幽々子4



5スレ目>>508-510


今日、9月9日は菊の節句なので、それにちなんで書こうと思ったら変に小難しくなってしまった…。
雨月物語を知っているとわかりやすいと思います。
一応、後ろに注はつけましたので。
雨月物語はここら辺で(ttp://mouryou.ifdef.jp/ugetsu/ugetsu.htm)。
なお、最後の歌の訳だけ少し変えています。
そして連投失礼。

参考サイト
『雨月妖魅堂』
ttp://mouryou.ifdef.jp/
東京大学総合研究博物館・デジタルミュージアム「雨月物語」
ttp://www.um.u-tokyo.ac.jp/DM_CD/DM_CONT/UGETSU/HOME.HTM

509 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 00:41:26 ID:c.sBb.sk
「青々たる春の柳。
 家園に種ることなかれ。
 交りは軽薄の人と結ぶことなかれ――」
「っとと」

猪口から酒が零れそうになる。
今日は重陽の節句。
なのに誰も何もしていないので、一人縁側で月見酒。
空にはぼんやりと薄雲がかかっているが、見るのに支障は無い。
縁側に他の人の気配は無く、庭は暗闇の中で静まり返っている。
酒は菊正。肴は月。
菊の節句にはこの酒こそがふさわしい。

「『雨月物語』の『菊花の契』の一節ね」

不意に、後ろから声がかけられた。
首だけ振り返ると、そこには俺と同じく、徳利と猪口を持った幽々子さま。
生きたまま俺が紛れ込んだ、ここ、白玉楼の主だ。

「隣、いいかしら」

そう言いながら、滑るように俺の隣へ腰を下ろす。
そして、くいっ、と一口。

「美味しいわね」
「幽々子さまのお酒は?」
「私も菊正。あなたがそれを持っていったって、厨房で聞いたから」

そしてまた一口。
後ろの障子から漏れる光に、照らされる幽々子さま。
自然な仕草が、本当に似合う人だと思う。

「それにしても、時期外れね」
「はい?」
「『雨月物語』よ。もう、怪談の時期は過ぎたというのに」
「ははは。菊に誘われたんでしょうかね。
 『菊花の契』を思い出してしまって、さっきまで座敷で読んでいたんですよ」
「あら、そうなの」

幽々子さまが悪戯っぽく笑う。
そして、一首、吟じ始めた。

「松山の 浪のけしきは かはらじを かたなく君ハ なりまさりけり」

これは……。
俺は、ポケットに入れておいた雨月物語の文庫本を取り出して繰る。
確か、前の方にあったはず。
――これだ。

「松山の 浪にながれて こし舩の やかてむなしく なりにけるかな」

パチパチと拍手。
その顔には、微笑が零れている。

「正解」
「人が悪いなあ。いきなりなんです?」
「ちょっと試してみたのよ。カンニングは不満だけど、とりあえず合格」
「合格なんですか?」
「ええ、合格よ。妖夢なんか、これを聞いても全然反応なかったし」
「彼女は剣士ですから」
「だからと言って、風流を解さないのもどうかと思うけど」

2人して、酒に口をつける。
静寂。
俺の頭の中では、先ほどの歌がぐるぐると流れていた。
――ああ、なるほど。

「幽々子さま、さっきの歌」
「え、何?」
「さっきの歌、『白峯』の中の、西行法師の歌でしたね」
「そうよ。だからかしらね。印象が深いの」
「何か関係があるんでしたっけ?」
「あるらしいわ。よく知らないけど」

そしてまた、幽々子さまは酒をあおる。

「ねえ、○○」
「何ですか?」
「私は、あなたにとって、軽薄の人かしら」

俺の瞳を覗いてくる幽々子さま。
どきっ、と。
心臓が一つ、大きくはねた。

「いえ、俺にとっては、十分に契りを結びたい人ですよ」
「嬉しいわ」

幽々子さまが笑いかけてくれる。
――って、俺は何を言っているんだ。
慌ててそっぽを向いて、酒を含んだ。
きっと、今の俺の顔は、林檎の如く真っ赤になっているに違いない。

「○○」

そんな状況でも、幽々子さまは声をかけてくる。

「もし――。
 もし私とあなたが離ればなれになっても、私の元へ駆けつけてきてくれる?」
「はい、宗右衛門のように、自らに刃を向けても、千里の途を駆けつけます」
「不合格ね」

そう言って、彼女は俺にしなだれかかってきた。
唇同士の距離は、20cmといったところか。
甘い吐息がかかる。

「あなたが死んでしまったら、この温もりを感じられないもの。
 必ず、生きて私の元へ帰ってきて」
「わかりました。幽々子さまがそう言うなら」
「ええ、頼むわ」

立ち上がる幽々子さま。
その振る舞いに儚さを感じて、思わず手を引っ張ってしまう。

「きゃっ」

抱きすくめる俺。
幽々子さまの体は、少し冷たい。

「幽々子さまは、宮木のようにいなくなったりはしませんよね?」
「ええ、必ず、あなたの元へと帰ってくるわ」

そして。
頬に口づけの感触。

気がつくと、幽々子さまは俺の腕をすり抜けて、庭の方へと消えていった。
思わず、歌が口をついて出た。

「いにしへの 真間の手児女を かくばかり 恋てしあらん 真間のてごなを」
(昔いたという真間の手児女を、俺が彼女を愛したように昔の男も愛したのだろう)

