続きを見るにはイチャスレ内のIDで100万以上を出してください)

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12スレ目>>847


「なあ、霊夢って修行しないのは、努力が報われることがなくて面倒くさいからだよな?」
「ええ、そうよ報われるかどうかも分からないものに時間を使うぐらいなら
 掃除してお茶を飲んでたほうがいいわね」
「……そうか」ふぅ
「なによ、ため息なんかついて」
「いや、努力が報われないって霊夢が言うなら、俺の努力は報われそうにないなって思ってさ」
「なによ、その努力って」
「霊夢と結ばれる努力だよ、結構頑張ってるんだけどな」
「あっそう」
「あっそうって……なんかほかに言うこととか無いのか?」
「別に、しいて言うなら努力する必要は無いわ」
「どういうことだy、んぅ!?…ん」
「っはぁ、こういうことよ
 そんな努力するまでもなく私は○○のことが好きよ」
「そ、そうか、ありがと」
「あら、顔が真っ赤よ、○○」
「う、うるさいな!!////」

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12スレ目>>850


「なぁ霊夢、俺が別れようとか言い出したらどうする?」
ふと、思いついた疑問を、口にしてみた
「・・・別れたいの?」
「いいや、ただ何となく、お前はどうするかなぁ、って思っただけだ」
霊夢は食器を洗ったままこちらを向こうとしない
「別れたくなる予定でもあるのかしら?」
「んー・・・無いなぁ、残念ながらあと千年は確実におまえに惚れたままだよ」
「そう、それは嬉しいわね」
霊夢は淡々と話すのでこちらとしては面白みが無い
ちょっかいを出そうと霊夢に近づいた
「お前・・・真っ赤じゃねぇか」
「!?ば、ばかっ!こっち来るな!!」
手で顔を覆い隠そうとするが耳まで真っ赤で、まったく意味が無い
「笑みがこぼれとるぞー、なんだ、そこまで嬉しかったか?」
開き直ったのか知らないが、霊夢は背伸びして俺の胸倉を掴むと、顔を赤くしたまま
「私だって、死んでもあんたに惚れ続けてる自信があるわよっ」
「なんじゃそら・・・お前は幽霊になっても、転生しても追いかけてきそうだな・・・」
「・・・嫌、かしら?」
これじゃあ脅迫だ
こんな可愛い彼女が、涙目で迫ってくる、その状況が既に凶器、俺に最も有効な武器
「・・・いいや、喜んで、そのかわりちゃんと憑いて来いよ?」
俺は霊夢の脇に手を入れて、高い高いと、持ち上げた
霊夢はこれをされるのが嫌いだ、子ども扱いされてるようだと
でも俺は彼女を、しっかりと感じる事が出来て
「おーろーしーてー」
「・・・なぁ霊夢」
「何よ」
「後どれだけ、こうやってじゃれていられるんだろうなぁ」
霊夢は何も言わなかった
人間も妖怪も、いつ死ぬかなんて解らない
明日か、明後日か、それとも100年後か
今はこうやって彼女の重みを、腕で感じていられる
今は「それ」だけで十分だ

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12スレ目>>956


「……これ何?」
「何って見て分からない?お煎餅よ」

俺の手の中にあるのはふかしたもち米に醤油を塗って焼いたお茶請けの代表煎餅だ
ちなみに俺は普通の煎餅じゃなくてぽたぽた焼きが好きだ、今は関係ないけどな

「そんなの見りゃ分かる、俺が聞きたいのは、なんでバレンタインの日にチョコじゃなくて煎餅を渡すんだよって意味だ」
「チョコなんて作るの面倒くさいじゃない、お煎餅も同じ茶色なんだし別にいいでしょ」

折角のバレンタインだから霊夢の手作りのチョコを期待していたのにこの仕打ち、酷すぎる!

