魔理沙(レス)1


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 1903年12月17日。人類が初めて空を飛んだ日。

 そしてそれに遅れること約100年。俺は今、箒にまたがり空を飛んでいる。
「○○、気分はどうだ?」
「最高だよ! 俺、こんな感覚初めて」
 そりゃ良かったと、黒白の彼女――霧雨魔理沙――は屈託のない笑顔を見せた。
「魔理沙、もっと加速できない?」
「出来るけど……振り落とされるなよ?」
「大丈夫だって。魔理沙につかまってれば平気だから」
「へっ、よく言うぜ」
 魔理沙は満更でもないような顔をしたが、ごまかすように加速を始めた。
「○○、一気に加速するからしっかりつかまってろよ!」
 魔理沙の言葉を合図に箒が一気に加速した。それにあわせて俺の体がグイと後ろに引っ張られる。
「っ!」
 激しい風の音が聞こえ、景色が猛烈な勢いで流れていく。魔理沙は風で帽子が飛ばされないように手で押さえている。
「どうだ、○○!」
「凄い! 凄いよ!」
 かろうじて聞き取れた魔理沙の声に答える。
「魔理沙!」
「どうした!?」
「大好きだ!!」
 一瞬の間。聞こえて返答にこまっているのか、聞こえなかったのか。
「なんて!? 聞こえなかった!」
 魔理沙の顔が一瞬ほころんだように見えたのは気のせいだろうか。
「もう一度言うぞ! 大好きだあああぁぁぁぁ!!!」

14スレ目 >>393
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「ねぇ、魔理沙」
「なんだ」
「デコポン食べる?」
「デコポン? そらまた渋いな」
「渋いって……。一応糖度は高いはずだけど」
「○○。わざとらしいボケは鼻につくぜ」
「あはは、ごめんごめん」
「まったく……。で、その甘いデコポンは?」
「あぁ、今剥いてきてあげるから待ってて」
「お、皮剥きサービス付か。悪いな」
「良いってことさ。じゃあ台所借りるね」


「ふむ……。酸っぱくて旨いな」
「そりゃ良かった。じゃあ俺もいただこうかなっと――」
「あぁ、待て、○○。皮剥いてくれたお礼に私が食べさせてやる」
「え? い、良いよそんな」
「遠慮すんなって。ほら、あ~ん♪」
「もう……。(ぱくりっ)」
「どうだ? 旨いだろ?」
「本当だ、美味しいねこれ」
「じゃあ、今度は私の番だ。あ~ん」
「仕様がないな……。ほら、あーん」
「(ぱくりっ)」
「お、おい魔理沙! 俺の指まで口に含むなよ!」
「ぬふふー。ほんはほほひっへ、ふへひひんはろ……?」
「ひゃぁ! ゆっ、指舐め禁止!」

14スレ目 >>680
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「魔理沙、俺スペルカード使えるようになったぜ!」
「はあ? ○○がスペルカード? なんだ。霊夢にでも稽古をつけてもらったのか?」
「うん。まあ、そんな感じ」
「頼めば霧雨流弾幕術を教えてあげたのに……」
「まあいいから。とにかく、俺は魔理沙に見てもらいたいんだ。うけてくれるよな?」
「ok! いいぜ!」
「それじゃあいくぞ! 恋符「ラブレター」!!」
「なッ!? ラブレター!?」
「恋という名のスペルがつづってある。魔理沙、受け取ってくれ!!」

14スレ目 >>905
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魔理沙「あの、○○って……その、私のどういうところが……その、好きなのかなーって」
○○「ん? どうしたってんだ、唐突に」
魔理沙「い、いいだろ別に。ちょっと気になっただけだ」
○○「ふむ。だけど、いきなりそんなこと言われても返答し辛いよなぁ」
魔理沙「じゃ、じゃあ! そのぉ……む、胸が無いこととか……」
○○「気にしてたのか?」
魔理沙「…………」
○○「そんなムスっとした顔するなよ。俺は気にしてないぞ」
魔理沙「それはそれで複雑」
○○「いまのままで十分だと思うけど」
魔理沙「それが模範解答ってわけでもないよな……悪い」
○○「いや、はっきり言わない俺も悪かったよ。その、なぁ?」
魔理沙「何だ?」
○○「普段の黒白の魔理沙も、家でくつろいでるときの魔理沙も、寝巻き姿の魔理沙も――か、可愛いと思う、ぞ?」
魔理沙「――ッ!?」
○○「こーいう台詞は、さすがに照れるな……らしくない」
霊夢「はっはっは、初々しいな若人。羊のぬいぐるみにしてやろうか」
○○「はい?」
魔理沙「霊夢は引っ込んでてくれ……」
霊夢「気にしない気にしない。でも○○、あんたがこう、グっとくるのは無いわけ?」
○○「例えば?」
魔理沙「嫌な予感しかしないんだが」
霊夢「想像してみてください。魔理沙の体操服。魔理沙のスク水。魔理沙の……うーんと、
   そう、ぶかぶかの学ランだったり、魔理沙が部屋で○○のYシャツだけとか」
○○「あなたが神か」
霊夢「ふっふっふ。全部ウチの箪笥にあるから、良さそうなのがあれば持っていく?」
○○「是非とも」

15スレ目 >>52
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「魔理沙、結婚しよう。霧雨という姓は捨てて、ともに新しい人生を歩もう。
 今までの何倍も、幸せにして見せるから。」

15スレ目 >>699
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魔理沙に拉致されたい
こう、一緒に箒に乗せられて

「ほらほら、頑張って私に掴まらないと落とすぜ?」
「落ちたら拾ってくれるんだろ?」
「気が向けばな」
「どうすれば気が向く?」
「取りあえず抱きしめろ、思いっきりな。話はそれからだ」
「ん」
ギュ

「ちょっとキツいぜ」
「箒の上だしな」
「じゃ降りるか?」
「意味ない話だな」
「私は魔法使いだぜ」
「俺は何かの恋人だ」
「じゃあ交代な」
ギュ

15スレ目 >>814
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魔「○○、どうしたんだ。何か顔が変だぜ」
○「顔色悪いって言ってくれよ……この間、魔理沙の箒に乗せてもらった時あったじゃん?」
○ 「あの時から尻が物凄く痛い」
魔「……痔だな」
○「……うむ、痔だな」
魔「私が見てやろうか?」
○「おぉ、それは助かる ――って言うとでも思ったかこの大馬鹿野郎!」
魔「別におかしな事じゃないだろ?」
○「充分おかしいだろ! 女の子にケツ見せる男なんか聞いた事ねぇよ!」
魔「男に尻を見せる女なら聞いた事あるんだな」
○「今、目の前にいるからな」※事後です
魔「……何だか今日はマスタースパークを思いっきり撃てそうだぜ」
○「すいません冷静さ欠いてました失言でした」
魔「とにかく、痔なら誰かに見てもらった方がいい。特に、私に見せると回復早くなるぜ」
○「何でそんなに俺のケツを見たがる。そして、その根拠は何だ」
魔「恋の力だぜ」
○「……恥ずかしい事平気で言ってくれるじゃねぇか」
魔「私も恥ずかしいぜ」
○「まぁ、いいや。どうせ誰かに見てもらうハメになるなら魔理沙がいいや」
魔「よし、そうと決まれば早速私の家だ。箒に乗ってくれ」
○「だから痔だっつの!」

15スレ目 >>818
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しくじったぜ・・・ 
 
 
里で偶然霊夢見掛け後を付けていたらまさか店の中で○○と抱き合っている所を目撃するとわ・・・ 
 
あいつらいつのまにそんな関係になっていたなんて知らなかったぜ、○○も隅に置けないな 
気づいたらエプロンドレスを握り締め俯いて涙を我慢する私に気づいた、あぁそうか私は○○に惚れていたんだなぁ 

「よう、こんな所でなにやってんだ?○○の店になにか用か?」 
 
そう声を掛けられ振り向いた所に△△が居た 
 
「どうした?永琳に変な薬を勧められたような顔して店の中になんか変な物でもあったか?」 
私の顔そして店の内部を見た△△の顔が呆れた物に変わる 
「真昼間なのに店の中で抱き合うとは・・・、こりゃたしかに目の毒だな 
 でもあいつらいつの間に付き合ってたんだか、すこしは自重してh」 
 
△△の話を聞かず背を向けて箒に跨ることもせず駆け出した 
 
「ちょ、魔理沙待てよ!」 

「なんで私に付いてくるんだよ!私は今一人になりたいんだほっといてくれ!」 
  
我武者羅に走り続けてもなお付いて来る△△に言い放つ 
 
「そうはいくかよ泣いている魔理沙をほっとくなんて絶対にできん!」 
 
その言葉に私は立ち止り顔に手を当てそこで初めて涙を流している自分に気づく 
 
「なら尚更一人にしてほしいぜ・・・」 
 
「言ったろそれは無理だって、目の前で好きな女が涙流しているのにおめおめと帰れるかってんだ」 
 
え・・・?今こいつなんて・・・ 
 
「丁度良い酒が入ったんだが一緒に飲まないか?嫌な事がある時は飲み潰れるのが一番だぜ?」 
 
「っぷ、まだ酒を飲んでもいないのに顔真っ赤にして・・・」 
「い、いやこれはあれだ!さっきまで走っていたからな!酸素が足りねぇんだよ!」 
 
「まぁいいや、私は今むしゃくしゃしているんだ酔い潰れるまで付き合ってくれるんだろ?」 
 
「おう、喜んでお酌させてもらうよ!」

16スレ目 >>398
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 今日もまた一日が終わり、さあ寝ようと思ったのだが。
 先程敷いた布団が明らかに一人分盛り上がっている。
 さすがにその大きさだけで判別はつかない。
 が、心当たりはあったのでカマをかけてみることにした。

「いやあ、今日も一日楽しかった。
 朝から慧音さんの処でお手伝い。
 お昼は稗田のお家でご馳走になって。
 霊夢に掃除を手伝わされたりもしたけれど。
 チルノ達の相手もまあ、たまにはいいものだね。
 ミスティアの店も繁盛で何より。
 まさか映姫様と相席とは思わなかったけれども。
 萃香の相手もペースさえ間違わなければいい酒は飲めるし。
 しかし毎度入浴中に出てくる紫には閉口ものだなあ」

 言葉を重ねる毎に布団から発せられるオーラが頑なになっていくのが見て取れるようだ。
 苦笑を浮かべながら枕元に腰を下ろす。
 頭まですっぽりと布団をかぶった彼女に聞こえるように呟く。

「でもまだ、今日は魔理沙に会ってないな」

 ぴくりと布団の塊が揺れた。わかりやすいことだ。

「一目、逢いたいなあ」

 顔だけ出して、恨めしげにこちらを睨む涙目が覗く。

「……見せてやったぜ。これで、満足か」

 不足も不足、大いに不足だったので。
 明日はお姫様のご機嫌取りも兼ねて、愛しい彼女と一日を過ごすことにしよう。

17スレ目 >>51
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 仕事を終え、今日も迎えに来てくれた魔理沙とともに帰路を行く。
 道すがら、その日あった出来事などを話すのが今では日課となっていた。
「……なんてのがあってさ。全く馬鹿だよなあ」
「そうだな。それは酷い馬鹿だ」
 自分は話し手となり、魔理沙は聞き手。
 自然と話題は職場の雑談だったり、町の噂が主となる。
 たまに逆のこともあるが、ここ最近は総じてそんなものだった。
「それで男衆の奴らが、春画の隠し場所なんて……魔理沙、魔理沙ー?」
「聞いてるぜ」
 確かに相槌は打つし、要所で笑いはするものの、今日の彼女は気もそぞろといった風だ。
 いや、違うか。
 どうにも物足りなさそうな顔をしている。
「えーと……。ああ、そうだ。もし自分が看病してもらうなら、どんな風にして貰いたいとか……」
「つきっきりで夜も寝ずに看病してやるし、お粥だって食べさせてやるよ」
 これも昼に誰かが言った話題。
 見事に自分の要望を先に言われてしまったというのは、流石というべきだろうか。
「あー、なんだ。面白くなかったか?」
「面白いさ、○○の話は面白い。でもそれだけじゃ、な」
 足りないだろ、と彼女は言う。
 横を歩くその顔はむっつりと地面をにらんで、転がる小石を蹴り飛ばす。
「あるだろ。私に言うべきこととか、聞かせるべきこととか」
「今日の晩御飯は何か?」
「そうじゃない。もっと、こう、なんだ。……とか。……てる、とか」
 顔を赤くしてごにょごにょと呟く。
 その姿が可愛くて、つい意地悪してしまう。
「ごめん、よく聞こえない」
「――っ! もういい!」
 今度は怒りに顔を染め、ずんずんと先に行ってしまった。
 お前は釣った魚に餌をやらない人間だ、と吐き捨てて。
 しまった、からかいすぎたか。
 慌てて追いかけ、硬く握り締めたその手を掴んで引き止める。
 涙目で振り向く彼女を抱きしめて、その小さな耳に口を当てて囁いた。
「魔理沙、大好き。愛してる」
「、ぅあ――」
 それだけでしおしおと魔理沙から怒気が抜けていった。
 へにゃりと力の抜けた彼女の体を支えてやる。
 恨めしげにこちらをにらむ彼女の目はしかし、如何せん迫力に欠けていた。
「……ずるいぜ」
「ごめん、ごめんよ。からかいすぎたな」
 胸に顔を埋める魔理沙に、ぽかぽかと駄々っ子のように殴られる。
「○○の話は嫌いじゃないんだ。でも私は、○○の言葉が聞きたい。お前だけの言葉が欲しい」
 人から聞いた話ではなく。
 自身の気持ちをそのままに。
「ごめん。毎日魔理沙といられるものだから、つい浮かれてしまってたんだ」
 何よりも先に、何よりもたくさん言うべき言葉を。
 その言葉が最初にあったから、今こうして二人でいられるのだから。
「今日から毎日、最低三回は言うように」
「仰せのままに」
「言葉だけじゃなくて行動に移せばなお良しだ」
「望むところだ。だって俺は――」

 魔理沙への愛だけが全てで。
 釣った魚は、骨まで美味しく頂く人間なのだから。

17スレ目 >>230
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今朝の夢で魔理沙に告白された

魔「○○、お前の側にいると必ず何かが起きて飽きない。
近くで見ているだけでも楽しかったけど、私も一緒に色々やりたくなったんだ。
だから……ずっとお前の隣にいてもいいか?」

