ルーミア(レス)1

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○○「ん、ルーミアか」
ルーミア「こんばんわなのだー」
○○「ルーミアよ、来てくれるのは嬉しいんだが……せめてその……口に血がついてるのを拭いてきてから来てくれ」
ルーミア「ん~取って、取って~」
○○「おし、じっとしてろよ」
ふきふき
ルーミア「きれいさっぱりなのだー」
○○「うん、きれいきれい」
ルーミア「ルーミアも綺麗なのかー?」
○○「ん~ルーミアは綺麗だけど可愛いの方があってるかな」
ルーミア「か、可愛いって……///」
○○「どしたルーミア」
ルーミア「うれしいのだー」
ガバッ
○○ 「おっとと、いきなり抱きつくなよルーミア」
ルーミア「えへへ~○○好きなのだ~」
○○「俺も好きだぞルーミア」

14スレ目 >>934
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「むー、さっき仲よさげに話してた女の子誰ー!?」
「道聞かれたから教えただけだよ」
「そーなのかー」

16スレ目 >>21
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○○「kuwanaika?」
ルーミア「No thank you」

16スレ目 >>24
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 胡坐の上に乗せたルーミアがむにむにとこちらの顔を弄くってくる。
 好きなようにさせているけれど、一体何がしたいのだろう。
「さっきから何をしているのかな、ルーみゃ」
 言葉の途中で両頬を引っ張られた。割と痛い。
「んー、んー……。んー?」
 首を傾げる彼女の動きに合わせてこちらの首も曲げられる。
 コキャ、と音が鳴った。大丈夫、寝違えてはいない。
 どうにも上手くいかない、といった感のルーミア。
「あのね、○○の顔が上手くいかないの」
 割とショッキングなお言葉だった。
 心が痛い。ハートが痛い。不出来な顔でゴメンナサイ。
「わたしが一番好きな○○の顔の形、どんなふうにすれば出来るんだろ」
 ……最も見栄えのいい表情ということだろうか。
 少なくとも、頬を潰されタコのように唇を突き出したこの顔は違うと思う。
「それは、いつもの俺の顔とはどう違うんだい?」
「○○のその顔を見るとね、この辺りが」
 言いながら胸の辺りを指差す。
「きゅーんってなって、ほわーってなるの」
「きゅーんで、ほわー、ねえ」
 そう言われたところで、己の顔など逐一チェックしてる訳もなし。
 こうしてルーミアの顔面弄りに付き合ってやるしかない。
 しかし、一番好きな顔か……。
「俺はルーミアの顔は、全部好きだけどなあ」
 笑った顔、怒った顔、泣いた顔。寝顔。
 腕の中で寛ぐ顔も、胸の上で甘える顔も。
 何も写さない無表情も、何もかもに耐えようとする顔も。
 時折浮かぶ妖の目で、こちらを物欲しそうに見るその表情ですら。
「うん。大好きだな」
 一人納得していると、ルーミアがぽかんと呆けた顔でこちらを見ている。
 もちろんその顔だって大好きだ。
「あー、あー。そっかー。そーなのかー」
 コクコクと頷いたルーミアは。
「わたしは、わたしのことを好きって言ってくれる時の○○の顔が、一番好き」
 そう言って、にへらと笑った。

 なるほど、確かに。
 きゅーんってなって、ほわーってなった。

17スレ目 >>153
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ルーミアと仲の良かった○○が妖怪に襲われ瀕死になり、
最後の望みとして彼女の糧となることを選ぶ。

ルーミアを強く抱きしめながら微笑んで息絶える○○と
泣きじゃくりながら○○の亡骸を食べ続けるルーミア。


幸せの定義は難しいってつくづく思う

18スレ目 >>240
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○「キスしようかルーミア」
ル「い、いいけど・・恥ずかしいから暗くしていい?能力で」
○「別にかまわんぞ」

○「いやーほんとに何も見えないな。どこにいるんだ?ルーミア」
ル「ここだよ。じゃ、いくね・・」

ちゅ

○「ルーミア、そこは鼻だ。」
ル「え!?あ、あれ?おかしいな・・ここかな?」
○「・・そこは目だ」
ル「あ、あれ?そーなのかー、ど、どこだろう・・オロオロ」

18スレ目 >>357
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闇、闇、闇。
辺り一面まっくろくろすけ。

