フランドール(レス)1
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「♪~ ♪~ 愛しのあのコをきゅっとしてドカ~ン~♪ 骨すらも残らない~♪ …ねぇ○○、温泉って最高だね!」
「……なあフラン」
「なぁに?」
「その物騒な歌はおいといてとりあえず吸血鬼が温泉に入っていることには突っ込むべきか?」
「流れてないから大丈夫!」
「あ、そ、そう?……しっかしいきなり温泉に行く!とか言って姉さんぶっ飛ばすなんて思わなかったぞ。いつも外に出る気なんかなーいとか言ってるのに ソレニアトガコワイ…」
「○○と一緒に入りたかったの!姉様は人の恋路を邪魔する奴はアリスに蹴られて地獄に堕ちろって本にもあったし自業自得!…… ムー 嬉しくない?」
「いやいやいやそんなことは無いけど 最高だよ?愛しのあのコと温泉旅行」
「エヘヘ。 ……ねえねぇもっとこっちきて、ほらキュッとして?」
「それはやってしまうとドカーンしちゃいますが」
「しちゃえばいいじゃん~…私は問題、ないんだけどなぁ フフ」
「えーあー……いやほら、今俺たちしかいないけどここ公共施設だし…色々と……」
「ふぅん……そっか……○○を邪魔してる物があるんだね……壊しちゃおっかな…ソウダヨネソレガイイヨネ」
「!?ちょっとフラン何をかはわからんが壊すとかやめ……」
「フォーオブアカインド! 点呼ー! いち!」 「に!」 「惨!」 「死!」
「こんなに月が紅い夜!」「壊すのは!」「○○の!」
「「「「り・せ・い・(はぁと)」」」」
「トリャー!」
「うわっフラン4人で一気にくっつくな個人的にも公共の福祉的にも色々と大変な事に」
「旅の恥はかき捨てっていうじゃん~大変な事の10回や20回余裕だよ~ほらほら今夜はゲームオーバーはさせないからねっ?クスクス」
「オオゥ…」
早 苗 井
<●> <●> 貴方たちはこの温泉を特殊浴場にするつもりですか
14スレ目 >>151
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自室にノックの音が響く
「○○ー、いるー?」
紅魔館に居候しはじめて一ヵ月
「いませーん」
「じゃあ、誰が答えてるのよ」
日用大工担当と自称しているが
「はいはい、いるよ、いますよ」
「○○ー、遊ぼー」
ほぼ妹様担当になっている
「今日は如何なる遊戯を?」
「弾m「弾幕ごっこはいやですよ」」
正直、命がいくつあっても足りないが
「えー」
「大体、弾幕なんざだせまs「役たたず」」
それなりに楽しい毎日を送っている
「まあ、何か他のこと考えましょう。図書館辺りで」
「仕方ないわね」
それに、それなりに楽しみもあるしな
「ひゃ!!いきなり抱っこしないで!!」
(フランちゃんの香り、フランちゃんの香り)
14スレ目 >>417
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その日はなぜか目が覚めるのが早かった
まだ日が昇っていないので暗い
そもそも昇っていても窓が少ないので暗いのだが
このままでは満足に動けぬので
こんなこともあろうかと用意しておいた燭台に火をつけ
廊下に出てみることにした
それでも明るいとは言えない廊下を
とりあえず厨房目指して歩いていると
不意に羽音が聞こえ
「あれ?○○?」
「フラン…… か?……だな、まだ寝ないのか?朝が近いぞ」
「……ねぇ……今から寝るところだけど……
その……今まで起きてたのなら一緒に寝ない……?」
そもそも今起きたところだが……望むところだフヒヒウフフ
おっと、素が出た
こくりとうなずくと彼女は抱きつき燭台の火を吹き消した
「暗くて見えんのだが」
「大丈夫、ふふふ……エスコートしてあげる」
その後妹様の寝室へドキドキエスコート
着替えおわった妹様とベッドに入った
完全に寝たのを見計らいクンカクンカしたあと
妹様の抱き癖で危うく昇天しかけるのはまた別の話
14スレ目 >>429
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フランちゃんにギュッってされたい
そう、ほら、腰辺りに抱きつかれて
んで頭撫でたい
フランちゃんも気持ち良さそうに「んー……」とか言ったり
あーフランちゃんかわいいよ
15スレ目 >>175
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(原文ママ)
東方妹日記~ドキッ☆フランだらけの幻想郷日記
主人公○○はふとした拍子に妹様の数ある玩具の1つとして
妹様がいる隔離地下室に入ってしまう
しかしあっさり死ぬはずだった運命は一転、妹様は○○にとても気に入られてしまう
死にたくない一新で一方で機嫌をとりつつ一方で脱出を試みるもあっさり捕縛され
唯一の脱出口もフォーオブアカインドによって4人に分身し逃げないよう四六時中監視されてしまう
子供っぽいフラン、ツンデレフラン、ヤンデレフラン、大人っぽいフランの正確4人のフラン全員と仲良くし
死なないように脱出できるのか! ずっとい続けてラブラブエンドもあるよ!
15スレ目 >>312
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フランは可愛い
フランは可愛い
フランは可愛い
フランは可愛い
フランは可愛い
フランは可愛い
フランは可愛い
フランは可愛い
大事なことなので2回言いました
4人いるので4回繰り返しました
15スレ目 >>328
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○○「フランの羽根って・・・何かキャンディみたいだな」
フラン「ん~・・・透明だしね。舐めてみる?」
○○「え、良いの?じゃあお願いしようかな」
フラン「良いよ良いよ~、○○だったら許してあげるよ~」
○○「むぅ・・・これは・・・」
フラン「美味しかった?」
○○「凄いな、本当に飴みたいな味がするよ」
フラン「えへへ~///」
○○「その・・・また舐めても良いかな?」
フラン「うん、あのね○○」
○○「?」
フラン「私達も○○の体舐めてみたいな・・・」
○○「達って・・・いつの間に四人に・・・」
フラン「色んな所を舐めたら・・・美味しい所がどこかにあるよね」
○○「い、いやあきっと無いと思う・・・」
フラン「耳の中とか、首筋とか、脇の下とか、太腿とかね・・・」
○○「いやそれはきっと汚いからってやめry」
15スレ目 >>687
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れみりゃ「うーうー」
咲夜「はいはい、今紅茶持ってきますね~」
○○「何か咲夜さん楽しそうですね」
???「そうね、あんなお姉さまは珍しいからね」
○○「そのお声はフランドール様?」
ふりゃん「そうよ、お姉さまは新月のときに幼児化してしまうみたいだけど、私はその逆みたい」
○○「つまり、大人化してしまうと」
ふりゃん「そのおかげで、私も部屋から開放されるんだけどね」
○○ 「その状態なら暴れることもないと」
ふりゃん「そうね、今はそんな気持ちじゃないわね。とりあえず紅茶持ってきてくれない○○」
○○「承知いたしましたフランドール様」
ふりゃん「こうやって二人っきりで紅茶を飲むのも初めてね」
○○「普段は勉強の時間くらいしか会わせてもらえませんね」
ふりゃん「そうね……私はもっと○○と一緒に居たいわ、ずっと一緒に……」
○○「私もそう思っています、ですがそのためにはもっと勉強していきましょう」
ふりゃん「……わかったわ○○、これからもよろしくね?」
○○「はい、これからもよろしくお願いします」
数日後
フラン「○○ーあそぼー!」
○○「今は勉強の時間ですよフランドール様」
フラン「え~勉強するのいや~」
○○「まったく、私と一緒に居たいんじゃないんですか?」
フラン「む~わかったよ○○」
○○「勉強が終わったら遊びましょうね」
フラン「わーいわーい!」
レミリア「○○のおかげでフランもだいぶ良くなったわね」
咲夜「そうですね……人は恋をすると変わると言いますからね」
レミリア「恋ね……もしそれが叶わぬ恋でも良いのかしら……」
15スレ目 >>872
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最終鬼畜 ずっと月蝕
ぐらんぎにょーる、
月蝕が終わらない。
多分異変なので巫女が成層圏まで飛んでいった後、
急降下して素直に永遠亭にロケットを借りに行った。
さておき、異変の影響として夜行性の妖怪の方々の生体系が狂ってしまい、
一時期夜雀の屋台が大繁盛したのだが、
狂って愛欲過多になった夜雀が恋人とイチャイチャして稼ぎ時を逃した辺りだった。
僕は紅魔館にレミリアとフランの世話をするバイトを持ち掛けられた。
異変の影響で幼児化が終わらなかっただけでなく、
フランが良い感じに正気になって悪い感じに年頃の女の子になってしまったそうだ。
そして異変に巻き込まれたメイド長は「おじょうちゃまハァハァ」になってフランの世話まで頭が回らないらしい。
と、言うわけで出向いた。
門番は彼氏と昼寝していた。
あれ、いつも通りじゃね?
妖精メイドも影響を受けたのか地下室まで向かう途中キスしてきたりお菓子をくれたり色々してくる。
うはあ可愛い、初めてこいつらの妖精らしさを実感したなあ。
そして地下室にたどり着き成長したフランの姿を見て僕は・・・
「ゴフウッ!」
吐血した。
「ちょ!な、大丈夫○○!?」
「いや、うん。あまりにフランの格好が性的過ぎて吐いた」
だってぴちぴち。
だって胸とかスカートとかピチピチなんですよ奥様。
「え・・・ ○○はこっちの方が好きかなぁって」
いやんもう死にそう。
さて、メイド長の代わりに家庭教師をしようにも、
流石に成長したフランには小学生レベルの問題は簡単過ぎる様で、あっという間に終わってしまった。
「つまんな~い」
「あーわかったわかった遊んであげるから」
この辺は変わらないなぁ。
「ん~・・・あ!そうだ○○、私大きくなったから教えてほしい勉強があるの!」
「あぁ、何だい?教えてあげるよ」
「本当!?良かった・・・えとね、保険体育の実しゅ」
あ、やっぱり。
「いや駄目だろそれは倫理的に」
「う~!○○ 教えてくれるって言ったのに!」
「そういうのはパチュリーがいない板でやらないと駄目なの---」
さて帰ろうかと地下室の扉を見るといつの間にかフランがそこにいて、
両手にも胸を強調するように絡み付き、
「あはは、やだなあ○○何言ってるのよ・・・
絶 対 に 帰 さ な い よ ?」×4
・・・いやん。
15スレ目 >>879
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壊さないように○○を気絶させた後に部屋に引きずり込むフラン。
目が覚めて状況に気付くと慌てる○○だが、フランを見ると言葉を忘れて呆然とする。
ワイシャツ一枚に身を包んだフラン。
かなり小さめのスク水一枚に身を包んだフラン。
ゴスロリメイド服に身を包んだフラン。
スケスケネグリジェ一枚に身を包んだフラン。
常に四人に誘惑され、更に新月の際には大人の色気が付加されたフランの魅力が襲いかかる。
果たして○○は地下室から無事逃げ出すことができるのか?
