チルノ1



1スレ目 >>36


「あーもうどうしてはっきり言わないと分からないんだよこの⑨!つまりお前が好きだっつーの!」

もちろん面と向かって言ってはダメですよ
あさっての方角へ首を捻りながら逆ギレ気味に言い捨てるのがコツ


1スレ目 >>37


チルノ「ほんと!?ほんとに!?嘘じゃないよね!?…………うんッ!あたいもあんたのこと大好きっっ!」
なんて言って腕に抱きついてきて頬ずりしてくれたら凍らされてもいいかも。


1スレ目 >>71


「……これで、ずっと一緒に居られる」
 そう言うと、チルノの手がそっと俺の頬に触れる。
 冷たくて、小さな手のひら。
 心地良い。只、それだけ感じていた。
「ごめんね。これは、あたいのワガママ」
 冷気が収束していく。
 世界がキラキラと輝き、耳はキンと痛くなる。
「ごめんね、ごめんね。――さよなら」
 もう一度だけ、チルノの顔を見たかった。
 でも、凍り付いた眼。乱反射する水晶体。もう何も映せない。
 だから、必死に音を作る。
 細かに震えるだけの声帯で、チルノに、俺の、最期の言葉を。


「ゲロゲ~ロ」


そんなカエルになりたい俺。以上⑨好きの妄言でした。



1スレ目 >>72


『安心しろ、チルノ!
 俺も春は大嫌いだ!
 年度が替わって年をとったように感じるからな!
 次に、夏コミがあるから大嫌いから一等減じて夏も嫌いだ!
 秋は、まぁ、そこそこだ!
 結局冬が一番好きだ!』


1スレ目 >>294-296


  前書き『無題』
  彼女だって真剣に考えることはある。
  興味がなくなると絶望的に長続きしないだけだ。
  けれどそのほんの僅かの心の塵は毎回吹き飛んでなくなってしまうのだろうか。

  『彼女の独白』
  みんなはあたしをバカにした。無理だって、冗談だってことにされた。
  あたしはちょっとだけムッとして、そしてがっかりした。
  でもすぐに忘れたんだけどね。
  だって、悲しいこと考えてるより、次々と楽しいことを思ったほうがいい。 
  でも…でもね、あいつは
  あいつはあたしをバカにしなかった。
  あたし相手にまじめになってくれた。
  お前ならできる、がんばればできる力があるのにどうして
  バカにされるんだろうな、って。
  あいつはあたしを認めてくれてた。
  そう言われることがすごくあったかくて心強いってこと、
  こんなにも心地よいってことを初めて知った。
  そうね、難しく考えるのはやっぱりあたしらしくない。
  面白そうなこと、楽しいこと、

  今、一番やりたいことをしよう。
  まずは・・・うん、やっぱりこれ!
  今日もあいつに褒められてくる!

  『俺の結末』
  最近、ことあるごとにチルノに絡まれる。
  「ねぇねぇ、白黒とあたしどっちが可愛い?」
  突然目の前20センチにどアップで飛び込んできた。
  「・・・お・・・お前のほうがかわいいんじゃねぇ? たぶん」
  びっくりしてなんとなく答えてしまう。
  チルノは妙に嬉しそうにくるくる飛び回っている。
  「だよね! 可愛いほうが強いんだから! 今のあたしなら…
   あんなヤツカチコチにしてやる! ね? できるよね?」
  「あーーー・・・できるさ、がんばれ」
  「行って来る!」
  だーーー、とか言いながら飛び去っていった。

  何がそんなに楽しいんだろうか、妖精って言うのはみんないつもあんなに陽気なのか?
  しばらくして、ぼろぼろになったチルノが帰ってきた。
  「あいつも少しはやるわね! でも!
   たぶん9回くらいまけたけど最後の一回は勝ったからあたしのほうが強い」
  俺はこいつが9より大きい数を数えてるのを見たことがない。
  でもまぁ、一回勝ったんだからすごいだろう、妖精にしては。
  「ん、がんばったな、やればできるじゃん」
  嬉しそうな子供をあやすのは嫌いじゃない、俺はチルノの頭をなでてやった。
  チルノは目を瞑って口の端をちょっとにやけさせて撫でられてる。
  バカっぽい顔だったから髪を引っ張ってやったら怒った。

  でもすぐにまたニッと笑った。

  「よし、次は紅白に挑戦するから! それじゃね!」
  勝手にそう宣言するとチルノは帰っていった。

  ここのところいつもこんな感じだ。
  何で俺あいつに懐かれているんだろう。
  初めて会った時あいつは落ち込んでるように見えた。
  そして天狗にバカにされてた。
  俺は話を聞いてやって励ましてやった。
  ・・・そのせいか・・・
  でも気まぐれな妖精がそのぐらいで?
  もしかしてあいつ俺に気があるとか?
  いやいやいや、たぶん、俺は丁度いい遊び道具なのだろう。
  ならちょっとからかってみるか、どんな反応するかな。
  撫でたときみたいに変な顔してから怒るんだろうか?
  でもすぐにまたニーって笑うんだろうか?
  俺は言ってみることにした。