一寸先の指も見えないような真っ暗闇の中を、俺は手探りで歩いていた。
時刻は明け九つ。白昼の屋外がこんなにも暗いのは無論人的要因、ってか妖的要因だ。

「おーい」

返ってこない事は分かっているが、一応呼びかける。
彼女はこの闇のどこかで、こんな不甲斐ない俺を見て笑っているのだろうか。

それから明けない闇の中を少しばかり歩いて、俺は不意に足元の切り株につまづいた。

「……っと?」

徐々に安定を失う全身。

とっさに伸ばした俺の左腕を、誰かの右腕が掴んだ。
俺はふうと一息吐き、その腕を手繰って倒れかけた半身を起こした。
そうすると位置的に差し出された右腕の主と対峙する筈なのだが、なにぶん闇が濃いので何も見えやしない。

仕方なしに、手探りで右腕から頭まで手を這わせて感覚を確かめる。
頭を撫でた時の感覚で俺はそれが誰なのかを理解した。というか、半ば予想はついていたのだが。

「……………」

互いに見つめあう数秒間。相手はもちろん、ルーミアだ。

「誰かと思えば変な人間。私の闇に何の用?」
「ん、ちょっとお前に会いにな」
「誰かと思えばまた貴方。妖怪に近づく人間は取って食べてもいいのかしら」
「お前に食われるのなら、それはそれで本望だ」
「そーなのかー」
「で、俺を食うのか?」
「その気なら、最初から食べてるわ」
「そうなのか」

とりあえず辺りの切り株に腰掛ける。ルーミアは俺の肩に手を置く事で、その存在を表現した。

「本当、変な人間ね。妖怪も闇も恐れない。それでいて、私に食べられるわけでもない」
「そりゃ真っ暗は怖いし、お前に食われるのも怖いさ。人の命は短いからな」
「それならどうして?短い寿命を縮めるのが趣味なのかしら」
「世の中にはそういう馬鹿な物好きもいるみたいだけどな」
「それは貴方が言えた台詞?」
「…言うな」

そこでふう、と一息ついて、見えるはずの無い空を見上げる。こいつと会って、かれこれ半月経っただろうか。

何故わざわざ危険を冒してまで会いに来るのか、そんな事は俺にだって分からない。
強いて言うなら、こいつと会わねば人生が物足りないとでも言うべきか。
会えない日はより会いたくなるし、会ったら会ったで次に会えるのがもっと楽しみになる。まるで子供の恋愛だ。

「好きな食べ物とかある?」
「貴方のこの辺りとかかしら。ご馳走してくれるの?」

こいつと交わす、どこか間抜けな与太話。
俺の事をなんとも思ってないのは口振りから明らかだけど、それでも俺は、いつだって彼女に会いたいと思うのだ。


20スレ目 >>388
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 いきなり周囲が真っ暗になった。
 何事!? とうろたえていると、どこからともなく女の声が聞こえてきた。

「もしもし、私ルーミア。今、○○の近くにいるの」

 あー。……なるほど。原因が判明した。
 この真っ暗闇の犯人は宵闇の妖怪殿か。タネが分かれば、闇に恐れることはないぜ。
 俺は安堵の溜め息を吐いた。
 と――

「もしもし、私ルーミア――」

 がしっと背後からルーミアが俺に抱きついてきた。
 おおっ!? 大胆だな。

「今、○○はお腹の中なの」

 なんでじゃ~~っ!? それ違うッ。


20スレ目 >>909
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ルーミアと一緒にコンビニに夜食を買いにいきたいよいきたいよ劇場

「にっくまーん、あーんまーん、ちゅーかまんっ♪」
「こら、袋振り回すなよ」
「えへへー、はむっ」
「あッこら、食べるのは部屋に帰ってからって言っただろ」
「もむむーむももむもむも?」
「……わかったから物食いながらしゃべるな」
「むぐむぐむぐ、ごっくん」
「あーあーいっぺんに3つも食いやがって」
「育ち盛りだから!」
「無意味に自慢げだな」
「えっへん!」
「で、うまかったか?」
「おいしかったー!」
「でもお前なに食べてもそう言ってるよな」
「ルーミアは好き嫌いしないいい子です」
「さよけ」
「あ、でもー……」
「ん?……んむっ」
「こっちの方が、もっと美味しい……よ?」

21スレ目 >>155
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「○○、御飯はまだー?」
「そう急かすなルーミア。作り始めてから、その問いはかれこれ十回目だ」
「?」
「覚えて……いや、まあいい。どの道そろそろ出来上がる」
「そーなのかー……えい」
「こら、抱きつくんじゃない。零れても知らんぞ」
「○○はいい匂いがするね」
「お前の言う"いい匂い"だとメシの匂いなんだろうがな」
「えへへー」
「まったく……そら、出来たぞ」
「いただきまーす」
「私の指をしゃぶるな。御飯はあっちだ」