510 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2006/09/09(土) 00:42:28 ID:c.sBb.sk

雨月物語・・・江戸時代に成立した怪談話。上田秋成著
 ・白峯
  死んだ崇徳院が幽霊となって西行と世語りをする話
 ・菊花の契
  宗右衛門が、義兄弟の契りを結んだ弟の所へ、
  重陽の節句に帰るという約束を守るため自刃して幽霊となり千里を走る話
 ・浅茅が宿
  都に出稼ぎに行った夫が帰郷できない内に妻(宮木)が死に、
  夫が家へと帰った時に、妻が幽霊となって一夜を共に過ごしたあと、消える話
その他は関係ないので省略。


6スレ目>>763


幽々子からチョコをもらった。和風の幽々子がなぜ?と聞くと
「紅魔館の企画で、現代の風習を学ぶとかどうとかで
お菓子もらえるらしいから参加してみたの。
で、みんなで作って食べたんだけど、貴方にも」
非常によく食べる彼女がわざわざ持ってきてくれるなんて!
「さぁどーぞー。開けてみて」
包みを開けると大きなハート…??欠けてる!食いかけだ!
「うふふ。食べてみて」
と、促すもじぃーっと見つめる幽々子。
なんだか幼子のようで可愛い。物欲しそうな顔なので、一緒に食べようと提案した。
「あらー、ホントに?じゃあ半分こね」
と明らかに不平等な半分こ。食いかけ部分が食べられたからいいかな。
「妖夢にもこのちょこれーとを作ってもらおうかしら…。
そうそう、来月のお返しの日から毎日お団子を一緒に食べましょう。お団子は用意してね?」

食べに行っただけではないみたい。
俺は幽々子の提案を快諾した。


うpろだ160


 ぽけーっとベンチに座って真上に咲き乱れる桜を眺めていた。
 学校が春休みに入り勉強という拘束から解き放たれた今、今までの活力を無に帰すかのように俺はだらけていた。
 特にすることもなく、遊ぶ気もなく、バイトも休みな今日。いや実に暇な一日だ。小さな花見と洒落込むにはいい日和だし。
「こんにちわ」
 ボーっとしていると声が聞こえた。これほど澄んだ声を聞いたことは俺はない。
 反応してそっちを見ると、桜色の髪をした女性が立っていた。
「隣、よろしいかしら?」
「あー、はい。構いませんよ」
 ベンチの半分以上を占領していた体をずらし、女性が入れる分のスペースを空ける。
「ありがとうございます」
 そういって小さく微笑んで見せて女性は隣に座った。……うわ、すっげぇ綺麗。でもどこか幼い感じが表情に出ていて可愛いという言葉も似合う。
 ゆったりとした洋服に身を包んでいる人だが、恐らく和服だと更に見栄えがよくなるんじゃないかと直感した。
「綺麗ねぇ……」
「えっ!? ……あ、あぁ、桜ね」
 一瞬心の中を読まれたのかと焦ったが、女性が真上の桜を眺めているのに気づきその感想が桜の花へ向けてのものと気づけて安堵した。
「うちの桜よりも劣るけど、悪くはないわ」
「へぇ。自分の家に桜があるんですか」
 独り言で呟いたのかは分からない女性の言葉につい相槌を打っていた。俺は別段女好きではないと自覚しているが、ただ暇すぎて話し相手がほしか
ったのかもしれない。
「えぇ。庭一杯に桜の木が生えています。春になれば満開よ?」
「うはぁ、そりゃいいなぁ。自分家で好きなときに花見が出来て、夜になれば夜桜を見ながら一杯。うらやましいっすな」
「そうそう、それが醍醐味なのよね~」
 いつの間にか意気投合しちゃってる俺たち。未成年なのに一杯とか言う発言は見逃してくれ。
「それで……えーと」
 女性の名前を呼ぼうとしてまだ自己紹介もしてないのを思い出した。そりゃそうだ、出会ったばかりで、たまたま隣に座っただけの相手に名乗るほ
ど最近は隣人の仲は宜しくない。
「名前? そういえば名乗った覚えがないわねぇ。私は―――」
「幽々子様!」
 苦笑を交えて名乗ろうとした女性を遮るように、幼さの残る高めの声が響いた。
 元凶は走ってきたようで、女性の前に立ち止まり、肩で息をしていた。
 銀の髪に黒のリボンをヘアバンドのようにつけた少女。両手にはそれぞれソフトクリームが若干溶けかけで握られていた。
「もう、探しましたよ。あれほど動かないでくださいって言ったじゃないですか!」
「だってぇ、ずっと立ってるのも疲れるじゃない? そこに座れる場所があれば座ったほうが楽でしょ?」
「だからって、元いた場所から100メートル以上も動かないでくださいよ!」
 どうやら女性と少女は知り合いらしい。それもかなり親しげな間柄のようだ。
「ところで、いい加減とけそうだぞ?」
「え? あっ、わっ、はい、幽々子様」
「わーい♪ ありがと妖夢♪」
 少女の手にあるソフトクリームがそろそろやばそうだったので注意すると、少女は慌てて女性に片方を手渡した。それを女性は嬉々として受け取り
、上品に舐め始めた。
「んー。冷たくておいしいわね、これ。そふとくりーむ、だっけ?」
「はい。……ほんと、冷たくて甘いです」
 二人してペロペロとソフトクリームを舐める姿を見てほほえましくなり、つい笑みが浮かんでしまう。
 と、そこで少女が立ったままなのを思い出し、俺は席を立った。
「どうぞ、座ってくれ」
「え? ……そういえば、あなたは?」
 今気づいたのかこの美少女め。少女の目は明らかに俺を疑わしそうに若干細めていた。
「ちょっと同伴させてもらっただけのお方よ。だからそんな目で見ないの」
「……そうでしたか。すみません」
「いえいえ」
 女性の言葉に従い素直に視線を和らげ頭を下げてくる少女に、俺は苦笑を浮かべて手をプラプラと振った。
 そのまま俺が座らないのを見て少女は軽く会釈をしてから、女性の隣に座った。
「それじゃ、俺はこれ「西行寺幽々子」で……て、はい?」
 二人の邪魔にならないようお暇しようとしたところを遮られ、何やら単語を発せられた。
「だから、さっきの続きよ。私は西行寺幽々子。こっちは魂魄妖夢」
「はぁ……俺は○○っていいます」
 にこやかに笑いながら言う女性―――西行寺幽々子さんに呆気に取られながら名乗り返す。少女―――魂魄妖夢ちゃんがまた頭をまた軽く下げたの
を見て、今度は俺も下げ返した。
「それで、○○」
「? なんですか、西行寺さん?」
「ふふ、幽々子でいいわ。ここで会ったのも何かの縁だしね」
「そ、そうですか……」
 女の人を下の名前で呼ぶのは少々気恥ずかしさを感じるが、まぁそっちのほうが呼びやすいのもあるのでそうすることにする。
「それで、縁ついでに、どこか美味しいものがあるお店とか知らないかしら?」
 そのままにこやかに笑いながら、彼女は俺にそういってきた。視界の傍らで妖夢ちゃんが軽くため息をついたのが見えた。