「よくねぇよ!大体甘くないじゃないか」
「……甘ければいいの?」
「あ?あ、ああ」
「そう」パシッ
バリバリ

そういうと霊夢は俺の煎餅を取って食べてしまった
いくら文句行ったからって食うことはないと思う

「おい、食べるなy、んぅ!?」
「ん……ぷはぁ、これで、満足?」
「……はい」

確かにこれは甘い、甘すぎて何もいえない
やっぱり俺は霊夢には敵わないんだな
そう思ったバレンタインの日

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12スレ目>>957 うpろだ913


「はぁ……」
 目の前に置かれた包みをみて霊夢はため息をついた。
 今日は2月の14日。いわゆるバレンタインデーである。
 しかし今は数時間後には日付が変わるという時間で、もはやバレンタインは終わっているようなものだ。
 では、何故霊夢がチョコを渡せていないのか。その理由は朝まで遡る――




 霊夢と○○はいつものように朝食をとり食後のお茶を飲んでいた。
「ねぇ、○○。今日は何の日か知ってる?」
「えーとたしか平将門公の命日。もしくは某最強の悪魔憑き石○火鉈の誕生日」
「……どうしてそういうお約束なボケをするのかしら」
「冗談だよ。バレンタインデーでしょ」
「うん。それでさ、チョコ作ってみたんだけど食べ「おーい! ○○いるかー!」っ……」
 障子をあけて入ってきたのは先ほどの声の主霧雨魔理沙と新聞記者の射命丸文であった。
「おー、いたいた。すれ違いにならなくてよかったぜ」
「○○さん、霊夢さんおはようございます」
 挨拶もそこそこに二人は○○の隣りに座り込む。霊夢としてはいきなりずかずか入ってきて○○の隣りに陣取る二人にいい気はしない。
「なによ二人して。こんな朝早くに」
「おいおい、今日が何の日かわかっていってるのか? なぁ○○」
「ああ、ゲームボーイアドバンスSPの発売日だな」
「……寒すぎるぜ」
「しかも2度ネタですよ」
「……ごめん、俺も寒かった」
「まぁそれはともかく、バレンタインってチョコをあげるもんなんだろ? でお前に会いに行く途中で文に会ったんで一緒にきたわけだ」
「ではさっそく私と魔理沙さんのチョコを受け取ってください」
 二人が出してきたものは魔理沙は瓶詰めにされたトリュフ、文はかわいくラッピングしたブラウニーケーキだった。
「おお、結構おいしそうだな」
「苦労したぜ。ちゃんと味見もしたから味も保障済みだぜ」
「私も材料集めに苦労しました。クルミって小さくて見つけにくいんですよ」
「じゃ、さっそく食べさせてもらうとしようか」
「あ、ちょっと待ってくれ」
 そういうと魔理沙は瓶からトリュフを取り出すと○○の口元にもっていくと
「はい、あ~ん」
「っ!!」
 魔理沙の行動に霊夢は歯をかみ締めた。
「ちょ、ちょっと魔理沙!?」
「なんだよ、そんなに恥ずかしがるなよ。ほらあ~ん」
 どうやら自分で食べさせないと気がすまないようだ。○○は仕方なく口を開けてチョコを入れてもらった。
「ど……どうだ?」
「うん、すごくおいしい。ありがとう魔理沙」
「へへへ……照れるぜ」
「○○さん、今度は私のケーキも食べてください」
 振り向くと文が笑顔でケーキを差し出していた。○○がケーキを受け取ろうとすると手を引っ込めてしまうので思い切って聞いてみることにした。
「もしかして、文もあ~んしてほしいってこと?」
「はい。さ、○○さんあ~ん」
 一度やってしまえばもはや戸惑うこともなく○○はケーキを文の手で直接食べさせてもらった。
「うん、こっちは甘さひかえめで魔理沙のとは違ってまたおいしいよ」
「ふふ、頑張ったかいがありました」
「二人ともありがとう。あとでゆっくり食べさせてもらうね」
「おう、じゃそろそろ帰るか」
「そうですね、じゃ○○さん、霊夢さんお邪魔しました」
 来たときと同じようにして二人は帰っていった。
 しばらくして二人と話をしている間霊夢が一度も会話に入ってこなかったことにに気がつき
 さっき何か言いかけてやめてしまったことを思い出して○○は霊夢に問いかけた。
「そういえばさっきなにか言いかけてたけどいったいなんだったの?」
「……なんでもない。忘れて」
「いや、でも」
「なんでもないってばっ!!」
 炬燵の天板に思い切り手を叩きつけ霊夢は障子を乱暴に開け放ち出て行ってしまった。あまりの剣幕に○○は動くことができなかった。
 その後も霊夢はタイミングを見計らってチョコを渡そうとするが決まって誰かがやってきたりそのまま拉致していってしまい渡すことが出来なかった。
 それも仕方のないことであった。幻想郷にてほぼ全ての少女たちに接点がある○○。
 彼がここに迷い込む前にも1人男性はいたが霖之助はこういうことにあまり興味はないし
 あげたとしても淡々とした答えしか返ってこないのであればあげる方も楽しくはない。
 その点彼はありがたく受け取ってくれるし、なにより本当に嬉しそうな顔をするため、作る側も気合が入るわけである。
 その結果、ある意味争奪戦みたいなことになってしまっているのである。
 ちなみに今現在彼は何をしているのかといえば、鈴仙に攫われて永遠亭にて、輝夜、永琳、てゐ、イナバの子、そして鈴仙からチョコを受け取っている最中である。