17スレ目 >>247
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「今日は七夕だぜ、○○」

「ああ、でも今日は天気が悪いから天の川でないんじゃないか?
そうなると織姫と彦星は会えないんじゃなかったけか?」

「へへ♪まあみてなよ」

魔符「ミルキーウェイ」

「…すごい綺麗だな。霧雨と天の川ってのはいい光景だな。」

「綺麗だろ?」

「ああ。でもあれだ、やっぱり天の川が見劣りしちまうなあ」

「 ? どうしてだ?」

「霧雨が天の川より綺麗すぎるんだよ。」

「なっ……す、少し雨にあたりすぎたかな?ね、熱っぽいからか帰るとするぜ!
○○も風邪ひくなよ!」

「もうひいちまったよ。風邪じゃなくて恋の病だけどなー!」

「ばっ、バカ!声がでかいっつの…!」

「じゃーまた明日な!織姫♪」

「…ばか」

17スレ目 >>394
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「○○ーっ!おはようだぜ!」
「あー・・・」
時計を見るといつもより少し遅い時間
なぜか家の中に魔理沙が居て、何かを食べてる
トースト、ベーコン、目玉焼き
おかしいな、家に食い物はなかったはずだが
「あー・・・おはようまりさ」
「相変わらず朝が弱いな」
「低血圧だからな、てかお前、だぜ、ってつけるの止めれ」
「ん?なんで、だぜ?」
コイツのそういう子供っぽい所は、まぁまだ子供なんだが
「むかしお前の親父に怒られたのがトラウマだ」
むかし、家が隣ということもあり魔理沙と俺はよく遊んでいた
ところがある日
酔った魔理沙父が、お前と遊んでばかりいるから男言葉がうつったじゃねぇか
と、わけの解らん事を言いながら里中を追いかけられた
しかも翌日そのことを覚えてないといいやがったあのおっさん
ああ、虎馬だ
「○○、朝ごはんだぜ」
さっき魔理沙が食べていたのと同じメニュー
「おい、これどうした」
「ん?実家から借りてきた」
食い物は借りてきたと言わんだろ
まぁいつもの事なんで遠慮なく食べる
しかし、魔理沙は家を出てから家事が出来るようになった
それは俺も同じだが、なんと言うか、いいことだ
幼馴染、か
何となく、違和感を覚える
「なぁ魔理沙」
「んー?なんだー?」
「昔した結婚の約束憶えてるか?」
「・・・」
「・・・魔理沙?まーりーさー?」
皿を洗いながら硬直してやがる
これぞまさにエターナルフォースbじゃなくてパーフェクトフリーズ
「おい」
肩に手を置いてゆすった
その瞬間
「○、○○!?そそそんなやくそくはおぼえてあqwせdrtgyふじこl」
嗚呼、だめだこりゃ
頭から湯気を出して混乱してやがる
こういうところは昔から変わらないなぁ
「やっぱり魔理沙は可愛いな」
「な、う、あ、ぅあ」
日焼けでもしたように真っ赤になって、言葉も出ないらしい
「それじゃあ出かけてくるから、家出るなら鍵閉めてけよ」
そう言って素早く家を出た
これ以上一緒にいるとちょっとたぶん恐らく調子に乗ってしまうからだ
今はまだ、あの初心な彼女をからかっているだけで十分なのだ
それにせっかくこんなにも幸せなのだ
ゆっくり噛み締めていたいと思うのが人間の常であろう
終ワル

17スレ目 >>406
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うだるような暑さの夏の日。小高い丘の木陰にて

魔理沙「暑い暑い暑くて死ぬぜ」
○○「五月蠅い。暑いと言われると余計暑くなる」
魔「言おうが言うまいが変わるもんか。○○、なんとかしろよ」
○「人に膝枕させといてなんつー言い草だ。そんなに暑けりゃ離れたらどうだ」
魔「やだね。膝枕やめるくらいなら暑さを我慢するぜ」
○「じゃあ我慢しろ」
魔「くぅ。人の弱みに付け込みやがって」
○「俺なんかに惚れたことを後悔するんだな」
魔「それはありえないぜ。あー暑いー……」



そよ風を感じながらだべるのも良いかなって思う


17スレ目 >>732
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この前魔理沙と人里に買い物に行った帰り
露天のアクセサリー屋で魔理沙がじっと指輪を眺めてたから
○「お!なかなか綺麗な指輪だな。値段は少し高いが買ってやろうか?」
妖怪から助けてもらったり空中ドライブしたりと日頃世話になってるからな。
魔「い、いいよ。私にはこんな可愛い指輪似合わないぜorz」
○「そうかな?俺は似合うと思うんだけどな。まあいいや。おじさんこの指輪頂戴?」
魔「いいのか?あとで返せって言っても返さないからな?」
顔を真っ赤にしながら上目遣いで見る魔理沙

○○と分かれた帰り道魔理沙は買ってもらった指輪を左手の薬指に
嵌めてみた
魔「○○からの結婚指輪だぜ!私は○○のお嫁さん。ウフフ」
都合のいい妄想をしてニヤニヤしてる魔理沙であった。

文「あややや。これはとんでもないスクープです。明日のトップは決まりですね!」


17スレ目 >>778
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○○「熱いな。あいつらなんとかしてくれ。熱はお前の専門分野だろ」
魔理沙「無理だな。私は加熱専門だぜ」
○○「ええい抱き付くな。暑いだろうが」
魔理沙「とかなんとか言いながら離そうとしないんだな」
○○「そりゃあ、好きな娘に抱き付かれて振り払う男はいないだろ」
魔理沙「ふふっ、私も好きだぜ」ぎゅっ
○○「だから抱き付くなというに」

18スレ目 >>714
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「ほら見てみろ○○。こいつ私の八卦炉で遊んでるぞ」
「大丈夫なのか?一応大切なものなんだろ?」
「大丈夫だって私と○○の子供だぜ?使い方なんてすぐ覚えるさ」
「恥ずかしいことをいいやがって…。こちらが恥ずかしいじゃないか」
「照れるなって。おっと、これはこうやって構えるんだぞ。そして『マスタースパーク』って言えばいいんだ」
「まだしゃべれないのに出るわけないだろ」
「とかいいつつ思いっきりにやけてんじゃないか。お前もかわいくて仕方がないくせに」
「だ、だから言うなって……」

「あぅーーー」

瞬間、○○が魔理沙の前で光に包まれた。
「さすが私の子だぜ」

18スレ目 >>966
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「○○ー、お邪魔するぜー」
「ん、魔理沙か。そこでゆっくりしてけよ」
「おう」

「○○、今日も泊まらせてもらうぜ」
「ん、」

「なぁ、○○。・・・好きな奴とか、いるのか?」
「ん、いるぞ」

「・・・そうか」
「何落ち込んでるんだ?」

「○○も好きな奴がいるんだなってさ」
「ああ、いるさ。好きな奴が目の前にいるんだからさ。」
「ああ、そうか。私も好きな奴が目の前にいるんだからな」


19スレ目 >>205
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(編者注:異変前、出かける時の置き手紙の話)

魔理沙は見送りして欲しそうなイメージ。


「じゃぁ、ちょっくら行って来るぜ」
「あぁ。……っと、ちょっとまて」

   ちゅ

「…気をつけてな」
「……うん」


とかそんな感じの

19スレ目 >>758
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「そうだ!
 どうせ聞こえるなら、聞かせてやるさ!
 魔理沙!
 好きだぁー! 魔理沙! 愛しているんだ! 魔理沙ぁー!
 君に話しかける前から好きだったんだ!
 好きなんてもんじゃない!
 魔理沙の事はもっと知りたいんだ!
 魔理沙の事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!
 魔理沙を抱き締めたいんだぁ!
 潰しちゃうくらい抱き締めたーい!
 心の声は心の叫びでかき消してやる! 魔理沙っ! 好きだ!
 魔理沙ーーーっ! 愛しているんだよ!
 僕のこの心のうちの叫びをきいてくれー! 魔理沙さーん!
 幻想郷にやってきてから、魔理沙を知ってから、僕は君の虜になってしまったんだ!
 愛してるってこと! 好きだってこと! 僕に振り向いて!
 魔理沙が僕に振り向いてくれれば、僕はこんなに苦しまなくってすむんです。
 優しい君なら、僕の心のうちを知ってくれて、僕に応えてくれるでしょう
 僕は君を僕のものにしたいんだ! その美しい心と美しいすべてを!
 誰が邪魔をしようとも奪ってみせる!
 恋敵がいるなら、今すぐ出てこい! 相手になってやる!
 でも魔理沙さんが僕の愛に応えてくれれば戦いません
 僕は魔理沙を抱きしめるだけです! 君の心の奥底にまでキスをします!
 力一杯のキスをどこにもここにもしてみせます!
 キスだけじゃない! 心から君に尽くします! それが僕の喜びなんだから
 喜びを分かち合えるのなら、もっと深いキスを、どこまでも、どこまでも、させてもらいます!
 魔理沙! 君が紅魔館から本を盗んでこいというのなら、やってもみせる! 」

「な、何なのあなた!?」
「あ、あの馬鹿!?」

 顔を真っ赤にするさとりと魔理沙。
 書いといて何だがさとりカワイソス(´・ω・)


19スレ目 >>881
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 「魔理沙、好きだ愛してる」
 「ああ、私も○○のことが好きなんだ」
 「魔理沙」
 「○○」
 -抱き合う二人-

 「はい、カットー。良かったですよ二人とも。これで皆も満足して、見てくれます。それにしても、ビデオカメラですか? 面白いですねーこれ」
 「まさかここにきて、ドラマをやるはめになるとはな。でも、文さん、なんで恋愛系で実名なんだ? 」
 「恋愛系なのは慧音さんが主張したからで、実名なのは魔理沙さんへのサービスです」
 「魔理沙への? ……うわっ」
 「○○に抱きしめられた、○○に好きって言われた、○○に○○に……」
 「魔理沙顔真っ赤だぞ、大丈夫か? 」
 「ひゃい!? だ、大丈夫でしゅ! 」
 「魔理沙、口調が崩れてるぞ」
 「え、あ、やばっ。べ、別に嬉しかったわけじゃないんだぜ! 抱きしめられてドキドキなんかしてないんだぜ! 」
 「? そうか、大丈夫ならいいんだ」
 「わかってないのは○○さんだけなんですが……。あなたの鈍さも、カメラに撮る価値がある気がしますよ」
 後の上映会で羞恥のあまり気絶した魔理沙がいたそうな


19スレ目 >>948
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魔理沙に今日は何の日か知ってるか?って聞かれたんだ
考えてみたけど魔理沙の誕生日じゃないし魔理沙の特別な日でもないし魔理沙の知り合いにも特に記念日はなかったし・・・
それで聞いてみると、どうやら今日はきのこの日らしかったんだよ、魔理沙詳しいなあ
感心して聞いてたら、きのこの日だからきのこ狩りに行こうって誘われたんだ
もちろん断れるわけがないよ、とりあえず身軽な服に着替えて出発したんだ
きのこ狩りって初めてだけど、魔法の森にはきのこって沢山生えてるのかなあって思って聞いてみると、
どうやら魔理沙しか知らない沢山生えてる場所があるんだって 迷ってるときに偶然発見したらしいんだ
だからこれを知ってるのは私とお前だけだ 二人だけの秘密だからな?なんて念押されちゃった
とりあえずそこで魔理沙にどれが毒きのこか、どれが取っていいか、なんてのを教えてもらって収穫開始
これがなかなか難しいんだ、取るべききのこが中々見つからなくて目立つ色の毒きのこばっかり
魔法の森自体が暗くて、気づいたら足元にあったり・・・なんてことも
その中から見つけて、慣れた手つきで持ってきた籠にきのこを入れてく魔理沙 凄いなあ、よく見えるね
まあ、ざっとこんなもんだぜ なんて得意げに言いながらひょいひょいと取ってくんだ
お前も早く見つけろよーって言われて、よーし取ってやるぞーなんて意気込んだら早速奥に見つけたんだ
取りに行こうとちょっと急ぎ足で進んでったら恥ずかしい事に木の枝にひっかかって転んじゃって
おいおい、大丈夫か?ほら、立てるか って心配されちゃった ごめんね、みっともなくて
そう思って立とうとしたら急にめまいがして倒れちゃって 魔法の森の瘴気にやられちゃったかな
霞む視界で魔理沙が慌てちゃって、俺の名前必死に叫んでて、迷惑かけちゃってごめんね
そしたら魔理沙が背負ってくれて、走ってくれた 俺はそのまま意識がなくなったんだ

目を覚ましたら元いた俺の家の布団で、すぐ近くに魔理沙がいてくれたんだ
目を開けて、ゆっくり起きた瞬間に魔理沙がよかった、本当によかった って泣き出しちゃったから
迷惑かけてごめんね、何だか今日はみっともない姿ばっかり見せちゃってるねって
そうしたら魔理沙が私のほうこそすまない、魔法の森なんかに誘っちまったせいで なんて言ってたから
魔理沙を抱きしめて、倒れて迷惑かけたのは俺の方なんだ、俺が弱かったからなんだ ごめんね
だから、泣かないで 魔理沙が笑っていてくれたら、すぐに体もよくなるよ
って言いながらぎゅっと抱きしめてあげた、けどそれでも弱々しかったと思う
魔理沙はそうか、ごめんな 早く良くなれよって頑張って作った笑顔で言ってくれた、抱きしめ返してくれた
その時の俺にはとっても強くて、とっても暖かくて、とっても安心できた

その夜、つまり今日は魔理沙に食べられるきのこでスープとか作ってもらったんだ
きのこの料理に関しては魔理沙は専門?だからね とっても美味しかったよ
こんなに美味しくて、栄養があって、魔理沙の気持ちも入った料理を食べたら、すぐ元気になるよ
早くよくなって、魔理沙と遊んで、魔理沙と笑っていたいな
それから、迷惑かけちゃったけど今日はとっても楽しかったから、またきのこ狩りに行こうね
・・・今度は、時間制限をつけて、ね


20スレ目 >>117
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うー……夜は冷え込むな、ほら暖かいお茶だぜ なんて言葉と共に出てくる緑茶
ありがとね魔理沙、体の芯まで暖まるよ 気が利く子だなあ
それにしても本当に寒くなってきたね、冬が近づいている証拠かな
魔理沙は冬が苦手らしい、俺も寒いのは駄目だなあ、家から出たくなくなっちゃうし
けれど、その代わりに魔理沙と一緒に居られると思うと嬉しい気もするね
冬でも夏でも、私たちは年中無休で一緒にいるだろう? だって、確かにそうだね
春は太陽の暖かさを受けながら魔理沙とお昼寝したり、お花見したり
夏は照る太陽の下で魔理沙と遊んだり、家で団扇で扇ぎあってたり
秋は近所を散歩して紅葉を楽しんだり、お月見をしたり
そして、冬は二人でこうして家でお茶飲んでたり、雪が降れば外で遊んだり
こうして考えてみると、魔理沙とは本当に一年中ずっと一緒だね
ああ、一緒だな これからも……ずっと一緒だぜ うん、もちろんずっと一緒だよ
さて、そろそろ寝ようか お休み、魔理沙


……なあ、……その、ちょっといいか……? 夜中に魔理沙の声がした、どうしたの?
えっとだな……その……今日は寒いから……いや……あー……
口ごもってる魔理沙も可愛いよ……じゃなくて、どうしたんだろう
よ、よかったら一緒……いや……えっと って、小さい声で聞こえる 困ってる……よーし
魔理沙、何だか今日は普段より寒いね もしよければ、一緒に寝てくれない?
二人で寝れば、暖かいでしょ?それに、魔理沙と一緒に寝たい気分なんだ、お願い
ってこっちから頼んでみた 一瞬戸惑う魔理沙、それで少ししてから嬉しそうに
……し、仕方ないな、き、今日は気分がいいから一緒に寝てやるぜ 光栄に思えよ?
そう言っておずおずと布団に潜り込んでくる魔理沙 とっても暖かいよ
その後に小さく ……ありがとな なんて聞こえた気がしたけど……気のせいかな?
その日の夜は、暖かくて、隣に魔理沙を感じられて、とても幸せに寝ることが出来たよ


20スレ目 >>153
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 よく絞ったタオルで拭いて乾かしておいた帽子を持ってくる。
 丹念にブラシをかけ、仕上げにてっぺんのとがったところを少し折り曲げた。
 まっすぐ伸ばしておいてもいいんじゃないのか、と一度言ってみたが、スタイルなのだそうだ。
 陰干ししておいた黒い服と、洗濯してアイロンをかけたエプロンをセットにしておく。
 キノコの匂いはともかく、アリスのところに行くとたまに付いてくる火薬の匂いはしばらく乾さないと取れない。
 外にいた頃ならファ○リーズでも使うところだが、幻想郷にそんなものはないのだ。
 ……そろそろ寒いし、ケープも出しておくか。