 後悔先に立たずという言葉がある。この言葉を今ほど噛み締めたときがいままでの人生であっただろうか?

 幽々子さんの要望に答えるべく、俺がバイトをしている喫茶店につれてきた。ここはランチメニューからデザートまで種類が豊富でそこそこ客足も多い。
 本当は気まずさから別の場所を考えたのだが、よくよく考えると俺自身このあたりのレストランとか詳しくないので、選択肢がなかったのである。
 美少女&美女をひきつれてきた俺はバイト仲間から冷やかされつつ席に座った。4人座れる座席に、俺が一人、対面に幽々子さんと妖夢ちゃんが並
んで座る形で落ち着き、早速注文。
 俺がスパゲティを頼むのを見て、幽々子さんと妖夢ちゃんも同じものを頼んだ。というか、メニューがよく分からず俺を真似した、というほうが正
しいだろう。レストランとかきたことないんだろうか?
 フォークを取って食べ始めるも、巻かずにそのまま食べようとして四苦八苦しているのを見てフォークにパスタをまき付けて食べるのを実戦して見
せると、二人とも見よう見まねで同じように食べ始めた。表情から味は満足らしく安心した。
 途中妖夢ちゃんが幽々子さんの口周りについたカルボナーラソースを拭うという、見た目普通逆じゃね?と思わせることがあるなど、微笑ましい二人を見て俺も楽しめた。
「そういえば、二人ってどういう関係なの?」
 ふと出会ったときから気になって仕方がなかった疑問をぶつけてみた。
 幽々子さんと妖夢ちゃん。二人の外見から見て、年の差はそこそこあるだろう。
 それに、妖夢ちゃんは幽々子さんのことを「様」付けで呼ぶ。気になる要素は大盛だ。
 俺の問いにフッと妖夢ちゃんは幽々子さんのほうを見た。……やっぱ聞いちゃ悪かったかな。
「まぁ強いていえば……主と従者?」
「……あの、幽々子様。強いても何もその関係なんですが……」
 幽々子さんの答えに妖夢ちゃんが呆れたように返す。確かに、聞いたまんまの関係なら妖夢ちゃんの呼び方も納得がいく。幽々子さんちはそれほど
豪邸なのだろうか……
「……幽々子さんちはすごい豪邸で、妖夢ちゃんは代々その家に仕えている家系で、幽々子さんはいつも着物で、実は妖夢ちゃんは刀振り回してたりして!」
 我が妄想が頭の中に留まらず口から言霊として発せられた。なんだろうこの設定。我ながら現実離れな。ありえないアリエナイ。
「「………………」」
 証拠に幽々子さんはキョトン、妖夢ちゃんはポカンといった感じで俺を見てる。よほど呆れられたらしい。
「……あなた、それ、勘?」
「へ?」
 幽々子さんが少し目を鋭くして聞いてきたので、俺は一拍間が抜けた。
「あー……勘っちゅーか、脳内妄想?」
「……霊夢の勘と同等な妄想してますね、それ」
 今度は妖夢ちゃんがポカン顔のまま呟いた。霊夢って何?人?という疑問が駆け巡ったが、今は関係ないので聞かないことにした。
「ま、大方そんなところ。私の家は白玉楼という場所にあって、西行寺家はそこに住まうことを許された。そして妖夢の、魂魄家は西行寺家の庭師と
して代々私たちを守ってくれているわ。あなたの予想通り、刀も使います」
 僅かいすまいを正し語る幽々子さん。……あれ? 俺ってすごい?
「幽々子様、外の人間にそこまで教えるのは……」
「あら、いいじゃない。……多分彼、素質あるわよ?」
 何やら妖夢ちゃんと幽々子さんがヒソヒソ話をしているが、モロばれである。結構天然入ってるね彼女ら。それと素質ってなんのだろう。
 そんなこんなで、その話題はそのままお流れとなった。
 そのままスパゲティを食べ終えると若干物足りなさそうな幽々子さんの表情が目に入り、デザートを進めた。