22スレ目 >>236
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リリーが空飛ぶ四月の空の下、俺は紅魔湖(勝手に命名)に釣り糸を垂らしてぼんやりと目を細めていた。

周囲の人間とのコミュニケがうまく行かずに、人として生きることをある程度諦めて人里を旅立った俺。
野宿というのも悪くはないものだなあと最近思えてきた。なんだかんだで生きている、そんなある日の昼下がり。

「……釣れたー?」
「うんにゃ、坊主だ」

隣のルーミアが、これまた気だるそうに声をかける。
考えてみれば俺の持つこの釣り竿には、俺と彼女の昼飯が賭かっているわけだなあ。

「場所が悪いんじゃないのー?」
「…いや、闇が水中まで行ってるからじゃねえかな」
「責任転嫁はよくないわー」

明らかに原因はそこであろうに、にべもなくそう言って寝転ぶ彼女。
俺は手探りで釣り糸を引き寄せ、もう一度、少し遠くに竿を振った。

ウキが何処かに着水し、水面に澄んだ音と波を立てる。

彼女の近くに居る手前、俺の周囲は無論真っ暗だ。
「闇を好むのは妖怪だけ」というのは彼女の談だが、一緒に居る時間が長過ぎたのか、俺も今ではすっかり闇を恐れない人類になってしまった。

そのまま、物音もろくに立てずに数分を過ごす。
やがて蛙の鳴き声、次いで無謀かつ勇敢な妖精の勇ましい声がどこかから聞こえてきた。


「平和だねえ……」

隣で寝転ぶ少女の頭を手で探り当て、軽く撫でてやる。
可愛らしい寝息が二、三漏れ、そして消える。どうやら、彼女はいつのまにか眠ってしまったらしかった。

その姿を見て、なんとなしに目を細める。
「……ああ…本当に平和な日だ」

釣り竿を岸に置き、俺は彼女の隣に寝転んだ。
無抵抗なのをいい事に、といっては少し人聞きが悪いだろうか。俺は彼女の頭を胸に包み込むようにして抱き、やがて穏やかに意識を失った。



春の到来を告げるリリーの声が聞こえてきた。
闇の外から聞こえた妖精の声は、断末魔の悲鳴のような声を最後に聞こえなくなった。
湖に浮かぶウキはそれから数回引かれたあと、水面の奥に消えていった。

雄大な湖のほとりに座る、暖かい春の日に似合わぬ真っ暗な闇。
その中で添い寝する二人は、互いに幸せそうな寝顔を向けていた。

結局、夕方まで二人は目を覚まさなかったという。


24スレ目 >>110
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ルーミアはいつも笑顔だよな。モテるでしょ
ルーミア「そんなことないよー」
チルノ「あたいが知ってるだけでも5人は告白されてる」
ルーミア「チルノは馬鹿なのかー///」
チルノ「これが怒ってるときのルーミアの顔よ」
そーなのかー、でも笑顔だね
ルーミア「私だってちゃんと好きな人くらい‥///」
へえ、だれだれ?
チルノ「アンタよ」
へえっ!?ぼ、ぼく!?///
ルーミア「チルノォラアアア」
チルノ「これがマジ切れルーミアあででで!いだいっ」
は、はは‥(チルノはやっぱりバカだなぁ‥)

25スレ目 >>513
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「今日は私が○○においしいものを作ってあげるね」

 ある日、宵闇の妖怪ルーミアが遊びに来たときそんなことを言い出した
 普段はご飯をたかって帰るだけの彼女がねぇ…と少々失礼なことを思ったのは内緒だ
「どうしたんだ、めずらしいね?」
「べっ別にいいでしょう?!いつもご飯食べさせてもらってるからね。そのお礼だよ~」

 まあ、そんなわけで今、彼女は台所で奮闘中というわけです、はい。
 ちなみに今回作ってくれるのは、おいしいパンだってさ。…大丈夫なのか?
 そんなことを考えながら、のんびりしていると台所からお呼びがかかった

「○○~ちょっときて~!」
「ん~、どうしたルーミア?」
「あのね、このレシピの説明がよくわからないの…」
「ふむ…『パン生地は耳たぶくらいのやわらかさで…』ってやつか」
「そうそう。これって、どれくらいなのかな?」
「そうだねぇ。とりあえず耳たぶを触ってみたらいいんじゃないかな?」

 そういいながら彼女を見ると、なぜかこっちの方を向いて顔をじっと見ている
「あの、何か俺の顔についてる?」
「(ジッ~)えへへ、○○の耳たぶって…おいしそうだね」
「……はい?」
「いただきま~す♪」