「○○、帰ったぜー」

 香霖堂へ行っていた魔理沙が帰ってきた。
 今の装いも支度しておいた服装と変わらない格好なので、
 このまま出かけてもたいして問題はないのだが、
 そこはそれ、心意気というやつだ。

「おかえり、魔理沙。八卦炉の調子どうだった?」
「ん、特に問題ないってさ。―さあて、今回の異変はどんな奴が黒幕なのかな?」

 楽しそうに笑う魔理沙。恋人としては色々心配でもあるのだが。

「じゃ、着替えてくるぜ」

 用意しておいた服を抱え、魔理沙は寝室に入ってドアを閉めた。
 まあ、異変を解決するにしろ、途中で帰ってくるにしろ、
 「疲れたぜー」とか言いながら道中の話を色々してくれることだろう。
 お茶でも沸かしながら待つことにするか。


20スレ目 >>190
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今日魔理沙と二人で普段より遠いところまで散歩に行ってきたんだ
魔理沙が今日は天気も気分もいいから散歩に出ようって提案してくれたんだけどね
普段より遠いって事は普段よりも長く魔理沙といられて、普段よりも長く話していられるんだよ
笑いながら昨日パチェがどうだったとか霊夢と話しててこんなことがあったとか話してくれて
俺も人里で近所の店に妖怪がいて盛り上がってたとか花屋に花の妖怪がいたとか話してたんだ
それで話が盛り上がってきて、いい感じになってきたからすっと手を伸ばして繋いでみたんだ
最初は戸惑ってたけど、次第に慣れたのかな、魔理沙からもぎゅっと握り返してくれたよ
話してて楽しかったからか、手を繋いだからかはわからないけど魔理沙の笑顔が見れてとても幸せだったよ
それで話の途中で遠くで何人かの子供があれってデートじゃないのー?とか話してて魔理沙が赤面しちゃうんだ
こらーっ!何言ってんだー!って魔理沙が怒ったから俺もそうだぞー!これはデートじゃなくてデートの練習だー!って言ったの
そうしたら魔理沙が顔真っ赤にして え?あ、わ、わ って返答に困っちゃって
そんで恥ずかしそうに練習なんかしなくてもだな……えっと……別に私はいいんだが……って小声で言ってて
俺がえ?って聞くとな、何でもなーい!何でもないぜー!って叫びながら走ってっちゃった
ごめんね魔理沙、今度は本当のデートに誘うよ 二人で一緒に色んな所行こう
とりあえずその後追いかけてなかった事にする雰囲気だったからさっきの通りに笑いながら話してたよ
魔理沙の笑顔は太陽よりも眩しくてとっても可愛かったよ、また散歩に……いや、デートに行こうね


20スレ目 >>237
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「なあ○○。里帰りをしたいとは思わないか?」
魔導書から目をあげると、そこには文文。新聞を掲げる魔理沙がいた。
「○○もそろそろホームシックになっている頃だろ。だからその解消をして、ついでに外界の珍しい物をたんまり頂いてくる。おいしい話だろ?」
「お前は後半が目的だろ。大体3年もこっちにいてホームシックも何もあるか」
「ちっ。ばれたか」
悪びれもせずに笑いやがった。
だが、ふむ。久しぶりに外に行ってみるのも悪くはない。電化製品を持ち込んで河童に提供したら量産してくれるかもしれんし。
でも、素直に従うのも癪なので少しからかってみよう
「さあ、外に行くのか、一悶着起こしてから外に行くのか、はっきり決めてもらおうか」
「外に行くのは良いんだがな、魔理沙。外に行ったら郷愁の念に駆られてこっちに戻りたくなくなるかもしれないぞ」
「えっ……?」
「むしろその可能性の方が高いな。なにしろ外界には親戚とか昔の友人とかがいっぱい居るしな」
「そんな……」
「俺としてはそんなリスクを犯したくないが、魔理沙が行きたいと言うなら仕方がない。すぐにでも準備をして――」
「……行かない」
ふと見ると魔理沙が涙目になっていた。
「絶対に外になんて行かない。だから、居なくならないで……」
 どうやら少しからかい過ぎたみたいだ。
これ以上はやり過ぎと判断し、魔理沙を抱き寄せると耳元で「冗談だ」と囁いた。
「へっ……!?」
 ビクッと震えた魔理沙の体を更に強く抱き締めて
「だから今のは全部冗談だ。俺が魔理沙を置いてどこかに行く訳ないだろう。なにしろお前は俺が世界で一番愛してる人なんだから」
「え……あ、う……ええええええ~~~~~~!!!」
 お、真っ赤になった。
パニックに陥っているようだったので落ち着かせるためにキスしてみた。
「ああああいあいはむっ……んん~~!」
「んっ……」
「んん……ぷはっ」
「はぁっ……は。落ち着いたか?」
「うん……落ち着いた……」
 目が多少とろんとしているが、まあ大丈夫だろう。
「でも、なんであんなに取り乱したんだ。俺がお前を好きだって普段から言ってるじゃないか」
 しばらく頭をなでた後、虚脱状態から復帰した魔理沙に訊いてみた。
「だって……○○が愛してるって……」
 そう言うとまた赤くなる魔理沙。恥ずかしいのか胸に顔を埋めてきた。
「……コホン。それで、魔理沙は外界に行きたいんだな?」
 いつまでもこの状態でいると理性が危ういので強引に話を元に戻す。
魔理沙も大分普段の調子を取り戻したようで、逡巡しながらも返事を返してきた。ただしこちらに抱き付いた姿勢のままで。
「でも、○○は本当に大丈夫なのか?」
「大丈夫って、何が?」
「ほら、いざ行ってみたら、やっぱり外の世界に残りたくなったりしないかってこと」
 どうやら俺が外に未練があるのではないかと疑っているらしい。だから不安を解消するためにネタばらしをしてあげることにした。
「魔理沙。お前は重大な見落としをしている」
「見落とし……?」
「俺の言ったことをよく思い出してみろ。俺は『外に行く』とは言ったが『外に戻る』とは一度も言ってないぞ」
「へ……でもそれがどういう……あっ!」
 どうやら気付いたらしい。元々頭の回転は良いやつなのだ。
「そう。つまり俺にとってすでにこの幻想郷の方がホームグラウンドなんだよ。だから俺がいなくなるなんて心配は最初から要らなかったんだよ」
 そう言って頭を軽く小突いてやる。魔理沙は口を尖らせて抗議するような目線を送ってきたが、やがて諦めたのか
ふっという溜め息と共に体を離し、くるりと一回転すると完全にいつもの調子で
「じゃあ外界旅行の準備を始めるか」
 まったくとんだ無駄時間だったぜ。などとぶつくさ言いながら、机に鞄や道具を並べていった。
嬉しさを隠し切れてない様子に苦笑しながら、ゆっくり魔理沙の後を追う。
どうやってマジックアイテムの持ち出しを止めるかなんて、彼女の笑顔に比べれば些細な問題に過ぎなかった。


20スレ目 >>307
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魔理沙。俺が人生で一番幸せだと思ったのは、お前と結婚できたことだ。
だから魔理沙、死ぬな。

20スレ目 >>612
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「もしもし、私魔理沙。今魔法の森にいるぜ」
「もしもし、私魔理沙。今里のはずれに……違った、もうお前の家の前に――」
ドグワァァァァン!
「ぐえっ!」
「私魔理沙。今お前の腕の中に……って大丈夫か○○!誰に殺られた!?」
「……」ピクピク
「待ってろ。すぐにこのエクステンドアイテムで回復してやるからな。ほら」
「……ごふげほっ!痛って何しやがる!」
「今流行のメリーさんごっこだぜ。知らないのか?」
「……俺が聞いたメリーさんごっこはもっと穏便だったはずなんだが」
「ごちゃごちゃ煩い奴だな。折角可愛い魔理沙さんが来てやったんだから、もっとするべき事があるだろ。
例えば抱きsんむっ……」
「……んぐ……はむ……」
「ん…んんっ……ぷはっ。いいいきなりななにすんだよ!」
「殺されかけた仕返しだ。それに魔理沙もこれが目的だったんじゃないのか?」
「わ、私はただ○○に抱き締めてもらいたかっただけで、いきなりキスされるとは思ってなかったから……」
「そうか。それは悪かったな。じゃあもう一度、今度はゆっくりな」
「ちゃんと、ぎゅってしてね」
「ああ。もちろん――」

20スレ目 >>907
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親からみかんが届いた。ダンボール1箱ある。多すぎるんじゃないか……
というわけで魔理沙、一緒に食べよっか。
「お、いいな。でもみかんといえばこたつだぜ。そろそろ出さないか?」
うーん、確かに最近寒くなってきたし……よーし、出すか。
「確かそこの押入れに入ってたよな。……そっちちゃんと持っててくれよ。」
了解了解。でも何でうちの押入れ事情把握してるんだろう……漁られたかな?
「人聞きが悪いな。物色させてもらっただけだが。」
まったく、やっぱりそうだったか。でも前見たときより逆に整頓されてた気がするから言わない事にした。

「ふう。暖まるな……冬はこたつが一番だぜ。」
こ、これがまったりしてるってやつか。至福の一時って感じの笑顔だ。
漫画だったらぬくぬくとか効果音が入るんだろうなあ。だらーんとした魔理沙可愛い。可愛いよ。
おっと、忘れるところだった。みかん持ってこよう。

「ん~♪甘いな。やっぱりみかんは美味しいぜ♪」
おー、こりゃ甘い。魔理沙も上機嫌だしよかったよかった。
たくさんあるからどんどん食べてね。
「冬はまだまだこれからなんだ。長いもんだし、ゆっくり食べるぜ」
まあ、まだ11月だしなあ。よく考えたらクリスマスも正月もまだなんだ。
楽しい行事に期待しながら、こたつでゆっくり魔理沙と喋っているとしよう。


20スレ目 >>950
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魔理沙、おめでとう!育児は大変だけど、二人で頑張っていこうね
「まあ、頑張るのは私一人になりそうだがな」
そんなこと言わないでよ、俺だって頑張るから
男の子かな、女の子かな?どちらにせよ魔理沙みたいに強気な子になりそうだけど
「そうだな、私は女の子がいいぜ。私みたいに落ち着いた乙女になりそうだからな」
俺も女の子がいいかなあ、魔理沙の可愛さが遺伝したら嬉しいしね
って、まだ気が早いかな?ああ、後名前も決めなきゃ……魔理沙は何か案はある?
「そうだな、特には……そっちこそ何か案は?」
よーし、二人で一緒に考えようか。いい名前をつけてあげないとね
とりあえず、今日はお祝いだ!美味しいものでも・・・ってつわりとか大丈夫だろうか?
「さあな。まあ、そんな豪勢なもんを食べなくても……お前と一緒にいられる。それだけで嬉しいんだ」
ありがとね、魔理沙。俺も魔理沙といられればそれだけで嬉しいよ
魔理沙これから大変そうだなあ、辛かったら何時でも言ってね、俺が助けてあげるから
「そうだな、そろそろ辛い。……くくっ」
……え?どうしたの、魔理沙?そんなに笑って……まさか?
「あはは!こんなに簡単に騙されるなんて思わなかったぜ」
あー!騙したな!むー……結構期待してたんだけどなあ。
「……まあ、私だっていつかは子供が欲しい。これだけは事実だ。それから……さっき言った言葉もな」
まったく……でも許しちゃう。俺も何時か魔理沙の子供が見たいな

21スレ目 >>10
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「……なぁ、魔理沙」
「なんだよ?○○」
「テスト勉強を教えてくれとは言ったから教科書等は分かるんだ」
「おう、当然だぜ」
「何故、俺の家に泊まる準備が必要なんだ?」
「ああ、お前の学力じゃ一時間や二時間やったところで意味がないと思ってな」
「それなら、泊り込みでやった方がいいだろ?私だってする必要はあるし」
「いや、まぁ……たしかにそうなんだが……」
「そうと決まれば話は早い、ちょっと失礼させてもらうぜ」
「いや、ちょっと待て、いろいろと問題があるだろうが」
「無いぜ」
「……その根拠は?」
「私が言うんだからな、無いに決まってる」
「ええい、お前との会話は疲れてくる」
「そいつは大変だな、私が元気が出る料理でも作ってやるからゆっくり休んでろよ」
「だから何度も言うが待て、飯を作る必要は無いだろう」
「飯を食わねば戦はできない、そういうことだぜ」
「……そうか、なら最高級に美味いものを作ってくれよ」
「はっはっは、この魔理沙さんがお前に美味すぎて今まで食べたことも無いようなものを作ってやるよ」

21スレ目 >>307
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「お待ち遠さん、魔理沙さんのお手製料理の出来上がりだぜー」
「よ、待ってました」

 食卓に着いている俺の前に、魔理沙の手で料理が次々と並べられていく。
 俺が霧雨魔法店を住み込みで手伝うようになって、半月ほどになる。手伝いと言っても、魔法の店で俺に出来る事なんてたかがしれていて、実質は単純作業や家事を肩代わりする程度だった。
 もちろん料理も俺の担当なのだが、たまに手が空いたときにこうして魔理沙が作ることがあった。

「いつもながら旨そうだな」
「当然だぜ。私の料理の腕前を知らないわけじゃないだろ?」
「ああ、よく知ってるよ」

 魔理沙は得意げに笑うが、それは決して自惚れではないことを俺は知っていた。元々自炊をしていたためか、こだわる性格のためか、魔理沙は意外にも料理が上手い。
 プロ顔負けとは行かないが、小料理屋くらいなら開けるのではないかと思えるほどだ。
 魔理沙と食材に感謝して、俺は両手を合わせた。

「いただきます」
「いただきます、っとな」

 きちんと手を合わせ、魔理沙は箸を持った。はすっぱなようで、こういうところはしっかりしている。
 俺も箸を手にとり、食事にかかる。
 まずは味噌汁を啜り、次は米の立った銀シャリを一口。うん、やっぱり旨い。
 そして、玉子焼きを口に運び……あれ?
 俺は心中で首をひねる。魔理沙の作った玉子焼きは、俺の期待した味ではなかった。不味くはないが、違うのだ。

「この玉子焼き、甘いな。あ、今一つだってんじゃなくて、砂糖の味がする」

 俺がそう言うと、魔理沙は夜にこんにちはと挨拶されたみたいな顔をした。

「なに言ってるんだ? 玉子焼きは甘いものと有史以前から決まってるんだぜ」

 そんなバカな。甘くていいのは寿司屋の玉子だけだ。

「いやいや、メシのおかずにこんなに甘いのはないだろ。こりゃお菓子の甘さだって」
「おいおい、和食ってのは基本的に塩分が高めなんだ。玉子焼きまでしょっぱくしたら成人病まっしぐらだぜ?」
「塩分が高めだからって、甘くする理由にゃなってないぞ。こんなに砂糖を入れたら糖尿病街道一直線だ」

 一瞬の沈黙、そして張り詰める空気。空気が険悪になったのを肌で感じる。
 次に魔理沙が言う一言は決まっていた。『文句があるなら食うな』だ。
 表情を固くし、魔理沙は俺から視線を外した。

「文句があるなら食わなくていいんだぜ。ここは私の家でこれは私の作った料理だ。食べたい物があるなら自分でどうにかしろ」

 予想通りだ。俺だってそう言う。
 俺の次の一言、次の行動も決まっていた。

「ああ、そうさせてもらうさ」

 俺は箸を置き、席を立つ。
 部屋を出て行くときに聞こえた魔理沙が味噌汁を啜る音と、『バカ』という呟きが妙に耳に残っていた。



 あれから一週間が経った。
 あの事件から、俺は魔理沙とろくすっぽ口を利いていない。せいぜい、仕事上の事務的な会話くらいだ。
 食事も入れ替わりに好きな物を作るか、外で済ませてくるかのどちらかだった。心なしか、魔理沙が店を空ける時間も増えている。
 魔理沙と楽しく話せないのが辛い。魔理沙の笑った顔を見られないのが寂しい。謝ってしまえばどれほど楽なことか。
 だが、悲しい哉。俺はくだらないプライドを捨てられないタイプの男だったらしい。
 何も状況は改善されないまま、さらに一日が経った。

「メシでも作るか……」

 二人で暮らしているのに、一人で食事をとるのは辛い。最近は食事をとる回数すら減っていたが、食べないわけにもいかない。
 気が進まないながらも俺は厨房へと向かう。
 すると、その途中で食事をしている魔理沙が目に入った。食が進まないのか、箸はまったくと言っていいほど動いていない。
 魔理沙も俺と同じ気持ちなら……。そんな風に考えるが、やはり行動には移すことが出来ない。
 自分の愚かさに溜息をつきつつ、俺は厨房で自分の食事を作った。

 作った料理は、玉子焼き。
 
 玉子焼きを含むいくつかの料理を盆に載せ、俺は食卓に向かった。食卓では、未だに魔理沙が食事を続けている。
 気まずいものを感じながらも、向かい合わせに食卓に着く。

『げ』

 俺は心の中で舌打ちをした。よりによって、魔理沙が食べているのも玉子焼きだったのだ。
 だが、後に退くわけにはいかない。俺は手を合わせ、黙々と食事を始める。
 何だか魔理沙が俺をチラチラと見ている気がする。言いたいことがあるならさっさと言えよ。……俺。
 俺が聞き取れるぎりぎりの小さな声で、魔理沙はぼそりと言った。

「……旨いな」

 ああ、そうかい。そりゃ魔理沙さんのお作り遊ばした甘ーい甘い玉子焼きは美味しかろうよ。俺は腹が立った。
 怒りを感じつつ、俺は自分の玉子焼きを乱暴に口に運ぶ。旨いさ、ああ美味しいですとも。
 そして、魔理沙は最後の一切れになった自分の玉子焼きにゆっくりと箸を伸ばした。

 ……くそっ!