「俺が奢りますから、好きなだけ食べてください」
 そういうと妖夢ちゃんが慌てだした。
「そ、そんな悪いです! それに幽々子様の場合――」
「いやいや妖夢、殿方の気遣いは受け取るものよ?」
「ですけど……」
「妖夢ちゃんもどうぞ」
「う……」
 何やら論争を始めた二人だが、俺が提案すると妖夢ちゃんは口ごもりメニューをちらりと見た。恐らく、結構食べたいんだろう。出会って短いが彼
女は分かりやすいくらい生真面目だ。俺への遠慮なんかが先行しているのだろうが、女の子としての甘いもの食べたさに理性が傾く、といった具合だ
ろう。
「ほらほら、このぱふぇ、とかいうのとか、美味しそうじゃない?果物一杯だし」
「うぅぅぅ……」
 幽々子さんがメニューを妖夢ちゃんの前に突き出して色々示すと、そのたびに唸り声を上げる。でも目はしっかり追って行ってるんだから傍から見
ると面白い。
「……それじゃ……これを……」
 おずおずと俺に指差して見せたのはさっきのフルーツパフェ、430円とデザートにしては少々値の張る品だった。だがこの店で働いている俺は少
しならツテが効く。これくらい大丈夫だろう。
「OK、それだけでいいの?」
「は、はいっ」
 何故か顔を真っ赤にしてブンブンと顔を頷かせる妖夢ちゃん。パフェが待ち遠しいのか俺への遠慮が振り切れたか。どちらにしろ面白い子である。
きっと幽々子さんにいじられまくっているに違いない。
「幽々子さんは、どれにします?」
「私はねぇ~」
 ニコニコと笑いながらメニューを広げデザート覧を開き―――
「全部♪」
 そう宣言してくれた。




 冗談だろうと思いバイト仲間を捕まえて話すと、そいつも冗談と思ったのか苦笑をしていた。そのまま妖夢ちゃんのフルーツパフェと俺のブラック
コーヒーを追加注文し、数分待つ。
 最初に来たのは俺のコーヒー。その後に妖夢ちゃんのパフェが届き、最後に幽々子さんにショートケーキが届いた。どうやらデザート覧の最初の品
を持ってきたようだ。気が利くフレンドだなぁ。
 戦々恐々とパフェをスプーンで掬い、一口パクンと食べた瞬間、顔がすっごい幸せそうな顔をする妖夢ちゃんを見てほのぼのした。
「ねぇ、次はまだかしら?」
 声に反応して僅かに視線をずらすと、既にショートケーキをたいらげてしまったらしい幽々子さん。
「……次?」
「そう、次」
 俺が苦笑を浮かべて聞くと、にっこりとウキウキしながら言ってくれる幽々子さん。
 ……その笑みに、俺は戦慄を覚えざるを得なかった。

「ん~~♪ 洋菓子もいいものねぇ、このけーきっていうの、甘くて美味しいわ♪」
「そ、それはどーも……」
 目の前で揚々とデザートを平らげていく幽々子さんに、俺は冷や汗を禁じえなかった。
 既に皿の枚数は6枚を越えた。このチーズケーキでケーキ類は終了。次はパフェ3種類か。
「お、お待たせしました」
「あら、さっき妖夢が食べてたやつね。いただきま~す♪」
 微妙に顔をひきつらせた店員が持ってきたフルーツパフェを受け取り、まるで空腹だったかのようにモグモグと食べ始める幽々子さん。周りの客は
皆幽々子さんの偉業に目を丸くし、自分の料理に手がついていなかった。
 妖夢ちゃんは既になれているのだろう。ため息をつきながら追加で頼んだ紅茶を飲んでいた。
 俺は二杯目のブラックコーヒーを啜る。……ブラックでよかった、ほんと。見ているだけで体全体が甘くなりそうなこの風景を中和するには、苦い
ものを飲むしかない。
「次おねが~い♪」
 ……このお方はどこのフードファイターさんなんでせうか。