15スレ目 >>904
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外の世界の漫画の影響で○○のことを看病してみたいフラン。
でも季節は夏で、○○は風邪をひきそうにない。
そんなもやもやした気持ちを紛らわす為に○○に思いっきり抱きつくフラン。
そして吸血鬼の怪力により、全身大怪我をして倒れる○○。
「私が治してあげるね!」
結果的に○○を看病できて大満足なフランでした。
17スレ目 >>801
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フランが大好き。
「私も○○の事大好きだよ!」
俺がフランの事を想う気持ちは世界一だね。
「ん?私が○○を想う気持ちの方が大きいよっ!」
いやいや、身長的に見ても俺の方はフランの二倍あるだろ。
「ぐぬぬ・・・じゃあフォーオブアカインドで○○が四倍好きだよ!」
むぅ・・・でも緋想天でいつも俺が勝ってるから俺の方が強いぞ多分。
「じゃあリアルで弾幕ごっこしよ!耐久「恋の迷路」ね!」
て、おいおい話がずれて・・・
「さあ○○~、トラウマ弾幕だよ~、私に密着すれば安置だよ~」
我々の業界ではむしろご褒美です、てりゃ
ぎゅ~
「えへへ~///」
18スレ目 >>81
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○○「フランドールお嬢様。老いぼれはもう逝きます」
フラン「逝っちゃダメ!ちゃんと好きって伝えてないよ!」
○○「この老いぼれはフランドールお嬢様の気持ちに気付いておりました。ですが、フランドールお嬢様の従者でございます。それ故気持ちを押し殺して参りました。」
フラン「遅いよっ!○○!ずっと好きだったんだから!」
○○「この老いぼれ、恐悦至極に存じます。」
フラン「○○!○○!」
フランドールの帽子を取り、しわくちゃの手がフランドールの頭に乗る。
しわくちゃの手が、悪魔の妹と多くの時間を共有した証。
男は、いつまでも従者のままで逝った。
咲夜「はいおkです。お疲れ様でした、妹様。ついでに○○もね。」
○○「フラン~、台本以上だよ~」
フラン「えへへ~○○大好き!もっと撫でて~」
レミィ「……ところでこの馬鹿ップルを見てくれ。こいつをどう思う?」
咲夜「…凄く……甘いです」
19スレ目 >>302
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フランを見てて思った。
「あー、俺も羽根が欲しいぜ。
フランのは綺麗で良いなー」
「んー、じゃあね○○、
ちょっとしゃがんでみて?」
「んー、こうか?」
「よいしょ」
ひょい
「おお・・・っと、大丈夫か?」
「んー、しがみつくから両手あげて?」
「ん・・・」
「これで○○に羽根が生えてるみたいに見えないかな?」
「フラン・・・ありがと」
「あれ、○○さん妹様は置いて帰って下さいね」
「バックパックです」
「いやどうみても妹様じゃないですか・・・」
「いえ、バックパックです」
「いやあの羽根・・・」
「バックパック以外の何物でもありません」
「・・・夕方辺りにまた来て下さいね」
「さ、フラン、デートをぉうわっ!?」
「せっかくだから空飛んで行こうよ!」
「ま、いっか。
・・・落とさないでくれよ?」
「まかせて!」
「・・・なーんてフランがしてくれたらなぁ」
「良いよ?」
ひょい
「フラン・・・前じゃない、後ろだ。
・・・というかポジション的にまずい・・・フラン!」
19スレ目 >>655
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51 :名前が無い程度の能力:2008/10/13(月) 03:42:35 ID:ZgqA59YM0
何故か今蓬莱の薬を飲んでフランに何度も壊されながら告白すシーンを幻視した。
52 :名前が無い程度の能力:2008/10/13(月) 07:37:05 ID:kmi2Dr/gO
なぜか世界三大恥ずかしい告白のゲイナーお兄さんでその光景が見えた。
○○「壊せるもんなら壊してみろ!このおれのお前に対する愛はぜっったいに壊せやしない!フラァァァン!好きだぁぁぁぁ!」
フラン「ひっ!?」
ピチューン リザレクション
○○「まだまだぁぁぁぁ!俺の愛は!愛は!ぶっ壊れていないぃぃ!フラァァァァァァァァン!!」
レミリア「誰かあの馬鹿を黙らせなさい」
咲夜「無理でしょうね…アレを止めるのは」
20スレ目 >>51-52
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部屋で小説を読んでいると館の鐘が鳴った
そろそろフランが遊びに来る頃だ
しかし毎回驚かせてくれるんだよな。屋根裏からやってきたり、窓に張り付いていたり。
そうだ、今日は俺が驚かしてやろう! そうと決まればベットの下にスニーキングだ!
ちょうど潜り込んだところでフランがやってきた。
「○○ー! 遊びに来たよー! ってあれ?」
ふふふ、探してる探してる……
ってすぐに探すの止めてベットの上に乗っちゃった
かわいらしい足が目の前でプラプラしてる
ん……? 何か白い布が落ちてきた? なんだこれ?
「んっ、○○のにおい……、胸がどきどきするよぅ」
艶めかしい声と共にベットがギシギシと音を立て始めた。
こ、これはもしかしてぇ!? み、見たい! くっ! 奥に入り過ぎたか!!
慌てて飛び出してベットの上を見たらちょこんと座ってにこにこしているフランがいた。
特に服が乱れているわけでもない。
あれ? おかしいな? じゃあさっきの声は?
「あははっ、○○の顔おかしいー! 部屋に入ってきたらベットの下でニヤニヤしているんだもん。
かくれんぼならもっとうまく隠れなきゃだめだよー」
おうしっと……相手から丸見えだったとは……
大佐、俺は蛇にはなれなかったようだ……
ベットに腰掛けうなだれていると急にフランに押し倒された
「んふふ……○○は私が何してると思ったの? えっちぃ♪」
馬乗りになったフランが焦らすようにスカートを捲り上げていく。
かわいらしい太ももが露わになり頭の中に疑問符が浮かぶ。
(ここまでスカートを捲ってドロワが見えないのは……!!
ってことはさっき落ちてきた布はフランの……)
「オオカミさんに見つかった子羊さんはどうなると思う?」
「た、食べられちゃうんだよね……」
「せいかーい♪ それじゃムベンベみたいに……たーべちゃーうーぞー♪」
かわいらしいオオカミに俺は晩のおかずにされてしまうようだ……
パッチェさん「むー! むがー!」
レミリア「はいはいそこまでよって言いたいんでしょ。でも折角二人の仲が進展しそうなのに
水を差させる訳にはいかないわ。さ、向こうで紅茶でも飲みましょう」
パッチェさん「むがー!!」
20スレ目 >>223
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「もしもし、私フランちゃん。今、○○の後ろにいるの」
むぎゅ
「お、フラン様、突然どうしたのですか?」
「もしもし、私フランちゃん。今、○○の左にいるの」
「もしもし、私フランちゃん。今、○○の右にいるの」
「もしもし、私フランちゃん。今、○○の前にいるの」
ぎゅっ、ぎゅっ、きゅっ
「……えーと、さすがにこの状態では動けないのですが」
「「「「えへへ、あったかーい」」」」
「聞こえてないか……」
20スレ目 >>910
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フラン「ねー○○」
○○「なんだ?」
フラン「私とあなたって恋人になったんだよね。」
○○「そうだな。俺の一方的告白だけど。」
フラン「恋人ってなにするの?」
○○「・・・こうやってくっついてお話したり色々だな。」
フラン曰く
「貴方は私の事が好きだから恋人になりたいの?」
「んじゃ、いいよ。私も○○のこと好きだもん」
「恋人?好きな男の人と一緒になることでしょ?」
「だから私はなってもいいの。○○の恋人に」
というわけだ。恋人の意味を深く理解してるとは言い難いが、とにもかくにも俺とフランは恋人(?)になった。
こちとら捨食、捨虫済まして人間やめたので時間はたっぷりある。恋人がどういうものかじっくり教えればいい。
フラン「その色々を教えてよ。夫婦とは違うの?」
○○「恋人ってのはだ、夫婦の前段階みたいなものだな。
色々教えてと言われても口で説明するのは難しいよ。」
フラン「じゃ、実践してみせてよ。」
○○「まじですかい・・・」
フラン「私と○○は恋人なんだから別に躊躇するひつようないでしょ?やってみせてよ。」
○○「・・・知らんぞ?」
フラン「平気よ。貴方と違って私は吸血鬼よ。」
○○「怒らない?」
フラン「むしろ実践してくれなかったら怒る。」
○○「・・・んじゃ、まず目を瞑って」
フラン「・・・こう?」
○○「そうそう。んで次にべーって舌を出して」
フラン「べー」
かぷっ
フラン「!?」
ちぅぅぅ・・・
フラン「んんぅううう」
俺はフランの舌を唇で甘噛みしつつゆっくりと舌を絡ませる。唇がやわっこくて、髪の毛からすごくいい匂いがする。
フランが怒らないと約束してくれたからってやりすぎな気もするが、もう後には引けん。
フラン「ん・・・ふ」
最初はびっくりしてたじろいでたフランも積極的に舌を絡めてきた。
恋人がどういうものか理解を深めようとしているのか、
はたまた、気に入ってくれたのか。少なくとも俺はすごく嬉しい
俺はフランにぞっこんだ。齢495年を超えるであろう恐怖の象徴たる吸血鬼にだ。
その綺麗な金髪も、かわいらしい顔立ちも意地っ張りだけど好奇心旺盛で心根の優しいところも全部全部大好きだ。
こうして俺とフランは唇をかさねて互いの舌を愛撫しあっている。まるで夢のようだ。
フラン「ぷはっ!」
フランが離れた。苦しくなってきたらしい。
○○「どうだった?」
フラン「・・・」
○○「フラン?」
がばっ!