そ ういいながら、ルーミアの口が俺の耳たぶに噛み付いた。といっても、痛くは無いんだが
「ん…ちゅぅ……あむあむあむ~♪」と何だか嬉しそうに彼女は甘噛みをしている
「お、おいおい、別に俺を噛まなくても、やわらかさはわかるだろ?」という俺の言葉は無視され、さらに甘噛みは続く
「ぴちゅ…ちゅ…あむむ、はむはむはむ♪」彼女の唇は今度は頬っぺたに移動してきた
「あむあむあむぅ……ちゅぅ♪」そして、最後に俺の唇にルーミアの唇が重なって、やっと終了したようだ

そのまま、しばらく二人で抱き合って、やがてゆっくりと名残惜しそうに彼女は離れていく
別にたいした運動もしていないのに、二人とも顔は真っ赤
「あ、あのなルーミア…。はぁ、ところでパン生地のやわらかさはわかったのか?」
「ん~とね……もう少しでわかりそうかな?だから…ね?○○」といいながら、ルーミアの蒸気した顔が再び近づいてくる
やれやれ…まったく、この娘は。まあ、おいしいパンのためにはしょうがないな
そんなことを思いながら、俺は彼女の顔が近づいて来るのを感じていたのだった


あ、ちなみにパンはちゃんと焼けましたよ。ルーミアと二人でおいしくいただきました
ただ、レシピには『砂糖を入れる』って書いてあって、これは入れ忘れたはずなんだけどなぁ…
なぜか上手に出来ていた、不思議!


27スレ目 >>100
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「ねえ人間。勝手に私の闇の中に入ってくるの、いい加減やめてくれる?」

「いいじゃないか涼しいんだし。それに…」

「私はただの避暑地?今すぐ貴方の事、食べていいかしら」

「お前と一緒に居られるし」

「……っ!」

「食べたければどうぞ?」

「……ばか」

29スレ目 >>160
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「……暑いな」

「闇の中なのに?」

「いや、さっきからお前がぎゅーっとくっついてくるから…」

「あら、こうしないと一緒にいられないでしょ?」

「俺は逃げも隠れもするつもりはないんだが」

「闇の中だもの。こうしないと貴方を感じられないの」

「…それは…暑いな。色んな意味で」

「このくらいはまあ、当然でしょ?」

29スレ目 >>161
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「なあルーミア。俺たちは一体どこを歩いてるんだ?」

「知らない」

「そうか。まあいいや」

「物好きな人間ね。真昼間からわざわざ闇の中に居ようとするなんて」

「物好きで結構。それを言うなら、そんな人間を今すぐ取って食べないのも相当な物好き妖怪じゃないか」

「あなたは闇を恐れないのかしら」

「闇の中にこんな可愛らしい子が居るなら恐れてる場合じゃないさ」

「よく言うわ」

「顔が紅いぞ」

「あなたは鳥目じゃないのね」

「いいや、ただの直感だ」

「あなた本当は人間じゃないんじゃない?」


29スレ目 >>195
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「……ふーん、へーえ、ほほーう」

紅の館の吸血鬼が思いつきで始めたダンスパーティ、どんだけの暇人が集まるものかと見物に向かうと、そこは意外なほど結構な量の人に溢れていた。

「…あっちにいるのは天狗か…高下駄でよくステップ踏めるよホント。…ん?霊夢も踊ってら。…へえ…結構上手いな。
 地底の子もいるな…はは、上手いか下手かはおいといて、みんな楽しそうだなー」

すぐ隣りでチキンと格闘する金髪リボンの彼女に聞こえるよう、わざとらしく解説する。
様子を伺いに視線を戻したが、彼女はこちらを一瞥する事もなく小骨を取る作業に入っていた。

「………おいしい?」
「もぐ。」

油で汚れる事も厭わずに口の中にチキンを含み、彼女は俺からの嫌味にこくんと頷いた。
素直すぎる反応に困った俺が溜め息をつくと、彼女はそこでようやく口の周りについた油を拭きながら俺にこう答える。

「…踊りたいの?」
「…いや、踊りたいというか…」

返答に困る質問だ。確かに俺はダンスがとりわけ得意という訳でもないし、人前で踊れるようなものでもない。
しかし、あくまで「ダンス」と銘打たれたパーティにやってきて、
開始からずーっとダンスを見て楽しむ事も無く開始からずーっとテーブルの前に根を張って料理をたいらげるのもどうなのだろう。