 俺は素早く箸を伸ばし、魔理沙の玉子焼きを奪い取った。そして、一気に口に放り込んで咀嚼する。
 唖然としている魔理沙の前で、俺は玉子焼きを飲み込んだ。

「あー、旨い! 甘い玉子焼きも旨いじゃねえか、こんちくしょう! ……って、あれ? しょっぱい!?」

 そう、魔理沙の食べている玉子焼きはしょっぱかったのだ。
 顔を伏せながら、魔理沙は言った。

「……だから言ったろ。旨いな、って」
「魔理沙……」

 俺は自分の作った玉子焼きを箸で摘む。そして、それを魔理沙の眼前に突き出した。

「魔理沙、口開けろ」

 訝りながらも魔理沙は口を開けた。俺はその口内に玉子焼きを放り込む。咀嚼し、飲み込む魔理沙。

「……甘い」
「……だから言ったろ。旨いな、って」

 しばしの沈黙。そして、俺たちは同時に笑った。
 俺は魔理沙の気持ちが手にとるように分かった。つまらない意地を張っていたのがバカらしくなったのだ。

「いや、甘い玉子焼きも旨いな! 魔理沙が作ったからかもしれないけどな!」
「しょっぱい玉子焼きも悪くないぜ。……お前が作ったからかもしれないけど」

 どちらからも謝罪の言葉は出ない。そんなものはなくても通じ合っているから。
 甘いのも存外悪くはない。これからは両方作ろうか。
 甘いのもしょっぱいのも、俺と魔理沙の人生には必要だろうから。

21スレ目 >>590-591
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何故そうなったのかわからない。

「どういう風の吹き回しかしら?」
「さぁ」

ありのままのことを話そう

「魔理沙がメイド服を着ている」

「パチュリーが「本を返さなきゃ呪い解かないって言ってたぜ」
話によれば、魔理沙が紅魔館へ本を狩りに行ったとき、出された飲み物を飲んだら体が動かなくなって
その隙にパチュリーや妖精メイドの手で強制的に着替えさせられたらしい。
着替えても気がつけばメイド服に着替えてしまうらしい。
うん、パチュリーGJ。
「自業自得ね、ってか窃盗はれっきとした犯罪で・・」
「返す意思はあるぜ」
「嘘つけ、外の世界じゃ窃盗を繰り返すことは「病気」って言われてるんだぜ?」
「ひどいぜ」
「で?なんで私のところに来たの?」
「霊夢の力で何とかならないか?」
「なるわけ無いでしょ」
「ちぇー」
「まぁまぁ、ちゃんと本を返せば解いてくれるんだろ」
「ああ、らしいな」
「返そう」
「いやだ」

ごん!

「叩くぞ」
「いてて・・・叩いてから言うなよ・・」
「だったら書き写して写本作ればいいでしょ」
「めんどくさいぜ」
「まったく・・・でもメイド服姿も可愛いからな・・このままでもいいか?」
「え?」
「パチュリーには悪いけどね・・・メイド服似合っているぜ」
「ほ・・本当か?」
「ああ、これで「ご主人様何なりとご命令を」といったら最高だな」
「ご主人様、何なりとご命令を」
「パチュリーに本を返してきなさい」
「やっぱそうなるか?」
「ああ」

結局、魔理沙は本を返したらしい。
で、呪いは解いてもらったらしいのだが、メイド服はそのまま貰ったらしい。

「今日から私は○○のメイドだ、何でも言ってくれ・・主に夜伽とか夜伽とか・・」
「じゃあ境内の掃除お願いね」
「私は○○のメイドだぜ?」
「じゃあ境内の掃除お願い」
「ひどいぜ・・」


21スレ目 >>701
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「ということで、魔理沙結婚してくれ」
「なにが『ということで』だ。鼻血撒き散らして悶えながら言っても
全然うれしくないんだぜ…。もうすこし、こう雰囲気をだな……」
「わかった、わかった。……魔理沙結婚しよう」
「切り替えの速さは随一だな。指輪を準備していたってことは決めて
いたのか?」
「もちろんだ。今日はお前に『渡すぞ!』という心持ちでここにき
た。いささか予想外の展開だったが」
「……」
「お前の気持ちを聞かせてほしい」
「そこまでストレートに言われて、指輪まで用意されたら断るわけに
はいかないだろ。もちろんOKだぜ!むしろお前しかだめだぜ!」
「それならば遠慮なく――ガバッ」
「ちょっ!?いきなりか」

「あんたらここが神社だってこと忘れてない?」

『……』

21スレ目 >>706
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 幻想郷に来て随分と経ってしまうが、住み込めば何だかんだいって何とか
なってしまうのは良いことであり、立派な利点であると思う。
 眠くなるような春を過ごして魔理沙と出会い、飛び立てるような夏を乗り越えては
落ち佇む秋にすとんと落ち、やがては冬に抱かれる。季節は変われど、変わらないことが
一つ。
「俺、あの娘に告白するんだ!」
 たったそれだけだったが、それ故に重要だった。魔理沙はいつもいつも「そうかそうか」
と適当に頷いたり、「まあ、頑張れ」と軽く流したりと、逆にそのアバウトさが
ありがたかった。相談を持ち込めるほど、これといったプランも考えていなかったし。

 そうして、意中のあの人と何度か話した、弾幕ごっこに巻き込まれたりもしたが
何とか生き残った。雑談をして笑わせたり、時には失敗したこともあったが、けして
赤の他人ではなかったはずなのだ。だから、
「俺、あなたのことが好きです」
 と呟いた時は、恥ずかしくも「やった」と先走った。
「ごめんなさい。私には、好きな人がいるんです。本当にごめんなさい」
 だからこそ、「返事をくださり、ありがとうございました」と誤魔化すほど
ダメになっていた。

 意中の人と別れたところで、雨が降った。こりゃあ実にありがたいと思って
走り回った、人気の無いところで笑って踊ったりもした。泣いてなんかいないと
意識したが、その時点であれなのだろう。
 疲れたので、草むらの上に座った。よかった、あの人は真髄に応えてくれた、それが
ひどく嬉しい、

 ばさりと音がした。何事かと思えば、星柄の傘を差し向けられていた
「何をやっているんだ、お前は。風邪を引くぜ、そのまま死ぬ気か」
 雨でよく見えなかったが、誰かはすぐに分かった。
「それだけは駄目だ、お前は大切な友人、いや、人なんだからな」
 ため息をつかれて、
「カッコ良かったぜ、お前。さあ、今度は私が頑張る番だ」
 それだけを言い、にかりと笑った。

21スレ目 >>734
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 日も沈みかけた頃、俺は自宅への道を急いでいた。
夜は妖怪が出て危ないからというのもあるが、今日は面白いものを見たから余計に足も弾む

「ただいま」
「おかえり○○。今日は早かったな」

 扉を開けると、案の定魔理沙が当たり前のような顔をして寛いでいた。もはや見慣れた光景である。
脱いだコートをハンガーに掛けながら背中越しに返事を返す。

「ああ、さっき面白いものを見たからな」
「面白いことってなんだよ。詳しく話せ」
「いやぁ、今日村外れを歩いていたらな、たまたま見ちゃったんだよ」
「何をだ?」

 そう言って身を乗り出してくる魔理沙。その隣に腰を降ろし、魔理沙の額を指でくいっと突きながら言ってやった。

「お前とアリスの恋人さんが話してる所をさ」
「へっ!? ま、待ってくれ○○! それは誤解だわわ私はただあいつの――」

 言った途端に真っ青になって慌て始めた魔理沙。それをまあまあと手で制して。

「安心しろ。浮気だとは思っちゃいないさ。あいつの相談を受けていたんだろ?」
「そ、そうだぜ。焦らせるなよなまったく」

 ほっとした顔で悪態をついてくる魔理沙。誤解された訳では無いとわかって安心したのだろう。
しかし俺はこの油断を逃さなかった。

「でも良い事を聞かせてもらったよ。『押しても駄目ならもっと押せ、それでも駄目ならもっと押せ』だっけ?」
「なっ……! 聞いてたのか!?」

 不意を突かれて慌てる魔理沙に、とびっきりのにやにや笑いを付けて言ってやる。

「そうかそうか。お前にとって『差出人の書いてないラブレター』は押してるうちに入るのか」
「わーっ!! それはもう忘れろー!!」
「そんでもって押し倒すってのは俺の50m後を毎日尾行したことか?」
「知らん!! そんなこと私は知らない!!!」

 耳まで真っ赤に染めて恥ずかしがっていたが、とうとう顔を炬燵布団にうずめてしまった。

「ぅぅ……あの時はどうかしてたんだ……あれは本来の私じゃないんだ……」

 というか声も若干涙声になっていた。すこしやり過ぎたかな。
仕方がない。未だ突っ伏したままの魔理沙をそっと抱き寄せ、耳元で囁いた。

「でも、あの魔理沙も俺を好きなんだと分かった時は嬉しかったんだぜ?」
「……」
「まさか相思相愛だと思ってなかったから、もしあの時ラブレターを送られなかったら、一生お前に気持ちを伝えなかったかも知れない」
「……本当に?」
「ああ、本当さ。臆病で慎重だったからな、あの頃は」

「だから、あのときはありがとう。魔理沙」

 ようやく顔を上げた魔理沙の、前髪を優しく梳いてやる。頬にはまだ少し朱が残っていたが、大分普段の調子を取り戻したようだ。
その証拠に

「それじゃあ私達が恋人になれたのは私の押しおかげだな。感謝しろ」

 なんて軽口まで言い出した。
生意気な小娘の額をぺしっと打って、「馬鹿め。あれは押しの内に入らねえよ」と言い返すと
「うう……○○は意地悪だ……」
とわざとらしく胸に顔をうずめてきたが、すぐに堪え切れなくなったのかくつくつと笑い出し、

「くく、ふふふふふ!」
「くふっ、あはははっ!」

やがて二人で大爆笑していた。

「――はははは、はぁ……はぁ……一体なにしてんだろな、俺ら」
「全くだ。とんだ時間の無駄だぜ」
「いつの間にかこんな時間か。そろそろ晩飯つくるらないと」
「今日は私が作る。あ、でもその前に――」

 ちゅっ

「じゃあな。とびっきりの料理を作ってやるから楽しみにしてろよ」

 そう言って台所に駆けて行く魔理沙の頬はさっきと同じくらい、いやそれ以上に赤く染まっていた。

「……デザートは食後だっつうの」

 料理ができるまでに、この頬を元に戻すのは大変そうだ。

21スレ目 >>963
───────────────────────────────────────────────────────────

「なあ、お日様の香りって確かダnモガッ!?」
「しっ! そういう事は思っても言ったらダメだ
 それに、あれは単に>>36の発想が単純なだけだろ」
「……○○の方が酷い事言ってないか
 ところで私はどんな香りがするんだ?」
「魔理沙の香りかぁ。そうだな、茸の胞子のにお……ちょっ!待て冗談だ!
 だからそんな涙ぐんで落ち込まないで!」
「じゃあ本当はどんな匂いなんだよ……」
「(グイッ)すぅ……。うん、女の子らしい甘い薫りがするな」
「なっ……!! お、お世辞言っても何も出ないぜ」
「お世話じゃないさ。その証拠に魔理沙の薫りならいつまでも嗅いでられるぞ」
「へっ? って馬鹿どこ嗅いでんだ! あっそこは駄目ひゃあっ!」

23スレ目 >>37
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その日魔理沙から伝えられた頼み事は、普段の突拍子もないお願いとは違う、
激しく素っ気無い内容だった

魔理沙『次の休みは体を貸してもらおう』
俺「どのようなご用件で?」
魔理沙『それはひみつなんだぜ』
俺「りょうかいなんだぜ」

妙な迫力に負けて、力仕事やらされるかもとガクブルしながら
返事した俺をよそに、休み当日の早朝、
異変明けの竹林から真っ直ぐ俺の家に来た魔理沙は、
ぽやぽやした顔で「やくそく、やくそく」と嬉しそうに呟きながら
俺をベッドに引っ張り込み、そのまましがみ付いて
幸せそうに眠ったのでした

23スレ目 >>136
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バレンタインに魔理沙からチョコもらったのはいいが、
「ホワイトデーは、3倍返しが基本らしいじゃないか。
 乙女の気持ちの3倍なんだ、物なんかじゃ返しきれないぜ?」
って、言われたんだが……一体何で返したらいいのやら……。

ちょっと霖之助さんに相談してくるか。

23スレ目 >>373
───────────────────────────────────────────────────────────

魔理沙に不意打ちでキスしたらどうなるか、気になったので早速実行してみた
「魔理沙」
「どうしtんんっ!?」

振り向くと同時に抱きしめて唇を奪う。魔理沙は眼を大きく見開いて何が起きたか理解できない様子
小さい黒目が目まぐるしく動いているのがかわいらしい。あ、目が合った

「な、なにすんだよっ!!!!!」
「うわっ」

状況を理解した魔理沙にいきなり突き飛ばされた
しかももんどりうって椅子に思いっきり頭ぶつけた

「痛ってぇ……何ってキスしたんだが」
「きっ……キスするにしてももっと雰囲気とかあるだろ! いきなりされたら私だって……その……心の準備とか……」
「いやぁ、不意打ちでキスしたら魔理沙がどんな反応するかながっ!?」