  「ぅーーーーー」
  今日のチルノは始めっからぼろぼろだった。
  「今日は驚かそうと思って、先に紅白やっつけてから来るつもりだったんだけど
   紅白のくせに強いの! 10ぅ・・・10回くらいやったけど勝てなかった
   はぁ、どうしてかな、あたしできるはずなのに」
  やっぱこいつバカだ。今になると天狗の気持ちも少し分かる。
  「まぁまぁ、お前はがんばったんだろ?」
  「もちろん! あたしはいつだって真剣! がんばっちゃうんだから!」
  「ならいいじゃん、それよりさ」
  なぜかピースしてるチルノの頭に手を置いて言って見た。
  「おまえさ、実はおれのこと好きだろ?」
  「ぅ・・・え? えーーーーー、あーーーーー」
  チルノは顔を真っ赤にしてしまった。
  恥ずかしがってる恥ずかしがってる、もう一押ししてみた。
  「何だよチルノ、はっきりしないな。お前はいつだって真剣でがんばるんだろ?
   どうなんだ、はっきり言ってみろよ?」
  俺は思いっきりかっこつけて言ってみた。あからさま過ぎて冗談だと思うだろう。
  バッカじゃないの!? この、変体!
  とかさ、真っ赤になって怒ると思ってた。

  「うん、あたしはあんたが好きだよ、だってあんたといると楽しいし、嬉しいし、
   すっごく幸せなんだから…これって大好きってことだよね? 
   はっきりしろって言われて気がついたよ」
  チルノの少し潤んだ瞳はどこまでもまっすぐで純粋で
  その視線は俺を串刺しにした。

  「え、嘘、マジで!? 俺、そんなつもりじゃ・・・、・・・!?」
  俺は、つい、口に出していってしまった。

  俺の言葉を聞いたとたん、チルノの表情がくしゃくしゃに震えた、
  絶望、その感情を妖精は感じたことがあったのだろうか。
  「ぅぅ。。」
  見開かれた瞳から大粒の涙が流れ落ち、
  頬を伝う間に凍り首の辺りにツララができていく。
  俺は、どうしていいか分からない、最低だ。
  今にも大声をあげて泣き出しそうなチルノはしかし、
  肩を震わせて、顔を伏せて、ひたすらに耐えているようだった。
  「あたしは、できるこだから、がんばれるこだから・・・・」
  かすれるような声で、
  俺のいった言葉を繰り返し自分に言い聞かせているの。
  俺は本当に何もできなくて、バカみたいにただ手を差しのべて、
  そしてその手は空を切った。
  チルノはふらふらと飛び上がり、俺を見ないで言った。
  「あたし、バカだから、嫌なことなんてすぐ忘れるから、楽しいことだけ覚えてるから」
  そう言って、飛び去った。

  『俺のプロポーズ』
  それ以来、チルノは遊びに来なくなった。
  たまに、他の仲間と遊んでいるのは見かける。
  相変わらずバカにされたり、弾幕で負けたりしているようだ。
  その様子は以前とちっとも変わっていない。
  けれど俺との間には距離を感じる。
  避けているのは俺のほう。
  失って始めて気がつくこと。
  俺は、純粋で心の強い彼女のことが本当は好きだったんだって。
  多分、声をかければ彼女は今までどおり俺と話してくれるだろう。
  楽しいことだけ覚えてる、彼女はそう言っていた。
  でも、それをいいわけにはできない。
  彼女の心につらい記憶も悲しい記憶のかけらは
  思い出されないだけで風に飛ばされずに積もっているのだ。
  だから俺は、今度こそ本気で彼女と向き合える覚悟ができてから
  彼女に伝えなければいけない。
  もう手遅れかもしれないけれど、でも真剣に伝えなくては俺はもう
  誰にも本気で心を許せないだろう。

  そして、俺は、チルノに声をかけた
  「なぁ、チルノ、俺お前のことが本当に好きなんだ!」


1スレ目 >>399-401


  波一つない湖の澄んだ碧青に寒気を感じる。
  もう春だというのに…いや、おかしくはない
  ここは氷精の住まう魔湖
  この幻想での戦いに身をおいてきた俺の体には,
  冷たさなんて何の苦もないんだが…
  俺はポケットの煙草をくわえて火をつける。

  フゥ…
  風一つない冷気の中、白い煙は細かく鋭角を作りながら昇る。
  まるで凍えてやがる、俺のくたびれた心の様に。
  いまさら暖かさなど求めてはいけないはずだったんだが
  しかし、それでも抑えきれずに来てしまった場所が凍える湖というのは
  俺の人生の皮肉にしか思えない…