「食べられる時に食べておかなくちゃ駄目なの。聖者のパーティは食べることが本道なのよ?」

それは「最後の晩餐」のことだろうか。だがあれは創作だろう。
というか、そもそも主が磔刑されるって時に陽気に踊るような奴がいたらそいつは他の使徒にタコ殴りにされていると思うんだが。

「裏切り者でも?」

そう、ユダでも。

「自由に踊ることさえ許されないのねー」

いや待て、そもそも踊る事ができないというか、普通その状況で踊る奴はただ単に空気が読めないだけというか。

と、俺はそこまで考えてようやく、彼女に話を逸らされていた事に気づく。
何か言おうと口を開いた刹那、ルーミアは口元を拭いていたナプキンを置いてすく、と立ち上がった。

脇に積み重ねられた皿の山が無ければ、とても彼女が今の今まで食いだめしていたなんて気づかなかっただろう。
それほど優雅に彼女は微笑んで、俺に片手を差し出した。

「それじゃ、聖者達の踊れなかった分、私たちで踊ろっか」

俺は言いかけた口を噤み、彼女の手を取った。

スカートがくるりと舞い、合わせて光を束ねたような彼女の髪がふわりと揺れる。
いつもの黒いブラウスに少しフリルを足しただけの飾らない彼女のドレスは、だというのにきらびやかなダンスホールに恐いくらい映えていた。
彼女のふわふわとしたペースに合わせ、適当に足を踏んでいく。
赤い視線が交錯するたびに、俺の心臓がどきりと跳ねて鼓動を加速させた。

────それから数時間とも数秒とも感じられる時間が過ぎ、彼女はスカートの裾を摘んで恭しく一礼した。

不意に訪れた終末に俺は慌てて礼を返す。


「……それじゃ」

顔を上げたその流れのまま、彼女は流れ落ちる水のような自然さでイスへ着席した。

「踊ったからお腹すいちゃったわー」

そのまま、こちらを見ることなく再び料理と格闘を始めた。


ホールに放り出された俺は仕方無しに、目の前の花より団子のお姫さまを観察して楽しむ事にしたのだった。


29スレ目 >>659-660
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すっかり夏の日差しだが、俺にはそんなものは関係無い。
何故なら、俺専用の避暑地があるからだ。

正確には、俺と彼女専用、と言った方が良いかも知れない。

「お前の闇の中はやっぱり最高の避暑地だな」

「30分につき指1本」

「おお、こわいこわい。かき氷奢るからそれで許せ」

「本当!?約束だからね!」

「お前と食べ物に関する約束を破ったら……なあ」

「それじゃあ早く人里まで行こうよ!」

「はいはい」


暑いからルーミアの闇の中で過ごしたい


29スレ目 >>735
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「ねえ」
「…ん?」
「そうやってぺたーってくっつかれると、すごく暑苦しいんだけど」
「おや、迷惑だった?」
「わりと。べったり暑いのは苦手なの」
「そう、か。……いや、はは。能力とは言えこうも真っ暗だと、お前を見失っちゃいそうで恐くてな」
「恐がりなのね。どっかの傘の子みたい」
「ま、所詮人間だからな。…お前が嫌なら、仕方ないか」

○○はルーミアを抱き締めていた両手を解き、闇の中に一人取り残される。
一寸先も見えない宵闇の中、突然、彼の手に冷たいものが触れた。

「ルーミア?」
「見失われたら嫌だし、これくらいならいいわ」

顔の見えない声がする。
差し出されたルーミアの手は○○の指を絡めとり、ぐいと引っ張って闇の中を導いた。

手の先にある柔らかな感触。

この手を絶対に離さない。○○は闇の中、そんな決意を胸にしていた。


29スレ目 >>998
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○○「お、ルーミア」
ルーミア「!わぁわあ○○っ!」
○○「そだ、かぼちゃパイ食べる?」
ルーミア「いらないっ、ごめんっ」たたたたた…
○○「あ、おいっ…行っちゃった」


ルーミア「はぁ…はぁ…なんで逃げたんだろ私…丁度○○の顔思い浮かべてたとこなのに…」
みすち「恋ね」
リグル「恋だよ」
チルノ「そりゃあんた恋だよ」
ルーミア「チルノにまでっ!?」



30スレ目 >>175
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○○「ルーミア、今日能力使うの禁止」
ルーミア「え、なんで?」
○○「流れだ。まあとにかく禁止」
ルーミア「やだよ。どっかのニートになっちゃうよ、私。
     日光嫌いなんだから」
○○「ならせめて日陰で……」
ルーミア「うー……。……○○が一緒ならいいよ」
○○「へ?」
ルーミア「だって私にとって、○○っていつも眩しいから」