言いながら立ち上がろうとしたら急に視界が横に流れた
自分が倒れたと気づいたのは床に転がった後

「○○っ! 大丈夫か!?」
「あ……れ……? 立ち上がれない……?」
「ちょっと見せてみろ……うわ、瘤になってるぞ。急いで冷やさないと」

慌てたように台所に走っていく魔理沙
と、すぐに氷嚢を持って帰ってきた

「ほら、これで冷やしておけ」

そう言って俺の頭に氷嚢を当ててくる
一瞬ズキリと痛んだが、すぐに熱を奪われる心地よさにかわる
しかし、いくら心地よいと言っても冷たいものは冷たいわけで

「魔理沙、冷たすぎる」
「少しは我慢しろ。冷やさないと大変なことになるぞ」
「せめて頭の反対側ぐらい温めてくれよ。具体的には膝枕で」
「なっ……! 何馬鹿なこと言ってんだよ!なんで私がひ、膝枕を――」
「魔理沙が突き飛ばさなければこんなことにはならなかったんだけどなー」
「そ、それはお前がいきなりキスなんかするから……!」
「ああ、床と氷嚢の両側から冷やされるのは寒いなぁ。このまま凍死しちゃうかもなぁ」
「そんな、この程度で凍死するわけが――」
「寂しいなぁ、たった一人の恋人に膝枕もしてもらえず死んじゃうのか。こんなことならもっと人生楽しんでおけば……」
「ああもうわかったよ!! 膝枕すればいいんだろ!!」

振り向いて見上げると、顔を真っ赤にした魔理沙が顔のすぐ横にすとんと座るところだった

「膝枕してくれるの?」
「おまえがやれって言ったんだろ!やらなくてもいいならやらなくてもいいん――」
「んじゃ遠慮なく」

言い終わる前にぽふっと音をたてて魔理沙の膝の上に移動する
打ち付けた後頭部には氷嚢が置いてあるので、当然うつ伏せになるわけで
やわらかい感触と共にふわっとした香りが鼻腔いっぱいに広がった

「んー魔理沙の匂いがする」
「ちょっ!何やってんだこの変態!」

傷つくなぁ……

「だって魔理沙いい匂いするんだもん。なんというか……女の子の薫り?」
「う、うるさい! すこし黙ってろ!」

黙ることにする
そうすると、魔理沙の荒い息使いとか、魔理沙の心臓がドクドク脈打っている音が聞こえてきた
その音をもっとよく聞こうと魔理沙のお腹にぎゅっと耳を押し付ける。びくっと震えた気がするが気にしない
しばらくすると、魔理沙も落ち着いてきたのか脈もゆっくりしたものになり、呼吸と共に上下する腹部の動きも一定のリズムを刻み始める


「魔理沙」
「な、なんだよ」
「お前に膝枕されてたら眠くなってきた。というわけで寝る」
「へ? え、ちょっとまてまだ――」

まだ何か言っている魔理沙の声を子守唄に
俺は太ももに顔をうずめたまま意識を手放した。


23スレ目 >>909
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「いい湯だな」
「ああ、高いのを買ったからな」
今日はいい風呂の日ということで、俺と魔理沙は博霊神社の温泉に来ている
俺と魔理沙の間にはお猪口と徳利を載せたお盆が浮かんでいる
「酒の話じゃねえよ。お前ちょっと飲み過ぎじゃないか?」
「そんなことないぜ。私は酒に強いんだ」
「真っ赤な顔で言われても説得力がないな。風呂で温まってるとアルコールが回るのも早いんだから抑え気味にしとけ」
「分かったよ。なるべくそうする」
それからしばらくの間、二人でちびちびと飲みながら何を喋るでもなくゆっくりとした時間を過ごす

「なあ○○。もう少しそっちに寄っていいか?」
徳利が空になった頃魔理沙が尋ねてきた
普段なら聞きもせずに飛び付いてくるのに今回わざわざ尋ねてくるのはお互い裸だからだろうか。
「駄目なわけないだろ。魔理沙ならいつでも大歓迎さ」
「ん……ありがと」
身を寄せてきた魔理沙はそのまま腕を絡ませ、更にこてんと肩に頭を乗せてくる
空いている方の手でそっと頭を撫でてやる。濡れた髪は普段にも増して艶やかに見える
「○○……」
「どうした?」
「キス……して」
「……酔ってるか?」
「そんなことどうでもいいじゃないか。駄目?」
ああもう! そんな潤んだ瞳に見つめられて断れる訳ないだろ!
腕を魔理沙の腰に回して抱き寄せ、もう一方の手で顔を上向かせてぐいっと唇を押しつけた
後ろで茂みがガサリと揺れたが当面見なかったことにしよう


24スレ目 >>148
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「魔理沙ー、いるかー?」
「おう、いるぜ。どうしたんだ○○?」
「抱きしめにきた」ガバッ
「いいいいいいきなりどうしたんだ○○!?普段はこういうことしないのに」
「いや、お前が前にキスしないかって言ったから、ハグしにきた」
「どういう理屈だよ…」
「キスの方が良かったか?」
「あ、いや、その……うん」

そこまでよ!まではいかなかったものの部屋のなかは砂糖だらけ
オマケに文屋にネタにまでされたけど気にしない
好きな人と一緒にいられるのだから

24スレ目 >>760
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「いい天気だ。なぁ魔理沙?」
「そうだな、○○。それにここには私たちだけ。いい天気、いい景色を独占だぜ」
「そうだなぁ・・・‥眠くなってきたな…ふぁ」
「お、おい。寝るなよ?」
「魔理沙ぁ、背中借りるよー」

そういうと○○は魔理沙と背中合わせになり眠りはじめた

「ちょ!?まて、寝るな……ってもう寝てる」
「Zzz……まりさぁ…まりさぁ…Zzz」
「! 私の夢を見ているのか!?」
「んむぅ…まりさぁ…かわいいよぅ…すきだぁ…zzz」
「!!!……回りに射命丸の気配はないな………よいしょっと。
 それにしてもこいつの寝顔かわいいな」

○○の頭を足の上におき、じっと寝顔を見つめる魔理沙
一方の○○はなんとも幸せそうな顔をしながら時々寝言を言っている

「油断しすぎだぜ……襲ってもいいのか?いやまて、外でそれはまずい。
 しかしホントいい天気だ。私も眠くなってきたぜ…ふぁ」

しだいに魔理沙も睡魔に負け眠りについた。前かがみに

後日、文々。新聞には○○と魔理沙のキスシーンらしき写真が掲載され
その日に妖怪の山からやたらとバカでかい光線が発射された


24スレ目 >>771
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「――よっと、ここなら見えるかな」
 魔理沙は箒から降り、地面に足をついた。
 
 互いに想いを伝えあった○○。外来人の彼の身体を、魔法の森の瘴気は確実に蝕んでいた。
 永琳の診断と紫の伝手で、一度外の世界に戻って療養することになった○○は、今日博麗神社から外の世界に出る。
 魔理沙は、見送りに行かなかった。行けなかったのだ。
「ちゃんと帰ってくるから」
 と○○は言ったけれど、それでもきっと泣いてすがりついてしまう。
 ○○の身体をきちんと治すためには、止めてはいけないのに。

 上を向く。こぼれずにとどまった涙で、にじんだ青空が見えた。
 空に向けて、八卦炉を構える。
(……○○)
 想いを込めて、魔理沙はマスタースパークを放った。
(見てるか、○○。これが私の恋心だぜ)
 光の柱は、きっと博麗神社からも見えているだろう。
(必ず、帰ってこいよ)
 表面張力に耐え切れなくなった涙が、一筋頬を伝った。


元ネタは、昔つべで聞いた某曲の東方替え歌から。○○の位置には本来魅魔様が入るけれど、
ある意味では本来の歌詞より涙を誘うシチュだと個人的に思ったので、イチャスレ変換してここへ。


25スレ目 >>68
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魔理沙遅いなぁ。
そう言えば向こうに居る金髪のポニテにキャミソールとミニの女の子、結構可愛いな……でも誰かに似てるような。
……って見てたらこっち来たぞ?

「……あの……?」

「馬鹿、私だよ」

「魔理沙!?」

今の娘、魔理沙だったのか……気付けなかった。

「見た瞬間に気付いてくれよ、張りきってオシャレした私が馬鹿みたいじゃないか」

「普段のイメージと全然違うから気づけなかったよ……」

「それは私にはこんな格好似合わないって意味か?」
やば、怒ってる。

「違うよ!
むしろ物凄く似合ってる。
それに魔理沙のイメージが凄くよい方向に変わったかも」

「今までどういうイメージだったのかは聞かないが……。
まぁ、気に入ってくれてるようでよし」

「うん、凄く可愛くて気に入った。
惚れ直したよ」

あ、魔理沙顔赤くなった。
そして誤魔化すために咳払いする。

「んじゃ、メシでも食おうぜ。
あ、○○のオゴリだからな」

「なんで!?」

「気づかなかった罰だ。
昼飯ひとつでチャラなんだから安いもんだろ」

「仕方ないか……」

「他の奴にばれないように口調も変えてみるかな。
……うふふ、それじゃ行きましょっ、○○」

25スレ目 >>105
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夜になると急に浴衣姿の魔理沙が尋ねてきて、近所の川まで連れ出された。
そういえば今日は七夕だったっけ。
橋の欄干に2人してもたれかかり空を見上げる。
世界を二分するかのような壮大な天の川、聞こえるのは川のせせらぎと蟲の声だけ。
まるで別世界にきたみたいだ。

「知ってるか? 天の川は愛する2人を分かつ哀しみの川なんだぜ」
「織姫と彦星? とてもロマンチックな話だよね」
「話を三途の川に置き換えたら、お盆が1年で1回だけ出会えるイベントってことになるのかね」
「似たような話はどこでもあるもんだね」
「なあ、2人でアホ面晒して星空を見上げるよりも、もっと大事なイベントがあるとは思わないか?」
「何かあったっけ?」
「……」
「ああ浴衣がとても綺麗だね! だから無言でミニ八卦炉を構えるのは止めようね!!」
「そうじゃなくて。まったく気の利かない奴だぜ……お?」
「どうしたの?」
「下を見てみろよ」

俺は言われた通りに欄干から下を覗き込む。
静かに流れる水面には、天の川を背景にして橋の上で寄り添う2人の姿が映りこんでいた。

「さしずめ今の私達は再会した恋人同士ってね、なかなかロマンチックじゃないか」
「うん、とても絵になってるね」
「鈍感なお前に期待したのが間違いだったよ……」
「……?」
「はぁ、こうなったらストレートにいくか……いいか、一回だけしか言わないぞ……」

「キス、して……」


25スレ目 >>264
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「○、○○ぅ」
「どうしたんだ魔理沙!?そんな今にも泣きそうな顔して!何かあったのか!?」
「○○は私のこと嫌いになっちゃうの?」
「へ?なんで俺がお前を嫌いになるんだ?」
「だって、この前『小さい胸の方が好きだ』って言ってたから。だから私の胸がヒック…大きくなったらヒック、嫌われ……うわぁぁぁん○○!!わたしのこと嫌いにならないでえええ!!お願いだからずっと側にいてえええ!もう、もう独りは嫌なんだよぉぉぉ!!」
「おい魔理沙落ち着け!」
「嫌ぁ!絶対離さな――」
ぎゅっ
「?!」
「落ち着いたか?ちゃんと俺の話聞こえてるか?聞こえてたら一回頷いて」
「よろしい。お前に言いたいことが2つある。第1に、俺が魔理沙を嫌いになるわけがないってことだ。そんなことは絶対にありえない」
「でも、小さい胸が好きだって――」
「それだよ。第2に、俺は小さい胸が好きなんじゃない。お前の胸が好きなんだ」
「じゃあ、私の胸が大きくなっても……」
「何度も言わせるな。俺が好きなのは胸の大きさじゃない。常に最新の魔理沙が大好きだ」
「じゃ、じゃあずっと私を好きでいてくれるの?」
「ああ」
「ずっと側にいてくれるの?」
「ああ」
「私を独りぼっちにしない?」
「ああ!」
「○、○○ぅ!!!」
「おい、また泣くのかよ……まあ、今度のは仕方ないか」
結局、泣き付かれた魔理沙はそのまま寝てしまった
手を放してくれなかったのでその日は何もできなかった。



後日談
「○○!見てみろ!」
「今度はどうしブッ!」
「私が○○を想う強さと胸の大きさが比例したんだな、Gカップはあるぜ。おっと、乙女の胸に気安く触っちゃダメだぜ☆」
「……」イラッ
プスッ
パァン!
「……」
「……」
「……右の風船も割ろうか?」
「……遠慮しとくぜ」

25スレ目 >>545
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○○「なぁ魔理沙」
魔理沙「断るぜ」
○○「無視して言うが、浴衣にトンガリ帽子はどうよ?」
魔理沙「だから断ると言っているぜ。これはわたしが魔女である証だ!わたしの魂だ!」
○○「ま、確かにそのままでも充分カワイイけどね」
魔理沙「む、そりゃ含みが有る言い方だな」
○○「風情と情緒を代償に奇抜さと斬新さを得たとだけ言っておく」
魔理沙「む~~………」
○○「ちなみに、こちらにエプロンドレスと浴衣を感性に任せて合成した外界流ミニ浴衣がございます。
どうせやるなら行き着く所まで行ってしまうのも一つの手かと」
魔理沙「ハァ……わかったよ、ごまかされてる気がするがそれにするぜ」


25スレ目 >>723
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月見と言ったらお月見団子だろ
というわけで魔理沙と二人でお月見団子を作ってみた
小さくてきれいな丸型になのが魔理沙が作った団子
大きくていびつなのが俺が作った団子
団子の山を二つ並べると、その差は歴然としていた

魔理沙の作った団子はつやつやしてて美味しいな、と言ったら
○○の作った団子は食べ応えがあって美味しいぜ、と返ってきた
肌寒くなってきた夜空も、お互いの体温をより感じられるなら悪くはないな、と
肩に寄り添う頭を撫でながら思った

25スレ目 >>932
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「まさかあんたが結婚とはねぇ」
「なんだ、そんなに意外か?」
「意外よ。物凄く」
ここは魔法の森の人形館、つまりアリス亭。
「魔理沙みたいな奇特な子に結婚申し込むあの人は相当奇特ね」
「おいおい、私は普通だぜ?」
魔理沙とアリスは紅茶を啜りながら何気ない会話を交わしていた。
「……あとあいつへの悪口は許さないぜ」
「あら、冗談よ?」
「そうでなかったらこの家全部マスタースパークで消し飛ばすところだぜ」
「あなたが奇特、って所はわりかし冗談でもないけど」
「なんだと?」
軽く睨む魔理沙の視線をアリスは軽く受け流し、作り置きのクッキーに手を伸ばす。
むぅ、と魔理沙は一回唸ったあと睨むのをやめて自分もクッキーに手を伸ばした。
「魔理沙は」
「ん?」
「緊張しないの?」
「なにがだぜ」
「結婚よ」
魔理沙はアリスの問い掛けに少しだけ考えた。
「……うん、式は緊張するかもな」
「式だけ?」
「あいつとの生活自体は結婚してようがしてまいが変わらないからな」
「そういうものなの?」
「私はそう、ってだけで他人に当てはまるかどうかはわからないぜ」
「ふぅん……」
またクッキーに手を伸ばす二人。
少しだけの沈黙。
魔理沙が口の中に残っているクッキーを紅茶で流したとき、アリスが口を開いた。
「……ちょっと早いけどね」
「ん?」
「結婚祝い、作ったのよ」
「本当か?」
「本当よ。ちょっと待ってて」
アリスはタンスの一番下の段から大きな紙袋と、小さな紙袋を一つづつ取り出してテーブルの上に置いた。
「はい」
「早速開けていいか?」
「いいわよ」
「じゃあこっちの大きい方から開けるぜ」
「蝮とか百足とか毒蜘蛛入っていても知らないわよ?」
アリスの軽い皮肉を無視して魔理沙は袋の中身を確認した。
二つ、大きくYesと書かれた枕が入っていた。
「あはは、これイエスノー枕って奴か? 夜の意思表示が出来るって……い……う……」
「どうしたの?」
「なぁ、アリス? 何で裏面もイエスなんだぜ?」
「あら、ノーにしたい日なんてあるのかしら?」
「い、いや、確かに無いが……で、でもこれじゃあイエスイエス枕じゃないか!?」
「問題ないじゃない」
「いや、まぁそうなんだが……って何言わせてくれてるんだ! と、とにかく有り難く頂戴するぜ! 小さい方も開けるからな!」
「はいはい、どうぞ」
アリスの微笑に顔を真っ赤にしながら小さい紙袋を開けていく魔理沙。
「全く……これは人形?」
その人形は、魔理沙と彼ににとてもよく似ていた。
「どうかしら、かなりうまく作れたと思うんだけど」
「……あぁ」
魔理沙から返ってきたのは生返事。
でもアリスは怒らない。
何故なら、魔理沙が自分の作った人形に見惚れてくれているから。
魔理沙が二人の人形の手を繋がせたり、背中合わせにしていたりしたから。
「……アリス」
「うん」
「ありがとう」
「……改まって言われると何か照れるわね」
「……帰るぜ。はやくあいつにも見せてやりたい」
「わかったわ、またね」
「ああ」
玄関に立て掛けてあった箒を手にとり、ふわりと浮き上がる魔理沙。
そして飛び立とうとした時、
「魔理沙!」
「ん?」
「言ってなかった。……結婚おめでとう」
「……ありがとう」
帽子の鍔で表情を隠した魔理沙は、そのまま大空に向かって加速した。