「はぁ……ほんとに何やってるのかしらわたし」
 もはや何度目かわからないため息をつく霊夢。○○のためにおいしいチョコを作るためいろいろ試行錯誤した。
 わざわざ図書館に行って外の世界の料理本をみたり、見つからないようにチョコを作っているときは本当に楽しかった。
 しかし、今となってはそんな気分はどこかに飛んでしまっていた。
 いつもは○○の笑顔は見ていてすごくうれしいのだがそれが他人に向けられるだけでどうしてこんなに腹立たしいのだろうか。
 しかも他の娘たちからチョコを貰って嬉しそうに笑う○○なんて見たくなかった。
 それに魔理沙、文、他にもみんなのいろいろなチョコを見ていると自分の作ったチョコの貧相さが浮き彫りになってしまう。
 悲しくて涙があふれそうだ。
「捨てちゃおうかな……」
 霊夢がくずかごにチョコを投げ入れようとしたその時玄関が開く音がした。
「ただいま~」
 慌ててチョコを背中に隠して目に溜まった涙を拭い、霊夢はいつもらしく振舞った。
「いや~まさか永遠亭のみんなからチョコを貰うとは思わなかったよ」
 山のようにチョコが入った紙袋を持って○○が部屋の中に入ってきた。
「ふーん、よかったわね」
「まあね。ところで霊夢はチョコくれないのかい?」
「おあいにく様。私はチョコを作ってないから」
「うそ。だって後ろにチョコ隠してるじゃん」
「ああ、これ? さっき捨てようと思っていたのよ。それだけあれば十分でしょ?」
「え……? それ本当?」
 あきらかに悲しそうな顔をしている○○を見て霊夢は心が痛んだが、言葉を止めることは出来なかった。
「そうよ。こんな出来の悪いチョコを食べるより魔理沙や文から貰ったチョコの方がいいに決まってるじゃない。
 はは、こんなことではしゃいでたのがバカみたい……そうよね、○○はみんなに好かれてるもんね……私一人浮かれてて……
 こんなことならチョコなんて作るんじゃなかった……」
「……霊夢、本当にチョコくれないの?」
「……うるさいっ!! 捨てるったら捨てるの! ……もうほっといてよ」
 俯いた霊夢から涙の雫がこぼれるのをみて○○は全てのチョコをかき集め、上着を羽織って部屋から出て行こうとした。
「えっ……? ちょ、ちょっとこんな時間にどこ行くのよ?」
「今から貰ったチョコ返しに行ってくる」
「な……何考えてるのよっ!? もう夜遅いのよ!? それにチョコを返しに行くって……」
 ○○は首だけ霊夢に向けて真剣な表情で答えた。
「だって、霊夢のチョコが貰えないなら他のチョコなんていらないよ」
「えっ……」
 ○○の答えに霊夢は驚いた。自分のチョコが貰えないだけで全てのチョコを返しに行こうとする○○に。
「そんなに、私のチョコが欲しいの?」
「うん。他の誰かのチョコじゃなくて霊夢のチョコが一番欲しい」
「……わかった。あげるから座って」
 ○○はその答えを聞いて上着を脱いで霊夢の隣りに座った。
「じゃ、これ……」
 きれいに包装された包みを開けると大きなハート型のチョコが入っていた。
 そしてホワイトチョコで○○大好き、これからも一緒にいてねと書かれてあった。
「あ、あのね? ただ溶かして固めただけだからあんまり味のほうは期待しないで?」
「いや、十分おいしいよ」
 ぱくぱくと美味しそうにチョコを食べる○○を見て霊夢は自然と顔がほころんだ。
 と、○○が指先だけ動かしてこっちに来いと合図をしていた。
「……?」
 不用意に近づいた霊夢を○○は素早く抱きしめて唇を奪った。
「んん――!?」
 初めは抵抗していた霊夢だったがなんとなく○○がやりたいことが解り力を抜いた。
 やさしく唇を舌でノックし口を開けさせ、○○は舌を使ってチョコを霊夢の口内に流し込んだ。
 それに答えるように霊夢も舌を絡ませてそのチョコを受け取った。
「んっ、んくっ、んっ、ぷあっ……」
「ね? 十分おいしいでしょ?」
「うん……。あのね、チョコ貸して? 今度は私が食べさせてあげる」
 二人はチョコが無くなるまでお互いに口移しで食べさせあった……