30スレ目 >>232
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ルーミア「○○何やってるの?」
○○「パソコン」
ルーミア「それは見ればわかるわ。……吉里吉里?何それ」
○○「ゲーム作ってるんだよ」
ルーミア「へー。完成したらやらせなさいよね」
○○「ちょっと複雑だが……まあいいか」
ルーミア「わーい。じゃあ構いなさい」
○○「あー、今無理。ごめん」
ルーミア「……いいもん。PCから○○が離れたら全部データ消しちゃうから」
○○「わー、それはやめてくれ!構うから!構うから!」
ルーミア「ふふふ。計画通り♪」


30スレ目 >>275
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「最近、やっと涼しくなって来たな」
「そうだな。今年は夏の温度が長続きしてたからな」
すう、と彼女はその涼しい空気を吸い込んだ。
彼女の名前は、ルーミア。正確に言うと、リボンのようなあのお札をはずしたルーミアだ。
と言っても、札を付けていた時のルーミアがいなくなったわけではない。
そのお札に組み込まれた数万の数式に興味を持った八意永淋と八雲紫の手によって、二つの人格は二つの身体に分かれたのだ。

「これで俺がルーミアに抱きついても熱がられることがないな」
「……っ、ちょっと、それでも暑いし、私が恥ずかしいと言ってるだろう」
ルーミアは頬をほんのり赤くして降りほどこうとするフリを見せた。
なんだかんだ言って、その赤い頬が少し緩んでいるのを俺は見逃さなかった。

「ルーミア、キスしていいか?」
「……仕方ないな」
ルーミアは困ったような笑みを浮かべると、目を瞑って唇を突き出す。
その仕草がとても可愛くて愛らしくて、思わず口元が緩む。
そんな口のまま、ルーミアに口づける。

「ん……。○○、お前がいつかいなくなるとしても」
「まーたその話か。そんな話、俺には必要ない」
ルーミアが寿命の話を始めたので、早々にその話を切る。
ルーミアは○○らしいななんて笑って、その笑顔がまた可愛かったから、抱きしめるのを強める。

「あ……。ふ、不意打ちだぞ!卑怯だっ」
「あーくそ、可愛いなルーミアは」
「な、ななな……っ!?」
顔をさらに赤くしてもう茹でダコみたいになりながら……いや、例えが悪いな。ルーミアならもっと可愛い。
永く生きた妖怪とはいえ、この経験はまるで無いんだろう。小さな娘のように顔を赤く染めた。
経験はあって欲しくない。

「ルーミア、好きだ」
「……また、卑怯」
拗ねたフリをして腕の中でそっぽを向く。
そして、ぽつりと独り言みたいに言った。

「……私も、好きだ。……まだ暫く、こうしていて良いか」
「ん。いいぞ」
笑って、ほほ笑んでやる。
腕に当たっているルーミアの胸がとくんと高鳴ったのも俺は見逃さなかった。
そんな可愛い姿を見て、またルーミアの口にキスをした。




EXルーミアは結構マイナーな方だと思う。
けどどんなに知名度が低くてもどんなにマイナーでも俺はEXルーミアを愛すぜ!


30スレ目 >>773
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Lv.1 目の前のがとって食べられる人類?
Lv.2 んー、どっかで会った事あるよーな。まあいいや。いただきます。
Lv.3 あ、また来た。いただきます。
Lv.4 あんた、闇の中が好きなの?お仲間ね。でもいただきます。
Lv.5 あ、今日はどんなお話聞かせてくれるの?つまんない話だったらいただきますだけど。
Lv.6 あんまり仲良しも困るわねー。妖怪は人を襲うのが仕事なのに。
Lv.7 …もう、好きにすれば。私はどうでもいいしー。
Lv.8 友達…かあ。えへへ…。
Lv.9 ふよふよ生活も終わりかしら。こーいうの、「身を固める」って言うんだっけ?
Lv.10 人は食べるわ、妖怪だもの。でも○○の事も好き。少女だもの。…ダメ?