 しめて8830円也。普通の喫茶店で払う金額ではない。一気に薄くなった財布を見ながら、俺は黄昏た。
「はぁ~。美味しかったわ~」
「HAHAHA、ソレハナニヨリデス……」
 満足そうな幽々子さんの言葉に完全カタコトで返す俺。視線は財布から外して太陽を見た。うお眩しっ。
 ……どこからどう見ても現実逃避です。本当に(ry
「……すみません○○さん」
 妖夢ちゃんが申し訳なさそうな顔で謝ってきた。どうやら俺はよほど黄昏た顔をしていたらしい。いっつトワイライトフェイス。
「いや、俺から言ったことだし。気にしない気にしない」
「でも……」
 何とか笑顔を作り妖夢ちゃんに言うが、まだ申し訳なさそうな顔をしている。
「でももへちまもなし。それに、幽々子さんや妖夢ちゃんみたいに綺麗で可愛い子に奢れるんだから、男冥利に尽きるってね」
「か、かわ……!」
「あら♪」
 俺のしれっとした言葉に妖夢ちゃんはボンッという音がするほどの勢いで顔を真っ赤にし、幽々子さんは頬に手をあてて笑った。
 ……うわ、よく考えると今のすっげぇ気障っぽい。俺はこんなキャラじゃないはずだが。
「ふふ、お上手ね。意識せずにそんな言葉がでるなんて。ぷれいぼーい、っていうのかしら?」
「い、いやいやいや。今のは口が滑って本音が出ただけというか……」
「お世辞でもなく本心からそう思ってくれたのね。嬉しいわ~、ね? 妖夢」
「ふぇっ!? あ、ぅ、その……」
 慌てて墓穴を掘る俺に幽々子さんが心底楽しそうに妖夢ちゃんへ話を振ると、未だ真っ赤な妖夢ちゃんは更に茹蛸状態へと変化していった。駄目だ
、この人のペースにはまると穴ばっかり掘ることになるぞ俺。
「そ、それで、これからどうするんですか?」
 これ以上墓穴を掘るのは勘弁願いたいので露骨に話を逸らす。
 時間的にはそろそろ夕方になろうかという時間だ。
「ん~、そうねぇ。もう少し同伴していただきたいけど……」
「幽々子様、そろそろ時間ですよ?」
 幽々子さんに助言するように、妖夢ちゃんが横から割ってはいる。
「ということみたいね。私たちの住む場所はちょっと遠いから……いえ、『近いようですごく遠い』から」
 何やら意味深めいたことを言ってくれる幽々子さん。えぇと、白玉楼だっけ、幽々子さんの家のある場所。 
「それじゃぁね、○○。―――これは予想だけど、近いうちにきっとまた会うことになると思うわ。だから、またね」
「あ、はい。また」
 幽々子さんが微笑みながらそういった言葉に、俺は生返事気味に返した。
 意味を理解できなかったこともあるが、何より幽々子さんに見ほれていたのが一番の要因だと思う。
「○○さん」
「ん?」
 と、幽々子さんと同時に歩き出した妖夢ちゃんが一旦こっちに戻ってきた。忘れ物か?
「その……多分そのうち、ある女性が貴方を訪れるか、偶然を装って会いに来ると思うので……そのときは、がんばってください」
「…………何を?」
「……い、色々と……」
 ……俺は一体何をされかねないのだろうか。視線を逸らす妖夢ちゃんの態度から、俺は背筋に汗が流れるのを感じた。
「まぁ、気をつけるよ。忠告ありがと、妖夢ちゃん」
「っ!?」
 苦笑を浮かべてつい頭を撫でると、妖夢ちゃんがまた茹蛸になった。俺と妖夢ちゃんの身長差的に丁度いい場所にあるんだよな、頭が。
 それと、妖夢ちゃんの慌てる姿がひじょーに面白いと思う俺はきっと駄目な奴に違いない。
「そ、それでは失礼します!」
「うん、またね、妖夢ちゃん」
 ぺこっ、だー!っという擬音が目に見えるほどの勢いで頭を下げ、そして走って幽々子さんに追いつく妖夢ちゃんに手を振る。いやぁ、なんともか
らかいがいのある子だ。やっぱり、きっと間違いなく幽々子さんに可愛がられているに違いないな、うん。
「またね、か……」
 それは再会を信じて送る言葉。また、会いましょう。
 ―――また会いたいと思える人は、俺にはいただろうか。
「……幽々子さんの予想が当たってますように」
 天に向かってパンッ、と一つ手を打った。夕日を背負ったカラスにアホーといわれた。石ぶつけんぞ。

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冥界組現界へ。シリーズっぽくしてみようと企画中。イチャイチャしてないなぁ


7スレ目>>434


幽々子様アァァァァ!好きだー!誰よりも貴女を愛してるーッ!!!