25スレ目 >>936
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○「魔理沙、わかってるな」
魔「ああ、わかってる」

さわさわ

○「これ以上はヤバいぞ」
魔「わかってる。私だって蒐集物をおじゃんにはしたくない」

なでなで

魔「んっ……でもこれぐらいなら」スリスリ
○「おい馬鹿…!膝の上に座るだけでも危ないのにそんなことしたら……!」

カサッ

○「……なんか崩れ落ちたぞ」
魔「私と蒐集品……どっちが大事?」
くそっ……そんな切なげな目で見上げられたら応えないわけにはいかないじゃないかっ……!
○「悪いのはお前だからなっ――」
魔「んんっ!……ちゅ……はふぅ……」
○「……ぷはっ。お前が一番大事に決まってるだろ」
魔「はぁ……はぁ……ばか」

ぎゅっ


26スレ目 >>183
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 いくらトシを食っても、時折、一人で眠ることが怖いことがある。
 特に電気があまり発達していない幻想郷は、暗くなると中々どうして明かりを確保しにくい。
「ああ、しまった。寝る前だから盛り上がるだろうと思って、怖い本を読んでしまったのは失敗だった」
 そういうことだった。
 無理矢理眠ろうとすれば寝られるのが人間の便利なところなのだが、割り切れるほど強くも無い。
「よう、お邪魔するぜ」
「うわッ、魔理沙か」
「何故に驚くのかが理解できないな。いつものことじゃないか」
 ノックもしないのはどうなんだ、と反論したい。
 だが、人が増えるのは都合が良かった。
「眠るところなのか?」
「こんな時間だしな」
「そうか、わかったぜ」
 そうして、魔理沙が鞄から寝巻きを取り出す。へえ、と小さく頷き、
「え?」
「だから、一緒に寝るんだろ?」
「なんでそんな話になったのかが分からない。理解させてくれ」
「別に赤の他人と眠るわけじゃないんだから構わないぜ」
 寝巻きにパッパと着替え、そのまま布団の中に入り込んでくる。
「……なんでここに来た」
「今日は一人で眠れる気分じゃなかったから来たんだぜ」
 まあいいや、と思う。人の温かみがあるだけで、こんなにも違う。
「じゃあ、おやすみ」
「ああ、おやすみ――しかし、まいったな」
 なにが。表情でそう質問する。
「やっぱり、好きな人と眠る方が気持ちがいいな」
 ああ、
 それなら、いいや。そうして、眠ることにした。
「一緒にいさせてやるからな」
 魔理沙が手のひらを優しく握り締めてきたが、それでもよかった。


26スレ目 >>525
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魔理沙が「白玉楼は12時以降は全員就寝か……」とぶつぶつ呟きながら良からぬ事を考えていたので
背後から抱き締めて耳元で
「おとなしく一緒に寝るか、一悶着あった後に無理矢理抱き枕にされるか、どっちか選べ」
って囁いてみたんだ。そうしたら
「む、無理矢理抱き枕が……いい///」

魔理沙さんそれもう無理矢理じゃない

26スレ目 >>621
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「○○いた~。といっくおあとひーと」
仮装パーティーと言う名の宴会が始まって早数時間
自称宴会マスターこと魔理沙は開始早々から酒瓶を片っ端から空けた挙げ句、呂律も回らない状態になって戻ってきた
魔理沙は黒を基調とした背中に羽と尻尾の付いた悪魔の仮装をしていた……はずなのだが
どこから拾って来たのか頭にはジャックオランタンの帽子を被っていた

「何言ってるのか分からねえよ。とりあえず水を飲め」
「お菓子じゃないとだめだぜー。甘いものをくれないといたずらしちゃうぞ~」
座っている俺の膝に乗り、胸に顔をうずめてくる魔理沙。こりゃ完全に酩酊状態だな
水を飲ませる必要があるのだが、何度飲ませようとしても「甘いものじゃないとやだ」の一点張りで飲もうとしない
こうなったら最後の手段を使おう。コップの水を口に含む用意をしておいて
「魔理沙、甘いものをあげるからこっち向け」
「甘いものってなんっ!?……ちゅ……こくっ……」
「……くちゅ……ん……」
肩に回した腕と頬に添えた手で逃げられないようにがっちりホールドして、魔理沙の口腔内に水を流し込む
最初は強張っていた魔理沙だが、すぐにコクコクと喉を鳴らして水を嚥下する
口に含んだ水が無くなっても、唾液すら飲もうとばかりにざらっとした舌を絡めてくる
こっちも負けじと舌を絡める。魔理沙の歯の裏側をこそげとるように舌を動かすと
残っていた酒の味がじわっと舌先から伝わって来た
「ちゅ……ぷはっ。ふぁぁ……。っ…!い、いきなりなにすんだよ!」
「少しは酔いがさめたか? 顔真っ赤になってるぞ」
舌を離した後も放心状態だった魔理沙だが、回復したと思ったら顔を真っ赤にして怒り出した
「酔ってるのはお前だ!周りを見てみろ!!」
言われて辺りを見回すと……

あっけにとられている顔
顔を真っ赤にして目を逸らす顔
ニヤニヤ笑いながらこっちをみている顔

目線を下にやると、ますます顔を真っ赤にして涙目で見上げてくる魔理沙
本人としては睨んでいるつもりなんだろうけど、上目遣いでやられても迫力がない、どころか誘っているようにしか見えない
「……魔理沙」
「なんだよ」
「毒を食らわば皿までって知ってるか」
「…っ!!」
返事する間も与えずもう一度唇を塞いだ
周りからおおっという歓声がしたが気にしない。さっきより強く、さっきより深く口付け合った



翌朝、自分の取った行動の恥ずかしさにのたうち回るのは別の話


26スレ目 >>744
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ここは、とある魔法使いの家。その家の屋根の上で○○はボンヤリと景色を眺めていた
秋も深まって寒くなってきたが、たまにこんな暖かい日もある
今日は自分のほかにも、こうして日向ぼっこしている人がいるかもしれない
そんなことを考え、起きるともなく寝るともなく、横たわっていた

この家の主である恋色魔法使いは、現在研究に没頭している
一応、恋人同士であるが、このような場合も珍しくはない
というと、何だか倦怠期を迎えているのかと思われそうだが、そうでもない
何も、四六時中ベタベタするだけが恋人というわけでもないだろう。

少し眩しいので目を細める。寝転がっている私の目には綺麗な青空が映っていた
所々に雲がのんびりと流れている。あたりは静かなので鳥の鳴き声や木々が風になびく音もよく聞こえるのである
「空は…青か」
ボンヤリとした頭で私は何となくそんなことを考えた

「雲は…白。葉っぱは緑。木は茶色……太陽は黄色で…」
とりとめもなくそんなことを考えていたとき、急に私の視界に影が差した
ハッとして上を見ると、この家の主、霧雨 魔理沙がいつの間にかそこに立っている

「何だ、○○寝てるのか?風邪をひいても知らないんだぜ?」といって心配そうな顔をしている
「いや、大丈夫。ちょっとウトウトしていただけだよ」
私がそういうと、魔理沙は「そうか」と少し笑いながら言った。そして、おもむろに私の横に座った
「なかなか、屋根の上も気持ちがいいもんだな」といって、少し背伸びをした

風がまた優しく吹いている。魔理沙の綺麗な髪が風に吹かれてお日様にキラキラと輝いていた
何とはなしに見とれていると、「な、なんだよ。あんまり見つめないでくれ」と恥ずかしそうに帽子を目深くかぶってしまう
そんな彼女を見ていると、ふと疑問がわいてきた

「魔理沙…恋は何色なんだ?」
「ふぇ?…な、急にどうしたんだ?」と真っ赤になって少しあわてている
「いや、何となくね。知らないのか?……恋色魔法使い様でも、わからないんだねぇ…」
と私がいうと、少しプライドに触れたらしく、さらに真っ赤になってこういった
「よーし、そこまでいうのなら教えたやるぜ!あ~……少し目をつぶってくれ」

言われたとおり目をつぶると、「ぜったいに目をあけるなよ?」と念を押してきた
「はいはい、わかったよ」と言いかけたとき、私の唇を魔理沙の唇が塞いできた
そのまま、彼女の体を抱きしめながら、しばらくお互いの唇を重ねあっていた
やがて、お互い名残惜しそうにゆっくりと唇を離すと、細い唾液の糸が光っていた

「どうだい、恋が何色かよ~くわかっただろ?」といって、少し赤くなりながら魔理沙はいった
ああ、これが恋の色なんだなと私は思った。そして、答える変わりに、もう一度彼女を抱きしめたのだった


え、恋は結局何色だったのかって?
まあ……それは、秘密ってことd


26スレ目 >>757
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 人の里を歩き回ってはや数時間。ただの人間である○○と魔理沙は、休憩所で腰を下ろす。
 それまで両者はずっと手を握っていて、そして今もなおそうしている。魔理沙は笑顔で、○○は
やや緊張した面持ちで。
「なあ、魔理沙」
 うん? と魔理沙が視線を傾けてくる。
 ずっと肌と肌とが触れ合っていたからか、溜まっていた感情が爆発しただけなのか。
「おっ」
 ○○は、魔理沙を抱き寄せる。そうしたくてたまらない、好きでどうしようもなかった。
「魔理沙。俺はただの人間だし、勇気もないし、能力もない。だからこそ、俺のことを好きでいてくれて
本当にありがとう」
 きょとんとした表情の魔理沙だったが、やがては笑顔となり、
「なんだ、そんなことか。気にするなって、能力持ちの方が珍しいんだから」
 多分、と言い加え、
「それにさ、お前はずっと私のことを見てきてくれたんだろ? なら、言うぜ」
 そうして、魔理沙はいつも通りの笑顔で言うのだ。
「ずっと私だけを見ていればいいぜ」
 目のゴミを取るかのような気軽さで、魔理沙は○○に小さな口付けをする。
「ずっと一緒にいてくれるんだろ?」
 当たり前の回答をするはずなのに、口が動かない。何を考えているのか自分でも
全く分からなかったし、呼吸すら自然と忘れていたのかもしれない。そんなことも
把握できていなかった。
 そうして数秒後に、
「ああ、当たり前じゃないか!」
 言ってやった。
 魔理沙は満足そうに、歯を見せながらにかりと笑っていた。


26スレ目 >>781
───────────────────────────────────────────────────────────

「よし、ポッキーゲームをしようぜ」
「唐突だなー、突然だなー」
「人生そんなもんだ。さ、ポッキーがここに一本あるからやろうぜ」
「ほいほい」
 しゃあないとばかりに、魔理沙から差し出されたポッキーを口に含む。
 そんな○○を見て、魔理沙ときたらケラケラ笑っているのだ。
「んむう」
 ポッキーゲームなんて遊びは始めてなもので、緊張してしまう。
 ましてや相手は魔理沙、好きな相手も魔理沙。その魔理沙がほぼ近距離に
いるのだからたまらない。
「んー」
 ポッキーゲームっておっかないなぁとか思っていれば、既にポッキーの半分が
無くなっており、ぼりぼりという音とともに魔理沙が至近距離にまで突撃していた。
「!?!?!?!?」
 バクつきながら○○に近づき、当たり前のように魔理沙と○○と唇とが触れ合う。しかも
ちょっとした接触ではなく、深く、長く、味わうように口付けをされた。
「ん~~」
 魔理沙が声を唸らせながら、その両手を○○の首に回す。
 ○○も魔理沙のペースに飲まれたか、いつの間にか魔理沙の両肩を柔らかく掴んでいた。

「ポッキーゲームって楽しいな」
 にっかりと、何事もなかったかのように魔理沙が笑っている。
 全く、こいつは、
 そんな魔理沙が好きだ。


26スレ目 >>862
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145 :名前が無い程度の能力:2009/11/26(木) 01:20:37 ID:koHwDvv20
    炬燵に魅了されて行動範囲が狭まった魔理沙の眼前に蜜柑を差出し、
    食べようと身を乗り出してくるのを見計らい徐々に引き寄せて、
    蜜柑を食べたいが炬燵から出たくないというジレンマで悩む魔理沙を勢いの限り愛でたい

151 :名前が無い程度の能力:2009/11/26(木) 15:48:52 ID:5gDSVVwk0
    >>145
    やってみたらミニ八卦炉を突き付けられて「今すぐ蜜柑を渡すか黒焦げになってから渡すか選べ」と脅された
    しかも「反省の印として皮をむいて食べさせろ」って・・・

    まあ、むき終わるのはまだかとこちらの手元をそわそわと覗きこむ様子が可愛いいから良いんだけどね
    はいむき終わったよ。え?食べさせるのがまだ? 『食べさせろ』ってそういう意味だったの!?
    仕方ないな……ほら。あ、こら魔理沙それは蜜柑じゃなくて俺の指だ


27スレ目 >>145,>>151
───────────────────────────────────────────────────────────

ふむ。やってみる価値はあるな
というわけで魔理沙に愛してると言ってみた

「知ってるぜ」
あれ、反応薄いな。顔真っ赤にして慌てるリアクションを期待してたんだけど
「そりゃあ、毎日毎日愛してるって言われたら流石に慣れる」
呆れたような視線を送り返してくる。そうか、同じ言葉を言われ続けたら飽きても仕方ないか
今日からは少し控えるようにするよ
「え!? あ、いやそんな意味で言ったわけじゃ――」
急に慌てはじめる魔理沙。その頭にぽんと手を乗せてくしゃくしゃと髪をかき回してやる
突然の出来事に「あ……え……」と間の抜けた声を出していたが、からかわれた事に気づいたのか顔を真っ赤にして手を振り払われた
「お前わざと言ったな!!」
はて何のことだか
「乙女心を弄んでおいて、このっ!」
うわ暴力はやめ――