 えー、○○です。あの後イチャというよりえっちぃ空気になってしまったためそのまま霊夢を布団までお持ち帰りして朝までにゃんにゃんしてました。
 だってあんなかわいい声だすんだもん! こっちだってスタンピードしますよ霊夢かわいいよ霊夢。しかし少しやり過ぎた感があるのも事実。
 これが若さゆえの過ちってやつかなぁ……
「みとめたくないものね」
 うおっ!? 霊夢モノローグにツッコミいれないでくれよ。
「まぁ、いいじゃない。で、どうするの貰ったあの大量のチョコ。なんなら全部口移しで食べさせてあげよっか?」
 勘弁してください。あれだけの量食べたら糖尿になっちゃう。
「そうだろうと思って少しみんなに持って帰ってもらったから。最高の笑顔とスペルカードチラつかせたら素直に持ち帰っていったわ」
 それって脅迫っていうんじゃ……。まぁ残った分はちゃんと食べないとね。みんなに悪いし。
「○○のそういうところ好きよ。でも、できれば一番私にやさしくしてほしい……」
 わかってるよ、霊夢。
「うん、ありがと」

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13スレ目>>24 うpろだ931


「姿を見ないと思ったら・・・どうしたのよ?」
見りゃ解るだろ、風邪ひいてるんだよ馬鹿
と言いたいものののどが痛くて喋るのが億劫だ
「まぁ見れば解るわ・・・苦しい?」
「ぼーっとする、だるい」
布団から起きるのがだるいので、そのまま
しかし病気になったときの心細さは異常だ
霊夢が訪ねてきただけなのに彼女を抱きしめたい衝動に駆られた
いつの間にか霊夢は見えない
ベットに寝たままじゃ視界が狭くていかんな
身を起こそうとすると
「大人しく寝てなさい」
何処からかする声に制されてしまった
「まったく、こんなに散らかってるから・・・」
声だけでは霊夢が何をしてるのかわかりゃしない
「ほら、起きれる?」
湯気・・・お茶か
どうやらお茶を入れてくれたらしい
今朝からずっと布団の中だったからな、凄くありがたい
喉にしみる、だが彼女の意外に優しい所が、心の奥に凄くしみた・・・なんてね
「何か食べれそう?」
「ん、だいじょうぶ」
「・・・食べるなら、ほら」
お盆にはなんか雑炊
      • ば、馬鹿なっ!あの一瞬で!?数分もなかったぞ!?材料だってなかったはずだ!・・・さすがといわざるを得ない
「はい、あーん」
「ん、むぐむぐ・・・ありがと」
ん?いまなんか・・・
あー・・・いまあーんて・・・ああ、俺が元気だったらその場で押して押してるぜ
雑炊を食べ終わり、薬を飲んで一息ついた
「一人は大変ね・・・いざと言うとき頼れる相手がいないもの」
確かにこの家には一人しか居ないし、親類も居ない
だけど
「お前が居るから、独りじゃ無い」
「ばか、私がいなかったらどうするのよ」
「・・・こういうときにさ、誰かが傍に居てくれるとすごく安心できるんだ」
どうやら俺は熱もあるらしく、柄にもなく、変なことを口走っている
「なにが、言いたいのよ」
「いや・・・お前は傍に居てくれるか?」
「ばか、私でよかったらずっと傍に居てあげるわ」
薬が効いてきたのか、それとも彼女が居る事に安心してか、なんだか眠くなってきた
「一眠りしたいからさ、帰ってもいいぜ・・・ゆっくり眠、るから」
「○○・・・おやすみ」
彼女が頭を撫ぜてくれていたから、俺は驚くほどすんなり、眠ってしまった