7スレ目>>435


「幽々子様!!料理人でも何でもいいので傍においてください!」
「そう、なら食料として置いてあげるわ」
(´Д`)ガーン


7スレ目>>447


このG.W 中に見た夢がこんなだった

 俺は庭を掃除していた、白玉楼とかそんなんじゃなく自分の家の前だった。
そのまま箒で掃除していると
「○○」と後ろから呼ばれ振り向くとそこには幽々子様がいた。
俺は何の違和感もなく
「どうかしましたか?」と答えていた。
「あの柿をもいでくれないかしら?」と庭に生えている柿の木を指差して言った。
「自分で届くんじゃないんですか?」そう答えると幽々子様は悪戯っぽく笑って
「あら、殿方はこういうとき自分から進んで採りに行くものよ」と答えた。
俺は「わかりました、採りますから少々お待ちください」といって木に登って柿をとろうとした。
「いくつくらい採ればよろしいですか?」木の上から俺が聞くと
「甘い柿は全部とって」とにこやかにおっしゃった。
「じゃあかごが必要ですから取ってきますね」そう返事をして降りようとすると。
「ここに落としてくれればいいわ」とすそを持ち上げて受け皿のようにした。
「は、はしたないですよ!」と注意したと思うが視線はある一点にしか注がれていた。
だから完全にバランスを崩し木から落ちてしまった。

 そして気がついたら幽々子様に膝枕されていた、
「どうして落ちたのかしら」と全て分かった顔で俺に聞いてきた。
何か言い訳しようとしたとき目が覚めた。

そしてG.W最終日は縁側でまだ実もなっていない柿の木を見て過ごした。


7スレ目>>532


「ねぇ○○、人が食事している様をじろじろ見るのは感心しないわ」
「いや、幽々様があんまり美味しそうに食べるんで見てて嬉しくて、つい」
「も、もう……!そんな恥ずかしい事真顔で言わないでっ」
「でも本心ですから。それに幽々様の食べ方って、すごく品があってやっぱりお嬢様なんだなぁって」
「だから恥ずかしいのよ。でも○○に見てて嬉しいなんて言われたら……止めてなんて言えないじゃない」
「はい。だから気にせず食べてください幽々様」





(言えない……○○が見てない時は箸どころか手さえも使わないなんてとてもじゃないけど言えない……!)


うpろだ230


「にゃー」
「あらあら、どうしたの」
 ごろごろと幽々子に擦り寄っていく。
「もう、甘えたいの? しょうがないわねえ」
 そういいながら頭を撫でてくる。
「もーかわいいわねえ」
 幽々子は頭から首、首から背中とだんだん撫でる範囲を下に下にと下ろしながら拡大していき、
自分はそれに逆らうことなく撫でられる。
「幽々子様あまり甘やかしちゃいけませんよ」
 すぐ近くから庭師の声が聞こえる。
「いいじゃないの。減るものじゃ無し」
 幽々子が反論する。しかしその言葉の使い方は間違ってやいませんか?
「駄目です! 甘え癖が付いたらどうするんですか」
 強い口調で庭師が禁止する。
「そんな妖夢ったら、赤ちゃん育ててるんじゃないんだから」
 でも赤ちゃんみたいでちゅねー、と言いながら顔を近付ける幽々子。
「とにかく駄目です! ほら幽々子様そんなことしないでください」
「妖夢、そんな大声出さなくても聞こえてるわ」
 耳をふさぐポーズをとりながら幽々子が言う。
 実際には、袖で耳を覆っているだけなので全く聞こえているのだが。
「ほら、かわいそうに。怯えちゃってるじゃない」
 幽々子の後ろに頭を回しこんでいる自分を指しながら言う。
「なーぉ」
 それを受けて弱弱しく鳴いてみる。
「もう、妖夢が怒るからよ」
「怒ってませんッ!」
「怒ってるじゃない」
 鼻息荒く庭師が反論するが、それが決定打になる。
「ほら妖夢、謝っておきなさい」
 そう言いながら脇の下に手をやり、自分を引き上げようとする。
 それに対抗するように胴をひねるが、あまり役には立たなかった。

 庭師の前に引き釣り出され、相対する。
「妖夢、謝るときは抱っこでね」
 外野から声援が飛んでくる。
 自分はこの庭師が、正直怖いので動けない。
 庭師は庭師で扱いが分からないのか動かず、戸惑ったような表情をしている。
 やがて意を決した口元で庭師が腕を出す。
 しかし自分は動かない、動けない。
「ほら、もう怒っていませんから」
「んなーー」
 妖夢がさらに腕を差し出す。言を信用して、腕につかまるようにして抱きつき、頭を首元に持っていき、少し振ってやる。