すとん。と腕の中に軽い感触
思わず瞑った目を開けると、すぐ下に金色の髪と小さな体
「何度言われてもうれしいに決まってるだろ。ばか」
知ってるよ
本当?と見上げてくる魔理沙の頭をゆっくり撫でる。今度は振り払われなかった
愛してるって言う度にお前の口元がうれしそうに緩んでるんだ。わからないわけがないだろ?
「……もう一回だ」
ん?
「もう一回愛してるって言え。それで許してやる」
お安いご用で、と背中に回された腕をほどいて体を離し目線を合わせる
愛してるよ魔理沙
「……ふん」
ぷいっと後ろを向いて行ってしまった
だが、その顔がさっきよりうれしそうだったのは見逃さなかった


27スレ目 >>375
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魔理沙を訪ねてみればリボンでこんがらがって転がっていたという……

「えーと……見なかったことにして立ち去るのと、記憶に焼き付くだろうけどこのまま助けるのとどっちにしようか」
「両方」
「無茶じゃね!?」
「そうだ! 目隠しで助けてくれればいい! それで万事解決だぜ!!」
「落ち着け!!」


その後何でこんがらがってたのかわからない振りして、魔理沙が自分で理由を言うまで問い詰めたい。
小一時間ほど問い詰めたい。

27スレ目 >>450
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 胡散臭い遺跡が見つかったから、そこに行こうと魔理沙に持ちかけられた。
 勿論「危なさそうだから嫌だ」と断ったのだが、魔理沙ときたら引っ張り出してきた。こういう時は
人出が欲しい、とか言って。

 そうして辿りついた場所は、幻想郷には似つかわしくない遺跡だった。極めてエジプト臭い。
 アクション映画を少しかじった身からすれば、絶対的に嫌な予感がする。しかし魔理沙の足は止まらない。
「面白そうな場所だな。ここに宝が転がっていなかったら訴えられるんじゃないのか?」
「帰りてえよお」
「弱音を吐くなよ。山分けする程度の知能ならあるぜ?」
「山分けなんざいいから命をください」
 そいつは出来ない相談だな、とばかりに魔理沙はすたこら。非難がましい目で見つめる、が。
 そんな勇ましいひねくれ魔理沙が、○○は好きだった。

「スカラベだーッ!!」
「うわっ、なんだこれっ?」
「ッ! このっ、やめろっ!!」
 魔理沙の衣服に貼りついたスカラベの一匹を、気合ではぎ取る。それを地面に投げ捨て
がしがしとスカラベを踏みつける。
「悪い!」
「いいから何とかして!」
 スカラベは、魔理沙のスペカでどうにかした。こんな場所でマスタースパークは着火出来ないが。

「魔理沙危ないッ!!」
 魔理沙はとっさに箒を真横にし、スケルトン兵の剣を防ぐ。しかし魔理沙は細腕であり、力負けしているのだが、
「やめろーッ!!」
 怖さを怒りで破壊し、スケルトン兵めがけタックル。意外とあっさりと吹き飛び、
「マジックミサイル!」
 緑色の矢が発射され、スケルトン兵が粉砕される。あっけなかった。
「また助けられたな」
「いやいや」
「お前、こういうこと向いているんじゃないのか?」
「まさか」
 苦笑する。でも、何だか体温が上がってきた。楽しくなってきた。

「二人同時にこのボタンを押さないと、焼かれるらしい」
 と、石版には描かれてある。
「そうか」
 そうして、○○はためらうことなく人差し指をボタンに向ける。
「なんだ、命はもういらないのか?」
「お前も押せ」
「へいへい。でも、何でそんなあっさりと、怖くないのか?」
 確かに怖いことは怖い。
 だが、ボタンを押す相手は、
「お前と一緒なら怖くない」
 気取るように笑う。魔理沙はきょとんと眺めた後、
「ああ、私のことが好きなのか?」
 にっこりと笑った。
「ああ」
「そうか、やっぱり私は想われていたらしい」
 そうして、
 あっさりとボタンを同時に押した。

28スレ目 >>626
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「異変解決に行かなくていいのか?」
「こんな寒いのに出かけるのは嫌だぜ」
「また霊夢に先をこされるぞ」
「手柄なんてくれてやるよ。それよりもっと強く抱きしめろ、寒い」
「はいはい」
「んっ……」

うちの魔法使いは駄目だ

28スレ目 >>758
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「魔理沙、これを着てくれ」
「ん」
 水着だった。
「魔理沙、これを着てくれ」
「ん」
 ワンピースだった。
「魔理沙、これを着てくれ」
「ん」
 バニーガールだった。
「少しは照れるという風情はないのかぁ!?」
「ん? お前は私を見て喜んでくれるんだろ? なら、それでいいじゃないか」
 そう言われると、その通りであるので仕方が無かった。

28スレ目 >>800
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「よー○○、お邪魔していたぜ」
 他人の家にお行儀よく不法侵入するは、霧雨魔理沙である。
 勿論これが初めてなどということはなく、手慣れた調子でこれを繰り返しているのだ。
 およそ朝七時。まだ朝早く、○○が目覚める時間帯ではないことも魔理沙は知っている。
 雀の声が空気に弾み、明るくなった世界に染まりきっていない冷たい空気の中で、
「まだ寝ているんだな。まあ知ってたが」
 帽子をとり、そのまま○○が眠っている布団の中にもぐりこんだ。
「さて、寝るか」
 ○○と向き合いながら寝転がり、自分の手を○○の手に重ねる。
「おやすみ」
 そうして眠った魔理沙の顔は、随分といい笑顔だった。

28スレ目 >>806
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  ○○「へぇ~魔理沙って料理も上手かったんだな」
魔理沙「へへっ、まぁ私も女だからな」
  ○○「これなら男から引く手数多だろうな」
魔理沙「よせやい、褒めすぎだぜ」
  ○○「いやいや、これなら毎日食べてても飽きないぞ」
魔理沙「……それなら、毎日作ってやろうか…? 」
  ○○「からかうなよ、そういうのは未来の旦那様にやってやりな」
魔理沙「…そうだな、お前の言う通りだな」

次の日から魔理沙が弁当を作って俺のところに来るようになった。
こいつ、俺の言ったこと分かったんじゃないのかよ…。


28スレ目 >>857
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「出来たぁぁぁぁッ!!」
 立体物が出来た、渾身の一作だ。
 作業の最中は、怠惰にもなったし嫌にもなったし興奮したこともあった。しかし完成が
近づくにつれて、言いようのない高揚感と、睡眠時間をやけに気にするようになってしまったものだ。
「さて、寝よう」
 喜ぶのは明日だ。今は体力が失われてしまっている。
「よお、一人で眠れないからここで寝、ん?」
 脈絡のない来訪者にビビリが入るが、その本人、霧雨魔理沙も目を丸くして何かを見つめている。
 視線の先は、間違いない。今完成したばかりの立体物だ。
「あ、それは、」
「お! 遂に完成したのか。いいなあ、凄く上手いじゃないか。完成品ってすこぶるたまらないよな」
 魔理沙も何だかんだいってクリエイターであるから、こういうところは分かってくれているのだろう。
「少し触っていいか、少しだけ」
「ああ、構わない」
 他でもない魔理沙の頼みだ。
 ためらいはなかった。
「よし――よし、うん、満足だ」
「いいのかい? 凄く短かったけれど」
 ああ、と魔理沙は頷き、
「お前が作ったものを最初に触るのは、私の役目だ。何といったって、お前は私のものであるし、私は
お前のものなんだからな」
 表情を変えず、一切こんなことを言える魔理沙は凄いと思う。もう大好きだった。

28スレ目 >>881
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魔理沙は魔法の研究とかで俺が先に寝ることが結構多いんだ
それで翌朝起きると俺の腕を枕にして寝てるわけ。当然魔理沙をどけて起きるなんて事できるわけ無いから
仕方なく二度寝を決め込むんだけど、そうすると次に目がさめたときに魔理沙はもう起きていて
「私より先に寝たくせに遅く起きるとはねぼすけだな」と得意げに言ってくるんだ
その顔が可愛い過ぎるせいで俺はずっとねぼすけのままだ

28スレ目 >>913
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魔理沙「よう、○○!」

○○「魔理沙…その格好は…」

魔理沙「ああ、これか…
    私の○○がさ…私の物のくせに浮気性だから…
    取り戻そうと思って私も、強くしてもらったんだよ…」

------弾幕ごっこ終了後-------

魔理沙「○○ーーーーーッ!」

魔理沙「○○、お前に…お前にだけは見捨てられたくないんだよ…」

魔理沙「さあ、こいよ○○!目ぇ覚ましてやるよ!」


そして魔理沙は落ちる。


(編者注:元になった>>738~>>743の流れは「ブレスオブファイアⅤ」のものと思われる)

29スレ目 >>850
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「という訳で魔理沙。お前も能力使うの禁止な」
「嫌だぜ」
「やけにきっぱり言うな。それに普段から魔法をそれほど使ってるわけじゃないだろ?」
「だって……恋の魔法が解けてお前が私を好きじゃ無くなったら嫌なんだ……」
「……お前まさか、俺に精神干渉系の魔法かけて無理やり好きにさせてないだろうな」
「!? そ、そんなことしてない! 私はそんな卑怯なことしないぜ! 信じてくれ!!」
 くすっと笑って、必死な形相の魔理沙を抱き寄せた
「冗談だよ。魔理沙はそんなことしないって、俺が一番分かってる」
「なっ…!こ、この馬鹿野郎!!」
「ごめんごめん。泣きそうな顔のお前を見たらついからかいたくなったんだ」
「このばか……。絶対許さないぜ」
「それは困るな。何でもするから許して欲しい」
「じゃあ、もう少しこのまま」
「お安い御用で」
ぎゅっ

30スレ目 >>225
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「へへっ、おじゃまするぜー」
「……魔理沙うちに泊まる時いつも人の布団の中に入りたがるよな」
「んー、実を言うとさ、昔香霖と一緒にこうやって眠ってたんだ。
 で、懐かしくなったんだけど今更一緒に寝てくれなんて言えないだろ?
 だから○○なら許してくれるからこうやって一緒に眠ってるんだぜ」
「そうか……」
「そうだぜ。あ、寝てるからってヘンなことしちゃだめだぜ。胸揉むくらいなら許すけど」
「揉むほどないくせに」
「……そのうち大きくなるもん。じゃおやすみー」

(……俺、魔理沙に兄代わりにしか思われてないのかぁ。ちょっと悲しい。こっちは心臓バクバクで眠れそうにないのに)



 ――後日
「はぁ? 魔理沙がそんなこと言ってたのかい? 僕は一度もそんなことした覚えはないよ」
「えっ?」
「……まぁ、そのうち魔理沙もちゃんとお願いしてくると思うよ。そうか、もうそんな年になったんだな……感慨深いな」


 その頃魔理沙は一人でほくそ笑んでいた。
(ふふっ、香霖には悪いけど、まだこの手は使わせてもらおう。……いつかはこんな言い訳せずに一緒に眠れるようになるといいなぁ)


30スレ目 >>458
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探究心の強い魔理沙の場合、色々試してみるけど結局呼び捨てに戻る、ってのもいいな

「○○……じゃなかった。えーと、こほん……だ、ダーリン?」
「なんだいハニー」
「うあ、なんでそんなさらっと返せるんだよ。
 あーだめだ、私には合わないぜ。やっぱり名前で呼ぶことにする」

なんてのを繰り返したりとか

※編者注:関係によって変化する○○への呼称、という話題で


31スレ目 >>863
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なんとなくそうめん食ってたけど
幻想郷じゃそうめんも簡単に食えないんじゃないかなぁとか思った

茹でるのにかまど使って汗だくになり
冷たい水確保するのに汗だくになり

そうやって食べるそうめんのなんと旨いことか!

と思ったら、いつの間にか家にいた魔理沙にあらかた食われていた

とか


32スレ目 >>85
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「魔理沙、少しは片づけた方がいいよ」
「……後でやる」
「洗濯物もだいぶ溜まってるよ?
 ――洗濯しないでドロワを積んでおくと、ドロワタケが生えてくるよ」
「!?」
「さすがに自分の恋人がそんなことになるのは嫌だし、仕方ない、俺が……」
「い、いやいい! なんだか洗濯でもしたい気分になったし私がやる!」

「いくらなんでも自分のドロワをあいつに洗濯されるのは恥ずかしいな。
 あ、でも二人で一緒に暮らすようになったら家事を分担したりして……
 うん、なおさら駄目だ。嫁入り前からドロワ洗わせるなんてお嫁さん失格だぜ」

魔理沙は変なところで乙女だったりするような気がする


32スレ目 >>611
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外でやるような愛情表現を幻想郷なりにやるとかもいいよね

魔理沙「ブレイジングスターを5回光らせて――」

    あ・い・し・て・る

魔理沙「――のサインだぜ!」
 ○○「嬉しいけど、妖精とか毛玉とか色々巻きこんでるぞー」


32スレ目 >>637
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さて・・・クリスマスイブだ。
ケーキよし、ワインよし、チキンよし、と。

おっと、来たな。
「おじゃまするぜ~」
いらっしゃい、準備は出来てるぞ。
「お、○○の料理はおいしいからな、楽しみだぜ」
毎回来ておきながら何を言うか。
ま、とりあえず

「「メリークリスマス!」」


32スレ目 >>661
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ふう、今日は暑かったぜ…
春になったと思ったらこれだもんなあ。

夜になれば肌寒いものの、もう春も半ば。
霧雨魔理沙は飛んでいた箒から降りて思った。
ふと見ると、思い人の◯◯が玄関先にいた。
「よう魔理沙。今日も遅かったな。」
「◯◯!でもこんな遅くにどうしたんだ?」
嬉しそうに声を弾ませる。◯◯もにこやかにこう言った。
「日頃お疲れの魔理沙ちゃんに腕枕でもしてあげようと思ったんだ。俺も魔理沙の近くで眠れるし、一石二鳥だろ?さ、中に入ろうぜ。」
「そりゃいいかもな。巷で流行りの腕枕かー。…て、はっ!」
「どうしたんだよ魔理沙」
(今日は森を歩き回ってすげえ汗かいたんだった…女のくせに汗臭いまま◯◯に腕枕なんてされたら…他の子はいい匂いとか言われてるのにかっこ悪いし恥ずかしいぜ…!)
「あっ、明日早いんだった!き、今日は悪いけど一人で寝たいなあ~なんて…」
「でも待ってたんだぜ?会いたかったから眠気を我慢して来たのに」
「でっでも…」
「じゃあ仕方ないからお姫様抱っこもつけてやるよ。意外と甘えん坊なんだよな魔理沙は。」
ひょい、と持ち上げる。
「きゃっ!」
普段は男言葉な魔理沙が、女の子らしい声を出す。しかも赤面付き。
「今日はやけにかわいいな!暴れると落ちちゃうぜ?さ、姫、ベッドへ…」
「◯◯のばかあー!!」
「うぐっ!?」
あわれ◯◯に右ストレートが入る。
家の中に走り去る魔理沙。
次の日から、魔理沙は体用の消臭剤の研究に入ったという。
(わたしだって、◯◯と腕枕したいんだぜ…)


33スレ目 >>112
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○○「お前のリボン結構痛んでるな」
魔理沙「ああ、毎日つけてるしな」
○○「このリボン・・・」
魔理沙「ん? 私にくれるのか、プレゼントか?」
○○「そ、そうだ」
魔理沙「ありがとな」
○○「ほら、結んでやるから。こっちこい」
魔理沙「こ、これでいいか」