  チッ、
  余計な事考えちまった、意味のない感傷に浸るのは悪い癖だと
  ガキの頃から言われていた。
  ガキ…か、

  「不思議なのはよ、俺に比べたらお前のほうがよっぽどガキなのに」
  「人間があたいのナワバリに何のようだい?」

  背中に気配を感じ振り返る。
  そこには俺がこんな場所にいる理由が不敵な笑みを浮かべ…ようとしていた。
  ニヒルという言葉をこいつに教えた事があるが、あの顔はきっとニヒルなアヒルだな。
  クッ
  肩で小さく笑う俺にあいつ、チルノは不機嫌になる。

  「あんたのことは覚えてるよ、その変な笑い方。
   あたいにいたずらされて逃げ回ってた間抜けな顔。
   仕返しに来たのなら、もう少し相手を選ぶ頭も足りないんじゃないの?」

  チルノの周りの冷気が微かに強まる。
  オイオイお前のいたずらなんか毎回その場で返り討ちにしていただろうに、
  都合の悪い事は忘れるらしい。

  「だからよ、不思議なのはそんなガキのお前に俺が会いにきたってことさ」
  「あたいはガキじゃねぇよ、あんた押し売りかい? 上等なケンカってヤツの」
  「それを言うならケンカ上等だバカが」

  ったく、なれない言葉なんか使いやがって。
  そうやって俺の真似したがるのがガキなんだこの負けず嫌いめ。

  フゥ…
  再び煙草をふかす、チルノは昇る煙を珍しそうに見てた。

  「その吸って出してる煙はなにさ? あたいにもすわせなよ」
  「はぁ? これはガキの吸うもんじゃねぇよ、お前にはコレで十分だ」

  俺はコートからガムの束を取り出しチルノに投げてやる。

  「これは? お菓子か?」
  「ガムもしらねぇのかよ。それは確かに菓子みてぇなものだが…、あぁそうだ
   それを一度に全部食べると願いがかなうんだぜ? ガキにはできない相談だがな」

  ちょっとしたいたずらだった。
  全部口に入れてモゴモゴしやがれ。

  「バカにすんな? このくらいあたいにとっちゃ三時のおやつ前よ!」

  きっと言葉どおりの意味なんだろうな。
  チルノは包み紙を全部あけ一気に口に入れた。

  「んん、ぁあい、おいひぃえおうぁぁうぁうぅ」
  「そりゃ、菓子だしガムだからな」
  くちゃくちゃくちゃ
  「こえいつあかんえああいいお?」
  「気の済むまで噛んでろ」
  「うぅ」
  ククッつらそうに噛んでやがる。よだれたらしやがって、
  普通に気持ち悪くなる量だぜ?

      BGM ~♪おてんば恋娘~
  くちゃくちゃくちゃくちゃ、くちゃくちゃくちゃくちゃ
  くちゃくちゃくちゃくちゃ、くちゃくちゃくちゃくちゃ 
  くちゃくちゃくちゃくちゃ、くちゃくちゃくちゃくちゃ
  くちゃくちゃくちゃくちゃ、くちゃくちゃくちゃくちゃ

  (ピアノサビ)

  「おいチルノ! 言っておくがー…まちがっっても食べるなよ?」
  「ん、あ? くちゃくちゃくちゃくちゃくちゃゥッ、んがごぎべごぐガ」バタン、ムキュー

  「まさかおい、バカチルノ? おまえ飲み込み損ねたか?」
  やっべーー息が止まぁってやがるぅ、ガムがのどにつまぁっってる!

  こんなとーき、どうするか…助ける…に決まぁってる!
  たったー1つの方法それは、ガムを口から吸いー出す!

  命が…うしなわれてく…迷って…る暇はない!
  俺は、チルノの肩を抱き上げ、おもむろに口に吸いーつく!
  ぶっちゃけチルノが好ーきだ!思いを込めて
  今~~~~~~~~~!

  (ぶちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ~間奏26秒)

  チルノ生き返った~☆

  (ピアノサビ…フェードアウト)

  …
  チルノの胸がゆっくりと上下し始める、助かったようだ。
  俺は、チルノから吸い取った大量のガムをくちゃくちゃしながらもう一度煙草に火をつけた。
  フゥ…  くちゃくちゃくちゃくちゃ

  「ん…」
  「気がついたかチルノ? 悪い、俺が不用意だったよ、謝る」
  「そんな事はもういいよ…それより…」
  チルノは瞳を潤ませて俺を見つめた。熱い視線、氷精の癖に、これはガキの視線じゃない。

  「あたい吸われた…、こんなにも強く、強く激しく
   あたいのイロイロ全部吸われた気分だ…こんな気持ち初めて!!」
  「フッ、なりふりかまってる暇はなかったんでな、少し、本気になった」

  くちゃくちゃくちゃくちゃ

  「あたい、そんなに強い娘じゃない、
   こんなことされたら、そんなこと言われたら、
   あたいあんたに、愛芽吹かせられた、強引に恋させられた、
   もう、あんた無しじゃいられない」