 そして妖夢の頬をなめる。



「この味は……嘘をついてる『味』だぜ……」

 瞬間、妖夢の顔が沸騰したように赤くなる。
「な……なにをするんですかッ!!」
 言いながら刀を振り回して追いまわしに来る。
「やっぱり怒ってるんじゃないか」
「誰でも怒りますッ!」
 鞘から抜いていないのはせめてもの情けなのか、それともそれすら忘れるほどに激昂しているからなのか、それは分からない。
 ただ言えるのは、抜刀していなくとも一度食らえば大怪我必至ということだ。
 だからこういう行動をとる。
「たすけて幽々子様っ」
 幽々子の膝元に飛ぶ込む。これで身の安全は確保された……かのように思えたが、
「ふーん。わたししらないもーん」
 言いながら大の字に寝転がり、知らん振りをする。
 大佐! 裏切ったな!
「ようむだけきすするこなんてしらないもーん」
 言いながらゴロゴロと寝返りをうつ。これは当てにならない。
「ならば逃げる!」
 言って脱兎のごとく駆け出す。しかし、
「逃げられると思いましたかッ!」
 そういって妖夢も駆けてくる。だがそれも折込刷み。
 急反転をかまし、再び幽々子の元へと駆け込む。
「あッ!」
 驚き、急停止しようとするも、いかんせん速度を出しすぎ、すぐには止まれない妖夢。
「助けて幽々子様。助けてくれないと着物の中に逃げ込むことにするよ」
 その隙に助けてくれるよう幽々子に頼む。
 しかし説得に応じず着物の端をへらへらとめくるだけである。
「じゃ入るわ」
 そういいながら下から入り込む。
 なにしてるんですか! と言う声が遠くで響く。
 近くでは、まだお昼よ、と言う声がする。
 いや、ホントなにしてるんだろ。

「入りきらねぇぇぇぇぇ!」
「当たり前ですッ!」
 ぽろぽろお菓子が落ちてくるから、この着物は4次元スキマに通じているのかと思ったが、誤算だったか!
「あー足しか入んねえや」
 昔、姉貴のフレアスカートに足突っ込んだの思い出すなあ。
「いやん。そんなところ触らないで」
 足を太ももの付け根辺りに置いていたら、そんなことを言われた。
 謝りながら足をどける。
「あなたたち本当になにしてるんですか?」
 もはや怒りも冷めた妖夢が疑問の声を上げる。
 まあそう言うのも当然だわな。本人も何やってるのかさっぱりだもの。
「まあまあ妖夢。あなたも入りなさい」
 そういって着物の裾をめくる幽々子。
「そう端無いことをしないでください」
 妖夢が咎める。しかし意に介する様は無い。
「まあいいから入りなさい」
 言われてしぶしぶ入る妖夢。入るんかい。


 うららかな昼下がり、縁側で三人が一つの着物に納まるという異様な事態が展開されている。
 これが里であれば、おそらく異変解決の手段が講じられているところであろうが、
 ここは白玉楼なのでその心配は無い。多分。
「いつまで続けるんですか? これ」
 疑問の声が上がる。
 答えて曰く。
「いつまでなんだろうね」
 入り込んだ本人にもさっぱりわかりゃしない。
 縁側にはただ幽々子の笑い話だけが響いている。
 まあこれでもいいかと思いながら、幽々子の出したお茶のぬる缶を飲み干した。



7スレ目>>597


「○○、ちょっときて~」
庭で掃除をしていた俺を呼ぶ幽々子様の声が聞こえた
掃除の手をとめて声のするほう、茶の間のほうへと移動する。
「どうかしましたか?」
「お腹がすいたのよ、何か食べるものないかしら?」
予想していた答えだったが、
「さっきおやつ食べてませんでしたか?」
確か、さっき妖夢におやつを出してもらって食べていたはずだが
「すいたものはすいたのよ、それで何かないかしら?」
呆れながらも俺は何かないかと探してみたが、饅頭が一つあるだけだった。
「これだけしかないですね」
そう言いながら饅頭を差し出すと幽々子様は
「じゃあ、それでいいわ」
とそう言い、饅頭にかじりついた。
俺の腕ごと
「ちょ、幽々子様!」
俺は反射的に手を引っ込めようとしたが幽々子様に腕をつかまれてしまった「あむ、……ん、ちゅ……」
思いっきり齧られるかと思ったが、甘噛みとういうか、しゃぶるという感じだった
「ん……、はあ おいしいわよ、○○」
もうすでに饅頭は手に残っていないのだが
「はあ、そうですか」
これは本気で食われるかもしれない、しかし指にまとわりつく舌の動きが
気持ちいいのも事実であり、まあそれもいいかと思った。



そして30分後妖夢が止めに来たことでこの日は終了した

しかし後日幽々子様に
「私○○の事好きよ」
と言われたがこれはどっちの意味だったのだろう。
そして今夜、部屋に来るように言われたが、行くべきだろうか?