魔理沙「どうだ似合ってるか?」
○○「似合ってるよ」
魔理沙「なんで、ずっと顔真っ赤なんだ?」
○○「し、知らん!」


紅魔館の図書館でのパチュさんとの会話

魔理沙「よう、また借りに来たぜ」
パチュ「盗みに来たんでしょ。前の持ってった本返しなさい」
魔理沙「また今度な」
パチュ「くっ・・・。ところであなた、リボン変えたのね」
魔理沙「○○がくれたやつだぜ。似合ってるだろ!」
パチュ「そうね」
魔理沙「○○は顔真っ赤にして結んでくれたけどな。なんでだろうな?」
パチュ「あなた魔法使いなのに『結び目の呪』を知らないの?」
魔理沙「なんだ、それ?」
パチュ「相手の意識を縛る術。相手を束縛するための魔術よ」
魔理沙「それって・・・」
パチュ「あなたがどこでもかしこでも飛んで行くから、飛んで行かないようにしたかったのね」
魔理沙「ちょっと、○○の所に行ってくるぜ」
パチュ「・・・・・・まったく・・・魔法使いのくせに知らないなんてね」

魔理沙はきっと攻撃系の術とか魔法以外は知らないと思うんだ。
いぬかみ!に目を通してたら『結び目の呪い』が出てきて、ちょっとだけ使って見たくなったんだ。
留まることのない豊作の風を縛って捕まえれるのだから、白黒の魔法使いも捕まえられない訳がないさ


33スレ目 >>380
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里で目に付いた線香花火、何を思ったのか購入していた

家に帰り夕飯の支度中に居間から誰かが歩く音が聞こえてきた
夕飯の分量を一人前多くして調理続行、完成。

二人分の料理を盆に載せ居間へ戻ると案の定彼女がリラックスしたようすで座っていた
「お邪魔してるぜ」
「せめて家主に挨拶ぐらいしろよ」
「今したぜ?」
「言うと思ったよ」
「それじゃ、いただきます」
俺が作った料理を魔理沙は遠慮のかけらもなく食べ始める。
いつものことなので俺も気にせず食事を始める

食後、食器を運び終わった俺に魔理沙は満面の笑みを浮かべて昼間買った線香花火を俺へ見せてきた。はいはい、わかりましたよっと

家の前で俺と魔理沙の持った線香花火パチパチと火花を散らす。
その小さな花火に照らされた楽しそうな魔理沙の笑顔は…


33スレ目 >>383
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「膨大な知識の中に真実を探究する、それが魔法使いというもの
 ……だ、そうだ。パチュリーの受け売りだけどな」
「魔理沙はどう? 残酷でも不幸せでも、真実を追い求めるのかい?
 それとも真実から多少外れてでも幸せになりたい?」
「うんにゃ、どっちも違う。私の魔法は恋色だからな。
 ○○、お前とずっと一緒に笑ってられるのが私の真実だ。
 だから、残酷で不幸せな真実なんてものは初めっからないんだよ」

あれ、なんかどっちかというと魔理沙の方がギャルゲの主人公みたいに


33スレ目 >>405
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俺の朝は、目の前で可愛らしい寝息を立てて眠る金髪の少女を揺り起こすことから始まる。
許されるならば、このまま寝顔をしっかり脳に焼き付けておきたいがそうも言ってはいられない。
「む、むぅ……うん?」
「おーい魔理沙、起床時間だぞ」
毎朝決まった時間に起こせと口うるさいクセに必ず寝起きが悪いのが彼女の特徴の一つだ。
「ぉあ……○○か。 ふわぁ……」
呑気に欠伸を一発かました彼女が、伸びをしてベッドから這い出てくるのはそれから少ししてからのことで、朝食の準備をしているタイミングである。
朝食、と言ってもバリエーションは決して豊富ではない。
今日は炊きたての白米に豆腐の味噌汁、形の悪い卵焼きに今日は少し厚めに切ったベーコンという和食に申し訳程度の洋食を加えた献立。
少し野菜が足りてないな、と自省する傍らで席に座った魔理沙はこれまたいつものように飯の催促を始める。
「○○ー、私はもう待てないんだぜー!」
「ほら、米と卵焼きはできてるから」
先に出来上がったメニューを配膳するなり、魔理沙は小さく笑った。
「どうした?」
「んー、やっぱまだ形が悪いな。 私はまぁ寛大だから目を瞑るけどな」
何を偉そうに……、と思わないでもないが、何を隠そう俺こと○○は魔理沙の家に居候という形で住まわせてもらっている。
交換条件として身の回りの世話や家事を担うことになったのだ。
「悪かったな。 でも、最初に比べればマシになったろ?」
「あれは流石の私も驚いたぜ? まさか、でろんでろんのバナナの皮みたいな物体が卵焼きだって言うんだからな」
最初の日、彼女のリクエストに応える形で初めて挑んだ卵焼きは見るも無残な見た目となったのは良い思い出である……と信じたい。
まさかあれほどに巻くのが難しいとは思っていなかったことで、かつて母が作ってくれたキレイに巻かれた卵焼きが如何に熟練された技術の上に成り立っているのかを、身を以て知ることとなった。
それからは、卵焼きだけは欠かさず毎日作っている。
「もう一息で綺麗に巻けるんだがな……。 やはりフライパンの形状が丸いと難しいな」
「長方形のフライパンか……香霖堂で借りて来よっか?」
「いや、いいよ。 というか、それ犯罪だから」

女は、何かと俺の不便を補おうといろいろな物品をどこからともなく調達してきてくれる。
あるときに出処は何処なのかと問うと、何やら歯切れの悪い返事だったことからさらに深く問い詰めると彼女曰く借りてきたという名の窃盗を働いていたことが露見。
そこから彼女の感覚が、俺の知る一般的な道徳とはズレていることを痛感し、盗みイクナイ!とひたすらお小言を続けていると次第に家の中の盗品も目につかなくなっていった。
増えないのは彼女の自制と俺の教育の賜物であって、減っているのは俺が持ち主(ほぼ香霖さん)に返却したからである。
「はぁ……。 なんか自分の家なのにやりづらいぜ」
「かと言って今更ほっぽり出されてもな」
「今だったら霊夢のとこでもどこでも住めるだろ?」
無関心を装う一方で、口を尖らせて拗ねる魔理沙はとてもじゃないが頭を撫でずには居られないほどに可愛い。
しかし居候と家主という関係から抜け出せていないうちは、迂闊に触ることは憚られる。
「……世話役、要らないか?」
代わりに少し意地悪な質問をぶつけると、今度はムッとした表情を浮かべる。
「どうしてもって言うなら、家出してもいいんだぜ?」
言葉はどこまでも可愛くない奴だと思いつつも、同時に意地を張る彼女に可愛らしさを感じるという奇妙な感情が俺の心を満たす。
「一人でろくに飯も作れないくせに。 正直助かってるだろ?」
「いつの間に偉そうな態度を取れるようになったんだぜ? 食費も私持ちなの、忘れたのか?」
「冗談だよ。 養ってくれて本当に助かる」
「……いきなりしおらしくなるのは反則だぜ?」
頬に僅かに朱が差し、目線を外される。
いつもなら帽子で顔を隠すところであったが、生憎朝食時には被っていない。
これが今の彼女の精一杯の照れ隠し、抵抗であった。
「……よし、飯食って今日も出かけてくる!」
先の態度から一転、活発な表情に切り替わった彼女にはもう照れや恥じらいのような感情は窺えなくなっていた。
「っておい、飯はゆっくり噛んで食え!」
そして、喉を詰まらせて俺が助けるのも毎朝のこと。
ごく僅かに変化していく彼女との日々がどんな結末になるのか、誰にも予測できないだろう。


34スレ目 >>335-336
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魔理沙スレを見てたら幻視
場所はファミレスで

魔理沙「じゃあ私はこのステーキと、オムライスと…」
○○「よく食うなー」
魔理沙「○○は頼まないのか?」
○○「俺はドリンクバーだけでいいよ」
魔理沙「?」

魔理沙「うっぷ、もう食えない。○○、あとはやるよ」
○○「こうなるだろうから頼まなかったんだ」

あれ、イチャってない

34スレ目 >>513
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学校や会社でいじめられて帰ってきたら東方キャラが慰めてくれる・・・というのもいいな

俺が帰ってくる
魔理沙「またいじめられたんだろ?今日は何されたんだ?」
俺「魔理沙が作ってくれた…あの弁当、窓から捨てられたんだ……
ああ…魔理沙が作ってくれた弁当、食べたかったなあ…」
魔理沙「そう落ち込むんじゃないぜ。弁当なんてまた作ってやるぜ。
それにいじめられて傷ついたその心、私が癒してあげるぜ」
俺「ありがとう……魔理沙(号泣)」

34スレ目 >>787
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別段逆でも全く構わないけれど、個人的に
霊夢はお弁当作ってもらう側、魔理沙は作ってあげる側のイメージ

 魔理沙「うーん、和食派の私としてはやっぱり弁当箱だよな。
      ……ご飯の上に紅ショウガでハートとか描いてみようか。
      いやいや、待て。さすがにそれは○○も恥ずかしがるかもしれないぜ。
      でもか、かか彼女なんだしそれぐらいやったって……いやしかし……」
パチュリー「あんたねえ、仮にも魔女なら惚れ薬を入れるか入れまいかとか、
        そういうことで悩むところじゃないの?」
 魔理沙「うわ、いつのまに!? 入ってくるならノックぐらいしろよ!」
パチュリー「うちの図書館から勝手に持っていった外界の本、
        『彼氏に作ってあげちゃおう! お手軽お弁当レシピ』を返してもらいにきたんだけど」
 魔理沙「まあちょっと待て。死んだら、いや、これ作り終わったら返すから。えーと……」


34スレ目 >>928
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短編・魔理沙
空を見上げる。
夜空に浮かぶのは薄ぼんやりと輝く真ん丸な月。邪魔なネオンの光もないここでは、月の光が眩しくさえ見える。
季節は夏、しかし夜ともなれば昼間の暑さも少しは和らいでくれる。
月の光を見上げながらマッチをこすれば、灯った小さな灯りが寂しい夜を少しだけ照らしてくれた。

「ふぅ……」

ため息を一つついて、タバコに火を移す。ひと呼吸……口腔内に広がる、焦げたような香ばしさ。
博麗神社での宴会終わりの、一人の時間。一人だけの楽しみだ。
冗談で、月に届けと空に煙を吐き出す。白い煙は願い虚しく風に漂ってすぐに消え去った。
幻想郷にきてもうどのくらいになるだろうか?
外界生まれの外界育ち、オカルトめいた事とは何の関わりもなく、それなりに自由でそれなりに不自由な暮らしを送ってきた自分が何の因果か迷い込んだこの不条理な土地、最初は勝手のわからなかった暮らしだが、一応の仕事にこうして里の外れに家までもらって、大分慣れてきたところ。
分からない事だらけの見知らぬ土地だが、それでも外界時代から愛飲していた銘柄のタバコがあったのはある種の救いだ。両切りで短く、そのくせタールだけはバカみたいに高い安タバコ、知人友人からは怪訝な目で見られたものだが、ふかしても味わい良し、普通に吸っても楽しめる銘柄は他にない。

「おっす!って、げ。お前また煙草なんて吸ってのかよ?」

不意にかけられた声に驚いて、灰が地面にこぼれ落ちた。聞き覚えのある声に振り返れば、そこにあるのは案の定見知った友人の姿だった。
夜に溶け込むかのような黒装束を着た、金色の髪の少女、霧雨 魔理沙。こっちに来てからかなり早いうちに知り合った友人。

「よう。……別に良いだろ?誰に迷惑かけてるわけでもねぇし。」

「いーや。こうして見ている私が不愉快なんだ、迷惑被ってるぜ。」

「……わざわざ人の家の前まで来てよく言うぜ。」

そう言いながらも、タバコの先を上げた靴底に押し付けて鎮火する。
やはり、友人にこういう所を見られるのは好きじゃない。昔からそうだ。つまり自分はどこまで行っても人の目を気にしてしまう臆病者。

「で?何の用だ?こちとら久しぶりの休みでゆっくりしてんだ。用がないなら早く帰れ。」

しっしっ、と手を振って追い返す素振りを見せるも、魔理沙はニヤニヤ笑いながらこちらに寄ってくる。

「釣れないこと言うなよ。こんな美少女が来てやってるんだから少しは喜べ。」

「けっ……」

口の下手な自分が嫌になる。本当は友人が訪ねてきてくれて嬉しいのに、どうしてこんな風にしか言えないのだろう。

「しかし何だって寂しそうに月なんか見上げてため息なんてついてたんだ?そんなガラじゃないだろ?」

「まぁな……少し寂しくてな。」

言ってからしまったと思った。
見れば魔理沙は顔いっぱいに嬉しそうな表情を浮かべている。この少女に話のネタを与えてはいけない。

「寂しい?何が?ほら、お姉さんに言ってみろ。」

「えぇい、うっとうしい。誰がお姉さんだ、だいたい俺のがお前よか年上じゃねぇか。」

「こっちでの暮らしに関しちゃ私はお前の先輩だぜ?おっさん」

「誰がおっさんだ!そこまで歳くってねぇよ!」

こんな馬鹿な掛け合いも何度目になるのだろうか?魔理沙がからかって、自分が受けて、最後には自分が折れる。そんな空気が不思議と嫌いじゃなかった。

「ったく……」

思わず火のついて無い煙草を咥えなおそうとして、不意に手元からそれをかっ攫われた。

「おい。」

「一本よこせ。それと火。」

俺の吸いかけを何のためらいもなく咥えて悪戯げに微笑む。……どうでもいいがいい年した乙女がそれはどうかと思うぞ?

「嫌いなんだろ?」

「そんなことは言ってないぜ?お前が吸ってるのを見るのが不愉快なだけだ。ほれ、早く。」

渋々マッチを擦ってタバコに火を灯す。
そのまま彼女は息を大きく吸い込んで……盛大にむせた。

「やっぱそうなるよな。」

「げほっ……煙いし喉が痛い……よくこんなもん吸えるな。信じられないぜ。」

涙ぐむ彼女を見てちょっと可愛いとか思ってしまったのは秘密だ。苦笑しながら彼女から煙草を取り返すと、少しだけためらってそれを咥えて一度ふかす。……煙草だってタダではないのだ。

「慣れないことはするもんじゃない。こんなの百害あって一利なしだ。」

「う~……」

夜の闇、月の白い光に浮かび上がるのはふわりと漂う煙草の煙。
つかのまの静寂が訪れていた。

「さっきの、寂しいってのはな……」

先に静寂に耐え切れなくなったのは自分だった。
だが、その先を続けようとしたら魔理沙が唐突に口を開いた。

「宴会の後って、少し寂しいように感じるよな。……さっきまでみんなで盛り上がってたのに、騒ぎが終われば急に静かになって。なんだか一人だけ取り残されたような気分になるぜ。」

自分が言いたいことを、魔理沙が言ってくれたようだった。

「そっか……」

自分も彼女も結局は似たもの同志なのかもしれない。
人と離れた場所に居を構え、いつもはひねくれてみせる癖に、こうして宴会があれば必ず参加している。一匹狼を気取って見せても人恋しさには耐えられない、そんな臆病な人間。
そう考えて、小さくなってしまった煙草を地面に落として踏みつける。

「さて、と。」

「ん?」

急に伸びをして踵を返した自分を魔理沙が怪訝そうに見た。

「俺は家に引っ込んでもう少し飲むが……せっかくだし、お前も軽く一杯引っ掛けていくか?」

あいにくと自分は後ろに目なんてないから、彼女が今どんな顔をしているかなんて分からない。でもきっと、少しだけ驚いてすぐに……

「あぁ!」

いつもどおりの明るい笑顔で駆けてくる足音が聞こえるのだ。

35スレ目 >>113-114
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魔理沙とそばぜんざい食いたいなー
人里の蕎麦屋に行きたがらないから○○が作る事になるが


35スレ目 >>252
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最終更新:2019年03月28日 00:02