  「今のお前なら、こいつが似合うかもな」
  俺はコートのうちポケットからシガレットケースを取り出しチルノに投げてやった。

  「これは…シガレットチョコ!」
  チルノに瞳に涙が浮かぶ
  「俺とおまえでハードボイルドしないか?」
  「あたい、ムネキュン☆ あんたをもう離さない!」

  俺の腕にしがみついてくるチルノ。
  チッ、もう少しスマートに告白するつもりだったんだがな、
  しかしこれが俺の生き様か。

  くちゃくちゃくちゃ

  「今度はあたいが吸い返してやるよ!」
  「お手柔らかに頼むぜ」

  ぶちゅ~~~~~~~~~~~~~~~BGM ~♪おてんば恋娘~

  (前奏29秒)
  またガム吸い込んだ~
  (ピアノサビ)
  「ちょwwおまww…(以下エンドレス…フェードアウト)


1スレ目 >>626-627


  「ぶえっくし!」
   ─夏風邪はバカしかひかないと言う。誰がうつしたんだ全く
  高熱と鼻水はなかなか治まりそうにない。咳が少ないのはまだ幸いか
   気の進まないまま強引に粥を流し込む。大人しく寝て無理にでも食うより方法は無いのが辛いところだ
   それにしても暑い。真夏な上に熱と布団のせいか更に暑い
  汗で濡れた下着や使用した食器は溜まる一方だ。これもなんとかしなければ…


  「あれ、数日見ないと思ったら風邪なの」
  突然の来訪者に一瞬ドキリとする
  「あ、バカ発見」 
  「五月蝿いわね。様子見に来てあげたのにその言い草は何よ」
  来訪者は氷の妖精─チルノだった
  「全く人間は弱いんだから。あたいは風邪なんてひかないよ」
  チルノはどうだといわんばかりに無い胸を張る
  ─バカだからだろ。俺はかろうじてこの一言を飲み込んだ

  「で、何やるつもりだお前」
  俺の下着を抱えてどこかに行こうとするチルノを呼び止める
  「洗濯。こんなところに置いておいたら臭いじゃないのよ」
  なんか物凄く不安なんですけど俺
  これが普通の女の子だったら。もの凄い勢いで拝み倒してでもお願いしてしまうんだが…だがこいつはバカだ。余りにも
  「病人は黙って寝てればいいの。何でもあたいにおっまかせ☆
   あんたは氷船に乗った気でいなよ」
  それを言うなら大船だ、氷だと溶けるだろ。やはりバカだこいつ


   しばらくして戻ってきたチルノ。何か言いたそうにもじもじとしている、どうせバカやらかしたんだろう
  「え、えっと…洗濯してるうちに面倒になって、その、勢い余って」
  そこには、何の芸術性も無く見事なまでに凍りついた何枚かの下着。どうしようもないバカだ
  「……溶けるまで風呂場に置いておけ」
  「あんなに一度に大量に洗ったこと無かったから、その…」
  「もういい。お前は洗濯はやるな」

  ──食器を片付けようとして割る
  ──破片を集めようとして指を切る
  ──病人がいるのに箒を持ち出して埃を舞い上げる
  もううんざりだよこのバカ
  「いい加減にしろ。邪魔しに来たなら出て行け!」
  枕元に正座させて怒鳴りつけると、チルノはしゅんとなって俯いた。流石に反省したらしい
  「う…その…早く治って欲しかったから。何かあたいにも出来ないかと思って」
  そーなのかー?
  「あんたを見なくなって寂しかったんだ…外の世界の話とか、もっと聞きたいし」
  「迷惑だったよね…あたい…バカだから…ごめん…」
  一筋の涙。元気だけが取り得の妖精に意外な面があったとは
  今の彼女には愛おしささえ感じる
  「…帰るよ。早く良くなって」
  「ちょっと待つんだ」
  「…え?」
  「やって欲しい事が一つだけあるんだ」
  「え、何? なんでもやるよ」チルノの顔がぱっと明るくなる
  「氷嚢作ってくれ。お前ならできるだろ」
  「ひょうのう?」
  「氷を小さく砕いて、布に包むんだ。額に乗るぐらいの大きさにしてな。熱があるときにはこれが一番だ」
  「あ、それならあたい得意。まっかせて☆」
  得意というよりそれしかできないだろうがこのバカ

  「これでいいかい?」
  ほどなくして出来た氷嚢を差し出すチルノ
  「あ…」
  「あ…」
  頭痛のせいか視点が定まらず、誤って彼女の腕を掴んでしまう
  氷の妖精たる所以か。ひんやりとした、心地の良い感触
  「冷たい腕してるんだな、お前」
  「あんたが…熱すぎるの」
  「でも今はこれが一番いいな」
  腕を引き、小さな体を抱き寄せる。二重の意味で気持ちいい
  「ちょ、ちょっと…恥ずかしいよ」困惑してはいるが反抗は無い
  「詫びるつもりがあるなら、しばらくこのままいてくれないか」
  「うん…早く治ってくれるなら…いいよ…」