フラン「んーーー」
フランがお返しと言わんばかりに舌を絡めてきた。その動きはたどたどしくて乱暴だ。
だらしなく互いの唾液が喉を伝う。どれくらい、キスし続けただろう・・・
フラン「んー・・・ふぁ」
○○「フ、フラン?」
フラン「なんかね・・・ドキドキする。」
○○「ドキドキ?」
フラン「そうよ。だからね、これ、もっと教えて。」
フランは頬を染めながらそう言った。容姿からはとても想像もつかないような色っぽさだ。
○○「勿論、そのつもりだ」
断るなんてできるはずもなかった。
フラン「うふふ、今日1日こうしててね。」
○○「が、頑張ります」
フラン「はい、じゃぁ息継ぎ終わり、」
○○「別に鼻で息すればいいんじゃ・・・」
フラン「鼻だけじゃ苦しくなるの!」
○○「なるほど。」
フラン「いいから、続き」
○○「ほいほい」
フラン「ん」
唾液が交わり、互いの唇を吸いあう擬音だけが、ひたすら室内に響く。
フランの気が済むまでずっとずっとこうしていよう。もっとも、俺の気が済むまで離す気もないがな。
21スレ目 >>505
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フラン「お外気持ちい~温泉あったかーい」
○○「いいだろ温泉」
フラン「むー、○○!何でこっち見てくれないの?」
○○「男だからね」
フラン「見ていいのに・・・○○は咲夜やパチュリーのようなボンキュボーンがいいの?」
○○「まあ男だからね、でもフランが一番好きだぞ」
フラン「・・・何度も壊しそうにしたのに?」
○○「ああ、今は壊そうと思ってないだろ?」
フラン「うん、○○が力の使い方を教えてくれたおかげだよ・・いい子になれたんだよ」
○○「フランが可愛くていい子になったからこうやって外出できるようになっただろ」
フラン「・・・○○のおかげだよ、お姉ちゃんといっぱい仲良くなったし館のみんなとも仲良くなったし」
○○「フラン・・・・」
フラン「○○・・・」
Chu♪
ぎゅ・・・
○○「・・・のぼせそうだ」
フラン「えへへ・・・○○、これからも一緒だよ・・」
○○「ああ・・・」
21スレ目 >>680
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少女はとある青年に恋をした。
少女は吸血鬼だった。
少女は図書館で一生懸命勉強した。
いっぱいいっぱい勉強して、どうすれば彼に振り向いてもらえるかを学んだ。
本を読み知識を付け、迷わずにそれを実行した。
そうすれば必ず彼と結ばれると信じたから。
周囲の制止の声も振り切って、少女は青年の下へ駆け出した。
――結論から言えば、彼女の目論見は失敗した。
理由は単純明快。少女は加減を知らなかった。
外界の漫画を読んで付けた知識も、少女の頭脳では活かしようが無かった。
漫画に書かれたことをただその通りに実行し、失敗した。
そして彼は重傷を負い、里に運ばれ治療を受け、竹林の奥に住む薬師の下で療養生活を送ることになった。
少女は後悔した。彼の見舞いにも行かず、地下室に引きこもった。
どすればいいのか思い詰めた。
最初は彼がこんなことになってしまったのは脆い人間だからだ、と考えた。
だから彼を自分と同じ吸血鬼にしてしまえばいい、そうすれば全て上手く行くと考えて実行して――止めた。 そんなことをすれば自分の知っている彼が何処かへ行ってしまうと、何となくそう思ったのだ。
少女は一人で館を抜け出し、青年の見舞いに行った。
青年は笑って許してくれたが、少女は納得がいかない。
少女は単純だが、それ故に心境は複雑だった。
――その日から、少女は一生懸命練習した。
吸血鬼の怪力を制御し、あらゆるものを破壊する程度の力を完全に抑える為に。
次は全て上手く行くと信じたのだ。
加減を覚える為にひたすら妖精相手に練習を繰り返し、弾幕を飛ばし続ける日々。
そんな様子を姉や周囲の妖怪は酒の肴に眺めていた。
ただ、紫の魔女だけは五月蠅くて研究がはかどらないと愚痴をこぼしいたが。
それから3ヶ月が経った。
青年の怪我も完治し、仕事も満足に行えるようになった頃。
青年は帰宅途中、背中に軽い衝撃を受けて転んでしまった。
何があったのかと混乱して振り向けば――そこには食パンを口に加えた、赤白金の吸血鬼少女。
目が合うと、少女は花が咲いたような笑顔を見せてこう言った。
「ラブコメってこういうことを言うんだよね?!」
――――東方紅魔郷、完――――
22スレ目 >>335
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「あ、ちょうどいいとこにいた~」
「ん?フランじゃないか、どうした?遊んで欲しいのか?」
「ちょっと違うの。今から私の技の練習に付き合って!」
「え?どうして俺が?」
「嫌なの?」
「そうじゃないんだ、俺ってさ、美鈴のように打たれ強いわけでも
ないし、かと言って咲夜のように技術で弾幕を避けたりできるわけ
でもないだろ?お嬢やパチュリーのように強力なスペルカードとか
持っているわけでもないし…俺は打たれ弱くて脆い只の人間だから、
フランの練習に付き合えるとは思えないよ」
「違うの!これはあなたじゃないとできないことなんだから!」
「む…じゃあ、具体的にどうすればいいんだ?」
「黙ってそこに立っててくれればいいの!」
「…分かったよ。ここでいいか?」
「そう、じゃあそこから動かないでね!それっ!」
ギュウン
「速いッ!?」
ぎゅう
「フランドールブリーカァァー!!死ねぇっ!!」
「げへぇっ!!痛…くない?」
「えへへー、やっぱりあったかーい」
「フランドールさん、これは一体…」
「パチェが偶然手に入れた外界の本に書いてたのよ。愛を体で語る
イカシた方法なんだって!」
つ【鋼鉄でこの世でもっともハニワが憎い磁石の力なあの人】
「…フラン、何もこんな大げさな方法取らなくたってやりたいなら
やりたいって言ってくれればいつだってやらせてあげるからさ…」
「ホント!?」
「あー、でも仕事がないときにな」
「やったー!嬉しいな!」
【物陰】
「フラン…私を置き去りにして!」
ギリギリ
22スレ目 >>765
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紅魔館に拾われフランの執事をやるハメになった俺。
この悪魔の妹様と弾幕ごっこできるように図書館にて魔法を勉強中。
「○○」
「なんじゃい」
「暇」
「俺は忙しい」
「だんまk」
「まだムリ」
「ぶー」
「もう少しまっておくれ」
「ん」
「解読ムズイのう」
「○○」
「こんどはなんぞ」
ぎゅー
「・・・どした?」
「別にいいでしょ」
「まぁいいけど」
フランが急に抱きついてきた。
あぁあったかい。
「外寒そうね」
「寒いだろうな」
「○○は?」
「あったかい」
「私も」
「そうかそうか。ほーれ頬擦り頬擦り」
「くすぐったいんだけど」
「あー、フランのほっぺはすべすべしてて最高です」
「ふーん」
「・・・一緒に本読むか?」
「うん」
フランを抱っこしながら魔道書の解読おいしいです。
「○○はこの辺とか読めないの」
「まだムリ」
「へー、先はながいね」
「ほっとけ」
23スレ目 >>227
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プロレスごっこ
紅魔館で 愛 の 合 体
フラン「行くよ○○!」
○○「覚悟しろレミリア!」
レミリア「くっ、2対1とは卑怯な!食らえ必殺、スピア・ザ・空きボトル!」
○○「いてっ!」
フラン「おのれ凶器とは卑怯な!」
○○「フラン、あれをやるぞ!」
フラン「よーし○○、今こそ愛の合体よ!」
パチェ「ちょ、コラ、そこまd
○○「肩車だー!」
フラン「この高さなら私に攻撃は届くまい!勝った!Winシリーズ完ッ!」
レミリア「ほーう、それでどんなOSがWindowsの代わりをつとめるのかしら?まさかMacなワケはないわよね!」
フラン「しまった!この高さでは私の攻撃も届かない!」
○○「ちょ、レミリア脛蹴るの反則ー!」
愛の合体は弱かったよフラン
また新しい技考えような
24スレ目 >>318
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「(うぅ、朝は寒い……そだ)」
「○○~、ちょっと来て~」
「なんでしょう、フランお嬢様」
「一緒に寝よ~」
「……如何なさいました、フランお嬢様」
「寒いから、一緒に寝てほしいの」
「…………お嬢様が、御所望なら」
「ふふ~♪○○あったかい~」
「光栄です」
「あったかい~……すぅ…」
「(お嬢様、寝ちゃったか…抜け出せそうにないし、寝ちゃおうか…)」
24スレ目 >>462
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「やぁ、フラン。遊びにきたよ」
「あ、○○!遊びにきてくれたの!?」
「うん、そうだよ。今日は歌でも歌おうか」
「うん!今度はどんな歌を教えてくれるの?」
「そうだね。今日は…」
紅い館の地下室に持ち込まれたアコーディオン
その鍵盤の音は地下より館中へ響き渡る
無垢の少女と少年の声をのせて
主は、侍女は、司書は、門番はその音を聞きながら皆思う
「好きだなぁ」と
音楽は想いも運ぶ
「はい、今日はこれくらいにしよっか?フラン」
「うん。…ね、ねぇ○○?」
「ん?何だい。フラン」
「○○はずっと一緒にいてくれる?」
「もちろんだよ。どうしたんだい?急に」
「なんでもないよ。○○…ねぇ、大好きだよ!」
「あはは、僕もだよ。フラン」
少年の奏でた曲。それは愛の歌
少女の放つ言葉。それも愛の詩
「「大好きだよ」」
24スレ目 >>797
───────────────────────────────────────────────────────────
「たなばた?」
「そう、七夕。織姫と……彦星が一年に一回だけあえる日さ
二人は愛し合ってたんだけど、なんやかんやあって……」
「なんやかんやって?」
「覚えてたら言ってるよ。それで理由不明だが
笹だか竹だかに願い書いた短冊ぶら下げて叶うように祈るのさ」
「その願いってやっぱり恋の願い?」
「さぁ?なんでもいいんじゃないか?」(ナデナデ)
「ふーん」
「さ、メイド長達が笹だか竹だかとってくる間に書いとこうか」
見せあいっこ
『○○が弾幕ごっこできるようになりますように』
「……ね?」
「はいはい、頑張りますよ」
『事故でフランが四人のままに!!』
「……」(きゅっ、ビリッ)
「オウ……渾身の願いが……」
『いつまでも、一緒にいたい』
「ねぇ、○○……だめかな?」
「もう少し、もう少しだけ待ってくれないか……」
「……うん」
『恋人→嫁にクラスアップ』
「……」
「ねー、コレ誰のことー?」
「///」
「ねーねー」
「まあ、最後はお互いこっそり書かないか?」
「え?」
「いや、なんかもう恥ずかしい」
「仕方ないなあ」
『フランの願いが叶いますように』
『○○の願いが叶いますように』
25スレ目 >>404
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○「なあフラン」
フ「なに?○○」
○「死にはしないとはいえ壊れるのは結構痛いんだぞ。程々にしてくれ」
フ「ああ、ごめんね○○。でもつい壊しちゃうの」
○「ついって・・・、壊すためにレミリアと大喧嘩してまで俺を吸血鬼にしたわけじゃないだろう」
フ「うん、でもね、不安になるの」
○「不安?」
フ「○○が吸血鬼になって、私とずっと一緒に居てくれるのが、夢なんじゃないかって」
○「・・・・・・」
フ「だから○○を壊して、死なないのを見て、やっと夢じゃないって思えるの」
○「・・・安心しろ、俺はフランが死ぬまで、いや死んでも一緒だ」
フ「うん、ありがとう○○」
~ 少女覗き中...