うpろだ381


「○○さーん?幽々子さま~?ご夕食の準備が出来ました」
これだけ広い屋敷だ、相当声を張らねば聞こえまい
しっかしエプロン用務の可愛さは異常だね、幼な妻ってかんじで、ふひひ
おおっと、話がずれたね、失敬・・・まぁ幽霊のお姫様がご飯関連の事を聞き逃すはずもなく
また彼女に関することをあの青年が聞き逃すはずもなく、滞りなく三人そろったのである
「はい、幽々子さま、はい○○さん」
「ありがと~」
「ん、さんきゅー」
黙々と、食べる、食べる、食べる・・・
「○○っ・・・あーん」
俺の顔の前にから揚げが・・・幽々子か
「あーん・・・うん、美味いな」
バカップルぽくていいなぁ、なんて思ってたら
「あーん」
お返しを待ってる彼女・・・まぁしょうがない
「はい、あーん」
なんかもう食事全部これでよくね?って思ってしまう、でも駄目駄目
「んーんーん」
「あ?」
口にものを入れたまま話さn
「んっ!?んーんー」
幽々子が身を乗り出して、気がついたときにはもう・・・
「ぷあっ・・・どう?美味しかった?」
彼女は哂う、扇情的に
「お、美味しかった」
いや、味なんてわからんし、幽々子の舌の感触だけ―
「・・・お返しは、ないのかしら」
「っ!・・・」
これはエロイ、こればっかりはしょうがない
「んっ、んぁんっふぁっ・・・ぷはっ」
「はぁはぁ・・・満足かい?」
「んー・・・ちょっと・・・欲しくなっちゃった」
「ははっ、俺もだよ・・・幽々子」
「○○・・・」
食事そっちのけでねちょモードになりかけてたところで
「ななななななな、何を破廉恥な事をっ!食事の席でっ!」
ああ、妖夢忘れてた・・・真っ赤になっちまって、まだまだ子供だなぁ
「もう、いいところなんだから邪魔しないの」
「そ、そんな破廉恥な事を!いいところだなんて」
「おーい、妖夢」
「なんですかっ!」
「俺らがやった破廉恥な事ってなに?あと今から俺らが何をしようと思ってるの?」
「ふぇ!?そ、それは・・・その・・・・」
ぼん、オーヴァーヒート、子供にはちと早いよ
「しし失礼します!!」
勢いよく、出て行ったというより逃げた、戦略的敵前撤退
「さてさて、食事の続きと行きますか」
「ふふっ・・・ホッペを落とさないようにね?」



「しまった!思わず逃げてきてしまった・・・やはりあの二人にはちゃんと言っておかねば・・・」
説教の為に戻った所で襖越しに声が聞こえてまた逃走
その夜妖夢は眠れない夜を過ごしたそうだ、だって目に隈だったし


7スレ目>>723


「幽々子さま!俺は全てを捨ててでもあなたを愛します」


7スレ目>>728


妖で始めて会ったときは心が震えた
そして永で自機になった時は自らの手で操れることに歓喜した
そしてカットインのとぼけた顔に惚れ直した
そして芋のふわふわした幽々子様を愛し
やったことがない格闘ゲームを必死で練習した
そして花で出てこないことに涙した
そして書籍文花帖の花びらの下に舞う幽々子様に恋をした
そして求聞史記で実は結構怖いことに心揺れたが
それでも愛し続けることを誓った
そして三月でのイラストと名前が間違われてることに怒り狂った
そして今、風での登場を心待ちにしている

これくらい幽々子様が好きだ!!!


7スレ目>>750


幽々子様!あなたの少しとぼけたところも大食いなところも
怖いところも全てひっくるめて大好きです!!


7スレ目>>753


幽々子様。とりあえずお昼ごはん3人前できました……
え?足りない、すいませんもう材料がなくて

あの、折り入って話があるのですが。あ、そんなお皿までなめなくても
だっておいしいから、じゃないですよ。後で何か買ってきますから

…改めまして。今日はあなたに言いたいことが
あ、ちょっとお茶請けは切らしてますから、それも後で買ってきますかr
ってそれは私の指ですってwww

…え?懐からいい匂いがする?
こ、これは私の唯一の非常食、それが何kうわあぁぁすいませんすいません
ひとつあげますからっ!カロリーメイト全部は持ってかないでー!!

空箱残して中身全部持ってくってのは酷くないですか幽々子様……。

ちょっま、話があるんですって…。


色々あるけれど、俺は幽々子様が好きです。


7スレ目>>768


「愛しています幽々子様」

「ふう、○○それだけ何度も言われたらいい加減言葉が軽く思えるわ」

「ですがこれ以外に方法を知りません」

「全く不器用な人ね、いいわ教えてあげるからこっちに来なさい……」
そう言って彼女は俺の手を取り引き寄せた
俺は驚きながらも体を寄せ背中に手を回した
顔を上げると赤くなった彼女の顔が見え
潤んだ目と視線が重なった
そして俺の手は導かれるように……


最終更新:2010年05月31日 22:06