   真夏の太陽は容赦なく照り付けるが、今は気持ちよく寝れそうだ。
   だが、バカだけはうつさないでくれよな。可愛い妖精さん


1スレ目 >>784


春でもただでさえ湖の周辺は冷えるんだから、
これが冬になるとどうなることやら。そんなことを思いながら湖畔に座っていた。
「ところでチルノ」
「なになに?」
呼ばれた小さな氷の妖精は俺の周りをぱたぱた飛び回っていた。
「……まずはカエルを凍らせた後、失敗しないで戻せるようになれ」
「えー?やだ。めんどくさい」
「できるようになったらキスしてやる」
「がんばる!」
そんなチルノがやっぱり可愛くて、思わず撫で撫でする。
「…えへへ、もっともっと~」
一瞬戸惑いながらもすぐに満面の笑みになってねだってくるチルノ。

……この手が凍るまではさすがに困るが
まあ、満足するまでは撫でても良いかなぁとか思ってる。


1スレ目 >>869


「もっと逃げなさいよ。氷漬けになるわよ!」
 後ろには巨木、左も右も巨木。追い詰められた。目の前には少女。少女の周りに氷柱。
「ふふん、まあ今日はこんなところで許してあげる。あんた面白いから。人間をからかうのも楽しいなあ」
 目の前の蒼い女の子は、どこかへ飛んでいった。文字通り空を飛んで。
 ふう、今日もなんとか生きていますよ。


 サバイバル、なんだろうなぁ。こんな生活。
 雨風をしのげる程度の居場所。木の虚を元に、なんとか住めるようにした。水はすぐそばに大きな湖があるから大丈夫。
 食料もそこで調達すればいいだけ。なんだがそうもいかない。さっきの女の子が襲ってくる。
「あたいの城で釣りなんていい度胸ね!」
 空から大量の氷を降らされて、なんとか逃げた。とりあえずキノコや木の実で食いつないでいる。
 こんな所から逃げ出せばいい。と思ってたが甘かったよ。
 歩き回って、村のような物を見つけたさ。けどコンビニもタクシーが通りそうな道もない。というかそもそも舗装された道がないようだ。
 場所を聞いても知らない地名。聞いていくうちに不審者扱い。最後は力ずくで追い出された。鎌とか鍬とか鉈だとか持ち出されちゃ逃げるしかないからなぁ。
 水がすぐに確保できるここしかいい場所がなかったんだ。


 こんな生活でも慣れればなんとかやっていけるもので。気がつけば10日くらい経っている。
 食料と水があるならやることも特にないわけで。ねっころがって空でも眺めてまったりすればいい。
 視界の端に蒼いものが。空の青とは違う蒼さ。いつもの女の子だ。
 見つかると面倒だし逃げるかな、と思ったが様子がおかしい。何か考えこんでるような。なにも考えてなさそうなのに珍しい。

 湖の辺に座ってボーっとしてる。
 なんとなく気になって追いかけてしまった。
 こういう時ってなんて声かけていいのかわからん。
「よぉ、いつもみたいに氷を出しながら追いかけてこないんだな」
 女の子は、少しこっちを見ると、
「そういう気分じゃないし。ってかあんた誰?」
 そもそも覚えてないのかよ!


「あー、そこに住んでたのあんただったの。まあどうでもいいんだけどね」
 少女はチルノというらしい。空を飛んでたり氷を出したりできるのは妖精だからだとかなんとか。そこら辺はよくわからないからいいや。
「あんたは人間でしょ?」
「そうだと思うけど」
「思うとかじゃなくてはっきりしなさいよ! こっちはマジメに聞いてるの!」
 表情がクルクル変わる。なんだかかわいいなあ。
「真面目に答えてるさ。オレは自分のことを人間だと思ってるけど、もしかしたら違うかもしれない。チルノだって見た感じそんなに人間と変わらないし」
 彼女は少し考えた後、言い放ちやがった。
「あんたヘンね。っていうかバカでしょ!」
 こいつもバカっぽいのに。なんか悔しかった。

 しばらく話をする。といっても相槌を打ち、聞かれた時に答えを返す。日が沈んでいくのを眺めながらオレは思った。別に悪いやつじゃないんだな。自称妖精らしいし、空を飛んだりもしてるけど、あの村のやつらよりは人間らしさがあった。今まで受けた仕打ちを忘れさせてくれるくらい心が休まった。久々に誰かとまともな会話をしたなぁ。

「そろそろ暗くなるし、あたいは帰る。あんたはバカだけど、見所あるから魚を獲るくらいは許してあげる。それじゃ!」
 チルノはものすごい速さで湖の奥へと飛んでいった。忙しいやつだなあ。とりあえず夜は魚を食べよう。


 それからしばらくは、それなりに平和な生活になった。
 魚を獲っても命を狙われない。むしろ食べ物を持ってきてくれることすらあった。寝ているときなんかでも、何か話したいことがあるとここまで来て叩き起こされる。
 オレが迷惑そうな顔をしても、まったく気にしない。
 まあそんなんでも誰かと話せるのが嬉しかった。彼女と会えるのを待つようになったんだな。