レ「・・・あの子の心が正しい形になるまではもう少し時間が必要みたいね」
咲「彼なら大丈夫ですよ、妹様に愛を教えられた初めての存在ですもの」
レ「まったく・・・フランに姉妹愛ってものをもう少し教えておくべきだったかしら」
パ「(自分が初めてじゃなくて悔しいの?って言ったら怒るだろうからやめておこう・・・)」
25スレ目 >>485
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○「……フラン、なんで髪がいきなり長くなってるんだ?」
フ「あ、○○。さっきまで魔理沙が来てたんだけど、
『この髪型なら○○もイチコロだぜ』って言ってたから試してみようと思って魔法で伸ばしたの」
○「(……いつものフランも可愛いが長い髪だと美しさも加わってウフf)
……ハッ!危うく理性が飛ぶところだった」
フ「でも伸ばした後に髪型を整えられなくて困ってるうちに○○が帰って来ちゃったの……」
○「ん?それで完成じゃないのか?」
フ「うん、こういう髪型になるはずだったの」つ(写真)
……どう見ても昇天ペガサスMIX盛りです。本当にありがとうございました。
○「……俺はこの髪型より今の伸ばしてそのままの状態が自然で可愛いと思うぞ」
フ「本当?!よかったぁ……。
○○に変な髪型って言われたらどうしよう……ってすごく心配だったんだよ?」
○「……俺はフランがどんなでも大好きだぞ?」
フ「えへへ、私も○○がどんなでも大好き!」
とりあえず今度あの白黒が来たら問答無用でスペルカードぶっ放そうと思う
25スレ目 >>521
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○「あー、うー、フラン、そろそろ寝ないか?」
フ「えーもっと遊ぼうよー。まだ早朝だよー」
○「吸血鬼は陽が出る前に眠るもんじゃないのか念のためだ」
フ「そんなの本の中だけだよ。お姉様だって普通に昼間起きてるし」
○「それもそうだがとりあえず今俺は眠い、よって寝る。おやすみフランまたあとで」
フ「むう……、じゃあベッドの中で遊ぶ?」
○「……いや待てフランここではそういう描写はNGで」
フ「NGだからってレディーの誘いを断るなんてひどいねーさいていだねー」
○「…………」
フ「…………」
○「……とりあえずこっちに来てくれないと何もできんのだが」
フ「○○のえっちー。でも好きー」
小「けさはおたのしみでしたね」
○「よし小悪魔ちょっとこい吸血鬼のぐりぐりを喰らわせてやる」
小「遠慮しておきまーす(逃)」
25スレ目 >>638
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おーい、フラン
「ん、なーに?」
(なでなで)
「え……ぁ…」
(なでなで)
「○○、も、もっと…」
いいぞ、好きなだけしてやるぞ…って、あれ?どこからか視線を感じるような?
特に意味は無い
26スレ目 >>111
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「○○、ポッキーゲームで遊ぼ?」
フランが突然そんな事を言い出した。
一体どこでそんなのを覚えてきたんだと聞けば、例によってスキマ妖怪からとの事らしい。
またフランに変な事を吹き込んで・・・と言うか、ご丁寧にポッキーまで用意済なのか。
多分これもスキマ妖怪の差し金に違いない、間違いない。
俺はどっちかって言うと明治製のポッキーの方が・・・って、そーいやアレもフランって名前だったなぁ。
「んー」
そんな事を考えてる内に、フランはポッキーを口にして俺を待っている。
どうやらスキマ妖怪からやり方まで聞いたようだ。
・・・まぁ、いつまで考えても仕方ない。やろう。
(ポリポリポリポリ・・・)
見つめ合ってポッキーを齧る。
フランの唇まであと数ミリ。紅い瞳に吸い込まれそうな感覚。
唇が触れ合った。
「ん・・・ちゅ・・・んぅ、んっ・・・」
フランが舌を入れてくる。
いつからこんな積極的になってきたんだろうか?
口の中がより甘い物で広がる感じがした。
「ぷ、はぁ。・・・○○、まだまだポッキーあるから、もっとしよ?」
「え、ちょ・・・あと十数本はあるんだけど」
「ある分、全部だよ?これ、楽しいから私気に入っちゃった♪」
・・・もうどうにでもなーれ(AA略)ま、でもいいか。
小さな恋人との甘い一時、十二分に楽しむとしよう。
26スレ目 >>863
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〇〇「ねんがんの ぜったいしなないていどののうりょくを てにいれたぞ」
フラン「……どうやって?」
〇〇「パチュリーの人体じっけ、もとい……人体実験によってだ」
フラン「言い直しようがなかったのね。で、なんでそんな能力がほしかったの?」
〇〇「そりゃ、フランのためにさ。いつ壊されても大丈夫になるために」
フラン「そんなこと言ってるけど、本当は私が怖いんでしょ? そうよね。人間は死ぬのを何よりも怖がるもん」
〇〇「話を一人で進めるな。怖くないってば。恐怖のサインなんて出てないから俺は紙にはならないぞ」
フラン「あなたは、いっつもそうやってわけの分からない事を言って誤魔化そうとするよね。じゃあ……今ここで消える?」
〇〇「俺は死なん! 何度でも蘇るさ!」
フラン「ふうん……じゃあもしも私の破壊から生きて帰れたら、〇〇の言う事を何でも聞いてあげる」
〇〇「わが世の春が来たぁぁぁぁ!!」
フラン「じゃあね。最期だから言うけど私、〇〇のそんな馬鹿なところ、好きだったよ」
〇〇「トゥーンだから平気デース!」
フラン「えええ!? レーヴァテインでチリも残さず消えたじゃない!?」
〇〇「フハハハ! 今の俺の細胞分裂は一つの細胞が一気に62個になるのだ! 細胞一つあればそこから再生可能よ!」
フラン「いやだから、チリも細胞も残さず破壊したの!」
〇〇「……レーヴァテインと地面の間に挟まる事によって、もう一人の自分を平行世界から連れてきて入れ替わったのだ!