Lv.ex …ねえ○○。私がもし私じゃなくなっても、○○は私を愛してくれる?
    …あ。でもそれって浮気になるのかしら。
    んー…、でもあいつも私と言えば私であって、あいつも○○の事は殆ど受け入れてるし、つまりそれは…んー…えーと…

31スレ目 >>378
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「ルーミアってどっちが本当なの?」
「んー?」

咥えていた鰻の櫛を離して不思議そうにこちらを見るルーミア。

「そーなのかーとか、ぽわぽわしているときもあれば、急に大人びた反応をしたりもするからさ。
 どっちが本当なのかなって」
「んー、どっちも私だけどね、~なのかーとかバカっぽく振舞いたいときもあれば
 意味深な仕草を演じるのも好き。女の子はいろんな顔を持っているものなのよ。
 そして、今は女の子、大人の女性としても貴方に甘えたいかな。○○、大好きーと言えばいい?
 それとも○○、貴方を愛してる――と囁いた方がいい?」
 
アタフタしているうちに頭の後ろに手をまわしてぬるりと甘いキスをしてくるルーミア。
鰻のタレが少し残った深い味の彼女の唾液は自分にとっては凄く甘美でいつまでも味わっていたい。
しかしみすちーの家に帰ってからやれという冷ややかな目線が気になるのでお楽しみは帰ってからにしよう――

ようじょるみゃも大人なるみゃも大好きです


32スレ目 >>507
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あー、ルーミアとこたつ入ってわたぼうし食べてぇ
雪見だいふくの前身だから、多分幻想入りしてるだろうし
食べさせ合いしてぇ
そんでわたぼうしみたいなるーみゃのほっぺた弄りてぇ


32スレ目 >>649
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(編者注:>>646 指を怪我したとして、一番手当てして欲しいのは誰?)

>>646
して欲しいというのとは別に

 ○○の手を取り、怪我をした指を口に含むルーミア
 反射的に手を引きそうになるも、ルーミアは優しく傷を吸い、やがて口を離す
「ごめんね、何も持ってないからこのぐらいしかできないけど」
 いつものような幼い感じではなく、優しげな少女の顔で見つめてくるルーミアに
 多少の罪悪感と、胸の高鳴りを感じながら、ぎこちなくお礼を言う○○

そんなのが思い浮かんだ


33スレ目 >>648
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 しとしとと雨の滴る梅雨の時期。
 夏本番の一歩手前の昼間は、気温と湿度の高さが合わさり、ひどく不快である。
 直接陽の当たらぬ屋内にいても、それは変わらない。
 団扇があっても、暗闇を作り出すことができても、耐え難いものである。

「う~あつい~。だる~い~」
「なら離れろ。余計に暑い」
「めんどい」

 宵闇の妖怪、ルーミアが背中からぴったり抱きついてくる。
 暗闇の中だからこそ触覚が敏感になっている今、彼女の幼いながらも確かにある膨らみがはっきりと感じられる。
 しかし〇〇はロリコンではないため、汗びっしょりの身体をくっつけられるのはあまり気持ちの良いものではない。
 自分の身体を揺らし、ルーミアを振りほどこうとする。

「ん~…あむっ」

 耳を咥えられた。そのままちゅーちゅー吸われた。くすぐったい。
 このまま強引に振りほどこうとすると、本気になったルーミアに噛み千切られかねないので、諦めた。
 人間、諦めが肝心である。

「へっへっへ~、兄ちゃん、ええカラダしとるな~」
「お前はどこのおっさんだ」
「どうせ汗をかくなら、愉しくかこうよ~」
「たわけ」

 ぽこん、と団扇でルーミアの頭をはたく。
 えへへ、と照れが混じった声が耳に入った。

「〇〇のけち」
「はいはい」
「〇〇のばか」
「はいはい」
「〇〇のあほ」
「はいはい」

 照れ隠しにぶーたれているが適当に聞き流す。
 それが気に入らないのか、ルーミアは〇〇の身体をくすぐりはじめた。
 ルーミアのちっちゃな手から繰り出される微妙に痛い力加減に、思わず身体が揺れてしまった。