 夕方になって涼しくなってきた。チルノ来ないなぁ、なんてことを自然に考えてしまう。最近は会わない日はなかったのに。
 !?
 微かに人の気配がする。チルノじゃない。彼女はそんな隠れたりするような娘じゃないし、する必要がない。
 ゆっくりと気配の方に体を向けながら、距離を取る。
「待ってくれ、危害を加えるつもりはないんだ。話を聞いてくれないか」
 生い茂った木々の間から一人の女性。ヘンな帽子を被ってる。
「その、なんだ。あなたを助けたいと思ってるんだ。まず名乗ろうか。私は上白沢慧音、人間の味方だ」
 泥棒が使っていそうな大きな風呂敷包みを下ろす。白菜のようなものが見えた。もらえるのであれば聞きますとも!

 上白沢慧音と名乗った彼女は、いろいろと教えてくれた。たとえばここは「幻想郷」というらしい。日本じゃないのか。
「向こうの山に博麗神社という神社がある。そこに行けば帰ることができる。すぐには無理かもしれないがな。とにかく一度行ったほうがいい。帰るにしろ残るにしろな。」
 とりあえず明日にでも行ってみますか。


 久々に人間らしい食事ができた。上白沢さんのおかげだ。おかげか、いつもより元気な気がするぞ!
 湖で汗も流したし、神社まで行ってくるかな。こんな朝っぱらから向かえば昼過ぎには着くだろ。

 用意らしい用意もないし、いざ行かん! と思ったところに聞きなれた声。
「ちょっと、どこ行こうってのよ。あたいが来てやってるのに」
 振り向くといつもの少女。
「ちょっと出かけようかと思ってね」
「なんでいくの?」
 予想とは違う返し方。いやまあチルノ相手だと予想を裏切られることもそれなりにはあったけど、なにか違う感じ。
「別にどこも行かなくていいじゃない。ここで生活できるんだから」
 ううむ、なにを答えればいいんだか。
「ね、いいでしょ」
 彼女の目はまっすぐで、迷いも何も見えなくて。それでようやく気持ちが固まった。
「いや、やっぱ行ってくる。そんなには遅くなんないはずだから――」
「バカッ! 勝手に外でも何でも帰っちゃいな!」
 最後まで言わせてくれよ。あとできちんと謝らなきゃなぁ。


 日が出てるうちに、なんて思ったのが大きな間違いだったのか。夜なら夜で妖怪とやらが出るんだろうけどさ。
 とりあえずピンチだ。前後左右に人、人、人。手にはもれなく武器。この間は鎌とかだったけど、今度は日本刀とか持ってるやつまでいるしなぁ。どうしたものか。
「さっさと出てけ! この妖怪が!」
 人間だっていってるのに、怪しいとかなんだで殺されそうですよ。ひどい話もあったもんだ。
「いや、だからちょっと通りたいだけで、なんかしようとかそういうんじゃないですから」
 通してほしいだけなのに、それすら叶わないとは。
「うるせぇ! やっちまえ!」
 強行突破しかないか。覚悟を決めて脚に力を込める。
雪符「ダイアモンドブリザード」
 声の方へ振り返ると、そこにはもちろん、
「チルノ!」


「いや、助かったよ。ありがとう」
 チルノが威嚇してくれたおかげで、里の辺りは安全に通ることができた。石段をゆっくり上りながら、チルノに声をかける。けど反応がないんだよなぁ。
「けどよくわかったな。オレがいるところ」
「神社に、行くんでしょ? 昨日、慧音と話してたから」
 やっと返事をしてくれた。盗み聞きはまあ不問で。空気的に。
「ああ、昨日の夜来てね。話を聞いた限り、すぐに行った方がいいと思ってさ」
「そんなに……そんなに帰りたいなら帰っちゃえ!」
「え? あ? おい、待てよ!」
 今朝のようにものすごい勢いで飛んで行ってしまった。
 あー、謝ることが2つになってしまった。せめて話をさせてくれ!


 とにかく神社に行くことが先決。気合を入れて上り続ける。大体1時間弱、階段を上り続けたくらいか、神社にたどり着いた。
「いらっしゃい。素敵なお賽銭箱はそこよ。外のお金でもいいから入れて欲しいものね」
 巫女さんっぽいけど何かが違う格好の、まあ紅白な女の子が、お茶をすすりながら出迎えてくれた。鳥居に座ってるだけに見えるけど、出迎えてくれてることにしておこう。
「紫、来たわ」
 お社のほうへ声をかける。すると、中からなんだかよくわからない人が。説明しようがない不思議さがあるなぁ。
「さて、本題に入りましょうか。霊夢、お茶入れて頂戴」
「はいはい」
 霊夢さんと紫さん、か。とりあえずオレも名乗ったほうがいいのかな。