しかしそこに遺体だの馬だの愛の列車だの無限の回転だの生爪飛ばしだのでもう大変」
フラン「今考えたでしょ」
〇〇「うん」
フラン「……」
〇〇「さてフラン! さっきの約束は忘れてないよね?」
フラン「強引に話題を逸らしたね。私はどうやって戻ったのか聞いてるんだけど」
〇〇「……私は知らなかったんです。全ては秘書がやった事です」
フラン「分からないなら分からないって言ってよ」
〇〇「さっぱりわかりません」
フラン「…………私、何でこんな人好きだったんだろう」
〇〇「だった って、過去形にしないの! ~ed じゃなくて be ~ingでしょ!」
フラン「はぁ もう……それでも約束は約束だし、いいよ。私に何をして欲しい?」
〇〇「私の夢……受け取れぇぇぇぇっ!!」
フラン「いちいち大仰に言わなくていいよ。で、これ何?」
〇〇「指輪、いわゆるエンゲージリング」
フラン「それは分かってるよ。そうじゃなくて……何で吸血鬼の私に純銀の指輪なのよ。嫌がらせ?」
〇〇「え、純銀がダメなのって狼男じゃないの? すごい強いのに銀歯で斬られて死んだヴェアウルフの話見たんだけど」
フラン「純銀はフリークスなら誰だって嫌いなの!」
〇〇「じゃあボルトしかないんだけど」
フラン「なんでボルトがあるの!?」
〇〇「僕は死にましぇ---ん!」
フラン「…………疲れた。ホント疲れた。じゃあいいよ、はい」
〇〇「左手って……ホントに、俺でいいのか?」
フラン「なにいきなり真面目になってるのよ。左手の薬指に填めるって、知らないわけじゃないんでしょ」
〇〇「……」
フラン「これからよろしくね、〇〇」
レミリア「でも、絶対に死なない能力なんて凄いわね。U-1じゃないの?」
パチュリー「ああ、そういえば〇〇にはそう説明したわね」
レミリア「……説明した?」
パチュリー「ええ。あの能力、本当は[ギャグマンガ体質になる程度の能力]よ」
レミリア「は?」
パチュリー「だって、フランの破壊に耐えうる能力なんてそれしか知らないんだもの。しかも〇〇には資質があったし」
レミリア「どんな?」
パチュリー「この能力を得るために唯一必要な資質は、稀代の馬鹿ってことだけよ」
29スレ目 >>978
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フラン「ねえ、わたしのことをU・N・オーエンって言う人がいるけど、あれってどういう意味なの?」
○○「サボテンの花が、咲いている」
フラン「すっごいあからさまな流し方だね」
○○「う~ん……話してもいいけど、いい気持ちはしない話だぞ」
フラン「いいの。わたしがなんでそんな風に呼ばれてたのか、知りたいから」
○○「簡単に言っちゃうと、U・N・オーエンって名前の意味は《UNKNOWN》だ」
フラン「UNKNOWN?」
○○「どこの者ともわからないもの。U・N・OWEN→UNKNOWN、ってこと」
フラン「そっか。そうだよね。わたし、ちょっと前まで館の中でもほとんど知られてなかったくらいだしね」
○○「傷ついた?」
フラン「ちょっぴり、堪えたかな」
○○「気にすんな。俺は絶対にフランのことを忘れない。フランといつだって一緒にいる
もう、フランはU・N・オーエンなんかじゃないさ」
フラン「……うん!」
30スレ目 >>206
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○○「フラン、今日から何でも壊す能力禁止」
フラン「禁止って言われたって、わたしだって好きで壊してるわけじゃないんだよ」
○○「え、任意効果じゃないの?」
フラン「もしもそうなら、はじめから自分で制御してるよ」
○○「ん~~ それじゃ今から制御するための練習をしよう。で、しかる後能力禁止で」
フラン「何でそんなに禁止したいのよ」
○○「彼女と手をつないで遊びに行く、ってのが俺のささやかな夢なんだ。叶えさせてくれないか?」
フラン「しかたないなぁ。じゃあどこに行くのか楽しそうなプランを立ててくれたら、もしかしたらやる気が出るかも」
○○「よし、考えるからちょっと待ってろ」
フラン「単純なんだから。……でも、そういうわかりやすい○○が好きだよ」
○○「ん?、なんか言ったか?」
フラン「気にしないで」
○○「そうは言っても気になるぞ」
フラン「じゃあ、手をつないでデートに行けるようになったら教えてあげる。だから、今はプラン作りを頑張って!」
○○「了解ですよ、お姫様」
30スレ目 >>214
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フラン「たいくつー。たいくつたいくつたいくつたいくつたいくつたいくつー!!」
○○「それじゃあ、また俺と遊ぶか?」
フラン「やだ。死にオチはもう見飽きちゃったよ」
○○「次は地球爆発オチに挑戦だ!」
フラン「やだ。いつもどおり○○飛ばされオチでいい」
○○「そのたびに吹っ飛ばされてる俺。でもいいのっ! きっと誰かが私を見て微笑んでくれてるわっ!」
フラン「誰が笑うのよ」
○○「『僕、お姉さんが○○をホームランしたら手術を受けるよ!』って言ってたあの少年に勇気を与えたりだな」
フラン「ここ地下室。私しかいないよ」
○○「同居人である鬼嫁にいびられてる俺。ああっ、その蔑みの視線が今では快感にっ!」
フラン「ふと思うんだけどさ、私だけじゃなくって何で○○もここに幽閉されてると思う?」
○○「そりゃ、俺のマスクの下のイケメンフェイスフラッシュを浴びたらどんな女の子でも激マジにラブっちゃうからだろ」
フラン「絶対に、紅魔館の一員って思われるのが恥ずかしいからだと思うよ」
○○「………」
フラン「………」
○○「そんな、バカな話が あるわけ無い だろ 常識 的に考え、てさっ……グス」
フラン「泣かないでよ」
○○「○○の いかりのボルテージが あがっていく!」
フラン「今度は何するの?」
○○「大脱走」
フラン「なにそれ」
○○「ドイツ軍の捕虜なんてなってられるか! 俺はイギリスに戻るぞ!」
フラン「相変わらずわけわかんないけど、この地下室から逃げ出すってこと?」
○○「EXACTLY(そのとおりでございます)」
フラン「そういうことなら協力するする!」
○○「そう言ってくれると嬉しいね、フランはそこにいるだけで俺の励みになる」
フラン「な、なに? いきなり真面目になっちゃって……恥ずかしいけど、ちょっと嬉しいかな」
○○「トンネルは俺が掘る。だから、フランはドイツ看守の動きを逐一知らせてくれ」
フラン「は? ドイツ看守?」
○○「四年もあればトンネル[ハリー]が開通して地上へ出られると思うから、頑張って耐えるんだぞ」
フラン「四年!?」
○○「脱出してからは単独行動する。レミリアに見つかったらまた強制収容所送りだからな。今度会うときは、ロンドンのあのバーで!」
フラン「……」
○○「おいおい、スターボウは駄目だぞ。その爆発でゲシュタポのやつらに気づかれたらだな」
フラン「乙女心をもてあそんだ罪は重いよ、○○」
○○「あたたた……」
フラン「普通の人間なら4,5回は死んでるのに、それをあたたた……ですませないでほしいんだけど」
○○「撃って! もっと撃って! 俺に生きる実感をちょうだい!」
フラン「絶対にあげない」
○○「いけず」
フラン「……で、私の怒りのスターボウで大穴が開いて、地上に出られそうなんだけど」
○○「よし、計画通りだ!」
フラン「絶対につっこまないから」
フラン「でもさ、あれだけ爆発があったらお姉さまにもバレてるんじゃない?」
○○「なぁに、速いとこ出ちまえば試合終了だ。たとえ出てきても指先一つでダウンさ」
レミリア「ええ、たしかに試合終了ね」
○○「………」
レミリア「どうしたの? 急に舌が無くなった? 早く指先一つでダウンさせてちょうだいな」
○○「………」
レミリア「………」
○○「くっ ガッツがたりない!」
レミリア「そう? じゃあおしおきね」
パチュリー「ちょっと待って。○○に説明しとくことがあるの」
パチュリー「○○、あなたはギャグマンガ体質になって、確かに死ななくなった。でも、これには一つ弊害があるの」
○○「アメコミギャグしかできなくなるとか」
パチュリー「自動的にオチがつく程度の能力 よ」
○○「はい?」
パチュリー「普通なら、あの爆発があってからここになんて間に合うわけがない。でも間に合っておしおきをうける。それがオチ」
○○・フラン・レミリア「ベッタベタだな(ね)」
パチュリー「ええ。ベッタベタよ。じゃ、これで私の説明は終わり。あとはレミィ、よろしく」
レミリア「それじゃ、おしおきの続きをしましょうか。どうせ死なないんだから思い切りやってもいいわよね?」
フラン「ええ、私でも壊せないんだから、絶対大丈夫だよ」
○○「ヒャッハー! あいも変わらずひでえオチだぜ!」
(編者注:29スレ目 >>978の続き)
30スレ目 >>244
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「ねえねえ○○」
なんだ、フラン?
「私と○○の新婚旅行、まだだったよね?」
そう言えばそうだったな。
予定立ててる暇がなかなか無くて・・・
「そろそろ10月だよ?」
ああ、10月だな。・・・ん?10月?
そうか、もうそんな時期か。
「去年の外界旅行、楽しかったよね?今年は新婚旅行って事で・・・」
そうは言うがなフラン、性欲をm・・・じゃなかった。
今、身重じゃなかったか?まだ3ヶ月程度だけど・・・
「そうだけど、軽く運動する分には問題ないって言われたよ?だから、今年も行こうよー」
行きたいのはやまやまだけど、フランの体に何かあったら困るだろ?
また来年って事にしよう、な?
「ぶー・・・」
30スレ目 >>653
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俺の名前は○○、フリーのカメラマンさ!
……じゃなくて、仕事は紙芝居屋だ
もともと爺ちゃんがやっていたのを見よう見まねで覚えて、幻想郷に来てから自作した紙芝居を見せている
そこで紅魔館でも一回やったのだが、精神年齢が高めのみんなにはどうも楽しんでもらえなかったみたいだ
しかし、一人だけ妙に気に入ってくれた娘がいる
それが当主の妹、フランドール・スカーレット
もともと娯楽に飢えてた子みたいだし、なんか妙に気に入られたみたいなんでな
それからちょくちょく新作を読み聞かせてあげていた
意外に金払いもよく収入源もでき、その上可愛い女の子のお相手もできるってんだから笑いが止まらないってもんよ
………こらそこ、蔑みの目で見ない。俺だって食ってかなきゃいけないんだから多少打算的になってもいいでしょうが
んでここ最近は、慧音先生のお願いで周辺の村を回って泊り込みで公演をしてた
いやはや、俺が元々いた世界に比べて人間の娯楽は非常に少ないみたいだなと痛感したよ
なんせ紙芝居に村中が集まるんだから
そんなこんなで一週間、久しぶりに我が家に戻ってみたら、玄関先で待ってる女の子がいた
ほら、知ってるか? 司書手伝いの小悪魔さん
それが俺を見るなり、紅魔館に来てほしいだってさ
そんで行ってみてびっくりだよ
俺がいつも入る地下室の扉前でメイドさんたちがスクラム組んでたんだ
まるで中から出ようとしているものを抑えるため命がけになってるみたいに
防衛隊「これで防衛も終わる。私 実は村に恋人がいるんです。戻ったらプロポーズしようと。花束も買ってあったりして 」
「守る理由は見つかったか? 相棒」
「It's time for me to dance with the Vampire!(吸血鬼とダンスだ!)」
「It's time for our Aegis ship to live up to its name! (今こそ、盾(イージス)の役割を果たす!)
「I don't care if it's a lie. Just tell them ○○ is already here! (○○が来ているって言っとけ!嘘でもいい!)」
……………あの、誰か説明求む
何がどうなってみんなこんなに超必死で地下の戸を守ってんの?