「ふはは、カラダは正直じゃないか~」

 満足気なルーミアに、微妙にイラッときた。
 目には目を、歯に歯を。
 くすぐりには、くすぐりを。
 ルーミアの脇腹当たりに手を伸ばすと、思いっきりくすぐった。

「あは、ひゃ、うひゃひゃひゃっ! ちょっ、だめだって!」
「お前だってやってきたじゃないか」
「私はいいの!」
「ふざけんな!」

 くだらない掛け合いを繰り広げながら、お互いにくすぐり合う。
 その場のノリだけの他愛ないじゃれあいだが、この暑い中繰り広げれば当然……

「暑い……」
「つかれた……」

 二人共力尽きた。

「あー…〇〇がえっちだからだ~。すっごいつかれた~」
「元はといえば、お前から手を出してきたんじゃないか……」
「しらなーい」

 たとえクタクタになっていても、ルーミアは相変わらずだった。
 しかし疲れきっていることには変わりはなく。
 どちらともなく寝息を立て始めた。


 翌日、文々。新聞の見出しは『怪奇! 真昼の暗闇情事!?』であった。
 とりあえず新聞を火種にして、素麺を茹でた。
 ルーミアは喜んだ。


34スレ目 >>389
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○○「汗をかくって素晴らしい~」ドドドド
OYAKATA「よーし休憩だー」
○○「うーす」
ルーミア「お山に穴あけて何してるのか?」
○○「道をつくってるんだよ、人が通り易いようにね」
ルーミア「あなたは食べてもいい人類?」
○○「この前健康診断引っかかったからおすすめしないな」
ルーミア「お腹空いたのか」グゥー
○○「おにぎりあるからあげよう」
ルーミア「おいしいのかー」

ルーミア「この人がおにぎりくれる人なのかー」
チルノ「ツナマヨ」
みすちー「高菜」
リグル「しゃけ」
霊夢「選り好みいたしません」
○○「変な噂広めないで」

ルーミア「冷たいのかー」ゴクゴク
○○「俺のお茶を勝手に飲むな」

●●「能力使ってイタズラするのやめなさい。真っ暗で何にも見えないぞ」
ルーミア「真っ暗なのかー」

ルーミア「暑いのかー」
○○「俺の帽子貸してやるよ」
ルーミア「クッサ」
○○「返せ」

ルーミア「オニギリー」
○○「さっき食べたでしょ」
ルーミア「オニギリは美味しくなさそうだから食べないのか」
○○「何言ってんだお前?」
OYAKATA「おいオニギリ!休憩そろそろ終わるぞ!」
○○「変なあだ名が広がってる」

ルーミア「とんねる工事はいつおわるのか?」
○○「年末までには終わるかな」
ルーミア「終わったらオニギリもうここにはこないのか?」
○○「そうなるな」
ルーミア「寂しいのか…」
○○「まるで工事が終わったら会わないような口振りだなw」
ルーミア「会ってもいいのか?」
○○「いいよっ」
ルーミア「嬉しいのか」

ルーミア「今日は私がおにぎり握ってきたのか」
○○「俺他人が握ったものとかダメでぇ」
ルーミア「食うぞお前」
○○「冗談だよwww」
ルーミア「食べるのか」
○○「いただきまーす」モグモグ
ルーミア「ど、どうなのか?」
○○「しょっぱぁ…」
ルーミア「次はうまくやるのか!」

ルーミア「お弁当作ってきたのか!」
○○「いつもすまねぇな」
OYAKATA「愛だねぇ」
○○「ちゃかさないでくださいよwww」
ルーミア「『あい』ってなんなのか?」

ゴゴゴゴゴ
ガラガラガラガラ…
ウワーッ…

ルーミア「今日もお弁当作ってきたのか、ん?騒がしいのか、何があったのか?」
従業員「崩落事故だよ!危ないから近寄っちゃダメだよ!」
ルーミア「オニギリは無事なのか!?」

OYAKATA「オニギリーッしっかりしろー!」
○○「…」
従業員「オニギリパイセーン!なんで俺なんか庇って…」
ルーミア「!」
ルーミア「オニギリ!大丈夫なのか!?」
○○「ルーミア…?」
○○「…お前…また…能力使ってイタズラしてんだろ…真っ暗で何にも見えねぇぞ…」
ルーミア「!?」
ルーミア「…能力、使ってないのか…」
○○「嘘つけw…じゃあなんで…真っ暗なんだよ…」
ルーミア「…オニギリ…」
○○「るーみあ…どこにいるんだ…るーみあ…るーみあ…」
ルーミア「私はここにいるのか…ここにいるのか!」ギュッ
○○「るーみあ…お前闇を操れるんだろ…この、闇を…」
○○「この、暗い…闇を…振り払ってくれっ…恐いんだっ…るーみあっ…!」
ルーミア「うっ…うっ…」
○○「るーみあ…るー…みあ………………」
ルーミア「…オニギリ?…嘘なのか…こんなの嘘なのか…うっ…う…」

心や身体が闇に覆われた時、人は自分のかたちを無くしてしまう
その闇を振り払えない限り、人は元には戻れないのだ
それは決して、誰にも操ることはできない

ルーミア「だったら、私がやる」
ルーミア「その闇を振り払うのは、私なのか」

けれど、自分のかたちを無くしても、元に戻れなくても
光の射す方へ歩いていけるはず
大事なのは闇を恐れないことではない
恐いからこそ立ち向かうことなのだ

35スレ目 >>103
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最終更新:2018年04月13日 16:46