「まあ簡単に言うと、幻想郷に残るか元の世界に帰りたいか。それを聞かせてほしいわけ」
 オレの心は決まってる。
「残ります。好きなヒトが、いるから。まだ想いも伝えてないんです」
「ダメだったから帰る、なんての都合のいいことはできないけどいいわね?」
 紫さんの言葉を聞き少し躊躇。ダメだったら、か。もし帰ってもチルノが会ってくれなかったら。話を聞いてくれなかったら。でも、それでも何もしないで帰るよりはいい!
「そのくらいの覚悟はできてます」
「物好きもいたものね。あの妖精がいいなんて」
「霊夢だって好きなヒトができればわかるわ、きっと。私なんてどう?」
 お茶をすすりつつそんな話をしていると、夕焼けを背に上白沢さんの姿が。
「あら、めずらしい。慧音が来るってことはコレ関係?」
 霊夢さん、人を指差してコレ扱いはちょっと……

「里の人間たちのことはすまない。これからは無いように注意しておくよ」
 上白沢さんは本当にすまなさそうに謝ってくれた。帰りは上白沢さんが送ってくれるそうだ。
 さて、残ると決めたからにはやるべきことがある。

 上白沢さんは、里で暮らせばいい、みんなを説得する。と言ってくれたが、断った。一緒にいたいのはあんな人間達じゃないから。
 湖のそばまで送ってもらい、そこからは一人で住処まで歩く。
 住処の前で、チルノが佇んでいた。


 オレを見て驚く。そして怒り出す。
「なによ! 帰ったんじゃないの!?」
 ――今しかない!
 オレの中で何かが叫んだ。
「いや、残ることにしたよ。オレ、チルノが好きだから。ずっと傍にいたいから! いてほしいから!」
 言っちまった。沈黙が場を支配する。チルノは少し恥ずかしそうにこっちを見ながら応えてくれた。
「そ、そう。まああたいの魅力に気づいたところは評価してあげる! 心意気もね! あんたは弱いからこれからは守ってあげるわ、ずっと傍で。いやだって言っても離れてやらないからね!」


2スレ目 >>4


「チルノ、たとえ⑨でもお前のことが大好きだ。結婚してくれ!」
「あたいは⑨じゃない! で、でも、あんたがあたいの事好きなら、あたい⑨でもいいよ……」


2スレ目 >>425


「なにこのヒューマン・・・やめてよ、あたいは一人が好きなのさ
 そんなに優しくされると・・・あんたのことが・・・。
 やだ!あたいったらヒューマン相手に何考えてるの!ばかみたい!」

そんなチルノの小さな憂いですら支えられぬほど、薄氷は脆く頼りなかった。


                                      14話につづく


>>90


彼女は妖精である。

「ん、何かあたいの顔についてる?」
そう、彼女は妖精なのである。
彼女にはそのあたりの意識は無いようだ。
「いや、別に何もついてないぞ」
どこからどう見ても妖精であり、彼は誰がどう見ても人間である。
そう、彼女は妖精で彼は人間だ。

遊ぶのも、悪戯するのも、全て妖精だからだ。

自分は彼女の何だろう?
彼は己に問い掛ける。
きっと、そんなことは他愛ない疑問に過ぎない。
「さっきから元気ないけど、どうかした?」
彼女の目が彼を見る。
妖精の瞳の中は、人間が写っていた。
「いや、何でもない。さぁ今日はどうする?」
巫女に悪戯でもするか?
魔法使いに罠でも仕掛けるか?
メイドに爆竹でも送りつけるか?

「いいね、それ」
彼女は笑う。
「だろ?」
悪戯の日々は続く。
この妖精の少女は何故、妖精なのだろうか?
なぜ彼は、人間なのだろうか?
「さぁ、行こー」
「あぁ」
悪戯な日々は続いた。

彼女は妖精である。



「今度は蛙に飲まれないようにしろよ」
「分かってる!」
人間として、何故か妖怪の心配をしていた。
「おやつは飴な」
「うん!」
こんな風に喜ぶ少女は年相応と言うか、やはり心奪われる物がある。
「さ、悪戯に行ってこい。待っててやるから」
人間の提案した悪戯を実行する妖精も珍しいのかもしれない。
彼女がいなくなった後で、彼は呟く。

「…悪戯の日々だあねぇ」
さぁ、おやつの飴でも用意しに行くか。
と彼は、店に向かった。

自分は彼女が好きだが、きっと、相容れないことも分かっているのだ。
だから、今はこうして、普通の日々を――





===遺書===

次にお前は『このヘタレ物書きが!』と言うッ!
リクエストを受けておいて、この体たらく。
長い妄想よりも、チルノの場合、短い文章で、ちょっとだけ考える文章の方が
合う気がしました。
自分の文章じゃ、あまり考える人はいないかもしれませんが。

===遺書ここまで===


>>107


先に注意しておきますがU-1SSかも知れません。
不快に思う方はなるべく読まないように願います。


湖のほとりの小さな小屋。
そこに僕は住んでいる。
何故こんなところに家を?と訊かれたら、
…なんとなくだね。と返すしかない。
そう、ここに住んでいる意味など無い…はずだったんだけど…
最近、一人の妖精に会って、僕はここに住んでいる意味を見出した気がする。
その妖精の名は…