それからほんのコンマ3秒後、俺はやっぱり説明もなしに扉の中に放り込まれてた
小悪魔さんが合図をした瞬間、一瞬だけ扉が小さく開かれそこに俺を押し込む
しかる後閉門。すげえコンビネーションだ
?「………嘘つき」
○○「はい?」
?「続きはすぐに作ってきてくれるって言ったのに、もう一週間も経っちゃったじゃない。私がどんなに心待ちにしてたのか、わかる?」
声からしてこの子はフランだってことは分かる。でも俺鳥目なんだ。おかげで薄暗い地下じゃ表情なんて見えないのよ
しかし何のことかは分かってる。俺も自作で紙芝居を作っている以上、やっぱりまずは誰かに見てもらってから世に出したい
そんなことをフランに話したら、協力にものすごい乗り気になってくれたんだっけ
(回想)
○○「……ということで、おじいさんとおばあさんは、その後幸せに暮らしたということです。めでたしめでたし…。ってどうかな?」
フラン「わたしはちょっと安直だと思うなぁ。もう一波乱あってもいいんじゃない?」
○○「しかし、子供に聞かせる話だぜ。そんなに事件詰め込まなくてもいいと思うが」
フラン「む~。………○○、楽しいね」
○○「ん?」
フラン「わたしいっつもこんなふうにお話を考えたりしてたんだ。ひとりぼっちだと、他にすることが無いから」
○○「へえ、どんなお話だ?」
フラン「……言いたくない。破壊衝動を紛らわすためのお話だから、きっと○○気分悪くなっちゃうし」
○○「……そっか」
フラン「うん。だけど今のお話はみんなを楽しませるお話。壊すばっかりの私がそのお話を作るお手伝いなんて、素敵じゃない?」
○○「そうだな。『壊す』力を持つフランが、お話を『作る』んだもんな。こいつは素敵だ、面白くなってきた」
フラン「それに、一人ぼっちで考えたお話じゃないし。ね?」
○○「ははは、まったくもってごもっともだな」
(回想終了)
フラン「それから一週間、あなたは来てくれなかった。待ってたのに。ずっとずっと待ってたのに」
○○「……ごめん。本当に、ごめんな」
公演だったのだし、言い訳しようと思えばできる。ただの仕事の約束だったらそうしてたかもしれない
けれどフランは、個人的に楽しみにしていたんだ。ひとりぼっちじゃなくなるのを、お話を『作る』ことを
そんな彼女に、誰が言い訳なんてできるだろう
フラン「一人で考えたりもした。でもぜんぜん面白いお話が書けないの。だって、書いてるわたしがぜんぜん楽しくないんだもん!」
○○「………」
フラン「読んでみてよ、わたしの書いたお話。明かりは今つけるから」
ランプの光が辺りを照らす。なるほど、床には原稿用紙が散乱していた。それを何枚かつまみ上げ目を通す
……刺々しく、退廃的で、後ろ向きなお話ばかり。一言で言えば、面白くなかった
フラン「ねえ、面白い? わたしがひとりぼっちで書いたお話は面白い?」
○○「最悪。2点だ」
フラン「だよね。わたしだって面白くないもん。でもあなたが来てくれないと、わたしはこんなお話しか書けないんだもん!」
○○「………」
原稿用紙を全て拾い上げ、机の上に置く。そして俺の手には赤インクの万年筆
フラン「なにする気?」
○○「手直しだ。こんな話を客に聞かせるわけにはいかないだろ」
フラン「そうだよ。だから捨てちゃってよ、そんなお話」
○○「しかしこれはフランが考えたお話だろ。それを二人で手直しして、呆れるほどのハッピーエンドにしてやるんだ」
フラン「……時間かかるよ。こんなお話でも、量だけは一杯書いちゃったし」
○○「上等だ。一週間でも一ヶ月でも一年でも付き合うぞ」
フラン「………わたし、まだ怒ってるからね。今度裏切ったら承知しないよ」
○○「ああ。俺も本気で反省してる。今度こそ約束は破らない」
フラン「それじゃ、作ろうか。わたし『たち』のお話を!」
○○「よっしゃ! 満員御礼のスタンディングオベーション確実な作品にしてやんぜ!」
それから一月後、久しぶりに村にいつもの紙芝居屋がやってきた
失踪説、殺害説なんかもまことしやかに騒がれていたりもしたけれど、五体満足で帰ってきた
変わったのはお話が新しくなったことと、かわいい相棒と一緒だということだけ――――
30スレ目 >>764-765
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それは、侵してはならない「領域」―
紅魔館で執事見習いとして働くことになった初日に、そう言われて連れてこられた地下への扉
マシンガン程度じゃビクともしないと言いたげなブ厚い扉の前に、今僕は立っている
お嬢様お気に入りの花瓶を割ってしまい、その罰としてここに食事を届けるという刑を食らってしまったのだ
同僚のメイドさん数人から「必ず……必ず生きて帰ってきて」とものすごく不安にさせるエールをもらったことが
嫌なプレッシャーを増幅させる良質のカンフル剤になっている
しかしいつまでも躊躇していられない、手持ちのスープが冷めてしまう
そんなふうに入るのを先延ばしにしようとする自分の心を説得し、扉を開けた
「御食事の時間ですよ~」
「……誰よ、あなた」
うわぁ、すごい歓迎されてないよ、僕
あれは、消えろイレギュラー! って思ってる視線だよ
初めて会った娘に敵意いっぱいに接されるのは勘弁だよ
「いえ、今日は自分が御食事のお世話をするように言われまして」
「私は赤ちゃんじゃないわ。食事の世話なんていらないわよ」
そう言われても困る
罰としてここの仕事を任されたのに、何もしなかったなんて知られたら今度は何をやらされるのか分かったもんじゃない
「じゃあ、話し相手にでもなりましょうか?」
「……好きにしたら」
カチャカチャと食器が触れ合う音だけが響く
話し相手になると言ったものの、どんな話題を振ればいいのかさっぱり分からないのだ
女の子が喜びそうな話題なんて、僕の引き出しには一つもない
ああ咲夜さん、早く助けに来て
『助けるつもりなどもとより無い……』
『じょ、冗談じゃ……』
……嫌な想像をしてしまった
「何よ、話し相手になるんじゃなかったの!?」
「はっ! す、すいません!」
怒られてしまった
こんな調子で、僕この先生きのこれるのだろうか
「しかし何を話していいものなのか、皆目検討もつきませんで」
「私だって分からないわよ。お姉様以外と話したことなんてほとんど無いんだから」
「えっ?」
「食事を届けに来るメイドだって、扉を開けて中に食事を入れたら逃げるようにして扉を閉める
しばらくしたら同じように食器を回収して逃げる。そんな毎日の繰り返し。そんな私に、話題を期待しないでよね」
「………」
悪魔の妹。生態兵器。パルヴァライザー(粉砕する者)。狂気の殺戮者
散々な異名をつけられていた者が、こんな寂しい女の子だとは知らなかった
「あの、外に出たことは?」
「何十年も前。もうぜんぜん覚えてないわ」
「それじゃあ、外に何があるのかからお話ししましょうか」
「……………」
やっと話題を見つけることができて安堵したのだが、今度は逆に彼女が鳩が豆鉄砲食らったような顔をしていた
ヤバい。また何かやらかしてしまったんだろうか
もうホント走って作戦領域から離脱しようか
そんな風に考え出したとき、呆然としていた彼女がみるみるうちに笑顔になっていくのを見た
「なにか?」
「ねえ、本当に私と話してくれるの?」
「期待されても気のきいたことは話せませんけど」
「………そういう問題じゃないわよ。私と話してくれるのか って聞いてるの」
「ええ。もともとそのつもりですし」
そうして何を思ったのか、彼女が僕の膝に乗ってきた
正直背中の羽がチクチクして痛いのだが、ここは空気を読んで黙っておくことにする
「……なんでそこに座るんですか?」
「特等席よ」
四時間後
咲夜「いけない、すっかり忘れてたわ。もう消し炭か塵になっちゃってるでしょうけど一応確認しないわけにはいかないわね
フランドール様、食器と○○の塵を回収しにきまし………」
○○「遅かったじゃないか……」
咲夜「……状況説明をお願い」
○○「外のお話を聞かせてあげていたら僕の膝の上で寝てしまい動けなくなりました。騙して悪いが生きのこりましたよ」
咲夜「ずいぶん気に入られたみたいね」
○○「本音言うともっと早く援護に来てほしかったんですけど、まあ結果オーライですかね」
咲夜「ねえ○○、そんなあなたにいい仕事があるのだけれど」
○○「なんです?」
咲夜「フランドール様お付の世話係。今まで何人も死……辞めちゃった仕事だから、やってくれると助かるのよね」
○○「……拒否権は?」
咲夜「あると思う?」
○○「ですよねー」
31スレ目 >>24-25
───────────────────────────────────────────────────────────
粘土を捏ねて作った名状しがたい何かをフランちゃんに満面の笑顔で見せられて、
わからないけどとりあえず頭を撫でてあげたら
「これ私と○○だよ」とさらに眩しい笑顔で言われて
ちょっと顔が引きつる○○
32スレ目 >>330
───────────────────────────────────────────────────────────
むしろフランは
恋人と一緒に外出した人里。寺子屋の近くで童子がなにやら泥をこねている
何をしているのかと聞くと、童子は泥を差して「お父さんとお母さん」という。童子は泥で家族の人形を作っているようだった
「下手くそねぇ」と幼子にも容赦ないフランドール。傷付く童子に恋人が慌ててフォローに入る
後日、恋人が嵐で訪ねて来れないので部屋で退屈にしているフランドール。ふと脳裏に浮かぶのは先日の童子
メイドに粘土を用意させ、自分と恋人の人形を作ろうとするがこれが中々難しい
粘土は脆い部分を手の平でキュッとするまでも無く形を崩してしまう。分身を作るのとは大違いだ
苦心しながら漸く人のように見えなくもない形が出来上がった時、何時の間にか額を伝う汗を拭い、フランドールは深く溜め息をついた
「作るのってこんな難しいんだなぁ。面倒くさいや」
ってタイプだろ
32スレ目 >>332
───────────────────────────────────────────────────────────
(編者注:>>646 指を怪我したとして、一番手当てして欲しいのは誰?)