「ん・・・あさ、か違う、昼だ」
目が覚めた
身体の調子は・・・頗る良好である
アイツのおかげかな、何て思ってしまった
しかしアレだ、よく思い出してみればちょっと恥ずかしいぞ
どんだけ俺は弱気になってたのか
ちょっとだけの恥ずかしさ、それを上回る、なんだろう・・・充実感のような、幸福感のような
「夢、じゃ無いよなぁ」
念のために今日はゆっくり寝ておくか
でも買い物は行かなきゃなぁ
「あら、調子いいみたいね」
突然開いた玄関、入ってきたのは霊夢
「れ、霊夢、あ、お、おはよう」
「おはようお寝坊さん」
なんで霊夢が来たのか
何でうちの鍵持ってるのか
「買い物は済ませてきたから、今日までは安静にしてなさい」
「お、おう・・・なぁ霊夢」
「ん、なにー?」
台所で何かがさがさしつつも、こちらには振り返ろうとしない
「昨日の・・・その・・・あれだ、一時の気の迷いじゃねぇから」
「・・・」
「俺はお前の事―」
彼女はくるりと振り返ると、俺のほうへ歩み寄り、俺に身をあずけてきた
「れ、霊夢!?」
いきなり抱きついてきた事におどろいていると、彼女は
「○○がそう言ってくれるの、待ってたのよ」
「あ、ああ・・・悪い、待たせたな」
「昨日は、熱で朦朧として変なこと言ってるのかと思ってたわ」
「はは、じゃあ改めて・・・霊夢、俺とずっと一緒にいてくれるか?」
「・・・はい、ずっと、一緒にいましょう」
おれは、このときやっと霊夢を抱き返す事が出来た
彼女はやらかかった、あといい匂いがした
あの瞬間、俺は幻想郷瞬間最高幸福指数を記録したはずだ


「貴方にその気があるなら・・・神社に・・・その・・・引っ越してきても」
「・・・はい?」
いきなり何を言ってるのか、でも、それも悪くないかもと思ってしまった
毎朝霊夢に起こされて、毎晩霊夢にお休みを言う
嗚呼、いいかもしれない
「・・・まぁ考えてみてよ、私はいつでも歓迎するから」
「んー、そうだな、ゆっくり考えてみるよ」




「あ、東方不動産ですか?家を売りたいんですけど・・・・」
いえー

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13スレ目>>52


幼少期(霊夢や○○)
幻想郷に迷い込んだ○○をこーりんが保護という設定

「霊夢。○○と友達になってやってくれないかい?ほら○○もあいさつしなさい」
「ま、○○です。」
「・・・・・・・・・・」
「どうしたんだい霊夢?」
「な、なんでもないわよ。まあ友達になってあげてもいいわよ・・・・」
どうやら○○に一目惚れしたようです

1時間後
少女お馬さんプレイ中
「ほらもっと馬らしくキビキビ動けないの?」
「ヒヒーン!いたいよ霊夢ちゃん。・・・・・それに重いし」
「なんですって!○○のくせに生意気よ?」
2人が仲良くしてるのを孫を慈しむような目でみるこーりん
「ヒヒーン!たすけてこーりん!」