「○○ー!」

っと…来たようだな。
彼女は毎日この時間にやってくる。

「ヒマなんでしょ!あたいと遊ぼ~!」

で、いつもの通り僕を遊びに誘い出す。

「やれやれ…いいぜ。今そっちに行く」

まぁ僕はこういう風に渋々という感じで付き合うが…本心は彼女と遊ぶと楽しいのである。

「今日は何して遊ぶんだ?」
「弾幕ごっこでしょ!いつも通り!」
「今日のチルノは強いのかい?」
「何それー!まるでいつものあたいが弱いみたいじゃん!」
「…実際弱いんだから仕方ないだろ…これまでの勝敗は24勝1敗なんだし…」
「言うなー!今日こそあたいが勝つからねー!」
「はいはい…」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「凍符"パーフェクトフリーズ"!」
「おっと、この程度かい?」
「ああんもう!また避けられた~!」
「じゃあいくぜ!煉符"サーベイジファング"!」
「ふぇぇっ…」ピチューン

ふう、また僕の勝ちだな…

「また負けた…ふえ~ん」
「これで25勝1敗だな」
「あーんもう!○○が自滅したときしかあたい勝てて無いじゃん!」
「う…あの時のことは言わないでくれないか…」

あの時とは…

「あーっもう!○○!逃げるなぁー!」
「おいおい、素直に当たれってのかい…」
「もちよ!」
「そうか…残念ながら当たる気は無いけどな!ハッハッハッ!」
「むぅ~…まてー!」

さてとそろそろ反撃を…ってうおっ突風が!

「うわっぷ…前が見えない…○○~どこ~?」

ありゃ、チルノの顔に紙が張り付いて目隠しをしちゃってるよ。
フフフ…チャンスだな。スペルカードを用意して…っておわぁ!チルノのスカートが…風でめくれて…中身が…
うぅ…見てない!見てないぞ僕は!そんなことよりこの現状を(バチバチッ!)
ん…?しまったぁ!スペルカードに魔力をためすg(ぢゅどーん)

「うー…やっと取れた…ふぇ?○○が堕ちてる…」
「……(黒焦げ)」
「これって…あたいの勝ち…?そうだよね!やったー!あたいの勝ちだー!」
「うぅ…なんでこんなことに…(ガクッ)」
「わはー!ブーン!」

はぁ…おかげでそのスペルカードは作り直しになっちまったんだよ…


「あの時は事故だったんだから…」
「そうなのかー…あ、ルーミアちゃんのがうつった。てことは今度からあたいのパンツを見せれば勝てるってことだ!」
「ハァ!?何を言い出すんだよお前は?」
「だって○○はあたいのパンツを見たから発狂して堕ちたんでしょ!」
「ちっ、違う!あれは魔力を溜めすぎてスペルカードが暴発したから…」
「じゃあ、なんで暴発したの!?」
「う…それは…ええい弾幕で黙らせてやる!炎符"ガンフr」
「ちらっ♪(スカートめくり)」
「なななぁっ、だから何をしでかs」
「○○~♪スペルカードは?」
「へっ?(バチバチッ)し、しまったぁぁぁぁぁ!(ぢゅどーん)」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「うぅ…何でこんな目に遭わなくちゃいけないんだ…(黒こげ)」
「やったー!これで2章25杯だー!」
「…2勝25敗だろ。ケホッ」
「いいんだよー!そんなに変わらないでしょー!」
「全然違うよ…だからお前は⑨って呼ばれるんだろ…」
「うーっ、⑨って言うなー!(ゲシゲシ)」
「うおっ!やめろ!」
「次に⑨って呼んだら泣かすぞぉー!」
「…無理だな、絶対」
「…(ゲシゲシ)」
「うわっ!やめて!」

ふぅ…何とかおさまった…

「しかし…いくら勝つためとはいえよくもまぁ人にスカートの中なんて晒せるな…」
「○○にしか見せないよ!だってあたいはお前が好きなんだから!」
「…は?」
「だからあたいは○○が好きだってんの!」

…もしかして、僕、愛の告白された?

「○○は?あたいのこと好き?」
「…ああ好きだよ!弱いところも狡賢いところも⑨なところも全部な!」
「…なんか素直に喜べない…」
「まぁその…なんだ、お前は可愛いしなっ!」
「ホント!やったぁ!」

まぁ、今度からは彼女も僕の小屋に住まわせることにしよう。
それであの小屋に住んでいる理由がつくからな。

 -チラシの裏-
 修学旅行前に急いで書き上げたSS、今読み返してみればなんつう微妙な…orz
 -ここまでチラシの裏-


2スレ目 >>870


チルノが俺が喰ってたハーゲンダッツ少しちょうだいって言ってきた
一口喰わせたあと「間接キス」って言ったらしばらく固まったあと真っ赤になってわたわたしてる


最終更新:2010年06月01日 02:28