>>646
あえてのフランちゃんかなあ。
手当てをしながらも
「ダメ…この赤いのは食べ物じゃない…今はダメ…この人はダメ…いくら美味しそうでもダメ…私はちゃんと…手当てをするの…」
とかぶつぶつつぶやいてて、
他の人にやってもらおうか?というと、
「ま、待って!できるから!ちゃんとがまん、できるから…!私だって、傷つけるだけじゃないんだから…!」
って泣きそうな目で言われたい。
33スレ目 >>650
───────────────────────────────────────────────────────────
「何処かに行くか……ねぇ?」
「○○はここに来て日も浅くて私は495年間外に出たことがないから幻想郷のことはよく知らないし……」
「「それに何よりお姉さま(お嬢様)がクリスマスパーティーとか言って何かするだろうから」」
「まったり過ごすのが俺たち流ってことで」
「それに悪魔が聖者の誕生を祝うってのもねぇ?」
「違いない」
こんな感じで過ごしてます
33スレ目 >>827
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「一夫多妻ばんじゃいっ!」
突然、我が主であるフランドール様が妙な叫びを上げていた。
ちなみに寝起きのため、ピンクのネグリジェ姿に髪は寝癖でボサボサ、目は半分閉じている。
…正直可愛らしすぎると思う。
「おはようございます。どうされました?」
そんな事はおくびにも出さず、目覚めの紅茶を給仕しながらお聞きしてみると、>>399という人物からの電波らしい。
「ね、ね、○○は誰と誰がお嫁さん?」
嗚呼、そんな寝ぼけ眼でほにゃっと笑わないで下さい。俺の理性が危険です。
…ともあれ、自分は未だ独身である事、結婚の予定もない事をフランドール様に伝えるとショックを受けられた
ようで、非常に悲しそうなお顔で紅茶に手を伸ばされた。
「アチ、アチチ」
フランドール様は猫舌である。紅茶をふーふーするお姿も、当然の事ながらとても可愛らしい。
その内、俺は萌え殺されるのではないかと思う。
問題はその後である。
いつものように、紅魔館の地下階を担当する妖精メイドやホブゴブリン達と朝食(今は夜なので夕食か?)を取った
後、さて我が主の身支度をばと立ち上がった時だった。
「○○ー!!」
「はい、こちらに」
地下使用人ホールに飛び込んできたフランドール様が、俺の姿を認めてパタパタとスリッパを鳴らしながら駆け寄って
こられた。
普段見ることの出来ないフランドール様のネグリジェ姿のあまりの可愛らしさに、数人のメイドが失神する。
それはそうだ。特に今は、息が弾んで上気した頬に満面の笑みである。頭がヤられないほうがおかしいだろう。
見れば他にも、鼻から溢れる何かを必死で抑える者にガッツポーズで固まった者、後ろを向いてカタカタ震える者
などが多数見られた。
「結婚しよ!」
片膝をついた俺の前に急停止するなり、フランドール様はそんな事をおっしゃった。
「あ、なんだったら、咲夜とかお姉さまも一緒で……いいよ?」
………………………どうしてこうなった。
そして、咲夜とレミリア様には爆笑されたorz
34スレ目 >>418
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「雨、やみませんねぇ」
「そうねぇ。あ、それ取って」
ここ紅魔館の一室、バルコニー横のゲストルームに、俺とフランドール様はいた。
俺がひたすら30cm程のボードに魔法陣を描き、フランドール様が魔力を込める。
お手本を見ながらの単純作業。36枚目に入り、そろそろ二人共、飽きが来始めていた。
「ところで、コレは何でしょう?」
「んー?立体星図版」
「星図版…ですか」
「七夕パーティーで配るんだって」
ああナルホド。出番少なそうな今年は派手にパーティー、とのレミリア様からのお達しだったはずだ。
「というか、これってパチュリーの仕事なんじゃないの?」
「パチュリー様は地霊殿まで使いを飛ばすとの事で、図書館に篭ってらっしゃいます」
「それで、魔法を使える私の所って訳ね」
みんな忘れてるかもしれないけど、我が主はカワイイ魔法少女なんだよ。
うん、カワイイの部分に異論は認めないのでよろしく。
ちなみに、他の面子はパーティーの宣伝で留守。今居るのは、俺達と雨で外出出来ないレミリア様ぐらいだ。
「けど、こんな天気でやるのは嫌よ?
お姉さまなら『雲をぶっ飛ばしなさい!』ぐらい言うかもしれないけれど」
「もう言われました」
「…言ったのね、あいつ」
げんなりしたお顔のフランドール様も可愛らしいなぁ。…それはさておき
「例え天気がどうであろうと、天上に想いを馳せるのは悪くないですよ。
それも風流というものです」
七夕のお話には、雨の時の話もある。それだって、肴にはなるだろう。
夢なんて大体叶わないし、願いなんてそれこそだ。
こんな筈じゃなかったとかの繰り返しの中で、そういったものを心の中に置いておくのは癒しだし、必要な余裕だろう。
「雨が降った時は…ワカサギだかなんだかが、橋を架けてくれるのよね?」
「…天麩羅にして塩でもふりかけたくなる話ですね。
湖あたりから苦情が来そうです」
「いいの。短冊に書くほどの不満があるわけじゃないし」
「短冊に書くのは『願い事』ですよ…あ」
「どうしたの?…あ」
ふと窓の外を見ると、未だ雨降りながらも晴れ間が覗いている。このままなら晴れそうだ。
そうして、しばらく窓の外を見ていたフランドール様だったが、手が止まっている事に気付いて作業を再開される。
そして、えらく急かされる。
「突然どうなさいました?」
「気が変わったの。短冊に書く事ができちゃった」
「お聞きしても?」
「ええ。…辛かろうが友達も見つからなかろうが、振り返ったらあなたがいてくれますようにってね」
「私は激流に架かる橋ですか?」
「嫌?」
「勿論です。激流だけでは不満ですね」
そうしてしばらく見つめあった後、二人共小さく微笑んで作業を再開する。
少しキザったらしかったかと思いつつ、この小さな主の幾ばくかの支えとなれたら、と思う。
だから、俺は一言だけ言う事にした。
「私は、必ずフランドール様の味方です」
答えは帰って来なかった。
そして、心なしか胸を張る我が主と共に、俺も作業に没頭していった。
橋と言ったら、S&Gの明日に架ける橋って歌を思い出したンですよ、うん。
34スレ目 >>453
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セミの鳴き声が響く8月の晴れた日…。
ここ紅魔館の屋上に、2ストローク特有の軽快なエンジン音が鳴り響いていた。
「○○!水持ってきたわよ!」
すぐそばまで寄ってきた咲夜が、大声でこちらを呼ぶ。
…うん。五月蝿すぎて、叫ばないと伝わらないんだ。
「OK!このホースの先を、水の中に入れておいてくれ!篭を水面から出すなよ!」
接続を確認した吸管の先を咲夜に渡し、赤くて四角いソイツ『消防用小型放水ポンプ』に向き直る。
太くて黒光りするホースを小脇に抱え、背後の『空間』に差し込み、こちらにサインを送る咲夜を確認。
「吸管抑えろ!!」
数人のメイドが飛びついたのを確認後、吸管に真空をかける。
確かな手応えと共に、ポンプ内に水が満たされ、放水準備が完了する。
「放水開始!!踏ん張れッ!!!」
十数m先のホフゴブリン達に激を入れ、真っ白い放水用ホースに送水を開始。圧力は4kgを死守。
数秒の後、屋上から屋根に向けて、大量の水が放射される。
これが、窓も少なければ風通しも悪い紅魔館を冷却するのだ。
――ひと通り撒き終わったのち、まだポンプの周囲で戯れる妖精たちを眺めながら、俺と咲夜はひと心地ついていた。
「想像以上に便利ね、アレ。どこにあったの?」
「香霖堂だ。完動品なのに、二束三文で叩き売られてた」
「…ありそうな話ね」
屋上の手すりにもたれたまま、咲夜が肩を竦める。
「まあ、別の目的もある」
静かに続きを促す咲夜を横目に見て、俺はその先を話す。
「フランドール様は虹色の翼をお持ちだろう?
だというのに、虹自体は実際に見たことがないそうだ。…水は残ってるか?」
「無いと思う?けれど、貴方は本当にフラン様命よね」
「勿論だ。あんまり言うと怒られるが、我が主は最強に可愛らしいお方なんだ」
「あら、その点でお嬢様が負ける筈が無いんじゃないかしら」
ああ言えばこう言う。二人でニヤリと笑い合い、手すりから身を起こしてポンプへと足を向ける。
「貴方たち、もう一本いくわよ!」
「目標は中庭!虹を架けるぞ!」
駆け寄ってきたホフゴブリンから筒先を受け取り、余裕ホースを取り、絞りを調節する。
「咲夜!」
「放水、始め!」
背後のエンジン音が高まり、紅魔館屋上から水流が迸る。
それは細かな霧のように噴射され、日光を反射し、中庭に大きなアーチを架ける。
「見てますか、フランドール様!!これが虹です!!!」
その後、珍しく霧の晴れた紅魔郷と、虹の架かった真っ赤な館がたいそう美しかったと
人里にて小さな話題になったんだとか。
あれ?メインのフランちゃん出てなくね?…いいのかな
34スレ目 >>485
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「んっんくっ…んくっ」
「あの、フランドール様?」
「まだ動いちゃダメ。…あぁ垂れてきた」
ええと、どういう状況かを説明すると、時刻は昼前、紅魔館東館1F北側廊下の真ん中辺りの隅っこで、片膝付いた俺の首筋から
我が主フランドール様が正面から抱きつく形で吸血なさっているのだ。
そもそも紅魔館には南向きの窓が極端に少なく、北側のこの廊下などは割と館内でも窓の多い明るい場所として知られていて
人通り(大半が妖精だが)も多いため地味に目立っていたりもするわけでさっきからメイド達が生暖かい視線を向けながら
忍び足で通り過ぎて行くのが割とウザ…いや、失礼。読み飛ばしてくれ。
でも、何でこんな事くらいで焦っているのかというと、かれこれ30分位フランドール様が吸血痕をペロペロされているからだ。
いや、首筋ペロペロ気持ちいいんだけどねペロペロ。なんというか、持て余すんだよ、色々と。ああ、可愛いなぁ。
「動いちゃ…ダメ」
「か、かしこまりました」
いい笑顔でサムズアップする小悪魔を追い払おうとするも、即座に制止が入る。
メイド姿の大妖精と青巫女メイド東風谷さんがテーブルを設置する。咲夜が紅茶を持って来る。
火焔猫女史が弁当を売り始め、紫様が膝上の橙の爪を切れば隣の藍さんがオロオロする。
茹でたモロコシを山積みする幽香に、モヤシを袋詰めするルーミア、ブン屋の射命丸が手にするはゼンザブロニカD(カメラ)
―いや、ブローニー版(でかいフィルム)使うようなモノじゃないだろう!