1ヵ月後
「あの、その・・・○○ってその好きな子とかいるの?もしかして魔理沙とか?」もじもじ
「僕はこーりんお兄ちゃん!」
「あんたもしかして・・・まあいいわ。あのね大きくなったら私と結婚しなさい?
か、勘違いしないでね!紫に博麗の血を絶やさないためって言われただけなんだから。
別にあんたの事が好きなわけではないんだからね」顔真っ赤

僕の選んだ答えは・・・
1「うん大きくなったら霊夢ちゃんと結婚するよ!」霊夢ルート→少年期へ
2「だが断る!」霊夢フラグ回避→別キャラ攻略のチャンス!
3「僕はこーりんお兄ちゃん!」こーりんルート

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13スレ目>>184 うpろだ959


式が終わり、その後の宴会も皆が気を使ってくれたのか、月が出る頃にはお開きとなった
つまり今神社には俺と霊夢の二人だけしかいない
神社は虫の声一つしなく静寂に包まれていた
まるでこの辺り一体が二人だけの世界になったようだ


「んぅ~~、やっと二人っきりになれたわね」
「お疲れ様、霊夢、結構飲まされてたけど大丈夫か?」
「あれぐらいなら全然平気よ
 それより○○こそ大丈夫?魔理沙辺りに結構飲まされたけど」

あれだけちゃんぽん飲みしてたのに平気なのかよ…

「ああ、俺は自分の限界を考えて飲んでたから大丈夫だよ」
「そう、ならいいわ
 それより片づけが大変よ」
「……そうだな」

神社の裏は酒瓶やらなんやらでいつもどおり悲惨な状況になっていた
あれを片付けるのは二人がかりでも大変な労力となるだろう

「ったく、あいつら気を使って宴会を早めに切り上げてくれるのはいいけど少しぐらい片付けて帰りなさいよ」
「初めての夫婦の共同作業が宴会の後片付けっていうのもなんだか色気が無いな」

ちなみにケーキ入刀はやらなかった
だって式は神社でやったし
和風の式に洋風の儀礼を入れても変になるだけだ

「夫婦ね……ねぇ私たち本当に夫婦になったのよね」
「ああ、そうだなこれで晴れて俺は博麗○○だ」
「……今更だけど○○は私と結婚して後悔してない?」
「本当に今更だな、後悔なんかしてないさ、何でそう思うんだよ」
「だって私ってぐうたらだし、胸だって小さいし、可愛げのある性格じゃないし」

俯いて不安そうにぽつぽつと呟く霊夢
正直そういうのは結婚する前に言うもので結婚する後に言うことではない
ポンポン
「んなことないさ、ぐうたらとか、胸とか、性格とか関係ない
 俺は霊夢が好きだから一緒になりたいと思ったんだよ」

そうだ、俺が惚れたのは外見とかじゃなくて博麗霊夢という存在に惚れたんだ

「じゃあ逆に聞くけど霊夢は俺で後悔してないのか?」
「後悔なんかするわけないじゃない私も○○と一緒に居たいわよ」
「そうか、もう不安はなくなったか?」
「ええ、悪かったわね、馬鹿なこといって」
「妻を支えるのは夫の役目だからな、普段やれることが少ない分こういうところで役に立たないと」
「居てくれるだけ、それだけでも役に立ってるわよ」
「なんか招き猫みたいな扱いだな」
「そ、そんなつもりで言った訳じゃないわよ!」

わたふたと慌ててフォローを入れる霊夢
なんかあせってる霊夢って新鮮だなぁ

「分かってるって、ちょっとからかっただけだよ」
「…………馬鹿」

やばいそっぽを向いて拗ねる姿がたまらなく可愛い

「霊夢!」
ガバッ!
「きゃっちょっと○○!?」
「好きだよ」
「私もよ、んぅ…あっ、○…○」
「……いいか?」
「夫婦なんだし遠慮する必要は無いわよ」
「それじゃあ、頂きます」

夜はまだ始まったばかりだ

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最終更新:2010年05月14日 00:07