当然のようにドヤ顔のレミリア様に、当然のように冷たいパチュリー様。そしてペロペロするフランドール様。
いや美鈴、見てないで止めてくれよ…。いや、ペロペロじゃなくて周囲の惨状を。
かくして、それより更に30分、館外の見物客も交えたお茶会(?)も開かれたりして存分に晒し者になったのである。
「しかし、突然どうなさったんですか?」
羞恥プレイ終了後、フランドール様を横抱きに抱えての地下への帰り道、今回の唐突な行動について聞いてみる。
薄暗い館内北側の廊下には、俺の足音だけが響いている。皆はまだ、あちらで騒いでいるのだろう。
「…お姉さまに聞いた話なんだけど、ゆっくり吸えば痕が残りやすいって」
そういえば、吸血鬼の唾液には傷を治す効果があるらしい。
以前、ちょっと吸われた位では1日あれば跡形もなく消えると咲夜に聞いた事がある。
それの例外という事だろうか。
「だから、えっと、○○がずっと一緒にいてくれるのはわかってるけど、えっと、ひと目でわかるっていうか
―ほら、歯型って、皆違うんでしょう?」
絶対こちらを見ないようにお顔を背けたまま、フランドール様はそう言われた。
「ああ、成程」
要は、ちょっとした独占欲のようなものなのだろう。
俺自身は当然のごとくフランドール様のモノなのだが、それを目に見える形に残したかったとかそういう。
唐突だったのも、俺が仕事を終えて、モーニングコートから簡素な構造のラウンジスーツに着替えた瞬間を待っていた為だろう。
そんな時間にもなれば、相当の睡魔に襲われていたのは想像に難くなく、これは一大事と地下への足を早める。
「肝心な事は何もわかってないんだから…」
「今、何と?」
「なんでもないよーだ!」
うぅむ、難しい。ベストな答えを引ける様、フランドール様の従者として、一層の精進をしなければならないようだ。
「○○のばーか!鈍感!ロリコン!猫かぶりー!」
うぅ、否定しづらい所をぐさぐさと…。
なんとも楽しそうに人を罵倒された後、あさってを向いていたお顔を俺の胸にうずめて、フランドール様はクスクスと笑われる。
フランドール様の暗がりにあっても輝く黄金色の髪が首元をくすぐり、シャツごしに感じられる吐息と相まって少々くすぐったい。
えぇと、どう返すのが正解なんだ?
「今ね、私は楽しんでいるの」
俺の迷いなど気にした風もなく、お顔をあげられたフランドール様は上目遣いに俺とピタリと目を合わせ、とびきりの笑顔でこう続けられた。
「そう、私の『迷路』を!」
蛇足
「…ナチュラルにお姫様抱っこで去って行ったわね」
「いやいやアリス、吸血されても平常運転なのに突っ込もうぜ。どんだけ血の気多いんだ」
「いやいや魔理沙、思わずお持ち帰りしたくなる娘が相手ですもの。仕方ないわ」
「いやいや輝夜、人の妹を勝手に持ち帰らないでくれる?」
「あ、でも、何で輝夜さんまでここに―」
「「「「いやいや妖夢、そこは気にする所じゃないから」」」」
「なんでッ!?」
34スレ目 >>663
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紅魔館
フラン「…」
キィ…ガチャン
○○「…」
フラン「きたわね…!」
○○「…」
フラン「さぁ、あなたの本気見せてみて!!」
ピシャァァ!!ゴロゴロゴロ!!
○○「(`・ω・´)b」
○○「ヽ(・∀・)ノ」コト
フラン「これは…!!」
プリン「よう」
フラン「プリンキタ━(゚∀゚)━!」ドカーン!!
フラン「○○プリンも作れるの!?」
○○「(?≧?≦)b」
フラン「好き!!」ギュ
○○「\(//∇//)\」
フラン「えへへ///早速たべていい!?」
○○「(`・3・)♭」チチチ
フラン「ええ!?このプリンを食べるには特別な儀式が必要ですって!?」
○○「∩゚∀゚∩」
○○「(´∀`)σ」カチ
○○「m9(^Д^)」『エビバディプッチーン!!』
フラン「!?」
○○「┌|≧∇≦|┘」『プッチンパポペエービバディ!\プリン!プリン!/』
○○「└(゚∀゚└三┘゚∀゚)┘」『プッチンパポピィ↑♪エーディバディ\プリン!プリン!/』
○○「♪(oミ゚ロ゚ミ)o(ミ゚ロ゚ミo)♪」『パポパパポベビイララ!!』
○○「(>∀<)ノ」『イェイ!!』
フラン「プッチンプッチンパポペ!!」『エーディバディ\プリン!プリン!/』
フラン「プッチンプッチンパポピ↑!!」『エーディバディ\プリン!プリン!/』
美鈴「パパポピーバディ♪バーババビババディ♪」
フラン「!?」
小悪魔「バンバンバラバラビンビン♪プッチンプッチン♪」\パーヤーパーヤー!/
フラン「!?!?」
○○「m9(^Д^≡^Д^)9m」『グ・リ・コ♪』
フラン「はぁはぁ…ちょっとびっくりしたけど、楽しかった!!」
○○「( ´▽`)b」
ラジカセ『エビバディプッチーーン!!』
フラン「!?」
美鈴「プッチンパポペ!エーディバデ!」\プリン!プリン!/
小悪魔「プッチンパポピィ↑♪エーディバディ!」\プリン!プリン!/
パポパパポベビイラライェイ!!プッチンプッチン…
咲夜「それが、仕事をほったからして遊んでいたいいわけ?」
○○「(;´・ω・)」
美鈴「…ふぁい」ボロボロ
小悪魔「」チューン
フラン「咲夜!!みんなを怒らないであげて!!」
咲夜「○○?いくら妹様のお菓子を作ってあげたからといってコック長であるあなたが夕飯の準備中に厨房を留守にするなんて許されない行為よ」
咲夜「妹様も、もっと吸血鬼としての自覚を持ってもらわねば困ります!」
フラン「…はぁい」シュン
咲夜「はいみんな持ち場に戻って」パンパン
美鈴「○○さん約束の胡麻団子忘れないでくださいよ」ヒソヒソ
小悪魔「トルコ風アイスも!!」ヒソヒソ
○○「(´ー`)b」
フラン「○○!!ごめんね…」
○○「´ゝ∀・)b」
フラン「またね」フリフリ
咲夜「あの人が来てからといううもの、妹様はすごく明るくなられた」
「それはとても喜ばしいことだけど」
「紅魔館の人の為に何かする時些か自分のことを蔑ろにしすぎじゃないかしら」
「倒れたりしなきゃいいけど…」
「お嬢様、○○のことですこし」ガチャ
レミリア「エビバディプッチーーン!」
咲夜「」
34スレ目 >>859
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「そろそろ皆、グロッキーだな」
「一昨日の夜からぶっ続けですからねぇ」
○○君、仮眠取りました?と、パーティー会場の隅にひかえた俺の元に小悪魔がやってくる。
ここ紅魔館の西棟大ホールは例年通り七夕パーティーが催され、俺達使用人もその盛況さにてんやわんやである。
というか、あまりの盛況さに『いっかい休み』のメイドまで出る始末である。
地味に高性能な大妖精がバイトに来てくれなければ、支えきれなかったかもしれん。反省である。
「仮眠自体は取っているが、疲れはあるな。終わったら爆睡するよ」
「そうでしょう、そうでしょう」
妙な言い方だが、何か企んd
「そこを狙って既成事実を作るよう、フランちゃ……フラン様に進言あた!」
なにをやっとるんだコイツはと、頭頂部に手刀を叩き込む。少しは目も覚めたろう。
というか、主人と従者がそんな関係はまずいだろうに。
「あら、別に構わないわよ」
どうせなら襲ってしまいなさいな、とひょっこりあらわれるレミリア様。
「短冊の文句、去年と一緒じゃない。名前書かなくても誰のだかすぐ分かるわ」
ついっと背中の翼で指し示すは、ホール真ん中の巨大な笹。いや、あれ竹じゃないのか?輝夜さんドヤ顔だし。
で、問題は頂上付近にぶら下がっている一枚の赤い短冊。
「『振り返ったらあなたがいてくれますように』ですよね。短冊赤いしぃ」
ここぞとばかりにレミリア様と同じような翼を生やし、『ねー☆』とかやってる小悪魔がウザい。
「まあとにかく、最後の最後に、馬鹿やってでも、あの子を繋ぎ止めてくれるのは貴方のような気がするのよ。
そんな出来事にも覚えがあるでしょう?」
まあ、簡単にはいかないでしょうけれど。――とニヤニヤしながらフラフラする。お疲れのようである。
「そうそう、パチェから伝言よ。『虹の足は居心地良いでしょうけれど、見ている方は腹も立つのよ』だそうよ」
「……吉野弘ですか?わかり辛い辺りがらしいですね。――肝に命じますとお伝え下さい」
満足げに頷いて、フラフラしながら去っていくレミリア様。
呆れ顔で肩を貸すのは地霊殿の……さとりさんだったか?いつの間に仲良くなったんだろう。
「んで、パチュリー様は?」
「この騒ぎで寝込んでますよ。付き合いきれないって。それはそうと、問題のフラン様は何処に?」
「それこそ『付き合いきれない』そうだ。こいしちゃんとぬえが様子を見に行ってる」
社交性ゼロだあっはっはと小悪魔は笑うが、笑い事ではない。
フランドール様には、更なる友人も必要だと思うのだ。
大体、パチュリー様も社交性ゼロじゃないか!
「まあとにかく、一度地下に戻ってみたらどうです?こっちはなんとかしますし」
「手土産もないンだが」
「コーヒー4つでいいンですよ」
まったくヤレヤレですよと、大げさに肩を竦める小悪魔。やっぱりウザい。
「あの3人と○○君の分。休憩に来たとかなんとか言って、ちょっと行ってみたらどうです?」
他にいらないでしょ、と小悪魔は言う。それもそうだ。休憩は重要。
納得した所で、「いてらー」とか手を振る小悪魔を尻目に地下へと足を向ける。
心なしか歩調が早くなるのを気取られないように意識する。
まあ要するに、傍から見たら幸福でも、その現状で今を生きるのは正しいのかとパチュリー様は言いたいのだろう。
そういった俺自身の歪みみたいなものに、じゃあ俺が隣に立つのはいいことなのかと考えてしまうことに、
とりあえず傍に立ってみろと小悪魔は言うのだ。
「なんというか、頭の上がらん話だよなぁ」
ちなみにフランドール様は、俺の部屋のベットにいらっしゃった。
あんな硬い適当な寝具でお休みに、と青くなるも「見当違いでしょうに!」とぬえにフランドール様と二人して正座させられた。
こいしちゃんはフォローしてくれなかった。
あ、この子はいつもそうか。
35スレ目 >>32
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○○「よしよし」
フラン「ぶぅー!フランを子供扱いしないでよー!私だって立派なレデーなんだから!(プンスカ)」
35スレ目 >>36
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最終更新:2018年03月30日 11:32